⚔.氏神 呪電 さま専用3
- 2019/03/22 22:47:17
――――――――――――――――
名前[ふりがな]:紫月 飛鳥[しづき あすか]
性別:男
年齢:21
職業(特筆すべきことがなければ未記入でも可):
性格:真面目で素直で優しくてお人好しが過ぎる事もあり博愛で
人以外でも困った事は何でもしちゃう少々天然気味だが
いざとなれば頼りになるいいお兄さんでもある。
家の事情になると頑固になる傾向がある。
容姿:茶髪で黒色が混じってる様なボサボサのショートで吊り目よりのタレ目がちで目の色は黒色
鮮やかな水色の花柄の着物と淡いオレンジ色の羽織物を着ている。
顔の目の左付近にホクロと右耳にピアスを開けている。
チャームポイントは顔
身長は180cm程度
攻めor受け:攻め
備考:家の御曹司であり代々と
受け継ぐ御坊ちゃま的な存在でありながら
隙あらば逃げ出す事がありなかなか家に戻って来ない時がある為
目撃者がいっぱいいると噂をされていた。
何故か逃げ足だけは早く人目がつかない所で休憩している時もある。
一人称「私or俺」二人称「〜さん、呼び捨て」御曹司ぽくない人
――――――――――――――――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
皆さまのキャラの名前:紫月 飛鳥
管理人のキャラの名前:蛍丸中心、オール(固定)
シナリオ:突如現れた光りに包まれて目を覚ますと
見知らぬ光景と見知らぬ美男子の子達がいて
状況が読み込めなくなり頭の中を整理をしていると
浦島虎徹が間近に近寄ってきてどこからきたのやら質問されたので
そのまま返事を返すと半分の人は首を傾げ
もう半分は興味しんしんで群がって
もっと聞きたいという....私はこれからどうするのか.....
その他(管理人に要望等あれば):
糖度…甘~裏 まで
審神者の霊力…所謂、「不思議パワー」なるもの
大抵の物は、念じることで実現可能とする
※「刀」は除く
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
*作成お疲れさまでございました
*奇数コメお願い致します
*糖度等は如何致しますか?
そういった表現内容にもしご希望あればお聞かせください
→甘〜裏(※ただし原則キス表現まで、以上は回避すること)
グロ表現も有り(※必要に応じて)
童子の詳細などは伏せながら、しばらくは主の部屋に近付くなということを言った。
その三日月の真剣さに、「何故?」や「如何して?」などを問う無粋な輩は誰一人居らず、
皆「分かった」とその首を縦に振ったのだった。
それからは別段その話題に触れることもなく、夕餉を終えて各自湯浴みを済ませると
それぞれ自室に戻り好きなことをした。
そのまま翌朝を迎えて、朝餉を作る厨当番の者たちは早起きをし、
厨に足を運んでは皆の分の朝餉を作るのだった。
飛鳥:困ったな.....ひとまずその黒白目をどうにかしてほしいな
困ると言うと大人しく飛鳥と同じような目になりハイライトが出てきて
第1段階としては一安心後は名前をつけるか何がいいかなそうだクタにしよう
もしかして異空間モニターが何らかのバグで黒白目になったのでは無いだろうかと
近侍の中山を呼んで機械はウイルスやバグはかかるのかとか機械の仕組みとその情報を聞いて
この子は機械の片割れの様なものだと確信した。
黒白目は後遺症の様なものだと謎の子は言ってあるし流石にこの部屋から出すのはまずい
謎の子を詳しく調べて没頭していると日が暮れて翌朝になるまで永遠と喋ったり調べたりの繰り返し
これはもう徹夜なのでお腹の音は鳴るし力が出なかった
蛍丸が目を覚まして、こしこしと目を擦りながら三日月を見上げる。
「…三日月?どうしたの、俺なんで三日月に抱えられてるの?」
そんな蛍丸にひとまず彼をそっと降ろして、目線を合わせる様にその場にしゃがみ込んだ。
彼の手を優しく握り、じっと見つめる。
「…少し、事情があってな。蛍丸や、しばらく主の部屋には近づかないようにしてくれ。
何でも主がしばらく一人になり、部屋にこもりたいのだと言ってな。
俺はそれを聞いて、彼の意思を尊重することにしたのだ
「しばらく、ひとりに……そっか、分かった。それって他の皆にも言うの?」
咄嗟についた出まかせだったが、彼は少し考える素振りを見せた後に
首を縦に振ってくれた。
蛍丸のその言葉に、「そうさなぁ…とりあえずこれは知らせておくか」と言った。
子供の手を掴んで自室へスタスタと入り襖を閉めて誰も開けれないように内側から物を置いてようやく座り込み。子供相手でも警戒心は解かず質問を始めた。
生まれ場所や名前それと家族はいるのかどうかなど思った事を口に出していう
彼がその童子と話してみて考えるのだという。
それを聞いて、三日月は少しの間黙り込んだ後、再び口を開いた。
「…分かった。それが主の意向ならば俺はそれに従うとしよう。
ただ他の者にあの童子のことを話すのは、やめてくれ。要らぬ混乱を招きたくない。
あれについては、厳重且つ慎重に…主自身が全て面倒を見るということにしよう。
もし、俺たち刀やこの本丸を脅かす存在となれば…その時は、斬るぞ」
いつもはどこかほわほわとしていて物腰の柔らかなおじいちゃんである三日月だが、
真剣な顔でそのことを彼に伝えると、「…俺はそろそろ自室に戻る」と言って踵を返した。
途中、彼の部屋にいる蛍丸の姿を見つけて、僅かに考える素振りを見せた後に
やがて蛍丸をひょいと抱え上げて、共に去っていった。
一人ぼっちになるしそれに、外見は子供でも精神は何故か赤ん坊のような.......何て言えばいいんだろう......ロボット系ぽいし
三日月と会話している中近くの池を覗き込みじーっと水面を見続け
たり、ばしゃばしゃとわざと手で濡らしたり楽しそうにし
不気味だけど感情はちゃんとあるんだなと感じ取れた。
話を詳しく聞くのと自分の名前とかあるのかなど聞かないと話が進まない気がする聞いてから今後どうするのか私が決めると三日月にいう
その童子が目を覚まし、ここはどこだと声を発した。
その声に、三日月は決して警戒を解かないようにして其方をちらりと視線を向ける。
天色の髪にその瞳は黒色と右側だけ何故か黒白…その瞳に光がないのを見て
何とも薄気味悪いものを感じた。
ふいっと顔を逸らして、少しだけ距離をとる。
「…主よ。本当に、その人の子を此方の世に置いておくつもりか?」
???:ここは?何処?
運ぼうとしたら子供が目を覚ましてしまい
うっすらと瞼を開けて
この子、天色(あまいろ)髪の色で首元まであるけど
目は半目の黒色と右側だけ黒白目でハイライトがなく見た目は暗い印象
もしかして、私の片割れとなるとさむけが出てきて気分が悪くなって
それを隣で聞いていた三日月は、やがて此方の世界に引き取られたその謎の童子に
ぱちくりと数度目を瞬かせた。
どうやらまだ眠っているらしいその子は、突然真上から降ってきたのだという。
先の中山という近侍の話に、三日月は少し訝しげな表情を浮かべた。
「あなや…こうして人が行き来することもできるのだなぁ。
して、その童子はどうするつもりだ?一見普通の人の子に見えなくもないが…怪しいな」
まじまじと彼の腕の中に抱えられているその童子を見る。
とりあえず、彼が此方にこの童子を引き取ったことには何か理由があるのだろうと、
ひとまずはその内容を聞いてみることにしたのだった。
中山:私は中山と申します。
御曹司ではありますが次期当主の飛鳥様の近侍で勤めているもので以後お見知り置きを
話を脱線して申し訳ありません若、この小さな子供がわたくし達の真上から降ってきて屋根は一部空いておりで今に至る訳ですが......
現代の方へ突然現れた子供、まだ眠っているようにも見えるが髪が天色(あまいろ)の髪の毛で首元まである
少し違和感があり危険な雰囲気があると感じてひとまず私の所に渡してくれないかなと言ったらすんなりと受け入れてくれて謎の子供をここに運べるぐらいの大きさにモニターを拡大して一度今いる屋敷を一旦離れて現代の屋敷へそしてその子を抱っこする形で現代から三日月がいる屋敷へと戻ってきて中山に分かり次第報告する事にしモニターを消した
うんうん、と三日月は小さく首を縦に振った。
すると、そんな異空間モニターが再び出てきて、どうやら彼の知り合いらしい人が
彼のことを「若」と呼んでいることに気が付いた。
三日月も、そんなモニターを興味深そうにじっと見つめる。
「わか…とな。主は、彼方の世界の者からはそう呼ばれているのか」
まだまだ詳しく調べないとわからないから近侍さん内で一番詳しそうな人いたっけと考えていると異空間モニターから再び出てきて近侍の中山さんが慌てて若と呼んでいる事に気づき
何事かと聞いて見ることにし
この異空間モニターについて説明をした。
それに、ふんふんと時折相槌をうちながらみかづきは熱心に話を聞いている。
自分が居た頃には確実になかったそれ、初めて見るものや聞くものばかりに
柄にもなくはしゃいでしまう。
「ほうほう、なるほどなぁ。このもにたぁも俺たち同じ物だからな。
もしかしたら付喪神がついたりするかもしれんなぁ。そうなれば楽しくなるなぁ」
私がいこうと思えばいけるって感じかな....あのモニターは不思議なまるで生きてる様なそんな感じがするんだよね......細胞並みかもしれないモニター増えそうな気がするし
異空間モニターの事は仕組みはわかってはまだいないが異空間モニターで体験した事いっぱい話した。
異空間モニターの拡大縮小や触れれば現代の方へとすんなりいけることとそれに人が一時的にこちら側へいけたことそしてさっきの出来事も話し
そんな彼の問いかけに対して、少し間をおいたあとに三日月が口を開いた。
「うむ、こうして見るのははじめてだぞ。鶴から話だけは聞いていた。
これはあちら側に行くこともできるのか?一体どんな仕組みなのだ?」
興味津々、といった様子で三日月は質問を口にする。
ようやく言葉を話せたが三日月はさっきの見るのは一度もなかったっけと考えて首をかしげるもし始めてなのであれば
軽く説明できるのになと思っており
突然異空間モニターが映し出されると、彼方の者から
バスタオルとパンツを手渡された。
ありがとう、彼は小声でそう口にしたがその場で固まってしまった。
一通り見ていた三日月は、こてんと小さく首を傾げて彼を見る。
「今のが例のもにたぁ、というやつか。鶴ではないが驚いたなぁ」
......くしゅん.....予備の服さえあれば.....
私のクシャミで異空間モニターが起動し声がしたのは近侍の中山さんだった
私が風邪引かないように現代の方からものすごい雑音が入りつつグレーの首元からくるぶしまであるバスタオルとパンツを手渡されて小声でありがとうと言うがしばらくその場で固まってしまった。
急に呼び出し言わなくても向こうの方から使えると思ってなかった為今の状態に至る
三日月は小首を傾げる。
「主、もしかして何か悩みごとか?…もしや着替えがないとか……」
少しはっとして、三日月は眉を下げて袖口を口元にあてて彼を見る。
それはまるで、申し訳ない事をした…というような表情だった。
とはいっても予備とか今のところ一枚しかないから
困った、どうしよう異空間モニターで頼むのもありだろうけど
頭を悩ませて頭をかかえ
未だに眉を下げて、心配そうな表情で彼を見ていた。
池から上がり、その衣服に染み込んだ水を絞れば、多量の水が地に落ちた。
「おお…随分と水を吸ってしまったようだな…着替えるか?
そのままでは風邪を引いてしまうぞ」
今はそこまで寒い季節でもないとは言えど、濡れたままをそのままにしておけば
何れ風邪を引いてしまうことになるだろう。
三日月は何も悪くないしただただ私が目の前のことしかみていなかったのもあって
どうして三日月がここにいるのか聞いてみることにそして池の水から出て服を絞り
物の見事にびしょ濡れになってしまった彼に、三日月は驚きを露わにさせた。
「あなや…まさか池に落ちるとは思わなんだ。…その、すまなかったな?
決して驚かせるつもりはなかったんだが……」
声が聞こえてへんな姿勢をしてたせいなのか動くとそのまま池の水の中に入ってしまった
前半分はびしょびしょで背中は何も水がかかっておらずセーフだが
落ちた衝撃で顔面が痛くてゆっくり立ち上がったのはいいがせっかく服着替えたのにと落ち込んで
「やあ、主。朝から池の観察でもしているのか?どれ、何かいるのか?」
しゃがみこんでいる彼の隣までやって来ると、同じように三日月もしゃがみこんだ。
いつもの戦装束でも内番着でもなく、シンプルな長襦袢に羽織だけという恰好をしていた。
彼と同じように、三日月もじっと池を見つめる。
小さく小声で言ってから庭にある池の水まで移動して
自分の顔をじっと見つめる、昨日の事があったため自分自身不安になる一方だ
歪み続けたら私は壊れて全てを壊してたかもしれないと近くの石を池の水の中に入れじっとしゃがんで様子を見続けていて
少し外を見る様に僅かに身体を起こした。
小さくあくびをして、目を擦りながら少しぼーっとした様子で彼の方を見る。
「んん…もう、少しだけ…寝る……ふあぁ」
再び寝床にもぞもぞと寝直すと、その瞼を閉じてやがて静かな寝息をたて始めた。
眠たいのならまだもうすこし寝てていいよ
探していたものが見つかり半袖と長ズボンを取り出し
着替えて来てた服はとりあえず畳んで端っこの方へ寄せて
襖を閉めようと思ったが壊れてる為閉めることができなくて
廊下にちょこんと座って蛍丸が近くにいる付近におり
隣で寝ていた彼が起きたことで、蛍丸は小さく身じろぐ。
彼が出て行ったことで少し肌寒く感じた蛍丸は、布団を身体に巻き付ける様にして
ゆっくりとその瞳を開いた。
「…んん。ふぁ…あれ、主さんもう起きるの…?」
上体を起こして、少し離れたところに居る彼を
まだ半分ほど眠たげな瞳で見つめる。
蛍丸の額にキスを落とす、起きませんようにと願いつつ布団を剥がし
背伸びをし着物は動きにくいため動けるような服装をタンスの中から探し出し
現代にあったシンプルな半袖やズボンなど侍女達に頼んでもらったものだまだダンボールの中は空っぽにはしていないが
飛鳥:今日はこれでいくか
それから、数分も経たないうちにすうすうと寝息を立てて眠ってしまった。
そんな彼に少し驚きながらも、今のままでは寝苦しいのではないかと、
彼を起こさないように少しだけ布団をさげた。
「…おやすみなさい」
それから、蛍丸も小さく呟くようにそう言って、瞳を閉じて眠りについた。
ゆっくり瞼を閉じて抱きつつ布団を深く首もとまでもっていき
すうすうと寝息をたてて蛍丸より先に寝てしまった。
精神も体力もすべて疲れきってたのだろう、数分で爆睡
そんな彼の背中を優しく撫でて、「そっか」と小さく笑みを浮かべる。
先に彼が布団の中へと入り、蛍丸が入れるスペースをあけてくれる。
それから、彼は此方においでと手招きをした。
とてとてと其方に向かえば、もぞもぞとあいているスペースに身体を横たえる。
「ふふ、何だかあったかいね。主さん、よく眠れそう?」
う、嬉しいな
嬉しさのあまり蛍丸に抱きついて1人で寝るのは少し抵抗があったからそれに悪夢見なくて済むだろうと
先に自分が布団の中へ入り蛍丸が入れるスペースを確保してからおいでと手招きで誘う
それに対して、蛍丸はぱちくりと数度瞬きを繰り返した。
…いつもなら、自分の部屋でっていうことになるのだが、
わざわざそんなことを聞いたということは…
床を整え終えた後、蛍丸は彼に向き直ると小さな笑みを浮かべた。
「主さんが良ければ…一緒に寝たいな、なんて。……だめ?」
蛍丸はどこで寝るの?
自分の寝る場所は助かるけど蛍丸の方はどこでなるのだろうかと
一緒に寝たいと思っているが声には出さず
蛍丸はどうする、と問いかける彼に対して蛍丸は小首を傾げた。
「…今から片付けするの?もう遅いから明日にした方がいいんじゃないかな。
明日は俺非番だし、何かできることがあれば手伝うよ」
だから今日はもう寝るべき、というように
蛍丸は彼を部屋の空いているところに座らせたまま、
押し入れから布団を取り出して床を整えた。
あまりに重たいもの運ぶと傷みが増すので持てる範囲だけしておこう
夕飯まで時間があるから蛍丸はどうする?部屋に戻るなんて言いながら聞いてみた
目標は寝てる程度の広さにはしたい
もう一度ぎゅっと抱きしめた。
蛍丸は、彼の背に回した両腕で縋り付くようにして、そっと身を寄せた。
「ふふ、当然でしょ。…俺、強いからね」
いつもの調子を取り戻した様子の蛍丸は、そう言ってみせた。
ありがとうと言いもう一度ぎゅっと抱きしめた
蛍丸はこのあと何かあるのかななんて思いつつあえて言わない
今は大丈夫だと声をかけては蛍丸の頭を優しく撫で続けた。
「そっか…それなら、良かった。
ねえ主さん…もし、もしもまた同じようなことがあったらね……
その時はきっと俺が主さんを助けてあげるからね」
もう今回みたいに怖がったりしない、と蛍丸は彼の胸元から少し顔をあげると
涙を拭って、小さく笑みを浮かべた。
また同じこと出ないように護符してるから安心してという
ただただ蛍丸を慰めるしかできなくて頭をやさしくなで続け
そんな彼に対して、蛍丸はその双眸からぽろぽろと涙を流した。
本当は、彼のところに来る前まで、布団に潜り込んではずっと泣いていたのだ。
決心もつかず、どうすることもできない自分が、嫌で…仕方がなくて。
「ぅ…せっかく、止まったと思ってたのに。ぐすっ…主さんは、もう大丈夫なんだよね?
もう…どこも何ともないんだよね……?」
ほんとごめん.....
ぎゅっと抱きしめ返して、切ない思いでいっぱいになり蛍丸の頭を優しく撫で続けた
皆んなが無事で本当に良かったとそう思えた。
蛍丸はそれに少しだけ戸惑った様子を見せるも、おずおずと襖の影から出てきては
彼の腕の中へと飛び込んだ。
彼の背におずおずと腕を回して、その胸元に顔をうずめる。
「…心配、した。…怖かった、んだ。俺、主さんを手にかけなきゃいけないって聞かされたとき、
本当に…本当に、怖かったんだ。そんなこと、絶対にしたくなかったから…」
私はもう大丈夫だよ
不安にさせてしまったのは事実だし慰めるように両手を広げておいでと
少し怯えてるようにも見えるため少しでも元気になってくれたらと
「気にしなくていいんだよ~」と、次郎太刀が笑った。
それから、石切丸たちはそれぞれ自室へと戻っていった。
一段落した後、飛鳥の居る部屋の襖近くに
ひょこっと控えめに顔を出す蛍丸が居た。
それはまるで、彼の様子をじっと窺っているようで、
蛍丸はぎゅっと口を噤み、彼の方を襖の影かた見ていた。
「………主さん、もう平気なの?」
少しして、それはどこか頼りなく、いつもより小さな声で
呟くように言った。
皆んなありがと
深く頭を下げてはお礼をいい再び顔を上げて笑顔で3人を見送る形になる
修理ようの道具探しておかないととどこに置いたか考えており
次郎太刀は「あはは~」と笑い、太郎太刀も石切丸も
その顔に僅かな笑みを浮かべていた。
「…さて、君自身のことはこれでひとまずおしまいだ。
今日はもう遅いからね、明日にでも本丸内で壊れてしまったところの修繕を行うとしよう。
…勿論、主にも働いてもらうからね。それじゃあ、私たちはそろそろお暇しようか」
そんな彼の、何か言いたそうに此方をちらりと見やる行為に
知ってか知らずか、石切丸がそんなことを口にした。
気をつける......
少し落ち込み気味ではあるがコクコクと頷いて
自分が犯した罪というか壊してしまった物など今すぐ修理に取り掛かりたいなと思ってはいるものの
外に出て良いのだろうか........とちらっと3人を見て
石切丸たちはただひたすらに、何かを唱え続けている。
しばらくして、三人の詠唱がようやく止むと
少しの間、その場に静寂が流れた。
「…うん、これでいいかな。これでひとまずは安心してくれていい」
石切丸が、両の手を合わせて小さく笑みを浮かべてそう言った。
「主、約束してほしいことがあります。もし、邪念が己を取り巻く…その気配を
僅かでも感じたら、すぐに我々に教えてください。決して、自分で何とかしようなどと、
思ってはなりません。…よろしいですね?」
「あはは~、兄貴は固いなぁ。ま、要するに何か異変を感じたらすぐに教えてくれってことだよ~」
終わるまでの間待ってる時間が長くなるのか短くなるのかわからなくて緊張してしまい
すこし欠伸して終わるまで我慢していて
次郎は特に気にした素振りもなく、「迷子になっちまうよりは良いかねぇ」と
小さく笑いを漏らした。
彼を囲むようにして、彼と共に部屋へと着けばさっそく行動にうつる。
まず、彼を部屋の真ん中へと座らせて、少し離れた位置で彼を囲むようにして座る。
それぞれ自身の刀を傍に置いて、その瞳を伏せては何かを唱え始める。
行こうか......と言いたいところだけど私が先頭に立っちゃったらまた違う場所に
そうだ......手を繋ぐぐらいはいいよね
一緒に行動してくれるのであればこれぐらいはしておきたいしさりげなく次郎太刀の手を握って
嬉しいな、怪しいドラマとかよく見かけるSPみたいで安心できるし
鶴丸のその案に、やがて皆が口々にそうしようと呟くように言った。
それを聞いていた大太刀の者たちが、飛鳥の傍へと近寄っては囲むようにした。
石切丸、太郎太刀、次郎太刀の三人は、それぞれその手を構えてじっと彼を見据える。
「……ひとまずはこれでよし。主、私たちと共に部屋へと戻ろうか。
そこできみ自身ときみの部屋全体に神聖な結界を張ることにするよ」
少しして、石切丸が手の構えを解くと静かにそう口にした。
庭の後片付けを済んで皆んなの話を聞いていたつもり
髭切の言葉を否定する人達が多数多く私本人を切ろうとしないからすこし首を傾げてはてながいっぱい
場の刀たちは皆その口を噤んだ。
「おい、相手はあの主だぞ。その刃を向けるというのなら
俺がお前らを圧し斬ってやるからな」
先ほどの髭切の発言がいただけなかったのか、場に居た長谷部が
不機嫌さを露わにさせてそんなことを口にした。
「おー、こわ」なんて飄々と言ってのける髭切の傍で、首を傾げていた鶴丸が
そうだ、と小さく声をあげた。
「大太刀連中に頼んで護符をつくってもらおう。
対象は主本人と…主の居る部屋、だな。あとは、少し広げたその周囲も、だな。
再びその邪な力が作用し始めようものならその護符が力を持って封じ込める、
一応抑えきれなかった時のことも考慮して、護符に探知機能を搭載しておくとするか。
護符が力をつかえば、自ずとそれは使いである大太刀連中に連絡がいく。
これでどうだい?血は流れんしなかなかいい案だと思うが」
ぱちん、と指を鳴らして鶴丸は少し得意げな笑みを浮かべた。
負傷しているのだが自分がおかした後始末を片付けることにする自分のけじめでもあるから
刀である自分たちも、前の主という存在がいるだけに、決して分からないわけではない。
「膨大な力を抑え込めないなんて…鬼にも匹敵するよねぇ。
いっそ…一思いに斬ってしまおうか?」
光忠らが居る少し後ろ、戦装束に身を包んだ髭切が、
己の顎の下に軽く手を添えながら、普段と変わらぬ様子でそんなことを口にした。
「髭切さん……」
「んー…まぁ、考えられるのは、主が体調を崩したことで内なる負の感情が
これ好機だとばかりに顔を出してしまったことだなぁ。
しかし…髭切の言葉に同意するって訳じゃぁないが……何かしら、対策は考えんとなぁ」
僅かに困った様子で髭切の名を呼んだ光忠の隣に居た鶴丸は、
己の両腕を組むようにしながら、淡々と述べた。
風邪に紛れてたみたいで自分じゃないもう1人の自分が目覚めたんだと思う
何故暴走した理由を詳しく説明し、最初は自分自身制御出来ていたのに対して力が圧倒的に負け悪の方が力が強かった。それに負けて破壊をし続けて皆んなに迷惑をかけた。
簡単に言うと精神ストレスが崩れたと言ってもいい
自分たちの傍へと寄って来るなり、その頭を深く下げた。
そんな彼に対して、皆戸惑いつつしばらくは沈黙が流れた。
「えっと……どうして、こんなことになっちゃった、のかな…?」
少し言葉に詰まりつつも、光忠は少しおずおずとした様子でそう問いかけた。
正気を取り戻し正常に戻った飛鳥はみんなの前で綺麗に土下座して深く頭を下げ
この身を捨てる覚悟をして罰はなんでも受けると思いつつ今は皆んなの顔が怖くて見れない
※わかりました。。。
とりあえず、と光忠らを含め鶴丸たちも皆刀を納めた。
途中、放心状態であった蛍丸も何とか意識を取り戻したようで、
少しの間それを見つめた後、刀を納めて踵を返した。
「蛍丸くん?」
「……疲れたから寝るっ。おやすみ!」
心配そうに声を掛ける光忠に対して、蛍丸はぱたぱた、と本丸の中へと入ってしまった。
*
表現につきましては、当方もまだまだ未熟でございますので
何とも言えませんが..戦闘描写はかなり難しいですからね。
まあ、でも..その辺りを踏まえていただければあとは比較的自由ですので。
あまりお気に病まれないでくださいね..
とりあえず、と光忠らを含め鶴丸たちも皆刀を納めた。
途中、放心状態であった蛍丸も何とか意識を取り戻したようで、
少しの間それを見つめた後、刀を納めて踵を返した。
「蛍丸くん?」
「……疲れたから寝るっ。おやすみ!」
心配そうに声を掛ける光忠に対して、蛍丸はぱたぱた、と本丸の中へと入ってしまった。
*
表現につきましては、当方もまだまだ未熟でございますので
何とも言えませんが..戦闘描写はかなり難しいですからね。
まあ、でも..その辺りを踏まえていただければあとは比較的自由ですので。
少し休憩して寝る事になり今は何も動かなくて
※そうでしたね。。。
熱くなっておりました申し訳ないです
ロルを表現よくするの難しい
応援に駆け付けた鶴丸たちも、光忠たちと同様にその場に立ち尽くしていた。
喧嘩がしたかった、などと彼は言っているが…それにしたってやりすぎだろう。
誰もがそんなことを頭の中で考えながら、手を出すことは無用と判断して、ただ見守っていた。
いくらか経った後、ようやく両者決着がついたようだった。
*
今気が付いたのですが..細かいことかもしれないですがこれは言わせていただきたいです..
審神者である飛鳥さんが、何もない空間から念じることで万物を出現させることは
元より可能(常識範囲内で)としておりますが、原則「刀」は出来ませんので、宜しくお願い致します。
勘違いでなければ、今彼らは何もないところから「刀」を出現させましたよね..?
何卒、宜しくお願い致します。
飛鳥:父上との喧嘩一度したかったんです
飛鳥父:そうか.....なら刀が折れたと同時に一発拳で顔顔面だな
飛鳥:わかった、これ以上キズ増やしたくないしゲホゲホ......それに賛成
お互い負傷してる所を飛鳥は着物の一部を破けさせ腹をぐるぐる巻きに父親も同様に羽織や着物の一部を破けさせて横っ腹を中心にぐるぐる巻きにしながら喋っていて以外と体が丈夫で負傷しているにも関わらず笑顔で話していた。
そしてお互い刀を持ち喧嘩としての延長戦を開始して6時間以上し続けてお互い持ってた刀が折れているのでその場で捨てて最後は拳で顔顔面にするが1秒差で飛鳥が負けて後ろに倒れ仰向けになって父上は立つのもやっとで決着が終わったので異空間モニターを見よう見真似で今の屋敷から現代の屋敷へと帰って行った。
何が起こっているのかなんて…理解が出来なかった。
それでも、決してその光景から目を離すことは叶わずに、
ただ…彼らは見ているだけだった。
「光坊!」
応援に向かった愛染と共に、当本丸率いる第一部隊が駆け寄って来る。
各々戦装束にその身を包み、その手には刀が握られていた。
その内の部隊長である鶴丸が、光忠たちの傍に近寄る。
「戦況は?…ありゃ、何がどうなってるんだい?」
「…さぁ、僕たちにも…さっぱり……」
僅かに震えている声で、光忠は鶴丸の問いかけにそう答えた。
何が起こっているのかなんて…理解が出来なかった。
それでも、決してその光景から目を離すことは叶わずに、
ただ…彼らは見ているだけだった。
「光坊!」
応援に向かった愛染と共に、当鶴丸率いる第一部隊が駆け寄って来る。
各々戦装束にその身を包み、その手には刀が握られていた。
「戦況は?…ありゃ、何がどうなってるんだい?」
「…さぁ、僕たちにも…さっぱり……」
僅かに震えている声で、光忠は鶴丸の問いかけにそう答えた。
お前........紫月いい!!
頭を抱えて力もオーラも全て閉じ込められてる飛鳥が抵抗しているのだろう
突如悪飛鳥の目の前にいるのは飛鳥の父上だった。現実世界で異空間モニターに気づきわからないなりに今の屋敷へ入り込んだのだろう周りの状況が理解出来て私が原因なのだなと私を切れと言い出し
怒りに狂った悪飛鳥は父上に向けて空間から刀だけ飛ばしてそれと同時に回避し飛んで落ちた刀を持って反撃をした。
飛鳥の腹に刺して先程痛みを感じなかったのだが痛みが走り元の姿へと戻っていくがまだ半分くらいしか茶髪や目が黒くなってる状態だが蹴飛ばして斬り父上も飛鳥と同じダメージを喰らっており
蛍丸たちはその瞳を見開いて驚愕した。
蛍丸は、その光景が信じられなくて、今にも泣きそうな声で言葉を口にした。
「ね、ねぇ……あれ、なに…主、さん…じゃ、ないよね……?」
「何なんです、あれ…遡行軍らとはまた違った異様さを感じるんやけど…」
蛍丸と明石の二人の言葉に、光忠はぎゅっと刀を握りしめて前を見据える。
そんな時、何もない空間から突如として管狐が出現した。
「お久しぶりでございます、刀剣男士の皆さま。こんのすけでございます。
政府より、緊急命令が下りました、“アレ”を処分せよとのことです」
淡々と口にするこんのすけに、蛍丸がその瞳から涙を零しながら声をあげた。
「っ処分って、…それって、主さんを殺せってこと?!」
「…“アレ”は、近隣の村を壊して回ったという報告があがっております。
何れ、この本丸を破壊し、あなた方に手を出すのも時間の問題……
もう一度言います、“アレ”を…処分してください」
そう残して、こんのすけはその姿を消した。
へたり…と蛍丸はその場に崩れ落ちる様に座り込む。 …戦意消失だ。
そんな彼を庇うようにしながら、光忠と明石が前に立つ。
…最悪、処分するしか…方法はないのだろうか?
光忠の中で、そんな考えが頭を埋め尽くし始めたのだった。
部屋を壊して傷が出来てるのだが痛さが感じなくて後から痛みが出るのだろう
茶髪から白髪へ変わっており両目も黒色から赤色に変わって前髪を上げて
イメージをした影の炎の大太刀を出して一つ一つ壊していく
制御がもう耐えれなくなり悪の化け物として歩いて
互いに顔を見合わせた。
「…何か、あったみたいだね」
「やっぱりさっきの音が関係してるんじゃないのか…?」
蛍丸と愛染が困ったようにそう言っていると、手に持っていたお盆と食器を机上に置くなり、
光忠は自身の念を込めて、自身の本体を手元に喚び出した。
「念を送るってことはそういう事態が起きたってことだよ。
今僕ら戦装束じゃないしどこまでやれるか分からないけど…行こうか。
こうしているのも時間が惜しいよね、そうだ愛染くん。今動けそうな刀を数人呼んできてくれる?
君は足が速いし…装束に着替えてから、応援に来てってお願いして欲しいんだ」
光忠の的確な指示に、愛染はこくりと頷くとすぐに行動に移した。
それを横で見ていた明石が、自身の刀を手に握りながら、光忠を見た。
「流石、元第一部隊隊長さんやなぁ。光忠はん、頼りにしてますよ~」
「国行も一緒にやるんだからね、ほら行くよ」
「ふふ、さぁ…かっこよく行こうか!」
三人はこくりと頷くと、自身の刀を携えてその現場へと向かった。
互いに顔を見合わせた。
「…何か、あったみたいだね」
「やっぱりさっきの音が関係してるんじゃないのか…?」
蛍丸と愛染が困ったようにそう言っていると、手に持っていたお盆と食器を机上に置くなり、
光忠は自身の念を込めて、自身の本体を手元に喚び出した。
「念を送るってことはそういう事態が起きたってことだよ。
今僕ら戦装束じゃないしどこまでやれるか分からないけど…行こうか。
こうしているのも時間が惜しいよね、そうだ愛染くん。今動けそうな刀を数人呼んできてくれる?
君は足が速いし…装束に着替えてから、応援に来てってお願いして欲しんだ」
光忠の的確な指示に、愛染はこくりと頷くとすぐに行動に移した。
それを横で見ていた明石が、自身の刀を手に握りながら、光忠を見た。
「流石、元第一部隊隊長さんやなぁ。光忠はん、頼りにしてますよ~」
「国行も一緒にやるんだからね、ほら行くよ」
三人はこくりと頷くと、自身の刀を携えてその現場へと向かった。
テレパシーでみんなの頭の中で届くように無意識に送っており
自分の部屋を中心に一つ一つ壊していく蛍丸達のいるところまで時間の問題
ふと、愛染が少し遠くで大きな音がしたことに気が付いた。
「なぁ、今変な音がしなかったか?」
訝し気な顔をしながらそう言った愛染に、蛍丸たちは首を傾げる。
あんみつの最後の一口を口へと運んで、もぐもぐと咀嚼する。
「そう?僕には特に何も聞こえなかったけど……気のせいじゃないかな?」
「国俊疲れとるんとちゃうー?自分明日は非番やろ?ゆっくり休みぃや」
「そう、かなぁ……?まあ、気のせいならそれで良いんだけどよぉ…」
自分自身を抑えるように抵抗するが自分の部屋の近く庭の周りを振り回して荒らしていくどんどん濃くなっている気がして
自分の意思で動かせる手足と身体があって、言葉を話すことだってできる…
どこか嬉しそうに話している光忠は、どうやらそんな自分の意思で動かすことが出来て、
自分たちに食事を作ってあげられることが嬉しい様子だった。
「光忠さん、すげぇ嬉しそうだな。俺もごはん食べたりするのは好きだけどなぁ。
だって祭りのためには沢山食べて、いつでも動けるようにしておかないとな!」
「国俊そればっかりー。でも俺もそれは分かるかも。戦うの、別に嫌いじゃないし。
燭台切のごはん、美味しいもん。国行もでしょ?」
「せやなぁー…自分は沢山は食べれませんけど、美味しそうに食べてはる蛍や国俊を
見てるんは、何となく嬉しいもんがありますなぁ」
「ふふ、そんなに褒めたって今日はもう何も出ないよ?…でも、ありがとう、皆」
今日は、というところに明日は出るのかな…なんて考えたのは、また別の話である。
でっかい屋敷の目の前におり門を破壊させ中へ侵入そして自分の部屋へと向かって行く
笑みを浮かべた光忠は、蛍丸たちが座る向かい側、明石の居る隣に
お盆を持ったまま、腰を落ち着かせた。
「何か栄養のありそうなもの、作ってあげたいよね。
何がいいかな…果物をおろしたものとかだと、食べやすいかな」
「なんや光忠はん、えらい主はんのこと気にかけてはりますなぁ。
厨に立つ人とかやと、そないに気にかけなあかんもんなんですねぇ…」
机上に頬杖をつきながら、明石が少し気怠そうにそう言った。
光忠は、それに小さく苦笑いを漏らしては、その頬を軽くかいた。
「まぁね…人の身体を持ったからには、食事って結構大事みたいだからね。
早く治るように、身体にいいものを食べさせてあげたいよね」
森の奥を出て町中に入った途端悲鳴が聞こえてくるので
目障りだと感じとり逃げてる近くの人を攻撃した。
勿論武器を持ってないので獣の様な鋭い爪に変化して
皆と食事をずらしていた子が、まばらに居るような感じだった。
すると、そんな蛍丸たちのところに、光忠がその手に甘味を持ってやって来る。
蛍丸の前にあんみつの入った器を置くと、少し心配そうに笑みを浮かべた。
「はい、これ。お腹に入りそうだったら食べてね。
蛍丸くん、お八つのときにも顔を出さなかったから、僕も心配でさ…
主くんの様子、どうだった?」
「わーい、あんみつだー!燭台切、ありがとうー。
主さんはねぇ、さっきちょっと熱があがちゃったみたいなんだけど、
でもまあ、安静にしていればきっと良くなると思うよ。
お話することもできたし、へへ、いただきまーす」
あたまが痛いし深い眠りにつくことにしそれと同時にもう1人の飛鳥が出てきて通常の飛鳥がなくなりバケモノとして残忍しかない飛鳥が芽生えてしまい今現在いる場所は森野奥なので屋敷からだと遠い場所にいて周りの木を壊していく
食事のことなんて、すっぽりと頭から抜けてしまっていた。
そんな自分に気が付いて、いざ食事を前にしてみると、小さく自分の腹が鳴いた。
隣に居た愛染が、「沢山あるからなー、ちゃんと食べろよ蛍」と言ってくれた。
前の席に座っていた明石も、「蛍が倒れたら自分泣いてしまいますわー」と言った。
「ふふ、ありがと。よーし、いっぱい食べてお腹を満たしますかっとー」
普通の熱とは違う感じがしつつも制御不能になり暴走しだし部屋を飛び出し
出来るだけ遠くへ屋敷を飛び出して
飛鳥:........みんなを巻き込みたく......ない
今自分の顔を見たら化け物だろうなと体の異常を感じて自分の手を見て
暴走を止める方法探さないと皆んなに被害が出てしまう
※わかりました。
ろくに食事を摂っていなかったことを心配した愛染や明石がやって来ては、
ひとまず食事を一緒にとろうと言った。
「んー…、分かった」
ちらりと彼の様子を見れば、そんなにひどいものでもないかなと判断した蛍丸は、
小さく「ごはん食べてくるね」と言ってから、その部屋を後にした。
*
事前にそのように聞いておりますので構いませんよ。
このまま死んじゃうんじゃないかと弱音を持ってる自分と生きなきゃと思っている自分もいて
飛鳥:ハァハァ.....
※グロを出したいのですがいいですか?
蛍丸はこくりとひとつ頷いた。
「でも今は…ちゃんと休んでよね」
再び熱に魘される彼の額に濡れたタオルをのせると、そう呟いた。
…人の身体とは、こうも脆いものなのだろうか。
刀であった時のような頑丈さは、ないような気がした。
自分たちは、手入れをすれば傷も癒える…でも人間はそうじゃない。
「…やっぱり、同じ人の器を持っていても…本当は全く違うのかな……」
彼の眠る布団の傍から少し離れると、ごろんと仰向けになる。
天井を見上げて、それに手を伸ばしながら蛍丸はひとりそんなことを呟いた。
出来る限り答える様にするよ
少し気分がまた重くなり再び横になって熱が出始めて魘されて
伸ばしていたその足を、ぱたぱたと動かしながら蛍丸は口を開く。
「難しいことは分かんないけど…でも、今は俺たちもこうして人の姿をしているわけだし。
だからかな、お腹が空いたり眠たくなったり、風邪を引いたり…
俺たちは刀だけど、今は主さんたち人間とおんなじなんだって、俺は思ってる」
熱出たり、風邪ひいたりね
それがないと人じゃなくなってるから私達の世界は当たり前になってるけど
蛍丸達はどうなんだろう違和感になるのかな?
蛍丸も風邪とか引くのかと聞いて少しホッとした自分がいる。
私と同じ人間の機能があると言っても日常的に起こりうる現象なんだが
蛍丸はごろんとうつぶせになっては、その頬をつきながら呟くように言った。
「俺たちもさー、時々体調が悪くなったりするんだよね。
普通の手入れでは駄目だから、主さんみたいにしっかり寝て、安静にしてなきゃ駄目なんだ」
それってすごく退屈だよね、と付け足しては、小さく息を吐いた。
ふふと、笑ってそう言えば刀達は風邪とか引かないのかなと思いつつ
蛍丸は僅かにその瞳を丸くさせた。
しかしやがて、その瞳を少し細めては笑みを浮かべる。
「当然でしょ、だって俺は主さんの刀だしね。嫌なわけ、ないでしょー」
蛍丸は上体を起こしている飛鳥の居る布団のへりに、ぐでっと横に転がる。
それから、飛鳥の方をその翡翠色の瞳でじっと見つめては、にこっと笑みを浮かべた。
「こういう時ってさ、一人より二人の方がいいって、思っちゃうよね。俺、分かるよ」
そのずっと側にいてほしい......とかは出来ないか
1人より誰か側にいた方が安心するというか
あはははと苦笑いして嫌ならさっきのは水に流していいよといい
ついつい誉桜が出てきてしまって、なんだか気恥ずかしいものがある。
その頬を僅かに朱に染めては、蛍丸は撫でる彼の手に少しだけ擦り寄った。
「なでなでされるの、好きだな」
頭をやさしく撫でつつ気になることがあったので
質問してみることにし
先ほどまでと比べれば、幾分かその顔色は良くなっているように感じられた。
優しく撫でられる彼のそのぬくもりに、蛍丸は小さく笑いを漏らした。
「えへへ、俺が頑張って看病したからね、当然だよね…なんて」
大丈夫と頭をやさしく撫でて側に居てくれたお陰かなと呟き
誰かがいる喜びが飛鳥の支えになっており
蛍丸は小さく身じろぐと、ぱちり…とその瞳をゆっくりと開けた。
その身体を起こしては、まだうつらうつらとした覚醒しきっていない様子で
飛鳥の姿を捉えようとしている。
ぐしぐし、と目を擦っては小さくあくびをひとつ。
「あ、起きたー?どこか気分が悪いところとかない?」
ありがとう
無意識に蛍丸の頬をキスをして頭をやさしく撫でて
おそらく、ずっと彼の看病をしていたのだろう。
小さな寝息を立てて、飛鳥が起きたのにも気付かずに眠っている。
意識を失ってから何時間寝たのかわからないが稽古場所じゃなくなっており自分の部屋に戻っておりなんでだろうと不思議に思っており