⚔.悠葵 さま専用
- 2020/11/15 16:46:01
(なり × なり ②)
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貴方様使用キャラ:大包平、レア4太刀中心、オール
管理人使用キャラ:鶯丸
攻めor受け:攻め
備考(容姿や性格など原作にはない特筆すべき事柄があれば):
・この本丸では大包平より鶯丸が随分後に来たこととします
・鶯丸の世話係に大包平が任命
・大包平は、通常よりも寛容でありこと鶯丸に対しては極度の世話焼き
・何かと構いたがるレア4太刀(特に初期)に対して、若干の嫉妬心
・上記により、鶯丸に対して独占欲が強めである
その他:
かつて、刀身に「ふくれ」を抱えていた為、研師・高田庄左衛門の手により大修復が行われたが
今も尚、その「ふくれ」に苦しめられる
鶯丸は、所謂「顕現バグ」を負ってここ本丸に顕現された
なおされたはずの傷、その心と誇りを蝕まれたあの日々
「バグ」なんて背負わなければよかったと、そう思うほかない
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皆さまのキャラの名前:大包平、レア4太刀中心、オール
管理人のキャラの名前:鶯丸
シナリオ:
大包平は、同じく古備前の流れを汲む刀、鶯丸より先に顕現された
こうして人の形を持って接することは初めてで、一体どんな姿をしているのだろうと
大包平は楽しみにしていた
…鶯丸の過去も知っている己だからこそ、先に顕現した先輩として
色々と教えてやりたい思っていた
そしてあくる日、鶯丸は顕現された
喜びをあらわにする大包平に対して鶯丸も嬉しそうに笑みを浮かべた
その刹那、鶯丸は悲痛な叫びをあげながらその場に崩れ落ちる
鶯丸は、所謂「顕現バグ」を負って顕現してしまったのだ
彼はその身に「ふくれ」を抱えて、人の身を得てしまった
思い当たるのは、彼がかつてその刀身に「ふくれ」を患ったこと
それはすなわち、刀としての命も美術刀としての誇りも何もかもを
奪うことを意味するのだ
だがそれは、彼の名匠の手により修復された筈だった
どうして、今になりこんな形で、こんな事になってしまったのか
…だからといって、彼を刀解などとは考えたくなかった
大包平と、鶯丸との二振りの闘いが、今…はじまった
その他(管理人に要望等あれば):
導入は鶯丸が、ここ本丸に顕現されたところからでお願いいたします
ゆくゆくは、打ち解けあってお互いに惹かれあって
最終的にそういう関係に収まることが出来ればと思っております
懇ろな関係となってからは、大包平が鶯丸のことを
すごく好き、といいますか、溺愛していることとします
※何かあればご指摘、宜しくお願い致します
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*作成お疲れさまでございました
*奇数コメお願い致します
*糖度等は如何致しますか?
そういった表現内容にもしご希望あればお聞かせください
→甘~激甘まで(?)その辺りについては現時点では未定
最初は、兄弟や仲間といったそういった面の意識が強い鶯丸
大包平のほうはだいぶ初期の段階から、鶯丸に対して
特別な感情を抱いていることとする
鶯丸はどこか舌足らずにそう言った。
その何も知らない純粋無垢な様が可愛くて。
「………かわいい」
主「大包平、声に出てるよ」
その尊大な態度…さすが大包平らしい、と鶯丸は
目の前にいる審神者と大包平をまじまじと見つめた。
ああ、ああ、鶯丸。
お前にずっと会いたかったんだ。
「鶯丸……ふん、ずいぶんと遅かったようだな」
件の刀に霊力をこめると、ぱあっと光に包み込まれる。
そこから姿を現したのは…
「古備前の鶯丸。名前については自分でもよく分からんが…まあ、よろしく頼む」
その刀に霊力を込めた。
…さて、一体どんな刀がやって来るのやら。
頭にちらつくのは、やはり同郷のあの刀のことばかり。
自分でも笑えるくらい、件の刀に執着しているようだった。
「……」
とにかく、その刀が顕現するのを待っていた。
いいだろう、その刀の顕現に立ち会ってやる、と言ってくれた。
「よかったー。それじゃ、鍛刀部屋に行こうか。
ほらほら、ついてきてついてきて」
大包平の部屋をあとにし、二人は鍛刀部屋に向かった。
今公表することを濁された。
…はっきりしない主の物言いに焦燥感がかられる。
自分は…どうしてこんなにも気が急いているのだろうか?
春告鳥の名をもった古備前派の刀。
鶸萌黄色の瞳にうつすのは自分であってほしいと。
切に……願う。
「……いいだろう。その刀の顕現に立ち会ってやる」
やっぱり…大包平は鋭い。
彼に立ち会ってほしいとお願いしたのだから、おおよその予想は
つくだろうと思っていた。
そう…この刀は……
「…さて、ね。それは顕現させてからのお楽しみだよ。
どうする?大包平が立ち会ってくれるかな?それとも…駄目?」
そしてそれには、どうやら大包平の協力も必要なんだそうだ。
別に、刀を顕現させるのに立ち会うだけなら誰だっていい。
だが……大包平の頭によぎるのは、あの若苗色の髪をした同郷の刀。
遠征先や演練などでは、もう幾度も目にしたことがある。
でも…この本丸には未だ彼は来ていない。
もしかして……
「…この大包平に立ち会ってほしいと言ったな。
それは…その刀は……鶯丸なのか?」
というのも、新たな刀を顕現させようかと思っているからだ。
それには、是非とも大包平がいてほしい。
主の手には、ひとつの刀が大事そうに抱えられていた。
「あのね、今からね。この刀を顕現させようかと思ってね。
大包平に立ち会ってもらいたいんだけど、都合のほうはどうかな?
あ、もしかして刀のお手入れ中だった?」
どうだろう、タイミングとしては少し悪かったような気もするが。
大包平に問いかけてみる。
手入れを怠っては、出陣などにも差し支えるからな。
静かな空間のなか、黙々と手を動かしていると
部屋の外から、ととと…と足音が聞こえた。
…誰だろう、自分に何か用事でもあるのだろうか。
それとも、その足音は自分の部屋を通りすぎていくのだろうか。
そんなことを考えていると、件の足音が部屋の前で止まった。
すぐあとに、とんとんと軽く襖を叩く音がした。
「誰だ。何の用だ」
そう声を掛けると、少ししてすす…と襖が開かれた。
ひょこりと顔を覗かせたのは…ここ本丸の主だった。
「大包平、大包平。今ちょっといいかな?」