【 世界観 補足 】
- 2017/04/06 19:31:53
此方は補足の世界観を説明するトピになりますので、閲覧は任意で。
コメント不要です。 世界観とだけあるトピは絶対に必読になります。
此方は読んで頂かなくて結構ですが、
再三申し上げますと【世界観】トピを読んで頂けないと判断した場合
予告なく強制脱退にさせて頂きますのでその辺はご理解ください。
[ 此岸と彼岸の話 ]
行き過ぎた科学の発達により空想と思われてきた
「あの世」と言う世界の存在が明らかになった。
科学者達は生きた侭未知数のあの世とこの世を繋ぐ事を試みた。
それこそが、あの世とこの世の架け橋の禁忌たる行為であった。
禁忌により決壊した架橋から我々が「あの世」へ赴く事は不可能
であったが、「あの世」の物がこちらへ来る事を許してしまった。
元より、此岸に度々干渉して居る彼岸の生き物達が居た。
それをある者は死神と呼びある者は鬼と呼んだ。魂を狩る存在だ。
此岸と彼岸を繋ぐ道が曖昧になった今、
彼女達は此岸の肉体を手に入れる事が出来る様になってしまった。
[ 死神 ]
彼岸から此岸へ来た者 この世に未練を残すまま死んだ女性が成る。
この世の者の朽ちた魂を狩る事が、彼女達の仕事であった。
そしてこの世の者になる為に、 冥婚の相手を探して彷徨っている。
本来ならばその姿は見えない筈であったが、
架橋が決壊した今彼女達の姿は誰の目にもはっきりと映るのだ。
死神は左側の、鎖骨の下に全員小さな黒百合の紋章が入っている。
冥婚を終えるとそれは消える。
冥婚を終えた死神はこの世の女性と何一つ変わらない肉体を持つ。
本人達が言わなければ、周囲に死神と見つかる事はまず無いだろう。
死神は見つけ次第、冥婚を終えていようと居なかろうと処刑する決まりがある。
[ 冥婚 ]
死神がこの世の人間と交わり、子を宿し産み落とす事
産んだ子を自ら喰らう事でこの世の者になる事が出来る
冥婚を結んだ男は相手が死神と知らなかったとしても
死神と共に見つかった瞬間死刑になる事が決まっている
[ 獄卒について ]
彼らは産まれてすぐ死神の肉を喰っている為非常に頑丈。
通常の獄卒は角や百合以外に何も特殊な部分は見えないが
稀に獄卒の血が濃い場合…つまり、獄卒と死神の子供など
と言った場合には必ず何らかの特殊な事象が起こっている。
[ 言語と人種について ]
日本人と日系アメリカ人が人口の半分。次に多いのは華系アメリカ人。
他にも様々な人種が居り「外国人」「異邦人」と言う概念は非常に薄い。
公用語は英語。アメリカ英語に近いが、少し日本の発音が混ざった訛り。
そして日本語も多く見かける。次に見かける事の多いのは中国語だろう。
[ 街と機械について ]
元より、この街が衰退したのには科学の発達に大きな原因がある。
科学と遺伝子のテクノロジーは栄えた。ひとの手に寄って。
しかし、彼らはやり過ぎたのだ。いい例が此岸と彼岸の事である。
そしてもうひとつ。彼らは自らの手で人ならざる者を作り上げた。
人工知能。軍用AI。行過ぎた技術はやり過ぎた彼らを悠に超えた。
何が起こったかどうかそれを話したがる人間はもう居ないだろう。
以来、戦闘用アンドロイドや人工知能の作成は法律で禁止された。
随時更新 当トピックは完全な補足になります。
読んでおけば自分のキャラを掘下げやすい程度。
随時更新