⚔.氏神 呪電 さま専用
- 2019/02/16 14:43:30
――――――――――――――――
名前[ふりがな]:紫月 飛鳥[しづき あすか]
性別:男
年齢:21
職業(特筆すべきことがなければ未記入でも可):
性格:真面目で素直で優しくてお人好しが過ぎる事もあり博愛で
人以外でも困った事は何でもしちゃう少々天然気味だが
いざとなれば頼りになるいいお兄さんでもある。
家の事情になると頑固になる傾向がある。
容姿:茶髪で黒色が混じってる様なボサボサのショートで吊り目よりのタレ目がちで目の色は黒色
鮮やかな水色の花柄の着物と淡いオレンジ色の羽織物を着ている。
顔の目の左付近にホクロと右耳にピアスを開けている。
チャームポイントは顔
身長は180cm程度
攻めor受け:攻め
備考:家の御曹司であり代々と
受け継ぐ御坊ちゃま的な存在でありながら
隙あらば逃げ出す事がありなかなか家に戻って来ない時がある為
目撃者がいっぱいいると噂をされていた。
何故か逃げ足だけは早く人目がつかない所で休憩している時もある。
一人称「私or俺」二人称「〜さん、呼び捨て」御曹司ぽくない人
――――――――――――――――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
皆さまのキャラの名前:紫月 飛鳥
管理人のキャラの名前:蛍丸中心、オール(固定)
シナリオ:突如現れた光りに包まれて目を覚ますと
見知らぬ光景と見知らぬ美男子の子達がいて
状況が読み込めなくなり頭の中を整理をしていると
浦島虎徹が間近に近寄ってきてどこからきたのやら質問されたので
そのまま返事を返すと半分の人は首を傾げ
もう半分は興味しんしんで群がって
もっと聞きたいという....私はこれからどうするのか.....
その他(管理人に要望等あれば):
糖度…甘~裏 まで
審神者の霊力…所謂、「不思議パワー」なるもの
大抵の物は、念じることで実現可能とする
※「刀」は除く
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
*作成お疲れさまでございました
*奇数コメお願い致します
*糖度等は如何致しますか?
そういった表現内容にもしご希望あればお聞かせください
「脇差は七振りいますよ!結構増えましたよねー」
嬉しそうな笑みを浮かべながら鯰尾はそう言った。
「それで、何して遊びますか?主様もいらっしゃるから大人数で楽しめるのがいいですよね!」
こてり、と小さく首を傾げながら物吉は顎下に手を添えて考える素振りを見せた。
鯰尾さん今で何人になったの?
鯰尾に人数確認を聞いてみる人数確認してからそれに合わせてゲームする種類とかも
変わっていくからこの人数なら大富豪辺りがいいかもと思いつつ
鯰尾は、その額を少しの間見ながらも、やがて「そうですか」と笑みを浮かべた。
「脇差部屋はこっちですよ~。俺についてきてください!」
廊下を歩いていると、やがて終わりが見えては分かれ道があった。
そこを右に曲がって、また少し進めば「ここです」と言って、襖を開いた。
すぱーん、と襖を開けては、主と一緒にいる鯰尾の二人に視線が集まる。
「ちょっと鯰尾…そんな勢いよく開けたら危ないでしょ」
「色々大変なことになっちゃうかもしれないよねぇ……襖のことだよ?」
困ったように眉を下げて注意をする堀川と、いつものように意味深な言葉遊びをまじえつつ
小さく笑みを浮かべる青江がいた。
他にも、脇差の皆がいて、どうやらここに集まっているようだった。
へーきだよ
額を軽く手で擦ってから何事もなかったかのように
再び歩き出し皆んながいる場所はどこかわからなく聴いてみることに
この廊下で合ってるなどを言いながら
主が目の前の壁に気付かなかったのか、ぶつかってしまう。
「あ、主さん!?だ、大丈夫ですか……?」
鯰尾はぱちくりと数度瞬きをしてから、心配そうに飛鳥を見ている。
壁も頑丈なものだし、なかなかに痛い音がした気がする…大丈夫だろうか?
うわー、トランプ懐かしいな
久々に目にしたトランプを見て気分が良く
昔にやったゲーム何したのか思い出そうと歩きながら考えていると
壁にぶつかる
そういって鯰尾が取り出したのは、シンプルなデザインのトランプだった。
鯰尾はそれを飛鳥によく見える様にしてから、
「こんなもの見つけちゃったんです!どうやって遊ぶのかは分かんないんですけど…
主さんに聞けば分かるかなって!良かったら一緒にやりませんか?」
運んでた物を一旦近くへ置いて目線を鯰尾に向けて
何か相談か何かかなと思っており
無事に食事を終えた。
外はすっかり真っ暗で、皆空いた食器を片付けながらこの後のことを話している。
湯浴みにいく者、まだ起きては色々と雑事を済ませたいという者、寝る者…などなど。
そんな中、飛鳥も一緒に食器をお台所へと運んでいる途中で、
ぱたぱたと鯰尾が駆け寄ってくる。
「ねえねえ主さん!この後あいてますかー?」
無理に頑張っても後々体への負担もあるだろうし
無理なアドバイスをするよりも食べては後は好きなことをすればいいことだと思って笑顔で振る舞っていて
ほんの少し謙遜しながらもそう口にするので、二人はさらに目を輝かせる。
「さすが主君です…!僕も主君のようになお人になりたいです…!!」
「ぼ、僕も…あるじさまみたいな強くて、優しい人になりたいです…っ」
私は普通だと思ってたけど
それに体動くし
いっぱい食べては運動していっぱい食べては体を動かしていたので消化いいのやら自分自身はわかっていない
食べて寝ての繰り返しでそのぶん慎重が伸びる説もあるが興味はない
おひつを戻しに、お台所に向かう光忠だった。
「あるじさま、すごいです…僕はそんなに、食べられないので」
おかわりされた飛鳥のお椀を見ては、五虎退はきらきらとした目で見る。
「たくさん食べてもらえると嬉しいって燭台切さんたちが言っていました」
にこにこと可愛らしい笑みを浮かべながら、秋田がそう口にした。
大食いな子達を見てると圧倒されて言葉も出なく
おかずやご飯は半分ぐらいの量を自分で入れて元の席に戻って
座って食べ始め
光忠がおひつを手にしては、おかわりがいるかどうかを聞いて回っていた。
槍や薙刀、大太刀の子たちをはじめとして、大食らいの子たちは
一杯では足りないことが常なのだ。
やがて飛鳥たちのところにもやってきては、
「主くんはおかわり如何かな?ごはんと…おかずならお台所にまだ残ってるけど」
五虎退の虎の事を少し喋った後でいただきますと言って
箸を持ち料理を堪能して食べていて
食べてると笑顔がこぼれてお代わりしたいがあるかどうか
気になった
「主君、一兄と同じぐらいなでなでがお上手です…」
「あのあのっ…あとであるじさまに虎くんたちもなでなでしてもらいたいです…!」
食事中は虎は別のところに置いてきている為、是非あとで飛鳥に撫でてほしいのだと
五虎退は頬を少し赤らめながら、ぎゅっと目を瞑って言った。
やがて三人とも席につき、全員がそろった。
秋田と五虎退が、二人で手を合わせて「いただきます」と言えば
それが合図だったかのように、皆が同じように手を合わせて「いただきます」をした。
「主君、一兄ぐらいなでなでがお上手です…」
「あのあのっ…あとであるじさまに虎くんたちもなでなでしてもらいたいです…!」
食事中は虎は別のところに置いてきている為、是非あとで飛鳥に撫でてほしいのだと
五虎退は頬を少し赤らめながら、ぎゅっと目を瞑って言った。
やがて三人とも席につき、全員がそろった。
秋田と五虎退が、二人で手を合わせて「いただきます」と言えば
それが合図だったかのように、皆が同じように手を合わせて「いただきます」をした。
今までこうゆう事体験した事がないからあわあわと困惑していたが
きっと現実でももし同じようにしてても同じ様になってはいるもののこの子達は見捨てない気がするし私は安心して出来二人に感謝の言葉をかけたあと優しく撫でて
秋田と五虎退が飛鳥の腕を片方ずつ持っては案内してくれる。
「主君のお席はこちらですよー」
「あ、あるじさま…今日は僕と秋田がおとなり、です…」
にこにこと無邪気な笑みを浮かべながら案内してくれる秋田とは打って変わり、
五虎退はおずおず…と少し遠慮がちに引っ張っては、飛鳥の方を見つめる。
そんな彼を半歩うしろで見ていた鶯丸は、
「ふふ、主はもてもてだな」
なんてからかうように言ってから、手元にある茶器たちを片付けに行った。
肌寒くなって来たし皆んな集まってるかなと
座っていた縁側を立ち上がって廊下を歩いて大広間へと入る
入ったものの自分の場所は困っておりまだ自分の場所すらも覚えてなく
予想していなかったのか、少し目を丸くした後にくすっと笑いを漏らした。
口許に手を添えながら鶯丸は、
「ふふ、ふふふ…いいんじゃないか、それも。多分鶴丸あたりは喜びそうだ」
大包平も喜ぶかもしれないな、と付け足しながら
鶯丸はふと空を見上げた。
太陽も随分と沈んできていて、青かった空は茜色に染まっている。
あれからそれなりに時間が経ったんだな、と認識すると
鶯丸は盆に空いた湯呑など諸々片付けてはすくっと立ち上がった。
「主、陽が沈みかけている。じきに夜だ、そろそろ中に入ろうか。
厨では当番が夕餉を作っているころだ」
なんて言えば、確かに厨のある方からいい匂いが鼻腔と腹を刺激した。
やってる間邪魔しないようにするしそれにやりたくなって来たのもあって
ふと時間は大丈夫なのか気になってきて夕飯の事もあるし
そろそろ大広間に行くべきなのか迷ってて
そんな大層なものではなかったような気がする…
「…俺は戦うことが基本的に好きではないからな。
手合わせも見ているだけのことが多いんだが…出陣がないときなどに
竹刀を振るい、誰かと剣を交えることはなかなか楽しいものらしい。
まあ、俺たちは刀だからな、そういうものなんだろう」
道場見たいなところがあるのかと興味深そうに聞いてみた
もしあるのなら私も参加したいからだ気分転換にという感じに
時々だが前の屋敷で道場の場所で精神を鍛えたり練習もしていたので
鶯丸が言われた通りの順番に書いてようやく書き終えた
「その辺りの組み合わせは、是非とも主の意見を取り入れたい。
野良仕事は休み休みすることと…馬にはにぎり飯をやることが俺の仕事だ」
メモをとっていく主を見ては、鶯丸はそういえば…というように
言葉を続ける。
「畑仕事、厩仕事…まあこれらを内番と俺たちは呼んでいてな。
あとひとつ、手合わせがあるんだ。もちろんこれは真剣ではなく竹刀を使用してだがな」
聞けて満足し出来るだけ仲良しな子たちとした方がいい感じかなと
考えなくちゃとメモを取り出して力が強い子とそれに対するバランスも必要な為
誰が誰と仲良しなのかわかっておらず見た感じを箇条書きで書き始め
もしかしたら、主とはいい茶飲み友達になれるだろう、そんなことを考えた。
湯呑を両手で包み込むようにして、まだ残っている中身を見つめていると、
飛鳥から問いかけられる。
鶯丸は、小首を傾げてはぱちくりと瞬きして彼の方を見る。
「屋敷以外につくる…?主はなにか建物をたてるのか……?」
いやいや、いくら彼に自在にものを生み出す力があったとしてもそれはいけない。
何が起こるか、鶯丸たちにも分からないので、とりあえず鶯丸は
「おおよそ必要なものは揃っているから大丈夫だ。気にかけておくことと言えば、
畑の世話と馬の世話、ぐらいだろうか。炊事は得意なやつがやってくれてるからな」
縁側から、少し目をこらした先、そこには大きな畑がある。
鶯丸はそこを指差しながら、畑当番について諸々説明をした。
お茶を少しずつ呑んで綺麗に飲み干してお代わりが欲しいところだが
夕飯のこともあるしおかわりしないことに決めて
此処で何があるのかまだ把握してないので鶯丸に聞いてみる事にした
屋敷以外に何か作るものとかあるかなど
やがて視線を逸らしては、縁側から見えるお庭へと目を向けた。
手に持っている湯呑を口元へと持っていき、お茶を飲む。
一息ついてから、鶯丸は口を開いた。
「…この茶、気になって最近仕入れたものなんだが、美味しいな。
主はどうだ?このお茶、好きか?」
一つお饅頭頂こうかな
冷えたお茶を受け取って一口飲のみふぅと軽く息を吐く
このお茶って皆んなちゃんと自家製というかそうゆうものを作ってるのかなと
気になってきたようで
「いやぁ、なんか出てきそうで出てこないからもやもやしたぞ。
主のおかげですっきりした!」
と言いながら、よけていた湯呑を手に取った。
中身はすっかり冷めてしまっているが、それでも素直に美味しいと感じられた。
「主も茶を飲もう、気分が大丈夫ならお茶菓子もあるが」
と湯呑を片手に持ったまま、盆の上から包装された小さめのお饅頭を飛鳥に見せた。
飛鳥の分、と湯呑に入ったお茶を手渡した。
言えそうなのに言えないのを見てふふと笑いがでて
体型は父上ににてて顔は母上ににてて人形と言われたことが一度あったぐらいだから自分自身はそんなことないと思ってはいるが
鶯丸はこれまた嬉しそうに笑みを浮かべた。
「そうだな…遠征では怪我はしないが疲労はたまるようだ。
気を付けないと倒れてしまうようだ、大包平が前にやらかしたからな」
ふふふ、とその時のことを思い出したかのように鶯丸は笑いを漏らした。
今ここにあの赤い髪の彼がいれば、笑うんじゃない!と大きな声が飛んできそうだな…と
そんなことを思った。
「そうかそうか、主の父上も背の高い人なのだな。
あれか、えーと…何て言ったかな、い…い、いで…??」
遺伝子、という言葉が思い出せなくて先ほどからいでいで、とぶつぶつと口に出しては
思い出そうとしているようだった。
鶯丸より身長高いのかわかんないけど父上が身長高いからそれで俺も高いのかもね
父上は元スポーツマンだったから元々身長高い人だった為皆んなが困ってる人達を救ったとか
母上はそう言っていた。高い人でも役に立てることに気づいて私は何度もやらかして怪我をして
説教をくらったが楽しかったなと
刀には色々と入用だからな…傷を負ってしまえば、手入れしないといけない。
そのために資材は必要になるんだ。俺は遠征、好きだぞ。戦うことよりそっちの方が好きだ」
手遊びをしながら、鶯丸は飛鳥の質問にこたえた。
「主の手は大きいな、刀を握っている俺よりも。
そういえばこうして見ると少し主の方が高いか?」
並んで座っているので分かるのだが、少しばかり飛鳥の方が鶯丸よりも高かった。
もしかして大包平と同じぐらいあるんじゃないのか…?などと鶯丸は呟いている。
遠征なら疲労が溜まるんじゃないかなど考えて
でもいつのまに遠征してたのかも不思議で考えれば考えるほどわからなくなり
首を傾げてさりげなく鶯丸がにぎにぎして遊んでいるのを気になり
考えるのをやめた
何となく、彼に認めてもらえたような…そんな気がして。
鶯丸は握っていた手を一度離しては、今度は握手のような形で
飛鳥とぎゅっと手を繋いだ。
「ふふふ、俺も嬉しい。本当の友達、ふふふ…嬉しいなぁ」
こうして誰かと手を繋げることは、ひとの器を得たからこそ出来ることだと思った。
刀のままでは、手を繋ぐことはおろか声を届けることさえできないのだから。
「今ここに大包平もいたら、あいつもきっととても喜ぶだろう。
主、改めて宜しく頼む。ついでに大包平も頼む」
大包平は今は遠征だけどな、と付け足した。
繋いだ手を時折にぎにぎとしたりと手遊びをしている。
目に見えて、飛鳥が元気になってくれたようで鶯丸はとても安心した。
その方が私的に嬉しいな
照れ臭そうに言いながら言う、仲良しごっこではなくて本当の友達
が欲しいのが本音だからそれにこの子達の未来も守らねばならないと改めて実感した
一応皆んなのお兄ちゃんだしと
「ヒト」がどう生きていくことが、幸せとなるのか…以前まで「刀」であった鶯丸には
想像し難いものだった。
人間としてはまだまだ未熟だ、けれどこれだけは分かった気がした。
彼は…「ひとりぼっち」だったんだ、と。
刀だっておんなじだ、誰にも使われることなく蔵にしまわれていることは
何よりも寂しいのだと…鶯丸は、知っている。
話し終えた後、浮かべた彼の笑顔は確かに心からのもののように感じられた。
それに返すように、鶯丸も優しい笑みを浮かべてみせた。
「主…話してくれて、ありがとう。俺は…俺たち刀は、たとえ長く生きていたとしても
こうして人の器を得てから生きることは初めての事で、主よりも未熟なところが多い。
主は今…こうして俺たちと一緒にいることができる。それは紛れもない事実だ。
ごっこ、でも構わない…けれど、主が良ければ…俺たちと仲良く、してほしい……」
少し不安そうに眉を下げて、飛鳥の手を両手で包み込むようにして優しく握った。
せめて…ここにいる時は、この人には笑っていてほしい…鶯丸はそう思った。
「ヒト」がどう生きていくことが、幸せとなるのか…以前まで「刀」であった鶯丸には
想像し難いものだった。
人間としてはまだまだ未熟だ、けれどこれだけは分かった気がした。
彼は…「ひとりぼっち」だったんだ、と。
刀だっておんなじだ、誰にも使われることなく蔵にしまわれていることは
何よりも寂しいのだと…鶯丸は、知っている。
話し終えた後、浮かべた彼の笑顔は確かに心からのもののように感じられた。
それに返すように、鶯丸も優しい笑みを浮かべてみせた。
「主…話してくれて、ありがとう。俺は…俺たち刀は、たとえ長く生きていたとしても
こうして人の器として生きることは初めての事で、主よりも未熟なところが多い。
主は今…こうして俺たちと一緒にいることができる。それは紛れもない事実だ。
ごっこ、でも構わない…けれど、主が良ければ…俺たちと仲良く、してほしい……」
少し不安そうに眉を下げて、飛鳥の手を両手で包み込むようにして優しく握った。
せめて…ここにいる時は、この人には笑っていてほしい…鶯丸はそう思った。
私がこんな風になったの全て実の父上の厳しさの原因なんだ
鶯丸に俺の過去の事を全て語り始め
小さい頃の俺は邪魔者扱いで誕生日の日が近づいても皆んな冷たくて父上はそんなメソメソしているのを見たのか手などの暴力を振るってきた
“一生誰にも仲良しごっこはするな”と言ったことに腹が立って家出するきっかけでもあったし
それに私が前住んでた屋敷はね元々祖父さんの家だったの坂本龍馬の事客とか言っていた気がするが
まあ旅館の屋敷でもあって大勢住めるほど快適だったんだけどそれが嫌で皆んなと遊びたかった。
皆んなが出会う前まであの屋敷に閉じ込められてたのだと
全て話し終えた飛鳥は鶯丸に感謝の言葉を言い作り笑顔じゃなく本当の笑顔で笑えた
無意識にか、彼の方からもその身を寄せてきたことに気付いた鶯丸は、
今より強く、彼をぎゅっと抱きしめる。
そうして、とても優しい声で言葉を紡いだ、彼を安心させてあげるように、と。
「ああ、ああ。もちろんだ。誰が主にそんな悲しいことを言ったのだ?
ここにそんな事を口にするような者は誰一人としていないんだ、ほら…主はひとりじゃない。
大丈夫、大丈夫だ。ちゃんと君の傍にいるぞ」
俺.....は、この場所に居続けていいの?
鶯丸の言葉を聞いて涙が止まらなかった。
我慢していたのだから思わず無意識に鶯丸を抱きついてぎゅっと抱きしめる。
寂しくて悲しくて今は鶯丸に甘えて
どうにも主の様子がよろしくないようだ。 そうだと分かった鶯丸は
主が手に持っていた湯呑を取り上げた。
…彼がその頭を抱えたそうにしていたのが分かったからだ。
それに湯呑を落として怪我でもしてはいけない。
鶯丸は、主のすぐ傍へと寄っていき、その背に手を添えながら声をかける。
「主、顔色がよくないぞ。どうした、何かが君を襲っているのか?」
声が聞こえているのか、分からない。
けれど、しきりに頭を振っている彼を見ていた鶯丸は
もしかして、何かが聞こえるのか、はたまた何かを思い出してしまったのか…?
そんな考えに至る。
平野に、床を整えるように指示したあと、鶯丸は主の手をぎゅっと握っては
その身体を抱き寄せて、主は今ひとりではないということを認識させるかのようにした。
「主よ、君はひとりじゃないぞ。それにここには君を嫌な思いにさせるようなものは
何一つだってありはしない。ほら大丈夫だ、俺に合わせてゆっくりと息をしてみろ。
大丈夫だ、大丈夫だぞ、主…」
優しく、ゆっくりと飛鳥に声をかけながら、彼の背中を優しく撫でる。
自分のぬくもりを与えるように、鶯丸はしばらくの間、主が落ち着くまで
ずっとそうしていた。
昔の記憶がみるみる蘇る、俺の中の嫌な記憶
幻聴が聴こえて頭を両手で抱えて抑えようにも出来ず
貧弱しきった姿子供の頃目に焼き付いたものが体は覚えている
今偽善者で皆んなを騙すなんて事出来なくてそれでもやらなきゃいけない自分もいて
体験してこなかった温もりを小さい頃求めていた過去の自分
どうしていいか分からず心も体も全て苦しくて仕方がない
その隣を歩く鶯丸は、縁側に人影があるのを見つける。
ゆっくりと歩み寄れば、主だった。
「おや、主じゃないか。隣、いいか。ふふ、主も茶を飲むか?」
「主さまの分も宜しければおいれしますよ」
緩慢とした動きで、空を見上げている飛鳥に一声かけて鶯丸は彼のいる隣に座る。
二人のいる間あたり、一歩さがったところで平野がお茶の準備をする。
整理整頓が早く終わって着物からパジャマの服に着替えて
自分の部屋を抜け出しまた独りぼっちの様な感情が出てしまい
この屋敷から出ようか何て思っていて無意識に廊下沿いにある縁側に座って空を見上げ
主の労いの言葉に、蛍丸はにこりと嬉しそうに笑みを浮かべる。
「はーい。またあとで報告に行くね」
そう言って、蛍丸は自分の部屋へと向かう。
蛍丸の他にいた主力部隊の男士たちも部屋に戻るやら、湯浴みするやら様々だった。
…―
部屋に戻ると、国俊が蛍丸の分の布団を敷いてくれていた。
戦装束の武具などを取り外しながら、
「国俊ありがとー、俺今回は疲れちゃったんだよね…」
「おう!おかえり、蛍。夕餉までまだ時間あるしそれまで休めよ!報告はまたあとでにしても
たぶんあの主さんなら怒らないぜ、優しそうだしな」
笑ってそんなことを言いながら、蛍丸の着替えを手伝っている。
「そうだよね。ふぁぁ…それじゃ俺、寝るから…ごはん、おこして…ね……」
ふらふらとお布団に横になっては、そのまま蛍丸は眠りについた。
お疲れ様、ゆっくり休んでおいで?
帰ってきた蛍丸達の足音を聞いて大広間から玄関先へ向かい優しく迎えて
私はまだ自分の場所のスペースが乱雑しているため整理整頓しなければと
ドタバタと玄関先から自分の部屋まで慌ただしく走っており気づけば地面にぶつかって顔面に
それでも何事もなかったかのように立ち上がってスタスタと部屋へ
「わあいっ!第二のおとうさま、ですか~…ぼくの義経公みたいなかんじでしょうか?
ふふふ、なかよしなのはとてもいいこと、なんですよ~!」
無邪気な笑みを浮かべながら、くるくると飛鳥のまわりを舞うようにまわっている。
さながら小さな天狗のようだ、と思わせるようだった。
そんな中、何やら玄関先がえらく賑やかになった。
蛍丸を含めた、主力部隊…もとい第一部隊が帰還したのだった。
*
どんどん数も増えてきてますから
どうしても見落としちゃったりはしちゃうものです(自分がよくある)
おおっ…!では、三期を心待ちにすると致しましょう ✿
近侍なんだけど近侍ぽくない事が多いしそれに
第二のお父さんみたいな存在かな
心を読まれたかのように一瞬驚いたけれどすぐ笑顔になって剣を褒め
今過去に振り返れば全てあの近侍さんのおかげかもしれないとふふと笑顔が溢れる
最初は押し付けられてお互いギクシャクして喧嘩もあったけど
仲直りになって今はもう元気に
※次は見落とししないようにしなければ
花丸三期可能性大かなと私の感が言っておりますゆえ
ワクワクが止まりませぬ
無邪気に、「またねー」と手を振って見送っている。
そんな中、今剣がとてとてと飛鳥の元へ駆け寄ってくる。
「ねえ、あるじさま!今の人はあるじさまのどんな人なのですか?
様、とよばれていたので…あ、もしかしておそばに仕える人なのでしょうか?」
ひらめいた、とでも言いたげな顔で飛鳥に問うてくる。
*
後ろでひとつに結っている状態ですね..
でも角度とか、見方によるとショートに見えるかもしれませんね。
遡行軍と戦っている勇ましい彼らももちろん好きなのですが
日常をきりとったかのような、のんびりとしたものもまた好きです..*
そうですね~..男士も新たに増えましたからね。
これは場合によっては三期…ありますかねぇ。映画もやっておりますし。
湯船の出たところにヘアアイロンの設置やコンセント
私がなんとかしますのでお待ちください。
飛鳥:流石、中山さん
じゃあまた何かあればよろしくねー
“父上には何も話すな”だからそこんとこ覚えてネ
大広間へ戻ってきた近侍さんが戻ってきて異空間モニター近くへより飛鳥は中山のみしか顔を合わせてないので皆んなとは真反対の後ろ向きで喋ってはいるが黒笑いをしているのを見た近侍さんの中山さんは
青ざめていて飛鳥のその意味はもしお父さんにこの世界の事など話したら入らなくなるように禁じるよとの意味も含めているのを察して父上様には何も言いませんまた後日何なりとお申し付けくださいませそれではと言った後足元からゆっくりと消えて前住んでいた現代の方の屋敷へと戻っていく
※清光も長い子だったか。。。
見方によってショートだろうと思ってたので今考えるとやらかしました。。。
私も好きですよ。刀剣男士達の日常が見るだけでも楽しそうな感じで
新刀剣男子も出て来てるのでまた続があれば見たいです。
髪をいじったりするのが好きな子や、かわいいものやおしゃれなものが好きな子は
特に興味深そうに聞いている。
それにしても、だ。
随分と不思議な力を使う主だ、間近で見ていた一期はそう思った。
自分たちがいた時代には確実になかったようなもの…
それが今、目の前で実際に話したり出てきたりするのだからまことに興味深い。
ところで先ほど主以外の“ヒト”がこの不思議な空間に入って来たけれど
大丈夫なのだろうか? 一期は首を傾げている。
決して平穏な土地とも断言できないので、少々不安があった。
そんな一期をよそに、見様見真似でへああれんじなるものが出来あがった
乱たちが、見て見てと駆け寄ってくる。
「ふふ、お前たちよく似合っているよ」
*
そうですかね..?
清光も髪の毛長い子ですし、安定もいるからこれは、と思って出してみました。
花丸のあのほのぼのわちゃわちゃ感が好きです ◎
いっぱいあっただけですよ
中山:若様若様例の物持ってきましたが
どうしましょう?
飛鳥:中山さんとりあえずダンボールごと中に入って
それと乱さんにこのヘアアレンジをしてみるのもいいかと
一振との話の途中で近侍さんが例のものが来たとの事異空間モニター越しで喋っておりモニターを拡大してみると大人一人分入れるぐらいの大きさに伸びることがわかりびっくりしたものの
近侍の中山さんを今の屋敷の中に入れてダンボールを置いた。
ダンボールの中に入っているものそれは髪の毛が長い子には一番参考になれる本、ヘアアイロンを使ってのページもあるし
雑誌に物が付いてくるシリコンぽいゴムのような輪っかが半分その半分は手で持てるようにしている穴が空いてない棒になっててそのやり方もまたこの本というか雑誌に載っていて
一振りに一つずつ説明しながら渡す
それと同時に近侍の中山さんはこの後どうしますか?やお手伝いしますよと耳元で言われたので
屋敷の中を探索して不便な所があったら追加って事でと合図を送って何も言わず雰囲気を潰さずに大広間から出た
※返事遅れました
清光さんを乱入して大丈夫です
私のイメージとは違ってて新鮮です
アニメの刀剣乱舞 花丸を見てるかのようで
「それではぬしさまのその案をいただきましょう」
とふたつのリボンを持ってはとても上機嫌だった。
さっそく小狐丸は、同じ狐の名を持つ鳴狐の元へいき髪を結ってもらっている。
飛鳥が一度自室へと向かってから、再び広間に戻ってくると
たくさんあったリボンやヘアーゴム、シュシュなどは各々男士たちの手にわたっていた。
そんな中、飛鳥の姿を確認しては嬉しそうに歩み寄ってくる影がひとつ。
「主殿!その…たくさん素敵なものを頂戴し、本当にありがとうございます。
弟たちもみなとても嬉しそうにしております」
と、一期もまた嬉しそうにお礼を言った。
それはまるで、自分の弟たちが嬉しそうにしているのをみているだけで
私も幸せだ、そんなものが感じ取れた。
両方迷ってるのならその日その日を付け替えてもありだよ
皆んな喜んでてよかったと心からホッとしているなんせ母上からのお古だから
幼少期のあだ名はお人形毎日ヘヤゴムを変えてたし当時は腰まで伸びてたから仕方がなかったんだけども
思い込んでた途中に急に思い出した表情になっては一度大広間から一度離れて自分の部屋へ戻っては
異空間モニター越しに近侍さんにヘヤアレンジの本とやり方とヘアアイロン持ってきてと頼み
数分後頼まれたもの全て貰ってはさっさと大広間へ戻り
乱は楽しそうに選んでいる。
飛鳥に名前を呼ばれた子たちも、食事の終わっている子から順に
わらわらと集まってくる。
「僕は別にいいんだけど…「そんなこと言ってたら主に愛してもらえなくなるよー」
安定は若干乗り気ではなかったみたいだが、相方とも呼べる清光にそんなことを言われて
何でお前にそんなこと言われなきゃならないんだよー、とか言い合いながら選んでいる。
その隣で堀川が「兼さんこれ似合いそうだよね!」と言っては「ばーか、俺は何でも似合う」と
得意げになりながら選んでいる和泉守もいた。
その他にも、今剣は「岩融ー、ぼくにはなにがにあいますかー?」だったり
「私は…これがお小夜に合うと思います…」
「僕は此方もお小夜に似合うと思いますよ」
「ぼ、僕は、別に…」 なんて左文字のやり取りも見られた。
そんな中、小狐丸は二種類のリボンを持って飛鳥の近くに歩み寄る。
「ぬしさま、ぬしさま。この橙色と白地に金の刺繍入りのもの…どちらが小狐に似合いますか?」
などと、楽しそうに問うてくる。
主である飛鳥にこうして何かをいただけることが何より嬉しいようで
小狐丸も大層機嫌がよかった。
*
大丈夫ですよ..◎
あ、勝手におしゃれ番長清光を一緒に出しちゃいましたが。
どれがいい?カラーゴム?それとも一部だけ星とかついてるゴムにする?
それともシュシュにする?
好きなの選んでどうぞと乱に見せてその間次郎と太郎のつけているゴムの事
もし気に入ってるのならあげるよと二人に言い乱以外の子たちも失礼に当たると
いまのつるぎさん、小夜さん
不動行光さん、たいごがねさだむねさん
にっかり青江さん、鯰尾さん
浦島虎徹さん、そうざもんじさん
安定さん、蜂須賀虎徹さん
兼定さん、千子村正さん
小狐丸さん、こうせつさん
獅子王さん、数珠丸恒次さん
日本号さんを呼んで好きなの選ばせるように地面にカラーゴムなどを置いて
自由に取れるように工夫しておき
※ロン毛っこの名前とポニテの子の名前ミスってたらごめんなさい。
時折、彼が持ってきたというカラーゴムだったりシュシュだったりを見つめている。
すると、次郎太刀がその中からおもむろにひとつのシュシュを手に取った。
「この紅色の、いいねぇ!アタシの装束に合いそうだよ、ねえ主これ借りてもいいかい?」
なんて言いながら、次郎太刀は己の髪に近付けては嬉しそうにしている。
「ほう、これが現世のあいてむ…というものですか。私はこのりぼん、というものがいいですね」
そんなやりとりをしていると軽やかな足取りが近付いてきては
飛鳥に抱きつくように背中にぎゅっとくっつく。
「あーっ!あるじさん、すごく可愛いもの持ってる~!ねえねえ、ボクもボクも~!」
人一倍、おしゃれや可愛いものが好きな乱は、目をきらきらとさせている。
イメチェン的な感じにみんなにしたいんだけどほら髪の長い子ちらほらいるから
ほら次郎さんや太郎さんは大人だしこうゆうぐしゃぐしゃになってるシュシュって言うんだけど
似合わないよね....
足元に置いてあったカラーゴムや中にゴムが入ってその周りに布やらをぐしゃぐしゃにしているシュシュと
茶色いゴムの一部にリボンやハートなどといったゴムを見せて通常のゴムより髪を纏めてするゴムなので痛くはないはずとりあえず次郎さんと太郎さんの意見を聞きたいななんておもいつつ
カラーゴムのことの簡単な説明とその種類もいい伝わればいいなと思って
お台所の方へと向かっていった。
飛鳥に声を掛けられた次郎太刀と太郎太刀は、一度顔を見合わせてから
何だ何だ、というように飛鳥の元へとやってくる。
「なんだい主~。あ、主もこれ飲むかい?次郎さん特製のお酒だよ~」
「こら次郎、およしなさい…すみません主。して、何用でしょうか?」
顔を赤らめている次郎太刀はもうすでに随分と飲んでいるのだろう。
透明のグラスに入ったお酒を飛鳥へとすすめてくる。
そんな様子を横で見ていた太郎太刀は、こらこら、と窘める。
あ、そうだ次郎太刀さん太郎太刀さん
お食事中ごめんねちょっといいかな?
一度食べていたのをやめ箸もお盆の所へ置いて手招きをして
持っているカラーゴムやシュシュや色々持っていたのを一度足元におき
光忠は嬉しさと照れくささが混じったように、えへへと笑みを浮かべた。
その表情にはどことなく安堵の色も見てとれた。
姿かたちは同じでも、光忠たちは人ではなくて刀だから。
その本質は、どうあっても覆せないものだから。
その様子を見ながら、歌仙がくすくすと笑う。
「光忠ったら、主になんて思われるかとても気にしていたからね。良かったじゃないか」
「もう!なんでそれ言っちゃうの、かっこ悪いじゃないか~」
思いがけず暴露されてしまったことに、光忠はむっと頬を膨らませる。
歌仙はといえば、そんなこと気にした様子もなく食事を再開していた。
それから
「君、今日は出陣なんだろう?はやく食べてしまわなくていいのかい?」
その言葉にはっとした様子で
「そ、そういえばそうだった!それじゃ僕はこれで、主くんはゆっくり食べてていいからね」
なんて言ってから、光忠はひとまず酒瓶を片付けに行ってから自席については
食事をし始めたのだった。
「俺も出陣なんだよ、主。今日も頑張っちゃうからね」
へへ、と笑いながら蛍丸が言った。
すでに食事は済まされており、椀の中はすべて綺麗に空だった。
こういう風に皆と一緒に食べたのいつぶりだろう
皆と一緒に食べると美味しさ倍増してとろけそうな味わい
私は何も出来ないからいつも笑顔で振る舞って誤魔化してきた
だが今は違う皆といれば昔の様な維持を張る必要もないのだから
床に転がっていた空いた酒瓶を手に持ちながら、光忠が飛鳥に問うてきた。
今は人の姿をしているとはいえ、元々は刀だったのだ。
料理というものは知っていても、実際に触れることはなかった。
それが今はこうして二本の腕を持ってして料理をすることができる。
「今日は光忠が当番だったんだねー、俺はすきだよ、美味しいもん」
蛍丸は飛鳥の近くに席に座ってお昼ご飯を食べていたようで
会話が聞こえたので反応したのだった。
その言葉に光忠はにこりと嬉しそうに笑みを浮かべた。
「そうだよ、今日は僕が当番なんだよね。ちょこっと歌仙くんに手伝ってもらったりしたけどね」
案内お願いしようかな
皆んなの顔を見てこの子には何か似合いそうかなとイメージしつつ
後で近侍さん達に頼もうかなと思いつつ今はお昼ご飯に集中集中
髪が長い幼い子はシュシュで何とかなるけど次郎太刀さんとかはシュシュどうなんだろうと
考えれば考えるほど首を傾げ
鶴丸は、主に褒められたと分かるとその身から桃色の桜が出てきてしまう。
てっきり誉をとったときだけだとばかり思っていたが、感情が昂ると出るのだろうか?
それを見て、鶴丸はなんとなく恥ずかしくなりわたわたとし出す。
「わわっ、これはちがうちがう!別に褒められて嬉しいとか思ってないぞ!」
自分で自分の首をしめているなんて露知らず。
蛍丸がそれを見てはちょっと意地の悪そうな笑みを浮かべる。
「鶴丸それ自分でそうですって言ってるようなもんだよー、主の部屋が桜まみれになっちゃうー」
その後なんとか桜は無事とまったものの、鶴丸はそれを片付ける羽目となった。
…―
大広間には長テーブルがあり、座布団があり様々な食事は並べられていた。
どうやら鶴丸の言っていた昼餉とやらは、ここで行われるようだ。
飛鳥が入ってくるの見つけると、短刀たちは嬉しそうに駆け寄ってくる。
「ほらほら、主さんの席はあっちだよ」だったり、「僕がご案内します」だったり様々だった。
凄いな.....すぐ馴染めて
デジタルカメラの事私より陸奥守さんの方が知ってそうな感じがする
後で教えてもらわないと
鶴丸が撮った写真を除いて見てみると綺麗に取れている自分の姿と蛍丸の姿を見て
微笑ましく自然と笑顔になりこれをカレンダーや写真の壁掛けとかできそうだなと思いつつ
デジタルカメラだからバッテリーがなくなってしまえば現代にそのバッテリーを交換する羽目に
なるから使うときは電源入れてもいいのだけど
それ以外は電源消しておくことと急激な衝撃が当たると壊れやすいからしないようにと鶴丸に言う
これも後でみんなに説明しないといけないなと思いつつ大広間へ向かう
などと鶴丸はとても上機嫌そうにしていた。
飛鳥から、モニターのこととカメラのことを聞くとその金色の瞳をきらきらとさせる。
どうやらその現世のモノにはとても興味がある様子だった。
一通り説明を聞いた鶴丸は、飛鳥の手にあるカメラを己の手にとっては
さっそくと言わんばかりに、飛鳥と蛍丸を写真に撮った。
「おおっ!こりゃいいねぇ。ほら見てくれ、なかなか綺麗に撮れただろう!」
なんてどこか得意げに言った。
「こういうところ、すごく器用だよね鶴丸」
その言葉に素直に褒める蛍丸。
心臓に悪い.....ふぅ....手に持ってるのはデジタルカメラって言って
さっき蛍丸と前住んでた屋敷の人達も一緒に自撮りしてたんだ
大きな物音がとにかく苦手なようでその音とともにひどく驚き
一呼吸してから一から順番に前に住んでいた現代の屋敷とここの屋敷を繋げてる異空間のモニターのこと
モニターは特殊でサイズを広げてたら私が住んでいた世界へ戻れることも可能だが
めんどくさいのでやらないでいる。
その次にデジタルカメラというモノは赤い点滅を三回した後ピピッと音がなるのでそれと同時に撮れており
裏側に機能の事も分かりやすく説明をして
ひどく驚いていると、いつの間にか蛍丸は飛鳥と写真というものを撮っていた。
ぱちくりと目を丸くして、飛鳥の説明に耳を傾ける。
難しい言葉や聞いたことがないものばかりで半分以上分からなかったのだが
なんだかすごいモノであることは分かった蛍丸だった。
蛍丸が飛鳥と一緒にカメラの小さな画面をのぞき込んでいると
部屋の外から何やらぱたぱたと足音が聞こえてくる。
やがて部屋の前にたどり着いては、すぱーんと襖をあけた。
「よっ!驚いたか~?お二人とも昼餉の時間だぜ。んん、何してるんだい?」
真白い彼、鶴丸は無邪気な笑みを浮かべていた。
飛鳥と蛍丸がなにやら小さなモノを手に何かしているようで
鶴丸は「なんだ、驚きか?」なんて言いながら、二人の元に歩み寄ってくる。
今持ってるカメラを若様にあげますね
モニター越しだがニョキッと近侍の中山の腕が飛鳥のいる部屋に入りこみ
慌てて彼は近侍が持ってるカメラを取りモニターを背後にして右手にはカメラ左手には蛍丸の左肩を持って自撮りそして赤い点滅が三回終わったらピピッと音がなりその音は終わった合図
綺麗に撮れたかなとデジカメの裏側左側には小さな画面の様なものと右側に矢印や花のマークなど色々あるが
機能についてはまだよくわかってないのだけど覚えてる範囲蛍丸に説明し始め
どうやらそれは、飛鳥の幼いころのもののようで、蛍丸は次第に興味を持っていく。
そっか、人には成長というものがあるんだね…蛍丸はぽつりと呟いた。
自分たち刀にも、磨り上げなんかはあるけれど成長何なんてものはないのだ。
蛍丸は「大きくなりたい」という願いのようなものはあるが、それも所詮は願いであって
実際にそうなれるのか、なんて期待は正直あんまりしていなかった。
そんなことを言えば、きっと主は困ってしまうから言わないけれど。
蛍丸はあえてそこには触れないようにして、
「へえ、写真っていいね。どうやって作るんだろう?」
だが、父上には秘密にしておいてくれ
聞いた後の二人は驚き何故と言ったら飛鳥に悪いって気持ちになるので
そのままはいと答えた。近侍さんの中山さんが私の小さい頃の写真を蛍丸に見せて
可愛い可愛いと親バカになっていくのを見て呆れて
蛍丸にも分かりやすいように説明してくれた。
「へぇー、何だかおもしろそうだね」
そう言っては、そのモニターの中にいる人の話を聞く飛鳥を真似してか
蛍丸も一緒に静かに耳を傾けている。
蛍丸や彼がいる此方でも色々と不思議なことは起こっているのだが
そうやら飛鳥が住んでいたという屋敷の方でも色々とあったらしい。
この動いてる絵じゃなくて私と同じ人間
人だからそれに私が前住んでいた屋敷でもあるんだ今いる屋敷来る前だけど
悪い人達じゃないから隠れなくて大丈夫
このモニターは異空間のモニターで私が住んでいた屋敷と今の屋敷をモニターを通じて繋いでいる
もし今の屋敷から移動しようと思うのなら出来なくもないがサイズが小さくてギリギリ子供一人分ぐらいしかなくそれを分かりやすく蛍丸に説明し
近侍の中山さんに私が消えた間何が起こったのか聞くことにし
蛍丸はひどく驚いた。
あわててそのモニターというものから身を離しては
飛鳥の背に隠れるようにしながら、顔だけ覗かせる。
「主、主…これ、人が閉じ込められちゃってるの?俺が斬ろうか?」
これ幸いといったように、すでに手元には本体があるのだ。
いざとなればこれで斬ってしまえる、主も守れるから一石二鳥だね、なんて
蛍丸は頭の中でそんな物騒なことを考えていた。
???:若!ご無事でしたか
???:若様、奥様も父上様も心配しておられました
飛鳥:侍女の松田さん
近侍の中山さん二人も元気そうで
侍女の松田さんは女の人でいつも厨房関係をしている人であり
近侍さんも似たようなことをしていたが主に私の世話係をしていた男性
二人の話を聞いていると私の部屋が一つずつだが消えているとの話で
近くにいる蛍丸の事も話をし事情を説明
なんて言いながらも蛍丸もとても嬉しそうにしている。
そうこうしていると、少し大きな音がしたので見れば
さっきまで何もなかった場所に大きなモニターがあった。
蛍丸は見たこともないその機会に興味津々で、四つん這いでずりずりと近付いては
まじまじとモニターをじっと見つめている。
「主、これすごいね。何か、絵が映ってるよ…これ、何だろう?」
小首を傾げて、蛍丸はその映像を見る。
えっとありがとうよく頑張ったね
自分の右手を蛍丸の頭に優しく撫でて昔の写真とか異空間モニターとかあればと念じたら
またまた上から落ちてきてそのモニターは大丈夫なのかスイッチを入れた途端
私がいてた現代の屋敷の室内だと思われるそして周りに人がいた私は馴染みのある人達だった
なんとも懐かしい光景
※肝に免じておきます。。。!
「まずは報告ー。さっき俺たちが部隊をあげて戦いにいったでしょ?
多分この屋敷を狙ってたんだと思うんだ、まだ出来たばかりで主も戸惑ってからね。
んで、そいつらは俺がやっつけたんだけど、これからもそういうことはあるかもしれないんだよね」
それを主に知っておいてほしくて、なんて言いながら今の内容を事細かにまとめた巻物を
主に手渡した。
これは先ほど主力部隊で、鶴丸を中心にしたためたものだった。
そこには、戦闘内容のことや自分たちの練度や部隊内容のこと…
勿論、敵についても色々と書かれていた。
「んでね、俺たちの敵っていうのが“時間遡行軍”っていうんだけどさ…
そいつらは歴史を改変しようとしてくるから、それを俺たちが阻止するんだ。
そのためには、俺たちだけじゃなくて主の采配や霊力も必要なんだよね」
蛍丸は飛鳥の手をそっととっては、優しく包み込むように両手で握った。
加減を間違えないように、そっと、そっと…だ。
「さっき色々物を出してたでしょ?きっと主は素質があると思うんだよね、俺。
この屋敷にね、主の霊力が立ち込められてて俺たちもとても気分がいいんだ。
俺たちと主の力を合わせれば百人力、ってね」
えへへ、と無邪気に笑いながらそう言った。
*
やたらと速い槍も出てくるのでそいつは、通常の槍より
更に要注意です…!
この速い槍によって、じぶんの本丸の子たちが、かなり傷つけられました..
薙刀は一振りでもいると色々重宝しますからね..*
全体にダメージをあたえられるってのはなかなかにいいものです
更に、序盤に出てきてくれるとありがたさは倍です◎
タンスや椅子などを一つずつ置いてから入っていいよと合図をとる
話って何だろうと思いつつ改めて蛍丸の近くに座り直す
※そうだったのですね。。。槍が一番の強敵っと(メモメモ
薙刀キャラ一つ来るまでストーリーすすみませぬ
お腹が減ったやよく眠ったなどと言いながら出てくる。
蛍丸はその足で主の部屋へと向かう。
そろーり、と襖を開けては顔を覗かせる。
「主ー、報告とお話にきたよー」
見ればその部屋にはいろいろなものが置いてあって
蛍丸は物珍しそうにそれを見ていた。
先程までは手元になかったから、さっきの筆と紙のように出したのかな…?
なんて思いながら、主が腰を落ち着かせた場所の真正面に蛍丸もちょこんと座った。
*
おお、すすめばすすむほど槍がほんと面倒になってきますのでご注意を..
世の審神者たちが「槍から殺せ」なんて物騒なものを掲げるほどですから。
そうなのですね..好きなものの趣味や話が合うのは嬉しいものです。
当方も札を使わないタイプなので、鍛刀したら完了まで放置してます。
こればかりは根気よくやるしかないんでしょうけど…何とも歯痒いものです..汗
蛍丸達に一言言い終えたあと今散策しようにも失礼にあたるのでとりあえず自分の部屋がある所を探して
一つ金色の襖があるのがわかりここが私の部屋になるなとわかった途端
タンス、机、椅子、観賞用の巻物(北斎とかの絵や文字など)、私服刀とかおける置物と言葉を言ってると
すぐ言葉のまま一斉に出てきた最初にぶつかったのは机で軽く怪我をしつつも配置を考えて
※敵さんの槍はまだ見たことないです。。
私、本音を言うととうらぶの話を話し合いたい人探しつつも
なかなか出会わず。。。レシピ目当て来なかったら放置の繰り返しで今に至るのです。
いえいえどういたしました
この姿でこちらの世界によばれてから、不思議とそういった知識を持っていた。
“歴史を変えることはしてはならない”、その思いを胸に今日もその刀を振るう。
鯰尾が言っていたおかしな気配、のある場所に着けば案の定彼がいた。
大太刀3振りに、太刀が1振りに打刀が2振り…少々骨が折れそうだと思った。
蛍丸はその体躯よりはるかに大きい己の刀を振りぬいては、こう言った。
「んじゃ、派手に戦いますかっとぉ」
…―
しばらくして、主力部隊として出ていた者たちが屋敷へと帰って来る。
みなそこかしこに傷を負ってはいるが、誰一人辛そうにしている者はいなかった。
待機していた男士たちの手を借りながら、手入れ部屋へと向かう途中で
掃除をしている飛鳥に出会う。
蛍丸は泥と血のついた顔に無邪気な笑みを浮かべては
「っへへ、ちゃんと勝ったよ、主。今から俺たちお手入れしてくるね」
*
今の状況がまったく一緒で驚いております..
当方も薙刀レシピをぶん回している状況です。
薙刀や太刀の大群も嫌ですが、槍も厄介なんですよね..
編成一緒です、じぶんも蛍と一期をいれてれべるあげを中心にやってます。
分かります、分かります..!マスカットは何度聞いてもほんと可愛いです
わあっ、ありがとうございます…頼もしい限りです…!!
気をつけて
心配しつつその間各部屋の掃除をし始めてモヤモヤを消そうと
心が落ち着かなくて何かしないと落ち着かなかったのだ。
まあ名前より顔の特徴がわかりやすいから名前より覚えやすいってもありかと後で気づく
※そうそう、そうです
今はそうですね薙刀さんを出そうとレシピこじ開けるのに必死です
ストーリー進めば進むほど特殊な敵がいるの(薙刀とか太刀とかの大群)把握してますし
編成の中に蛍丸や一振さんなど入れておりまする。
何度聞いてもセリフのマスカットがなんとも可愛い
了解です。昔の知識を絞って頑張って蘇らせます
見ていると、なんとさっきまでなかったはずのものがそこにあった。
それを見た短刀たちは、とたんに目を輝かせる。
大きい刀たちは、なるほど紙と筆のことかとまじまじと見ている。
今この場にいる男士たちは、みな一人ずつ名乗りをあげていった。
飛鳥はそれを聞いては書いて、聞いては書いてを繰り返した。
ようやくその作業がおわったころ、手入れ部屋へと行っていた鯰尾と骨喰が
脇差を手に広間へと戻ってくる。
その様子はどうにも深刻そうなものに見えた。
「さっき…おかしな気配を感じたんです、その…以前にも感じたような…」
鯰尾がそこまで口にすると、鶴丸はすくっと立ち上がった。
「敵さんのお出ましってやつだなぁ…よし、主力部隊でそいつらを殲滅に向かうとしよう。
残った者は主の護衛を頼む」
鶴丸を含めた、計6振りがその場に立ち上がってはみな真剣な表情を浮かべる。
蛍丸は飛鳥の肩をちょんちょんと叩いて、
「それじゃ、俺たち行ってくるからね。主はここで待っててよ」
そう言って、蛍丸は敬礼してみせてから広間から去っていった。
鶴丸を含めた他5振りもそれにつづくように広間を後にする。
*
なるほど…一プレイするにしても結構な時間をとられますから
まとまった時間がとれないと、なかなか難しいですよね..汗
緑川さん…あ、数珠丸さんですね。
承知致しました。
以降、戦闘も交えつつ…といった感じにしていきます。
ただ、当方の表現力が低いもので戦闘描写はあまり細かくはできませんので
良い感じにどうにかやっていこうと思っております。
もし宜しければ、お力添えいただけますと大変嬉しいです..
メモとペンさえあればいいのに
名前を呼ぼうとしたけれど名前が分からずなんて呼んだらいいのか躊躇してしまう
メモとペンがあれば誰が誰なのかわかるためにすると着物の袖の中に左の袖中が重いと感じとり片方の手を漁っているとメモとペンが出てきてしかも私の私物であるちゃんと裏側に証拠として文字が書いてて
自分のものだとわかった
※そうですね。。。
する時はするんですけど脇差から太刀に変更した刀男子達に変わったのと灰色のロン毛の人(cv。緑川さん)ぐらいしかの情報で止まっております。(極のやり方もわかっておりません)
新しい刀男子はわからないんです。とうらぶの花丸(ドラマ)での出てる新キャラとかの知識がある程度なので
戦闘ありの方がよりゲームチックでいいかと思っております
そんな時だ、三日月がおもむろに口を開いた。
「いやぁ、そう身構えるものでもなし。ただ、いざとなった時のためのまとめ役と思えばいい。
なに、秀吉のように天下をとれとは言わんさ、はっはっは」
己の袖を口元にあてては声をあげて笑う。
「主殿…戦ばかりの世はとうに終わっています。たしかに三日月殿の言う通り身構える必要は
ないと思います。しかしここには様々な名剣名刀が揃っています…みな我が強いもんです。
だから、ひとりでもまとめる役がいれば心強いのですよ。
大丈夫、私にできることでしたら喜んでお手伝いさせていただきます」
胸元に右手を添えて、ぺこりとお辞儀してはにこりと微笑んでみせた。
一期一振という刀は、日本刀でありながらいやにそれが様になっているものである。
*
昔、ということは今はやっておられないのですか?
そうでした、戦闘の有無などは如何しましょうか。
有ならば、そろそろ遡行軍の存在を仄めかしていこうかと思っています。
ベースは基本的にゲーム内における戦闘や内番などといったものを考えております。
いいですけど.....具体的にどうゆうことをするのかな?
飛鳥なりの考えだが主=リーダーだとわかり親父や指導する人見たいな感じに真似たらいいのかと
まあここはここで違うやり方があるかもしれないからあえて言わずみんなの話を聞くことにする
※大丈夫ですよ、私も昔とうらぶやってました。
管理人さんと同じです
手入れ部屋散策へと向かった。
それを見届けた鶴丸は、さて…と前置きしてから彼へと向き直る。
「きみについて聞きたいんだが構わないかい。そうだな、まずは…っ「ねえねえ、鶴丸ー」
鶴丸の言葉を遮るように声を上げたのは蛍丸だった。
少し彼の顔をじっと見た後に、小さく首を傾げる。
「俺たち刀じゃん、主…みたいなの、必要でしょ?ねね、この人になってもらおうよ、主」
ちょいちょい、と飛鳥の方を指差した。
主、という単語に広場にいた男士たちはざわつき出した。
それを聞いた鶴丸は、「たしかになー」と顎に手を当てて考える素振りを見せる。
「きみ、ここの刀たちの主になってみるかい?」
*
至極今更なことなのですが..
男士たちの呼称や一人称などにひどく違和感を感じた場合は
教えていただけると嬉しいです。
おもにゲームを参考にしているのと、その他情報を掻い摘んでやっております。
ちなみに、刀ミュやステなどといったものは実際見たことはありません。
そのあたりで、何やら食い違い等があれば遠慮なくご指摘いただければと思います。
重ね重ね、申し訳ございません..
手入れ部屋散策へと向かった。
それを見届けた鶴丸は、さて…と前置きしてから彼へと向き直る。
「きみについて聞きたいんだが構わないかい。そうだな、まずは…っ「ねえねえ、鶴丸ー」
鶴丸の言葉を遮るように声を上げたのは蛍丸だった。
少し彼の顔をじっと見た後に、小さく首を傾げる。
「俺たち刀じゃん、主…みたいなの、必要でしょ?ねね、この人になってもらおうよ、主」
ちょいちょい、と飛鳥の方を指差した。
主、という単語に広場にいた男士たちはざわつき出した。
それを聞いた鶴丸は、「たしかになー」と顎に手を当てて考える素振りを見せる。
「きみ、ここの刀たちの主になってみるかい?」
手入れなんて歴史の本みたいに書かれた世界なのに
現実にあるなんてねぇ、後で散策していい?
わかったと頷き脇差を出し鯰尾たちに差し出した後、ここの世界はまるで歴史の中に居るみたいだと感心持てるようになり
もし歴史の一部なら目の前にいる子達も説明がつく少し疑問だが刀に関しての知識が分かっているそんな感じで
「やるねー…俺も加減分からなくて壊しちゃうときあるけどさー、人間ってすごいんだね」
「いや…あれは別にすべての人間が、ってわけじゃないと思うけど…」
愛染と蛍丸はあまり深く詮索しないでおこうかと言わんばかりにそれ以上は何もせずに
彼と鶴丸が入っていった屋敷へと向かっていった。
「ううっ…おこって、おられるんでしょうか…僕、こわいですぅ……」
「大丈夫だよ、ほらお前たちもはやく屋敷へと入ろう。…五虎退、泣かない、泣かない」
ぐすぐすと涙を浮かべる五虎退の頭を優しく撫でながら、一期一振は
粟田口のみなを屋敷内に入るように、と促した。
そうして、ひとりの男と男士たちが入ってもまだまだ余裕のある広間に
みなが揃ったところで、鶴丸が口を開いた。
「さて、それじゃ話を…っとその前に、さっきの刀の手入れをしないとな。
きみ、さっきの刀を渡してくれるかい?」
ほれ、というように彼に対して両手を差し出した。
「手入れなら俺たちが持っていきますよー。な、兄弟」
「ああ、さっき偵察したときにいくつか部屋を見つけた、手入れ部屋もあるかもしれない」
鯰尾と骨喰が男と鶴丸の近くまでやってきては男を囲むように立っている。
私服に着替えたらよかった......
くそ.....あの親父め.....
ごめんなさい話の続きは中でお願いします
俺は皆んなと違い私服はダサいと言われ続け大人達の駒に過ぎない
思い返せば親父のせいだと着物はビジネスと同じように紳士になおかつ清楚で保てと生まれた頃から厳しくて
親父の顔を思い出してしまって思いっきり木で作られた門の一部を素手で壊してスタスタと屋敷の中へ入っていく
ざわつきが一層強くなった。
ある者はそれに興味をしめし、またある者は不思議なものだと首を傾げた。
すると、彼が懐からある物を取り出してはみなに見せる。
…誰かが息を呑んだような気がした、だってそれは刀、だ。
けれどその刀はどうやら錆びれてしまっているようで、浦島をはじめ
みな目を丸くさせた。
「それ、脇差だよね…でも錆びちゃってる、かわいそうだ…」
浦島はその眉をさげては、どこかかなしそうにその脇差を見る。
いつの間にか浦島の近くにいた鯰尾と骨喰も、それを食い入るように見つめた。
「燃えたってわけじゃなさそうですよねー…これ、どこで手に入れたんです?」
「はやく手入れをしよう、このままではいけない」
溌溂とした様子で鯰尾は彼に疑問を投げかける。
隣にいた骨喰はそんなことより、と言いたげな顔で訴えるように言った。
しかし、だ。
刀を所持しているということはやはり普通の人間ではないよな…と
大きな刀たちはひそりひそりと話している。
もしかしてどこかの武将とかなのかな?、いやいや侍なのかも、なんて
言葉が飛び交った。
そしてぽつり、ひとりの男が呟くように言った。
「もしくは俺たちと同じ刀の付喪神、なのかもしれんなぁ…いやぁ、実に興味深いもんだ!」
その身すべて真白いなりをした男は、こいつは驚きだといった様子で男に近付いた。
それから、すっ…と男に向かって手を差しだす。
「まあ、いつまでもこうしちゃいられないからな。
まずはその刀の手入れときみについて色々と聞かせてもらいたい、ほら立てるかい?」
えっと未来から来た人間って言ったら分かるかな
こう見えて私は代々受け継がれた御曹司の次期当主のつもりだったんだけど
昔から君たちの真後ろにある屋敷に閉じこもってたから
友達とかそうゆう”庶民と同じ日常”ができなかったんです
毎日屋敷から脱走していたら突然光りに包まれてで気づいたらここにって感じかな
着物の中に何か刀の様な感覚があったのでそれを取り出すと脇差だったもし無意識にずっと持ち歩いてたとなると中身はきっと錆れて使い物にならないのであろうと一応確認して鞘から取り出して私がきた証拠も出来るため皆んなに見せた。
まあ信じなくても構わないが
そのことにその場にいた男士たちはざわつき始める。
いちばん近くにいた浦島が、どこか嬉しそうな顔をしては
さっそく、といった風に声をかけた。
「起きた起きた!ねえねえ、お兄さんはどこからやって来たの、竜宮城?」
こてりと、小さく首を傾げては彼を見つめる。
男士たちは本能的に感じていた。
“おそらくこの男は自分たちとは違う、きっと人の子である”と。
浦島のその様子に合わせるかのように、愛染と蛍丸も同じように
首を傾げては男の方をじっと見ている。
…というより、周囲の男士たちもみなこの男がいったいどのような返答を
するのかが気になるようで、自然と視線は彼に集まった。
*
いえいえ、本当に手順なども悪くて
ご面倒お掛けして申し訳ございません..
それに何処だここ私の所の屋敷と似ているが配置が違うし
うっすらと目を開いてむくっと起き上がり景色や周りの風景とも私が生まれた場所ではないような
そんな風に感じ取って目の前の人達も初めて見る顔だし頭を抱えて状況を整理ここまで来た理由が
あるはずと思っていたら急に頭の中から記憶が蘇って車から引かれそうな時に謎の光に包まれたんだったと
※了解です。
裏で構いません
私のワガママを考えてくださった事でもありがたいと思っております。
どうやら気を失っている様子の彼を囲むように複数の影があった。
彼らもまた、突如として現れたのだった。
一体どういう原理でこうなったのか、なんて誰一人分かるはずもなかった。
気を失い横になっている彼に、小さな体躯をした少年がひとり近付いていく。
そのなりに似合わず大きな刀を背にかかえた少年は、あろうことかその男を
ひょい、と持ち上げる。 …まるで俵でも抱えるかのように。
「ねえ国俊ー、この人とりあえずどこかに寝かせてあげようよ。
こんなとこじゃかわいそうだし」
国俊、そう呼ばれ赤毛の少年が群れの中からひょっこりと出てくる。
抱え上げられた男と少年を見ながら、赤毛の少年は苦笑いしながら頬をかいた。
「おい蛍…その持ち方じゃその人かわいそうだぜ、ほら一旦おろしてやろう、な?」
そう言えば、蛍と呼ばれた少年は「しかたないなー」というように男をゆっくりとおろす。
すると、一連の流れを見ていた青年がひとりその男に駆け寄ってくる。
「ねえねえ、この人一体どこから来たんだろうねー…もしかして竜宮城とかかな?」
人懐っこい笑みを浮かべながら、青年…浦島虎徹は言った。
はやく起きないかなー、なんて言いながらその男の頬を軽く指でつついた。
*
宜しくお願い致します。
承知致しました。 其方の事項につきましては追記させていただきますね。
裏、激裏表現につきましては「はじめに」でも記載したとおり
キスまで、ということでしたら可能です。
直接的でなければ、とか色々考えたのですが…申し訳ございません。
規則のことを考えて、何卒ご容赦いただけると幸いです。
今私は屋敷から飛び出しており逃げているがなんせ服が着物だから小走りぐらいしか走れなく
目の前に車が来て引きそうに死にそうに思っていたら突然眩しい光に包まれてその後の記憶が一度止まり
気を失って寝て
※甘〜裏とグロを加えてほしい
たまにでいいですけど激裏も出来れば追加を嫌ならそのままで構いません
水に流してください