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ここでは、最近まで連載していた 「医療&介護こぼれ話」とは ちょっと違った観点から 医療と介護などの「現場の話」を していきたいと思います。 ご意見・ご感想を お待ちしています。
いろいろございまして、更新が遅れてすいません。
第8話は「介護現場での外国語」です。
これは、つい最近のこと。
勤務先のワーカーさん(介護士さんの事です)に、外国の方が増えてきまして・・・
(特に、日系の方)、日本人スタッフとのトラブルが問題になってきました。
特に最近はスペイン系・ポルトガル系の方が多くなってきたので、
少しずつ外国語を勉強し、会話をしてみようと思い立ちました。
通訳的な人がいてほしい、という要望に応えるためでもあります。
ある日、スペイン系のワーカーさんが出勤して際、思い切って・・・
私「Buenos Dias!(おはよう!)」
ワーカーさん「えっ!?・・・!!Buenos Dias!
・・て、スペイン語話せるの??(驚)」
私「Estudio español.(エストゥディオ、エスパニョール;
私はスペイン語を勉強中だよ)」
ワーカーさん「私も、日本語勉強中よ。」
私「Café,por favor.(カフェ、ポルファボール;コーヒーどうぞ。)
。。と言って、缶コーヒーを差し出す。」
ワーカーさん「Gracias!(グラシアス!;ありがとう!)」
私「De nada.(どういたしまして。)Te estoy apoyando!(応援してるよ!)」
ワーカーさん「(嬉しさいっぱいで)Chao!(チャオ;さようなら!)」
私「Hasta luego!(アスタ ルエゴ;またね!)」
ここまでしゃべれるのに、まる2日はかかりましたが、「逆の立場だったら、とっても
嬉しく感じるだろうなぁ」と思います。すべての外国人の方に、ここまではなかなか難しい
とは思いますが、相互理解という点でも、外国語を学ぶ姿勢は必要になってくるのではと
思っています。
「21世紀は心の時代」と言われて久しいですが、カウンセリングなどの心理療法が
医療現場においても注目されています。書店では様々な専門的な書籍が並び、
一般の方でも・学べる機会が増えてきたように思えます。
ただ、実際に医療の場において、どういう風にカウンセリングを実施していくか?
というのは、私の経験から言えば・なかなか難しい場合もあると感じます。
一般的に医療カウンセリングが行われるのは、
精神科や心療内科において、精神科医や臨床心理士・専門カウンセラーによって行われる
場合がほとんどですが、外来診療で行われる場合は・すでに投薬などの治療が進んで
精神状態が比較的落ち着いた状態でなされるので、トラブルが非常に少ないのです。
それに対して、一番難しいのは
1.救急外来においてのカウンセリング
・・・例えば、自殺未遂を起こした方に対して相応の外科的な処置を施したのちに
医療スタッフが精神的なケアをする目的でカウンセリングを行ったりするのですが
(最近では、このために精神科医が常駐している医療機関もあります)、
自殺の要因が「最愛の息子・娘を失った」とか「婚約者に振られた」などの深刻過ぎる
理由が多いため、学校で習った知識のみでは解決が困難なケースも見られます。
そのため、私は仏教的な思想に則った方法で対処をしたりしていました。
2.精神的に興奮が激しく、錯乱状態にある場合
・・・この場合もカウンセリングが非常に困難になります。一般的に、こういう際は
まず最初に・薬剤投与などの措置を行ってから、様子を見て開始する事になります。
3.最初からカウンセリングに対して否定的な態度を取られた場合
・・・こういう患者や来談者も少なくないです。
(実際、父が県立病院でカウンセリングを受けた際も・全く聞く耳を持ってなかったですし・・・(困))
私がもし、こういった方を相手にする場合は、まず東洋医学的な診察法を使用して
相手の心身の状態を言い当ててしまいます。すると、「この先生は、私のすべてを理解してくれる」
・・・と思ってくれるので、信頼関係を作りやすくなったりカウンセリングや治療が効果的に
なってくれたりするわけです。
カウンセリングの方法論は多種多様ですので、これからも研究していきたいです。
現在、日本の医療現場では漢方薬の「エキス剤148種類と生薬200種類」が健康保険の対象
となっており、医療機関の・実に8割超が漢方薬を処方しています。
日本の西洋医学と東洋医学を融合させた混合医療は世界的にも注目度が増し、
海外からも留学生が来るぐらいになっております。
そうした日本の漢方薬事情ですが、2000年後半頃から・保険適応を除外しようという動きが
出てきており、将来に暗雲が広がりつつあるのをご存知でしょうか?
理由は、大きく2つあります。
1.財政上の理由から。
2009年、当時政権を取ったばかりの民主党(現;民進党)が選挙公約に掲げた「事業仕分け」
を行うための「行政刷新会議」の席上で、「漢方薬を保険適応から外そう」という声が出ました。
苦しい財政を理由に出た声ではありましたが、全国から猛反対を受け・さすがに実施されません
でした。ただ、実はそれ以前からも除外の声は出ており、再燃の可能性も否定できません。
(漢方薬を除外してしまうと、患者さんの自己負担が増えて不利益になるのですが・・・
漢方でなければ対応できない病気も少なくないので、その点も考慮してほしいものですね。)
2.漢方薬の原材料の高騰によるもの。
漢方薬の原材料の多くは、中国からの輸入に頼っています(実に85%にも!)。
最近、健康ブームもあってか・漢方薬の原材料が異常に高騰し、入手しづらくなっています。
中には廃業する医薬品メーカーも出てくるくらいの深刻さであり、なるべく自給することが
喫緊の課題です(このため、自社で栽培するメーカーも出てきています)。
東洋医学系の大学を卒業した私から申し上げますと、東洋医学は西洋医学を補完するには
必要不可欠であり、将来どうしても財源が不足し、漢方薬を保険から除外せざるをえなく
なった場合は、国民の利益を守るため・東洋医学独自の保険制度を創設すべきだと考えます。
また、原材料の不足に関しては、休耕田(きゅうこうでん;使われなり、耕されなくなった田んぼ)
等を有効活用して対処すべきと考えます(ただ、一部の原料は山間部でしか採れないので、
山を切り開いて栽培するとかの・特別な対応が必要ですが・・・)。
医療系資格のほとんどが国家資格化した現在においても、一向に詐欺行為がとまる気配がない。
具体的には、以下の4種類に分類されている。
○提供していないサービスの請求
・・・たとえば整形外科において、ギプス固定のみなのに「手術までした」と請求すること。
○アップコーディング
・・・医事請求業務において、カルテに記載された診療病名を国際疾病分類(ICD)に基づいて
コード化(コーディング)する際に、複数の分類に割り付けることが可能な場合・点数
(診断群分類別包括点数)の高い分類を選ぶこと。わかりやすく言えば、「実際より
高度な医療や医療サービスを施したとして請求する行為」。
○無駄な医療
・・・不必要にレントゲンを撮影したり不要な医薬品を投与したりすること。
○キックバック
・・・高齢者施設の経営者が入居している患者を開業医に斡旋して報酬を得たり、
医薬品業者が医療保険でまかなわれるサービスや物品の購入を促すことなどの見返りに
報酬を得ること(なお、高齢者施設のキックバックは・20%が相場という情報も)。
アメリカでは800億ドルもの損失と言われ、わが国でも「介護保険」「健康保険」「生活保護」に
おける不正受給が深刻である。最近では生活保護者に対する過剰医療や
介護事業者による不正受給がクローズアップされてきている。健康保険についても
整骨院の6割以上による・療養費の不正請求などが問題となった事もあり、是正が
求められるところだ(なお、鍼灸マッサージ師の保険請求には現状・医師の同意がほぼ必須であり、
請求件数も整骨院に比してすごく少ないので、不正請求は一部を除き・ほとんど報告されていない)。
看護師の上位資格として、助産(じょさん;出産の介助や新生児のケア)を行う「助産師」が存在する。
だが、現実には・助産所や自宅にて出産を行う妊婦数は全体の1%程度に過ぎず、ほとんどの場合は
医療機関で行われているのが現状である。産婦人科においても常勤助産師がいないケースも多く、
もし助産師が常勤していたとしても、肝心の産婦人科医が不足しているケースも多いのである。
助産師のいない産婦人科においては、時として看護師が助産師の業務範囲の一部を行う
「無資格助産」を行う事が報告されて問題となっているが、最近では2006年の「堀病院(横浜市)」
のケースが有名である。堀病院の前院長の指示により、病院幹部・看護師・准看護師約10名が
9000例もの症例において無資格助産を行った容疑で書類送検されたのだ。
裁判の結果・前院長が退任と医師免許返納の意思があること、看護スタッフは指示により
やむなく行ったとして・全員起訴猶予処分となったそうだが、体調不良に陥りやすい妊婦と胎児の
体調管理と分娩行為介助を無資格者に行わせるのは言語道断の行為であり、
絶対繰り返してはならない。死亡事故も起きたそうなので、なおさらである。
このような事態を防止するには、常勤の助産師を分娩症例数に比例して配置するよう
義務付けるべきであろう。もしくは、どこかの病院で行われているそうであるが、
病院内に助産所を作るのも1つの案ではないかと考えている。
少子高齢化が叫ばれて久しいが、女性が安心して出産できる態勢を作る事が・有効な対策の1つと
なりえるのだから。
東日本大震災の翌月に書かれた、とある経済誌を読み直してみると
「被災地では医療現場が危機に陥っている。最大の問題はロジスティックス(物流)の途絶だ。
被災地の医療機関の抗生物質や湿布・鎮痛剤等の医薬品の不足は深刻であり、
東北大学病院でも、『CT検査の造影剤が2週間分しかない』という現状だと言う」
・・・と書かれていたのを見て、当時の医療現場の現状を回想してみた。
大災害が起こると物流が途絶えるため、医療器具が絶対的に不足してしまう。
2週間もすれば、たいていの医療機関の在庫は底をつく(今でもそうだが)。
しかも、しばらくは電気や水道・ガスも使えなくなるので、まともな医療を行えないばかりか
食事やトイレ・洗濯にすら困ってしまい、病院とは名ばかりの惨状を呈してしまったのだった
(実際、救助ヘリにSOSを発信する病院も存在したくらい)。
このような惨状を改善するには「親方日の丸」的な医療現場の発想(厚労省が指示しなければ
状況改善をしない・旧態然とした体質)を改め、あらかじめ必要な物は・最低3週間分位は
備蓄しておく必要があると思う(3週間もすれば、たいていの災害の被害状況は改善するため)。
また、ライフラインが破壊されるのを予測して、ヘリや飛行機での輸送も考慮する必要もあるだろう。
最近では(医療ではないが)ローソンがヘリを使って・雪で閉ざされたコンビ二に商品を届けたと聞く。
いざとなれば、自衛隊や民間の航空会社に支援を求めるのも良案だろう。
●先日、両親のかかりつけの内科クリニックに行ったら、「接骨院の不正請求是正のための会合」
に関するチラシが置いてありました。接骨院の窓口自己負担に関しても問題があって、
保険者(保険証の発行元)定める・被保険者(保険に加入する人)の自己負担率は
保険によって(あるいは本人は家族かによっても)異なるのですが、接骨院の中には
一律で「500円」を取ってしまう所が存在するという事らしい。私のかつて勤務していた接骨院も
高齢者に対して500円を・1ヶ月に4回取っていましたが(※)、もしかしたら・日常的に
どこでも行われていた(もしくは、現在も行われている)のかも知れませんね。
自己負担率が保険者によって異なる以上、支払い額も変化しますので
一律500円は・明らかにおかしいのですが・・・・(--;。
●もう1つの問題として、「働き盛りの生産年齢(15歳以上65歳未満)の自己負担率が『3割』と高額で、
病気や怪我になった際に・高額の自己負担額が払えずに自己破産へと追い込まれて
しまう危険性」もあると考えます(特に、先進医療などで高額になったら大変です)。
このようなケースで高額になりそうな時は、市役所や勤務先の保険者に「減免申請書」
を出してもらって・自己負担の上限を抑えるようにするのをお勧め致します
(もちろん、金銭の余裕があれば・民間の「医療保険」に加入しておいた方がいいでしょう)。
※私が接骨院に勤務していた当時は、高齢者に「1ヶ月で4回目まで500円を徴収し、
その後は無料」というのが接骨院でまかり通っていましたが、私は柔道整復師ではないので
保険請求に深く関われなかったため、それが適正かどうかは不明のままでした。
リハビリと言えば、大学病院とか総合病院レベルでは「事故や病気で機能障害を起こした患者さんが
訓練を受ける所」であって、リハビリ専門医の診断及びカンファレンスによって治療計画が決められて
リハビリが進んでいくものですが、クリニックにおいては・必ずしもこの範疇に入らない患者さんも
少なくない。クリニックでは、医師のカルテに書いてある指示に従って・通電したり治療したりする
のですが、中には「鍼灸を希望する患者さんがいるから、やってくれ」とか、ひどいときには
「マッサージ希望だから、ちょっと揉んでやって」といったケースもwww
さすがに治療拒否したくもなりますが、そこは医師の指示通りにやらなきゃならぬ身分でしたから(泣)。
あとは、気になるのは「無資格者による治療」。さすがに大病院ではみられないものの、クリニックの
リハビリ科では・ごくたまに見受けられます。日本では資格化されていない「カイロプラクター」や
「整体師」にマッサージをさせちゃったりするケースがあり、院長が「安く雇用できるからと言いつつ
私のような有資格者と・さほど変わらない待遇で雇っちゃう。とすると、有資格者と無資格者の間で
軋轢が生じやすくなるわけでありまして。
私も・深刻な仲たがいを仲裁したりして大変な目に遭ったことがありました><。
(たとえば、女性の整体師さんが「もう辞める!」と言い出して、飛び出してっちゃったりね・・・・。
←勝手に辞められると困るので、説得して連れ戻しましたがwww)
整体やカイロのような「矯正治療」を行っているクリニックもいくつか見受けられますが、
「学校においての・医学教育の内容の濃さ」及び「医療事故の危険性」を考慮しますと
矯正するにしてもしないにしても、なるべく有資格者を雇うようにしてほしいと考えます。
リハビリと言えば、大学病院とか総合病院レベルでは「事故や病気で機能障害を起こした患者さんが
訓練を受ける所」であって、リハビリ専門医の診断及びカンファレンスによって治療計画が決められて
リハビリが進んでいくものですが、クリニックにおいては・必ずしもこの範疇に入らない患者さんも
少なくない。クリニックでは、医師のカルテに書いてある指示に従って・通電したり治療したりする
のですが、中には「鍼灸を希望する患者さんがいるから、やってくれ」とか、ひどいときには
「マッサージ希望だから、ちょっと揉んでやって」といったケースもwww
さすがに治療拒否したくもなりますが、そこは医師の指示通りにやらなきゃならぬ身分でしたから(泣)。
あとは、気になるのは「無資格者による治療」。さすがに大病院ではみられないものの、クリニックの
リハビリ科では・ごくたまに見受けられます。日本では資格化されていない「カイロプラクター」や
「整体師」にマッサージをさせちゃったりするケースがあり、院長が「安く雇用できるからと言いつつ
私のような有資格者と・さほど変わらない待遇で雇っちゃう。とすると、有資格者と無資格者の間で
軋轢が生じやすくなるわけでありまして。
私も・深刻な仲たがいを仲裁したりして大変な目に遭ったことがありました><。
(たとえば、女性の整体師さんが「もう辞める!」と言い出して、飛び出してっちゃったりね・・・・。
←勝手に辞められると困るので、説得して連れ戻しましたがwww)
整体やカイロのような「矯正治療」を行っているクリニックもいくつか見受けられますが、
「学校においての・医学教育の内容の濃さ」及び「医療事故の危険性」を考慮しますと
矯正するにしてもしないにしても、なるべく有資格者を雇うようにしてほしいと考えます。