†-役者紹介/人間
- 2014/05/26 00:22:01
_____________________
☑此方で【人間/召喚者】のキャラクターを作成してください。
☑キャラクターは管理できる範囲であれば何体でも構いません。
☑誰と組んでも構いません。
が、必ず一人は管理人と組むようにしてください。
(相方が来られなくなって動けない、などのトラブル防止のため)
組みたいと思った方に直接交渉しに行ってくださればと思います。
管理人との相談は、専用のブログで行わせていただければと思います。
☑年齢不明NG
☑彼等人間は歪められた時間によって「成長」を止められているため、「18」歳までが年齢の上限です。
☑【関係】は悪魔とはどんな主従関係なのかを。
例:一方的に愛している
例:ただ道具として使っている 等。
☑武器、容姿共に西洋が基本だが、流派によっては東洋でも可。
ただし、服装については制服の指定があります。
用語集のトピックスを参照してください。
☑武器は〝魔術〟でも構いません。
☑名前は英名「**=****」のように。
ファミリー(ラスト)ネームを失っている設定でもOKです。
☑最強設定禁止。見つけ次第強制脱退処分を下します。
☑「悪魔を2体以上所持している」人間を作成したい方は、直接管理人に申し出てください。
勝手な判断から許可を取らなかった場合、強制脱退の対象になります。
また、【准卒業候補生】、【卒業候補生】のキャラクターを作成したい方は、同じく管理人に申し出てください。
此方は最大でも3名ほどしか許可できないので、要相談となります。
†______________†
名前 †
年齢 †
性別 †
学年 †
容姿 †
武器 †
関係 †
設定(過去や性格など) †
†______________†
名前 † ヴェスパー=ウィトリー
年齢 † 16
性別 † 男
学年 † Ⅳ
容姿 †
柔らかな白金色の髪は顎の横で切り揃えられている。前髪もまっすぐ、いわゆるおかっぱ頭。
瞳は大きく、穏やかな輪郭のなかみはぐるぐると渦巻いている潰れたイチゴの色。澱んだそれを覗き込めば、虫を這わすような不快感を知るかもしれない。
つんとした鼻、薄い印象の顔立ちは感情の機微が読み取り辛い。大口を開けることは極度に少なく不気味なほど真っ赤な口内は目立たない。
170センチきっかり。細身とはいえ骨ばった体は明確に男性的だが、微笑みや所作にはあどけない少女性すら見える独特の雰囲気を持っている。
制服はきっちりと着こなしているつもりらしいが、詰めが甘いのか不器用なのかネクタイは大抵曲がり靴下はずり下がり、下手すれば片方が脱げていることも。
また絵の具や草の汁がいつでもどこかに付着している。
銀の短剣。華奢な刀身に美しい装飾の施された手のひら小のナイフは、高価だろうが武器にしてはあまりに頼りない。蘭流の魔術を合わせて実践に用いることもあるが、極稀。
なぜなら──彼が動かずとも、"彼女"一柱で足りてきたから。
関係 †
神と信者。あるいは、王と道化。
ヴェスパーはテスカトリポカに"正常な世界"を与えられた。彼にとって彼女は救世主同然であり、だからこそ言われるがままこの学園を勝ち残らんとしている。
設定 †
『俺』『君』
愛称はヴェス。人には独自のあだ名をつけ、見た目の印象とは裏腹に、壮年の男めいた低く掠れた声でゆったり歌うように話す。
過剰な比喩や言い換えが目立ち、彼の言うところを把握するのは非常に困難。
絵を描く。
正しく言えば色を塗る。画用紙に布に石に、パステルもネオンも原色も混ぜて好き勝手に塗る。
世界が肉塊の形をとって見えた。
臓物を踏み腐臭を食いグロテスクな半腐れの肉に囲まれて暮らす幼少期、自分ですらも溶け落ちたゾンビのような姿。ただしい"人間"を知らなかった。「綺麗」がわからなかった。
だってそんなもの、この世のどこにもありやしなかったから。
親族らが、赤黒い似顔絵を描く少年──その上、本家の長男!──を持て余し、疎み、強硬手段に出るまで時間はかからない。ある夜、遂に振りかざされた剣から必死に逃げ惑って。
屋敷の書架、本棚、隠し部屋。
初めて踏み入れる地が机上の『本』がまるで自身を呼び寄せているみたいで、手を伸ばしたグリモワールは、不幸にも彼に応えた。
肉塊にまみれた世界で親族だった肉を串刺しにしたのは、見目麗しき少女。
ヴェスパーは初めて人間を見た。
初めて、美しいものを見つけた。
少女に訴えた願いは無事に成就し、彼の世界は歪められ常に正常な──『異常』を常にしていた彼の精神を、狂気に堕とすほどに正常に美しい世界を、映しだした。
かつては澄んだ青の瞳を持っていた。ヴェスが、自身のそれを知ることはない。
†______________†
名前 † ヴェスパー=ウィトリー
年齢 † 16
性別 † 男
学年 † Ⅳ
容姿 †
柔らかな白金色の髪は顎の横で切り揃えられている。前髪もまっすぐ、いわゆるおかっぱ頭。
瞳は大きく、穏やかな輪郭のなかみはぐるぐると渦巻いている潰れたイチゴの色。澱んだそれを覗き込めば、虫を這わすような不快感を知るかもしれない。
つんとした鼻、薄い印象の顔立ちは感情の機微が読み取り辛い。大口を開けることは極度に少なく不気味なほど真っ赤な口内は目立たない。
170センチきっかり。細身とはいえ骨ばった体は明確に男性的だが、微笑みや所作にはあどけない少女性すら見える独特の雰囲気を持っている。
制服はきっちりと着こなすものの、詰めが甘いのか不器用なのかネクタイは大抵曲がり靴下はずり下がり、下手すれば片方が脱げていることも。
また絵の具や草の汁がいつでもどこかに付着している。
武器 †
関係 †
設定 †
『俺』『君』
愛称はヴェス。人には独自のあだ名をつけ、見た目の印象とは裏腹に、壮年の男めいた低く掠れた声でゆったり歌うように話す。
絵を描く。
正しく言えば色を塗る。画用紙に布に石に、パステルもネオンも原色も混ぜて好き勝手に塗る。
世界が肉塊の形をとって見えた。
臓物を踏み腐臭を食いグロテスクな半腐れの肉に囲まれて暮らす幼少期、自分ですらも溶け落ちたゾンビのような姿。ただしい"人間"を知らなかった。綺麗なものはこの世のどこにもありやしなかった。
赤黒い似顔絵を描く少年を持て余し、疎み、強硬手段に出るまで時間はかからない。ある夜、遂に振りかざされた剣から必死に逃げ惑って。
屋敷の書架、本棚、隠し部屋。
初めて踏み入れる地が机上の『本』がまるで自身を呼び寄せているみたいで、手を伸ばしたグリモワールは、不幸にも彼に応えた。
肉塊にまみれた世界で親族だった肉を串刺しにしたのは、見目麗しき少女。
ヴェスパーは初めて人間を見た。
初めて、美しいものを見つけた。
少女に訴えた願いは無事に成就し、彼の世界は歪められ常に綺麗なものを映すようになった……中毒者の見る幻覚のような毒々しさを帯びて。
かつては澄んだ青の瞳を持っていた。ヴェスは、それを一度も見たことがない。
†______________†
編集中です
名前 †ログズ=エカルラート
年齢 †17
性別 †♀
学年 †Ⅲ
容姿 †燃えるように情熱的な緋色の髪と緋色の瞳の女性。
艶やかな緋色の髪は腰あたりまであり、ウェーブがかっている。
左目が隠れるほどの長さの前髪で、顔周りの毛は胸のあたりまでの長さ。
ぱっちりとした大きな瞳に長い睫毛が憂うように覆う冷めた瞳をしている。
166cmと長身でスリムな体型、全体的にしなやか。
制服は第二ボタンを開けリボンは着用していない。指定とは違う黒タイツを常時履いている。
両耳にシルバーのピアスをつけているが特に加護はない。
武器 †魔術 / 格闘技
流派としては、蘭流と加流。
転送系と拘束系の魔術を得意としている。
また格闘スキルも高く、魔力を拳や足から攻撃として打ち出す能力については抜きんでており、それらを応用した強烈な一撃で相手の隙ついて攻め落とす弾丸特攻が主。
関係 †
設定 † 合理性の強い性格だが面倒くさがり。
決断が早い故に過程をすっとぼかし結果のみを求めるタイプ。
無関心なわけではなく面倒だから関わらない知ろうとしないようにしている。
頭のキレは良く物覚えもいい方だが努力を怠る。
悪魔を道具と思っている節から人間の方が上で悪魔の真意、職能を嘗ての栄光ぐらいに思っている。
座学や実戦にはあまり熱心でない態度を取っており、朴念仁なところがそれに拍車をかけている。
一人称は「私」、二人称は「あなた」「〜さん」
愛称は「ログ」
†______________†
名前 † サファイア=キャタラクト
年齢 † 17
性別 † ♀
学年 † Ⅳ
容姿 †
毛先にかけて鮮やかな水色のグラデーションのかかった群青色の髪。
軽いウェーブがかかっており、手触りがとても良い。サイドの髪は頬の辺りで切られ、前髪は目にかからない程度で清潔に切り揃えてある。
後ろ髪はゆったりと腰に流れ、耳の辺りから右側だけ三つ編みに結われ腰に先端を垂らす。
それを結うのは白いレース。
勝気な印象を持つ薄い氷の色(アイスブルー)の瞳。
瞳孔が猫のように細い。
やや幼顔だが、顔立ちはとても凛としている。
左の頬に、2センチほどの小さな引っかき傷のあとが残っている。
身長は155cm程で、体格は中肉中背。
優等生ぶっている節があり、制服はきちんと着こなす。
耳には六角形をした大きめのピアスをしており、サファイアのそれは中心に仄明るい水色の光を閉じ込めている。
歩くたびにゆらゆらと揺れ、光を乱反射させる。
武器 † ルーン
その穂先をどす黒い液(血の煮液、毒液)に浸しておかないと柄が燃焼し、手に持つ人間を危険にさらすという特徴を持つ槍。
戦いの気配を感じると、この槍は持ち主の意思に反して興奮し、持ち主の魔力を無理やり引き出して力を発しようとする。
激しい発作となってその炎が右腕を焼き、唸りながら勝手に敵へと飛び出していく。
偶然通りかかった廊下に落ちていたそれを拾ったのが運の尽き。
望まぬ戦いを引き寄せる呪われた武器だった。
関係 †
可愛がってはいたのだが、やや引きずられ気味に愛を受け入れているばかり。
どうにも掴みにくい性格の悪魔とはそれなりに良い関係を築いていた。
設定 †
鼻につく高圧的な態度が特徴的な女子生徒。
名門の一端に名を連ねる「キャタラクト」からまた一人送り込まれた。
兄と妹であるラピスラズリ、ワグテイルが負けたのは実力が無かったためとして死してなお悲しんではいない様子。
加流の魔術が得意だが、水を基礎元素とするキャタラクトと火の槍・ルーンは相性が悪く、魔力をごっそり奪い取られると体力と精神力も派手に削られる。
†______________†
名前 † ファタリタ=カッチャヴィーテ
年齢 † 18前後の見た目
性別 † 不明
学年 † Ⅵ年生
容姿 †
イメージカラーは原色のグリーン。
ド派手な緑色の髪と、蛍光色の紫色の瞳をした少女……にも見えるが、真偽は不明。
パッチリした目は二重で表情がコロコロと変わる。
ザンバラな髪は揃いなく、毛先は忙しく外を向いたり内側へ巻いたり、足元まであったり眉の上で切られていたり。
紫色の瞳の中は、まるで運命の輪が連なるように虹彩の外側から黒い輪が中心に向かって徐々に小さく、小さく瞳の奥まで続いている。
渦を巻くその瞳をずっと見続ければ、吸い込まれてしまいそうな恐怖を感じる。
右腕全体に施された大小さまざまな歯車の刺青は、ファタリタが魔力を蓄えると黒く輝き出す。
伊流の魔術師で、身体中につけた金のアクセサリーを媒介により多くの魔力を引き出すことを得意とする。
Ⅵ年生を示す紫色のローブが髪と瞳の色とよく合っている。
また、左頬には神話武器を所有する者の証である逆さ十字が刻まれている。
武器 † グレイプニル
フェンリル狼を捕縛する為の鎖、鎖と言っても是は絹の紐。決して切れる事の無いドワーフの手による魔法の紐である。
過去二回に渡り、捕縛を逃れていたフェンリル狼も、是によって遂に捕らえられる。
原料は猫の足音・女の髭・岩の根・熊の腱・魚の息・鳥の唾液。
グレイプニルに使用された為、これ等の材料はもうこの世に存在しない。
まるで蜘蛛の糸のように服の至るところからしゅるしゅると伸びる紐が瞬く間に敵とみなした相手を縛り上げる。
この作品における「絶対」の力は、同じ「絶対」の力を持つ武器とは拮抗する。
関係 †
設定 †
自由気ままで快活で、そのくせ的を射ることを言う。この世界を牛耳る存在にきっと気付いている。
いつもニコニコ笑っていて、他人の手を引いては「楽しいこと」をみんなでしたがる。
相手と目を合わせ、右手で宙を捻りながら「a cicle circa(ぐるぐる回る)」と唱えれば、ファタリタの掛ける魔術から逃れる術は、もう無い。
†______________†
名前 † ファタリタ=カッチャヴィーテ
年齢 † 18前後の見た目
性別 † ♀
学年 † Ⅵ年生
容姿 †
イメージカラーは原色のグリーン。
ド派手な緑色の髪と、蛍光色の紫色の瞳をした少女。
パッチリした目は二重で表情がコロコロと変わる。
ザンバラな髪は揃いなく、毛先は忙しく外を向いたり内側へ巻いたり、足元まであったり眉の上で切られていたり。
紫色の瞳の中は、まるで運命の輪が連なるように虹彩の外側から黒い輪が中心に向かって徐々に小さく、小さく瞳の奥まで続いている。
渦を巻くその瞳をずっと見続ければ、吸い込まれてしまいそうな恐怖を感じる。
右腕全体に施された大小さまざまな歯車の刺青は、ファタリタが魔力を蓄えると黒く輝き出す。
伊流の魔術師で、身体中につけた金のアクセサリーを媒介により多くの魔力を引き出すことを得意とする。
Ⅵ年生を示す紫色のローブが髪と瞳の色とよく合っている。
武器 † グレイプニル
フェンリル狼を捕縛する為の鎖、鎖と言っても是は絹の紐。決して切れる事の無いドワーフの手による魔法の紐である。
過去二回に渡り、捕縛を逃れていたフェンリル狼も、是によって遂に捕らえられる。
原料は猫の足音・女の髭・岩の根・熊の腱・魚の息・鳥の唾液。
グレイプニルに使用された為、これ等の材料はもうこの世に存在しない。
まるで蜘蛛の糸のように服の至るところからしゅるしゅると伸びる紐が瞬く間に敵とみなした相手を縛り上げる。
この作品における「絶対」の力は、同じ「絶対」の力を持つ武器とは拮抗する。
関係 †
設定 †
自由気ままで快活で、そのくせ的を射ることを言う。この世界を牛耳る存在にきっと気付いている。
いつもニコニコ笑っていて、他人の手を引いては「楽しいこと」をみんなでしたがる。
相手と目を合わせ、右手で宙を捻りながら「a cicle circa(ぐるぐる回る)」と唱えれば、ファタリタの掛ける魔術から逃れる術は、もう無い。
†______________†
名前 † セス・A・S=サリバン
年齢 † 16
性別 † ♂
学年 † Ⅱ
容姿 †
上半分が淡い黄緑、下半分が深緑の髪と桃色の瞳を持つ少年。
ショートヘアの髪は肩くらいの長さで、毛先はパッツン。
サイドの髪が顎辺りで揃えられ、前髪は眼をかろうじて覆わない程度。
手入れの良くされた髪は、しかし毛先がわずかに傷んでいる。
元は腰くらいまであった髪を自分で切り落としたために、切り口がややザクザク。
制服は模範的な着こなしと言え、非常に飾り気がない。
物腰の穏やかさが、見て解るほどにやわらかな目つきと顔立ちをしており、桃色の鮮やかな瞳は、見ているだけで何かほっとするような気さえする。
すぐに淡く微笑むクセがある。
いかにも〝儚げな美少年〟という言葉が似合いそうな顔立ち、そして雰囲気を醸している。
武器 † 闇のランタン
淡い光を閉じ込めたランタン。
魔術を施した魔法道具で、「light(光よ)」と唱えることで周囲に光を灯す、もしくは「Dark(闇よ)」と唱えることで周囲の光を全て吸い込むことが出来る。
関係 †
「友達」だと思っている。
彼は自分を導く存在で、いつでも傍に居てくれる。でも別れは拒めない。
中々成果を挙げない姉の代わりにと駆り出された中、姉を気遣うと共に自分のこと以上に心配しており、いざとなったらアリーヤのために身を捧げ、ルークも姉に差し出すつもりで居る。
設定 †
どこか、ふわふわしていて。
どこか、薄くて。
目を離すと、ふっと消えてしまいそうな淡い存在。
誰にでも優しいようで、自分にだけは辛く当って。
底知れない笑みは、全てを達観しているような錯覚さえ産む。
そんな弟を姉は嫌っている。
一人称「俺」
二人称「君」
†______________†
名前 † セス・A・S=サリバン
年齢 † 16
性別 † ♂
学年 † Ⅱ
容姿 †
上半分が淡い黄緑、下半分が深緑の髪と桃色の瞳を持つ少年。
ショートヘアの髪は肩くらいの長さで、毛先はパッツン。
サイドの髪が顎辺りで揃えられ、前髪は眼をかろうじて覆わない程度。
手入れの良くされた髪は、しかし毛先がわずかに傷んでいる。
元は腰くらいまであった髪を自分で切り落としたために、切り口がややザクザク。
物腰の穏やかさが、見て解るほどにやわらかな目つきと顔立ちをしており、桃色の鮮やかな瞳は、見ているだけで何かほっとするような気さえする。
すぐに淡く微笑むクセがある。
いかにも〝儚げな美少年〟という言葉が似合いそうな顔立ち、そして雰囲気を醸している。
武器 † 闇のランタン
淡い光を閉じ込めたランタン。
魔術を施した魔法道具で、「light(光よ)」と唱えることで周囲に光を灯す、もしくは「Dark(闇よ)」と唱えることで周囲の光を全て吸い込むことが出来る。
関係 †
「友達」だと思っている。
彼は自分を導く存在で、いつでも傍に居てくれる。でも別れは拒めない。
中々成果を挙げない姉の代わりにと駆り出された中、姉を気遣うと共に自分のこと以上に心配しており、いざとなったらアリーヤのために身を捧げ、ルークも姉に差し出すつもりで居る。
設定 †
どこか、ふわふわしていて。
どこか、薄くて。
目を離すと、ふっと消えてしまいそうな淡い存在。
誰にでも優しいようで、自分にだけは辛く当って。
底知れない笑みは、全てを達観しているような錯覚さえ産む。
そんな弟を姉は嫌っている。
一人称「俺」
二人称「君」
†______________†
名前 † ククヴァヤ=ヴィリロス=K(キャタラクト)=レインオーダー (通称/クク)
年齢 † 12
性別 † ♀
学年 † Ⅲ
容姿 †
烏の濡れ羽色をした髪と、グラデーションのかかった蒼い瞳を持つ少女。
光を反射することはなく、ただ雨に濡れたようにしっとりと重く柔らかい髪は臀部にまで伸ばされている。
日替わりで髪型が変わり、ツインテール→ノーマル(降ろし)→おだんご二つ→ツーサイドアップ→三つ編み(うしろで一つ)→ツインテール……とループ。
戦闘の際にはポニーテールになる。前髪はいつも瞳の上で真っ直ぐに揃えられており、前髪の一部に月白色のメッシュが。
瞳は上のほうから黒、濃紺、蒼、水色、と色を変えていき、白目にまで青色が溶け出すように淡く広がっている。
ぱっちりした二重に良く動く瞳は快活な少女そのもの。
目元に青、黒の線を引いて妖艶さも引き出している。
右手の人差し指と中指、左手の親指にそれぞれ貝を削って作った銀色の指環を嵌めており、爪の先まで手入れされて小奇麗な印象が持たれる。
耳には六角形をした大きめのピアスをしており、アクアマリンのそれは中心に仄明るい深紅の光を閉じ込めている。
歩くたびにゆらゆらと揺れ、光を乱反射させる。
身長は145cm。全体的に華奢な体付きをしており、年齢相応に幼い顔立ちをしている。
指定の制服を着こなし、乱れたところはいつも悪魔に直してもらっている。
まだ戦いには参加したことがなく、この学園に入るまで訓練を受けている最中だったため、戦闘の技術や知識は今ひとつ。すばしこい動きで小回りが利くが、周りが見えない。
武器 †
普段は示流と加流の魔術を使用しているものの、どちらも今ひとつ。
水をベースにした魔力を展開させる。
〝一緒に遊ぶ〟という契約の元、マルファスに普段は身の回りの世話をしてもらっている。
代償に奪われた両脚は太腿の中程から存在せず、再生することもない。
マルファスのことを悪魔であると正しく認識しているわけではなく、ただ都合よく傍に居てくれるし、遊んでくれるので、友達として信用している。
しかし、癇癪を起こしやすいため、自分の思い通りにならないと力づくで押さえつけ言うことを利かせようとすることがある。
奪い取った悪魔は増えた玩具・道具、決して自分に逆らわないのを良いことに、膨大な魔力で縛り付けている。
設定 †
学園では最年少となる生徒。まだ実力が開花していないひよっこ魔術師だが、秘めた才能を期待されている。
屋敷に居た頃は砂糖漬けで育てられたため、凄まじいまでの我が儘で意地っ張り。
食事が口に合わなければ盆をひっくり返し、料理長を呼び出しては首を落とす。
絨毯に染みがあれば即刻貼り直させ、自身の命じた時間に少しでも間に合わなければ責任者もろとも全員首を落とす。
そのようにして気に入らない者が居れば即刻首を刎ね、自身に逆らうことを決して許さない。
同級生に対してもその態度は変わらず、年上ということもあり人当たりよく、なついているような仕草もするが、やはり玩具と思っている節がある。
ただし、屋敷では姉替わりだったノエル、そしてワグテイルのことは「お姉さま」と呼んでおり、特別に懐いている。
†______________†
名前 †Charo(チャロ)
年齢 †16
性別 †♀
学年 †Ⅰ
容姿 †http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=60058498 二枚目 だいぶ小さいですが参考に
アシンメトリーの黒髪は右前が少し長め。前髪は邪魔だといつも上げているのだが、長さが微妙な一房がいつも落ちてしまっている。扇状に広がる後ろ髪はざっくばらんに切られており、あまり艶はない。指を通してみるとところどころひっかかる。
髪よりも藍色に近い夜色の瞳はやはり若干すすけており、時々目を合わせているのにどこか遠くを見ているような錯覚に襲われることもある。本人はちゃんと見るべきところを見ているので拗ねる
左耳には雫型の小さなイヤリングがしてある、ピアス穴はない
肌は血管が透けるほどに白く、しかしどうも健康とは言えない青白さを感じる
下唇が分厚いのがコンプレックス。おかげでいつもむっすりと仏頂面だが、けして怒っているわけではないのだろう
制服についてだが、これは基本乱れさせずに着こなしている。しいて言えばスカートがだいぶ長めな事くらいだろうか
上着の下、腰に留め具をつけてファルカタを挿している
下着は黒系統が多い。ただの好み
武器 †ファルカタ
ファルカタとは、長く湾曲した剣である。 根元から三分の二位までは片刃で、刃先の部分は両刃で鋭く尖っている。 握りの部分は動物の形をしている事が多く、手を包み込むように湾曲している。 後の世には、握りの部分に鎖や革紐が取り付けられる事もあった。 豪華な象嵌が施されている場合もあり、それは指揮官クラスや貴族達が用いたと思われる。
チャロの握りには獅子の装飾が施され、鞘は熊をモチーフとした柄が彫られている
流行り病で亡くなった祖父から譲り受けた一家代々受け継がれてきたものらしいのが、スフェの姿を見たとき思わず見比べてものすごい顔をしたとか何とか
関係 †悪魔嫌いが抜けきらず、随分つっけんどん。しかし全部終わったら殺して契約を破棄してやろうともくろんでいるために、そこそこ割り切って対応している
肉体関係を結ぶことがたびたびあり、そのせいで最近は情が移ってきた模様
それでも基本的には塩対応である
名前 †Charo(チャロ)
年齢 †16
性別 †女
学年 †Ⅰ
容姿 †http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=60058498 二枚目 だいぶ小さいですが参考に
アシンメトリーの黒髪は右前が少し長め。前髪は邪魔だといつも上げているのだが、長さが微妙な一房がいつも落ちてしまっている。扇状に広がる後ろ髪はざっくばらんに切られており、あまり艶はない。指を通してみるとところどころひっかかる。
髪よりも藍色に近い夜色の瞳はやはり若干すすけており、時々目を合わせているのにどこか遠くを見ているような錯覚に襲われることもある。本人はちゃんと見るべきところを見ているので拗ねる
左耳には雫型の小さなイヤリングがしてある、ピアス穴はない
肌は血管が透けるほどに白く、しかしどうも健康とは言えない青白さを感じる
下唇が分厚いのがコンプレックス。おかげでいつもむっすりと仏頂面だが、けして怒っているわけではないのだろう
制服についてだが、これは基本乱れさせずに着こなしている。しいて言えばスカートがだいぶ長めな事くらいだろうか
上着の下、腰に留め具をつけてファルカタを挿している
下着は黒系統が多い。ただの好み
武器 †ファルカタ
ファルカタとは、長く湾曲した剣である。 根元から三分の二位までは片刃で、刃先の部分は両刃で鋭く尖っている。 握りの部分は動物の形をしている事が多く、手を包み込むように湾曲している。 後の世には、握りの部分に鎖や革紐が取り付けられる事もあった。 豪華な象嵌が施されている場合もあり、それは指揮官クラスや貴族達が用いたと思われる。
チャロの握りには獅子の装飾が施され、鞘は熊をモチーフとした柄が彫られている
流行り病で亡くなった祖父から譲り受けた一家代々受け継がれてきたものらしいのが、スフェの姿を見たとき思わず見比べてものすごい顔をしたとか何とか
関係 †悪魔嫌いが抜けきらず、随分つっけんどん。しかし全部終わったら殺して契約を破棄してやろうともくろんでいるために、そこそこ割り切って対応している
肉体関係を結ぶことがたびたびあり、そのせいで最近は情が移ってきた模様
それでも基本的には塩対応である
両親を悪魔に殺される。その後祖母の家に引き取られるが、そこで色々と調べているうちにそれが姉の仕業だと判明
このままでは優しい祖母まで殺されてしまう。しかし姉は悪くない。そうだ、姉をたぶらかした悪魔が悪いのだ
そうしてその悪魔を殺してしまうことを決意。しかし一介の少女にそんな力はなかった。そこへ現れたのが現在の悪魔のグリモワールである
本屋の隅の隅、異質な気を放つそれに誰も気づいた素振りはない。自分でさえも。そうして偶然手に取ったそれをパラパラとめくり、顔をしかめては呟いてしまった
こうして契約をしてしまった悪魔なわけだが、まさか悪魔と契約して悪魔を殺そうだなんて思っていなかった。非常に合理的ではあるが、悪魔嫌いのチャロにこれはなかなかの苦行。
しかしこれを手放すのも惜しい。そうだ、姉の悪魔だけ殺したらこの本も焼いてしまおう。密かにそんなことを思いながら、とりあえずいつの間にやら疾走していた姉を探し学園に入学した
基本顔に感情が出にくい。しかし少しコツをつかめば容易に判断できるようになるだろう。わりとわかりやすい
好きなものは好き、嫌いなものは嫌い、言いたい事は言う、人に意見は押し付けない程度に。など、かなりさっぱりしている。
真面目にコツコツ頑張る人間と押しの強い人間が苦手。前者は心を打たれつい甘くなってしまうから、後者は自身が押しに弱いから。
好きなものはアップルティーと絵を描くこと
嫌いなものは虫。そして虫。集中しているときに邪魔をされること
いまいち憎めないのはスフェ
†______________†
名前 †Label=Phalaenopsis (レーベル=ファレノプシス)
年齢 †17
性別 †♀
学年 †Ⅰ
容姿 †燃え盛る業火の紅蓮色の髪に、深く深い血液の深海を固めてはめたようなガーネットの瞳を持つ。
解けば尻あたりまである髪は、両サイドの高めな位置でおだんごにし、余った部分はツインテールのように垂らしている。ストレートな髪質で、艶やかに風の中揺蕩う。指を通せばさらさらと砂のように崩れてしまう
いい具合に長い睫の下にある瞳はぱっちりと縦に大きく、性格にあっているのかどうなのかしっかりとハイライトが入っている
気分によって、顔にペイントを入れたりいれなかったり。たいてい素顔のままだが、入れるときは黒で、ピエロがしているような幾何学模様を自力で描いているらしい
制服は、本当は全く持って周りと違う格好をしたい衝動を抑え一応きちんと着こなしている。が、下着にノースリーブのフレアワンピを着ている。基本黒だが、上からローブを着ると下から見ない限りは見えないので気にせず着ている。
常に髪色と同じネイルをつけ、毎晩塗り直している
参考http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=60058498 一枚目
武器 †ダガーナイフとフリントロック・ピストル
何の効能も特殊効果もない
関係 †どんなことをしてもちゃんと見ていてくれると信じていて、身体的にも精神的にもつかみどころのない信頼を抱いている。
みてみてほめて。もっと見て。な精神の元、べたべたとくっつきまわっている
今のところ、いなくなったらだとか殺されてしまったらだとか、はたまた自分が死んだあとの事なんかはよく考えていない。そんな未来を考えることがない。
名前 †Label=Phalaenopsis (レーベル=ファレノプシス)
年齢 †17
性別 †♀
学年 †Ⅰ
容姿 †燃え盛る業火の紅蓮色の髪に、深く深い血液の深海を固めてはめたようなガーネットの瞳を持つ。
解けば尻あたりまである髪は、両サイドの高めな位置でおだんごにし、余った部分はツインテールのように垂らしている。ストレートな髪質で、艶やかに風の中揺蕩う。指を通せばさらさらと砂のように崩れてしまう
いい具合に長い睫の下にある瞳はぱっちりと縦に大きく、性格にあっているのかどうなのかしっかりとハイライトが入っている
気分によって、顔にペイントを入れたりいれなかったり。たいてい素顔のままだが、入れるときは黒で、ピエロがしているような幾何学模様を自力で描いているらしい
制服は、本当は全く持って周りと違う格好をしたい衝動を抑え一応きちんと着こなしている。が、下着にノースリーブのフレアワンピを着ている。基本黒だが、上からローブを着ると下から見ない限りは見えないので気にせず着ている。
常に髪色と同じネイルをつけ、毎晩塗り直している
参考:http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=59766548
武器 †ダガーナイフとフリントロック・ピストル
何の効能も特殊効果もない
関係 †どんなことをしてもちゃんと見ていてくれると信じていて、身体的にも精神的にもつかみどころのない信頼を抱いている。
みてみてほめて。もっと見て。な精神の元、べたべたとくっつきまわっている
今のところ、いなくなったらだとか殺されてしまったらだとか、はたまた自分が死んだあとの事なんかはよく考えていない。そんな未来を考えることがない。
一言で表すのなら、無邪気。心底楽し気な笑顔を見せる
人としてやってはいけないような残酷なことも平気でやって見せるが、それを咎められてもきょとんとしている
幼稚園児が、ウサギに花火を突っ込んで殺しても何も思わないのと同じだ
戦闘では、いつもの笑顔で殺戮交じりのパフォーマンスをして見せる
踊りながら蹴り上げたり、歌いながら撃ったり、斬りつけて流れ出た血でアートを創る。それは普通のことであり、咎められるようなことではない。
と言う風に、育つうちに歪んでしまった
口癖は「殺して」
の癖に、本当に殺されそうな状況に陥ればきゃっきゃうふふと言わんばかりに煽り逃げ回る
その姿はまるで舞踏会を踊り狂うように軽やかで楽し気
承認欲求が以上に強い。寧ろ行動原理
見てもらうために行動し、選択する。笑顔も涙もすべて見てもらうため
とある世界、とある国が戦争で平和になってしまい、目立った行動ができなくなってしまったので出て来た。そこから長らく、無意識に、学園の方向へ旅をする。その途中すれ違った古物商から、価値もよくわからないけれど、とりあえず表紙がかっこいいから売っているのだという本。グリモワールを手にしてしまう
歩きながらぺらぺらとめくっていると、これまたうっかり召喚してしまった
過去に最愛の姉、リーブルを海賊に奪われ、当の戦争で尊敬する友人を失う
生まれは貧乏、父に娼館へ売られ、娼館を襲った海賊に姉ともども連れ去られ、一員になり、争いに敗れ、海に姉は沈み…
そんな怒涛の人生。前職はピエロで、傭兵が副職
入学当初は、人間も悪魔も、基本的には観客としか思っていなかった
が、過ごすうちにありふれた憎悪や血肉飛び交う日常に自分も同化してしまっている気がして焦っている
このように、精神はぶっ飛んでいるし体力も人並み以上ではあるが、いたって普通の人間である。
嫌いなものは、海と寒い場所
好きなものは、日向ぼっことジャグリング
†______________†
名前 † セス・A・S=サリバン
年齢 † 16
性別 † ♂
学年 †
容姿 †
武器 †
関係 †
設定 †
†______________†
名前 † メリエッタ
年齢 † 17
性別 † ♀
学年 † Ⅵ
容姿 †
原液の絵の具のような黄色い髪に黄色い瞳を持つ。
臀部まで伸ばした髪は前髪を瞳に掛からない高さで切り揃え、サイドの髪は緩く渦を巻く房が一つずつ。
豊かな後ろ髪には同じくウェーブが掛かっており、ふわふわと毛先を広げている。
手触りの良い毛は艶を含み、猫の毛皮のようにツヤツヤとしている。
また、こめかみの辺りから三つ編みにしたひと房を、耳の上で幾重にも巻いて留め、羊のツノのようにしている。
その上に、シスターのローブと同化する青いコイフをかぶっている。
蛍光色の睫毛はアゲハ蝶を思わせる羽振りで、形のいい眉とアーモンド型の目は細部まで整った精巧な顔立ち。
また、右目には眼球が無く、青い薔薇が蔦を顔面に少しずつ伸ばしながら咲き誇っている。
整いすぎた顔立ちは、まるで「人形が生きている」かのよう。
さらに右の額から左の頬へと幾何学模様の刺青が流れ落ち、左目の下にはその模様に被さって逆さ十字が刻まれている。
だが、普段は深くかぶったコイフで右側の顔を上手く隠しているため、素顔が窺えない。
人懐こい笑みに、誰とでもすぐに話せる高いコミュニケーション能力を盾にして、Ⅵ年生でありながら学園中の様々な人に顔が知れている。
着衣の乱れは一切無く、これぞ優等生と言うべきか、というような装い。
細く綺麗な指先には、足先にも同様に黒いネイルを塗っている。
また、左の人差し指と右の薬指にそれぞれペリドットをあしらった金の指輪を。
武器 † タナトスの剣
死の神タナトスが携える剣。人の身を傷つけるためのものではなく、臨終を迎えた者の髪を一房切り取るために持ち歩いているもの。これで髪を切り取られた者は冥王への供物として捧げられた浄い死者と認められ、あの世行きが確定する(http://www.h6.dion.ne.jp/~em-em/page191.html より抜粋)。
よって本作でもそれに倣い、黒い刀身を持つ草刈鎌ほどの大きさの武器とする。
持ち手と刃には蛇を模した華美な装飾が施され、人の命を奪うものにしては過度とも思えるような外見をしている。
この武器は戦闘において使用することは出来ない。
振りかざせばあらゆる攻撃を剣を透かして自身の身に受けてしまうこととなる。
この剣の最大の特徴は夜間にも使用できること。
昼の間に十分な日光を浴びさせることで刃に魔力を蓄えることが出来る。魔力の使用が制限された夜間でも自由に持ち歩くことが可能となれば、夜な夜な誰かの部屋へと忍び込み、枕元にそっと立てばそこはもうメリエッタの独壇場である。
関係 †
恐らく相手がどんな性格であったとしても受け入れたのだろう。
その慈悲深い性格から、悪魔を性来のパートナーと信じて疑わない。
ましてや誰かに寝返ることなど考えてすらおらず、無防備とも思えるほどに絶大なる信頼と信用を寄せている。
設定 †
出生とラストネームが不明の、「黄色の髪に黄色の瞳」を持つ者の1人。
学園内でまことしやかに囁かれる「セバスチャン」との繋がりの真相を知る者はメリエッタ自身と、自身の引き連れる悪魔だけである。
伊流の魔術を心得ているが、戦闘についてはからっきしであるため悪魔に全面的な信頼を寄せている。
神や、神に準ずる物を心から愛しており、堕天使たる悪魔のことも自分のもとへ遣わされた神の使いであると信じて疑わない。
メリエッタの唯一にして最大の欠点は、他人の感情が分からないこと。
幼い頃からずっと「死こそが救済」であると信じてきた。万物ありとあらゆるものには死が付きまとい、それらを悲しみから救うにはやはり死しか無いのである。
決して自身に感情がないわけではないし、メリエッタ自身はとても泣き虫であるにも関わらず、致命的なほどに他人の感情に疎いのは学園に来るよりももっと以前に、一家が自分だけを残し無理心中したため頭のヒューズが飛んでいる。
もし、自分自身に死が訪れるのならメリエッタは甘んじて受け入れるだろう。
それは「神」の与えてくだすった運命、すなわち「救済」なのだから。
†______________†
恐らく相手がどんな性格であったとしても受け入れたのだろう。
その慈悲深い性格から、悪魔を性来のパートナーと信じて疑わない。
ましてや誰かに寝返ることなど考えてすらおらず、無防備とも思えるほどに絶大なる信頼と信用を寄せている。
設定 †
出生とラストネームが不明の、「黄色の髪に黄色の瞳」を持つ者の1人。
学園内でまことしやかに囁かれる「セバスチャン」との繋がりの真相を知る者はメリエッタ自身と、自身の引き連れる悪魔だけである。
伊流の魔術を心得ているが、戦闘についてはからっきしであるため悪魔に全面的な信頼を寄せている。
神や、神に準ずる物を心から愛しており、堕天使たる悪魔のことも自分のもとへ遣わされた神の使いであると信じて疑わない。
メリエッタの唯一にして最大の欠点は、他人の感情が分からないこと。
幼い頃からずっと「死こそが救済」であると信じてきた。万物ありとあらゆるものには死が付きまとい、それらを悲しみから救うにはやはり死しか無いのである。
決して自身に感情がないわけではないし、メリエッタ自身はとても泣き虫であるにも関わらず、致命的なほどに他人の感情に疎いのは学園に来るよりももっと以前に、一家が自分だけを残し無理心中したため頭のヒューズが飛んでいる。
もし、自分自身に死が訪れるのならメリエッタは甘んじて受け入れるだろう。
それは「神」の与えてくだすった運命、すなわち「救済」なのだから。
†______________†
名前 †コッペリア
年齢 †15歳程度の少女の姿
性別 †♀
学年 †Ⅲ
容姿 †
ふわふわしたミルクティーベージュの髪毛は肩より少し上のボブカット。
緩くウェーブがかかった額横の髪だけが、鎖骨辺りまで伸びている。
後ろ髪は中心にエメラルドの飾りが付いた緑色のリボン状のバンダナで纏められ、
前髪は向かって右分け。左側を二本のピンを平行にして留め、
右側は四本のピンを『|×|』の形にして留めている。
宝石の光を湛えた深い翠の瞳はぱっちりとした二重。長めに植えられた睫毛が影を落とす。
木苺の色に彩られた艶やかな唇、白桃の色にほんのり色付けされた頬。
すべすべした陶器の肌と、笑うと覗く真珠の歯、計算し尽くされたバランスの良い体躯。
その全てが完璧すぎるが故に、限りなく人間に近いのにも関わらず人間離れしている
彼女は文字通り『人形』だ。
体中のあらゆる関節は球体関節であり、たとえ四肢が捥げようとも修理すれば元通り。
血の通わない無機物の肌は白く冷たく、瞳はキャッツアイ効果のあるエメラルドを使用。
制服は『人間』の手本となるよう、一切の乱れなくきっちりと着こなしている。
身長は157センチ。やけに軽い。
武器 †
蘭流の魔術を使う。
しかし、『創造主』の魔術回路の一部を組み込まれた体であることから、
あまり複雑だったり精巧な魔術を使うことはできない。
また、使用する魔力は自分自身では作り出すことができないため、
『創造主』に直々に分け与えられた微量の魔力を核として
触れた相手の魔力を、相手に気づかれないまま自らの内に吸収する能力をもつ。
その他にも、周囲に漂う魔力の残滓や『創造主』が地下に蓄えた他人の魔力を使うこともある。
関係 †
きっと永遠に一方通行の、異質な関係。
『創造主』により与えられたものの一つとして大切に思うと同時に、
普通の人間ではない自分の悪魔になってしまったことに対して申し訳なくも思っている。
立場は違えと仕える主人は同じ。しかし、彼女と自分では最終的な目的が決定的に違う。
それでも、向こうがどう思っていようと良好な関係を築いていきたいし、
出来ることなら『親友』になりたい。
穏やかで優しく面倒見が良くて人懐こい、和顔愛語を絵に描いたような少女。
友達と呼べる人間も多く、生徒や教師など周囲からの信頼も厚い。
勉強も運動も出来て器量も良い彼女の唯一にして最大の欠陥
それは、人間ではないこと。
その正体は、ジゼル・ディアマンテ=ソネゴが創り出した少女型の自動人形。
大まかな造りは機械仕掛けであり、定期的にメンテナンスも必要だが、
基礎構造は魔術により組まれているため、限りなく人間に近い動きが可能。
ちょっとした仕草や言動も人間のそれだが、殆どの生徒に人形であることが知られているのはひとえに、
その事実を見せつけるように剥き出した脚や手指の球体関節のせいだろう。
それでも気味悪がられたり嫌煙されたりしないのは、あまりに出来すぎた彼女の人間(人形?)性故のこと。
魔力を原動力として動いているため、本来ならば人間のように栄養を摂取しなくとも生きていけるが、
他の生徒と同じように食事は摂るし、菓子類なども美味しそうに頬張る。
自らを創り上げたジゼルを「ジゼル様」または「メイカー(創造主、の意)」と呼び慕う。
その感情は愛情や感謝、憧憬や恋心などを通り越してもはや崇拝に近い。
たとえ何を命じられようと、普段の彼女からは想像もつかない狂気的な忠誠心のもとに従う。
何故それほどまでにして彼に尽くすのか、それは彼女本人にもわからない。
なぜなら、始めからそういう風に≪創られていた≫のだから。
その人脈の広さや人望の厚さを活かして学園中の情報収集を行い、
必要なときに『創造主』に報告するのが主な役目。
いつの日か人間になることを密かに夢見ており、
ジゼルが悪魔の叡智を手にれたら、自分を人間にしてくれるつもりなのかもしれないと考えている。
†______________†
名前 † メリエッタ
年齢 † 17
性別 † ♀
学年 †
容姿 †
原液の絵の具のような黄色い髪に黄色い瞳を持つ。
シスターのコイフをかぶっている。
武器 † タナトスの剣
関係 †
設定(過去や性格など) †
†______________†
名前 † ワグテイル=キャタラクト
年齢 † 15
性別 † ♀
学年 † Ⅳ
容姿 †
月白色の髪と、オフェリアの瞳を持つ少女。華奢な身体つきで、150センチあるか無いか。
緩い内巻きのショートヘア。サイドの髪が若干前下がり気味。
肩にギリギリ付き、前髪は目にかからない程度で揃えられる。
毛先が僅かに黒味がかっており、それが名前の由来となった。
オフェリアの目は全てを見通すかのように冷たく遠くを見ている。
若干垂れ目っぽく、剣呑な目つき。眉は麻呂っぽい。
目元に青、白の線を引いて妖艶さも引き出している。
右手の人差し指と中指、左手の親指にそれぞれ貝を削って作った銀色の指環を嵌めており、爪の先まで手入れされて小奇麗な印象が持たれる。
制服は特に着乱すこともなく、ただアクセサリーとして、耳には六角形をした大きめのピアスをしており、オパールのそれは中心に仄明るい青白い光を閉じ込めている。
歩くたびにゆらゆらと揺れ、光を乱反射させる。
武器 † モルガンの不死の衣
魔女モルガンの作ったとされる不死の衣。
その衣はどんな攻撃をも受け付けないとされ、例え首を切り落とされようと、再び胴体と繋げ再生させることが出来るのだから恐ろしいことである。
本作では、攻撃を受けた際〝身体の傷があっという間に塞がる〟ものとする。
これは常時発動している能力で、辞めることも出来ない。
灰になっても長い時間は掛かれどワグテイルは再生することが出来る。
例え目を、手を、足を、内蔵を奪われようがあっという間に再生する。
関係 †
無関心。そもそも、ワグテイルに感情があったのかすら今となっては謎に包まれている。
ぼんやり、どこを見ているのかすら分からずそこに突っ立っているだけのワグテイルは、リサを召喚したまま、ただ連れ回していただけなのだから。
レインオーダー家とキャタラクト家の混血。魔法使いを効率よく生み出すため、両家から送り出された者の1人。運命の歯車。
他のキャタラクト家、レインオーダー家の者たちと交流していたのかは謎。
どこかの闇市で父親が不法に入手したモルガンの不死の衣を、直接体内に取り込んでいる。
モルガンの不死の衣で包んだ生まれたばかりの赤ん坊を鍋に入れて煮込み、三日三晩放置して蓋を開ければ、そこには裸の赤ん坊しか居ない。
そうしてモルガンの不死の衣は赤ん坊の体内に吸収されてしまったのだった。
無痛症。
後天的なモノで、どんな傷を受けようが一切痛みを感じない。
ので、よく見るとあちこち傷だらけ。
足を挫こうが、骨が折れようが、火傷しようが、痛みを感じないのだからだるいと思うだけ。
痛みを感じないということは、すなわち「何も感じない」のと同じこと。
だから触れられても、何も感じないしわからない。
撫でられても、抱きしめられても、〝何も得ることができない〟。
それが悲しいことだということさえも、わからない。
何故なら「痛み」を感じられないのだから。
†______________†
名前 †ジゼル・ディアマンテ=ソネゴ
年齢 †17
性別 †男
学年 †Ⅴ
容姿 †人形のような白い肌、大きな目、小さな口、女性を連想させる容姿をしている。
モルガナイトと同色の髪は細くしなやかで、毛先になればなるほど色が薄まっている。
長さは肩まであって、左耳にかけているのが特徴。
前髪は目に掛からないギリギリの長さで、適当に流している。
淡緑色の瞳は鋭く澄んでいて、若々しく艶を帯びている
身長は173cm、細身で華奢な体格をしている。
服装はブラウスにズボンというラフな格好でボタンは一つも空いていない。
ローブとネクタイは正式な儀式があるとき以外は、部屋に置いている。
アクセサリーとして、左耳に揺れるタイプの涙型のピアスがつけられている。
ピアスの中には自分の血が入っており、深紅色に輝きを放っている。
そして神話武器を使用する者にだけ現れる刺青が刻まれている。
武器 †カーテナ/魔術
イギリス王家に伝わる聖剣の一つ。
デュランダル、ジョワーズと同じ材料、製法で鍛えられたとされる。
「アーサー王物語」に登場する英雄トリスタンの剣であった伝承も存在する。
大きさを変化させたり、水を纏うことはできないが、切れ味や硬さは同等。
また、剣の形状を三つに変化させることが出来る。形状は違えも色は同じ。
刀身は蒼色で、鍔は漆黒、柄にはモルガナイトが埋め込まれている。
一つ目の形は、刃渡り110cmのロングソード。「1」
切っ先が失われているのが特徴。
鍔元に「Sword of Mercy (慈悲の剣)」と刻まれている。
二つ目の形は、刃渡り80cm、全長95cmのサーベル。「2」
鍔元に「Sword of Spiritual Justice (天界正義の剣)」と刻まれている。
三つ目の形は、刃渡り70cm、全長1,2mのレイピア。「3」
鍔元に「Sword of Temporal Justice (俗界正義の剣)」と刻まれている。
若しくは、ランダムで出す前に相手が数字を指定すれば、その形状で出てくる。
また、1・2・3以外の数字を指された場合は、出せないという厄介な代物。
その上、一度出した武器は相手を斬るまで他の剣に変更することができない。
ランダムとされるが、ロングソードの形で出てくることが多い。
ジゼル曰く「あいつは僕のことが嫌いだから」。
魔術の流派は、伊流と日流第二式。
関係 †契約が成立しているだけ。
グリモワールを手に入れたので契約している程度。
ペット感覚の道具という認識に近い、悪魔のことを本人らの前では名前で呼ぶが、
人前では「アレ」呼ばわり。
設定 †ソネゴ家の分家出身。
本家子息の名前と顔はぼんやりと覚えている程度で、親戚の子は名前は知っているが存在は知らない。
八歳まで英才教育を受け、十歳で入学した経緯を持つ。
比較的早い段階でグリモワールを手に入れ入学しただけあり、戦闘経験は人一倍。
センスや間合いの取り方、駆け引きの仕方、引き際までも絶妙。
また学園の施設は勿論、内部情勢や派閥まで把握している模様で、幼い頃から魔法により張り巡らしたた自分に優位な罠があるらしい。ただ大半は面白いことが起きたときにすぐ自分に伝わるようなものばかりで、一定の魔力量を超えた時など、発動条件は様々。
名家ソネゴ家の分家というだけあり、魔力蓄積量も多く、その回路もそれなりに複雑。
しかし、魔力を武器に宿したり、体の部位に集中させたり、凝縮させたり、して使うことが多く、唱えることが少ない。纏わす魔力のオーラを色で認識でき、ピンク色と無駄に派手。
実践で鍛えられた剣術の腕前は中々のもので、今の学年にまで昇格する際、魔術を使ったことがないという逸話付き。
入学して最初の二年は、功績を数多く上げているが今の学年になって以降は目立ったものはない。初期より大分道を踏み外している様子で、近年は興味本位で他人の魔力を喰べ、半年動けなくなるなど奇行で名高い。
一人称は「ボク」、二人称は「~年生」
異名があれば「異名」、「君」、悪魔なら「キミ」
喫煙者で、銘柄は「ゴロワーズ・カポラル(Gauloises Caporal)」
性格は、気まぐれで、気が多い。
他人の発言を利用して場の空気を変え、自分の都合の良い方へ仕向けたり、何事も自分のペースに巻き込むのが得意。楽しいことや好きなことはつい夢中になってしまう悪い癖がある。
思いついたことは何でもやる実践派、そして何でもできる多才さを併せ持つ人物。
逆に、興味がないことにはとことん無関心。特に〝死んでいるもの〟に全く興味がない。
家柄のこともあるのでマナーや振る舞いに気品はあるものの、それに気を使ってられるのは余裕があるときのみ。
気を抜くとすぐに、ヤンキー座りで煙草を吸ったり、胡坐をかいていたりしている。
女性らしい顔つきを生かす気が更々ない。女性と勘違いされても別に怒ったり、否定したりはしない。
自分と契約している悪魔も含め、悪魔に関心がない。
最初に契約したヒルフェとは「互いの目的を邪魔しない限りは従う」という契約を結んでおり、それ以上は踏み込んでこないと思っている。まして、ボク(自分)のことで何か考えたことすらないだろうぐらいに思ってる。
契約したもう一体のリサは呼び出す気が更々ない様子。
いい意味でも悪い意味でも本当に無関心。
自分の方が魔力の扱いが上手いと思ってる節すらあるので、消費してまで呼びたいとも思っていない
。けど、召喚したらしたで、うまく使う。
ファーストネームの「ジゼル」は母親が好きなバレエ演目の題名。
(結婚を目前にして亡くなった娘たちが妖精となり、真夜中に森に迷い込んだ男性を死ぬまで躍らすというもの)
ミドルネームの「ディアマンテ」は4月の誕生石、ダイアモンドのイタリア語から。
喋るまでが、ミステリアス。
†______________†
名前 †ジゼル・ディアマンテ=ソネゴ
年齢 †17
性別 †男
学年 †Ⅴ
容姿 †人形のような白い肌、大きな目、小さな口、女性を連想させる容姿をしている。
モルガナイトと同色の髪は細くしなやかで、毛先になるに連れ檸檬色に。
長さは肩まであって、左耳にかけているのが特徴。
前髪は目に掛からないギリギリの長さで、適当に流している。
淡緑色の瞳は鋭く澄んでいて、若々しく艶を帯びている
身長は173cm、細身で華奢な体格をしている。
服装はブラウスにズボンというラフな格好でボタンは一つも空いていない。
ローブとネクタイは正式な儀式があるとき以外は、部屋に置いている。
アクセサリーとして、左耳に揺れるタイプの涙型のピアスがつけられている。
ピアスの中には自分の血が入っており、深紅色に輝きを放っている。
イギリス王家に伝わる聖剣の一つ。
デュランダル、ジョワーズと同じ材料、製法で鍛えられたとされる。
「アーサー王物語」に登場する英雄トリスタンの剣であった伝承も存在する。
大きさを変化させたり、水を纏うことはできないが、切れ味や硬さは同等。
また、剣の形状を三つに変化させることが出来る。形状は違えも色は同じ。
刀身は蒼色で、鍔は漆黒、柄にはモルガナイトが埋め込まれている。
一つ目の形は、刃渡り110cmのロングソード。「1」
切っ先が失われているのが特徴。
鍔元に「Sword of Mercy (慈悲の剣)」と刻まれている。
二つ目の形は、刃渡り80cm、全長95cmのサーベル。「2」
鍔元に「Sword of Spiritual Justice (天界正義の剣)」と刻まれている。
三つ目の形は、刃渡り70cm、全長1,2mのレイピア。「3」
鍔元に「Sword of Temporal Justice (俗界正義の剣)」と刻まれている。
三つの形状を自分で選んで出せるわけではなく、ランダム。
若しくは、ランダムで出す前に相手が数字を指定すれば、その形状で出てくる。
また、1・2・3以外の数字を指された場合は、出せないという厄介な代物。
その上、一度出した武器は相手を斬るまで他の剣に変更することができない。
ランダムとされるが、ロングソードの形で出てくることが多い。
ジゼル曰く「あいつは僕のことが嫌いだから」。
魔術の流派は、伊流と日流第二式。
関係 †
設定 †ソネゴ家の分家出身。
本家子息の名前と顔はぼんやりと覚えている程度で、親戚の子は名前は知っているが存在は知らない。
関係 †
設定 †ソネゴ家の分家出身。
本家子息の名前と顔はぼんやりと覚えている程度で、親戚の子は名前は知っているが存在は知らない。
八歳まで英才教育を受け、十歳で入学した経緯を持つ。
比較的早い段階でグリモワールを手に入れ入学しただけあり、戦闘経験は人一倍。
センスや間合いの取り方、駆け引きの仕方、引き際までも絶妙。
また学園の施設は勿論、内部情勢や派閥まで把握している模様で、幼い頃から魔法により張り巡らしたた自分に優位な罠があるらしい。ただ大半は面白いことが起きたときにすぐ自分に伝わるようなものばかりで、一定の魔力量を超えた時など、発動条件は様々。
しかし、魔力を武器に宿したり、体の部位に集中させたり、凝縮させたり、して使うことが多く、唱えることが少ない。纏わす魔力のオーラを色で認識でき、ピンク色と無駄に派手。
魔術を使うよりも、西洋剣術を基盤とした戦いが好きで得意。
実践で鍛えられた剣術の腕前は中々のもので、今の学年にまで昇格する際、魔術を使ったことがないという逸話付き。
入学して最初の二年は、功績を数多く上げているが今の学年になって以降は目立ったものはない。初期より大分道を踏み外している様子で、近年は興味本位で他人の魔力を喰べ、半年動けなくなるなど奇行で名高い。
一人称は「ボク」、二人称は「~年生」
異名があれば「異名」、「君」、悪魔なら「キミ」
喫煙者で、銘柄は「ゴロワーズ・カポラル(Gauloises Caporal)」
性格は、気まぐれで、気が多い。
他人の発言を利用して場の空気を変え、自分の都合の良い方へ仕向けたり、何事も自分のペースに巻き込むのが得意。楽しいことや好きなことはつい夢中になってしまう悪い癖がある。
思いついたことは何でもやる実践派、そして何でもできる多才さを併せ持つ人物。
逆に、興味がないことにはとことん無関心。特に〝死んでいるもの〟に全く興味がない。
家柄のこともあるのでマナーや振る舞いに気品はあるものの、それに気を使ってられるのは余裕があるときのみ。
気を抜くとすぐに、ヤンキー座りで煙草を吸ったり、胡坐をかいていたりしている。
女性らしい顔つきを生かす気が更々ない。
女性と勘違いされても別に怒ったり、否定したりはしない。
ファーストネームの「ジゼル」は母親が好きなバレエ演目の題名。
(結婚を目前にして亡くなった娘たちが妖精となり、真夜中に森に迷い込んだ男性を死ぬまで躍らすというもの)
ミドルネームの「ディアマンテ」は4月の誕生石、ダイアモンドのイタリア語から。
喋るまでが、ミステリアス。
†______________†
名前 †ノエル=ドゥ・ラ・ファージュ
年齢 †18
性別 †女
学年 †Ⅳ
容姿 †
毛先15cmが緩く巻かれた、流れるような腰のある背中辺りまでのロングヘア。
溶け出した蜂蜜のような色をした 淡く透明度の高い金髪は、柔らかというより滑らか。
右耳付近の一房を三つ編みにしたものを左耳付近まで頭頂部より少し前を通し持って来て、
黒色に白いラインが一本入ったシンプルなリボンを蝶結びにして留めている。
憎き妹と良く似た、マンダリンオレンジの目の色を彼女は忌み嫌い、鏡で目を合わせるを好としない。
少々勝気に釣り上げられた目尻と、切れ長の涼しげな瞳は彼女に大人びた印象を与える。
つんと結ばれた澄ましたような唇は薄く、時折皮肉っぽい微笑をそっと浮かべる事も。
着痩せするタイプで、スタイルは良好。華奢というよりはしなやかな筋肉のついた四肢。
首には純銀製の逆十字のチャームが付いたチョーカー。ベルト部分は黒いベルベット。
その上にニワトコの木、枇杷の木、椿の木を削って作った三つの逆十字が連なるペンダント。
制服は指導が面倒なのできちんと着ているが、四年生である事を示す青いリボンを
時折ネクタイを緩めるかのように人差し指で引っ張っている姿が見られる。
ロングソードと呼ばれる片手剣の形をとっており、軽くて鋭い。
デュランダルやカーテナと同じ材料から鍛えられているとされ、色んな国の王や要人の手を渡り歩いてきた。
王が騎士に階級を与えるときにも、指揮官を打ち首にするときにも使われたと言われている。
彼女の家に代々伝わっていた道具の一つだが、幼い頃からこれで稽古していた事もあり、家出をする際に持ちだした。
使い手の魔力に呼応して色彩が変化し、高温で燃える炎のような鮮やかな蒼色が剣と使い手が完全に同調した証。
幼少期より誰からも認められない存在であった彼女を、唯一認めてくれたのがジョワユーズであった。
柄には神を磔にしたときに用いられた槍の穂先が納められており、通常は格納されているものの
使い方次第で片端が剣、片端が槍という特徴的な武器にもなるため、扱いには少々コツを要する。
普段は魔力を極力凝縮させ万年筆大の持ち運びやすい大きさにして、スカートの腰部にアクセサリーのように下げている。
魔力の調節により大きさは様々に変えられるが、オリジナルの大きさよりは大きくできない。
また、柄や柄の部分は金色で魔力の蓄えを上げる為の青や透明色、また金剛石のような魔石が散りばめられている。
関係 †互いに我侭も受け流す姉弟のような関係
後述する理由から実の妹を一歩的に避け、希薄な関係を築いていた彼女にとって
姉妹/弟という関係は一見敬遠しているように見える反面、妹の事を忘れ塗り替える為か
新たにそのような関係性を欲している面が昔から垣間見られていたからである。
我侭や不平を言いつつも常に一緒にいる辺り、アルルの事は気に入っている模様。
彼が望む『簡単な対価』を支払う代わり、彼女自身も結構な無茶振りをする事もあるので
互いに互いの事を糾弾できない「お前俺の事言えないだろ」関係が徐々に築かれつつある。
ローテに対しては最初こそ気味悪がっていたものの、慣れとは実に恐ろしいものであり
最近では撫でたり寄り掛かったり出来る程にまで順応してしまった。
また、後述する実の父の死因は『自分が魂を喰らった』からだとアルルは言っているが、
嘘と真実が入り混じる彼の言葉をいつも彼女は半信半疑な為、釈然としないままになっている。
――もし万が一それが本当ならば、父の願いとは一体なんだったのだろう、
実家は黒魔術や悪魔召還が台頭する魔都に於いて、信奉する人に幸運を与えるという神聖な神を信仰するとある教会。
裏では秘密結社とも強い繋がりがあり、魔女狩りや魔道書の回収にも大きく助力していたという。
それでは何故、彼女が悪魔を召喚したのか。
生まれながらにして教会にて祀る女神の加護を一身に受け、幸運に恵まれ、期待されていた妹。
それに対して自分はというと、魔力の蓄えこそ高いものの、全く神の寵愛を受ける事が出来なかった。
日に日に募る劣等感や妬み。そして自分を純粋に姉として慕う妹の無邪気さが気に入らず、
あからさまに妹を遠ざけ続け、冷たく暗い感情は歪み、やがて彼女は敢えて女神を見限った。
“必要ない”存在ならばせめて追い出すときだけでも有効活用をと、望まぬ政略結婚を結ばされそうになったとき
とうとう彼女は神に刃を向けた。
家の地下書斎で偶然見つけた一つのグリモワールを使い悪魔と契約すると、直ぐに家を出る。
(その際、再婚した母の夫=二人目の父に勘当されている為、実質家族との縁は切れているらしい)
神聖な教会に何故グリモワールがあったのか、それは封魔の為でも敵から没収した物でもなく
二年前に突然死した実父が魔術学校―そして黒魔術側との繋がりがあったからであった。
グリモワールと同時に見つけた日記から実父の生前のツテである某魔術師の家系を頼り、魔術学校へ入学。
どうやら実父と魔術学校の学園長は古くからの知り合いであったようだが、
日記においてそれらに関する記述は殆どインクで塗り潰されており、解読不能だった。
長年感じていた劣等感から解放されたばかりであるからか、少々高飛車で自己中心的。
仮にも名のしれた教会の長女であるため育ちの良さが垣間見え、貸しを作るのが癪だと言い意外と義理堅い。
自分の力には確かに自信を持っているものの、過信はしないという理性的な慎重さも併せ持つ。
何処か物事を達観したような捻くれた面は、やはり過去の経験によるものなのだろう。
神に見切りをつけただけあって、神聖な物を毛嫌いする節がある。大量の逆十字もそのせい。
†______________†
名前 † アリーヤ・A・S・サリバン
年齢 † 18
性別 † ♀
学年 † Ⅶ
容姿 †
ダークグリーンの髪と濃い桃色の瞳を持つ青年。
アンダーフレームの眼鏡をかけており、レンズは分厚く、裸眼ではほとんど物を見ることが出来ない。
肩につくかつかないか、くらいのショートヘアで、清潔に整えている。前髪は真ん中分け。
凛とした雰囲気が涼やかで、全体的にサッパリした印象を持つ。
身だしなみは清潔で、髪もいつも櫛が通されていてサラサラとしている。
制服には常にアイロンをかけ、ピッシリと着こなす。
だらしない生徒の模範となるような態度で、歩き方までも背筋を伸ばし、シャンとしている。
また、五芒星を象ったネックレスを首から提げ、気が散ると弄るクセがある。
左頬には特殊な武器を受け継ぐ逆さ十字の印が。
武器 † ダグザの棍棒
ダグザ(Dagda)は、ケルト神話に登場する神。トゥアハ・デ・ダナーン(ダーナ神族)の最高神。
破壊と再生、生と死の両方の力を併せ持つ巨大な棍棒、天候を自在に操ることで豊作を招き、感情や眠りを誘うことができる三弦の金の竪琴、そしてダーナ神族四秘宝の一つにして無限の食料庫である大釜を所持していると云われ、アリーヤが所持するのは〝ダクザの棍棒〟と呼ばれる。
棍棒には八つの突起があり、ダグザはこの棍棒の一振りで九人の敵を倒したという。
しかし反対に向けて振ると人を蘇らせるという、生と死の両面を操る武器。
本作では「引きずるほどに大きな棍棒」とし、そのひと振りは何の力も持たない鉄の剣をいつも容易くへし折るほどの威力を持つ。
手にすることすら難儀し、両手で持とうともとても持ち上がるものではない。そのため、予め魔術による体力の向上を行った上で武器を手にする。
また、神話が指す通り、反対に向けて振れば魔術を唱えずとも傷を回復させる力を持つ(アリーヤ自身にそこまでの力は無いため死人を蘇らせることは出来ない)。
また、キャンドルによる呪術も得意とし、自室には大量のキャンドルが保管してある。
思うように魔力の使えない夜間でも、昼に自身が動きやすいよう、ゆっくり、着実にクモの巣を張り巡らせている。
関係 †
ある程度の信頼は寄せているが、信用はしていない。
あくまでサリバンの家の期待を裏切らないために必要な道具として見ている。
魔術師名家、サリバンから排出された一人娘。
生まれつきの才能に恵まれているが自信家な一面があり、努力を怠っているところも。
サリバンの名を一度でも聞かなかった者が居ないほどの名家であるが故、凄まじいプレッシャーを背負ってⅦ年生にまでのし上がってきた。
性格としては気さくで取っ付きやすい。話題の振り方が上手いのか、人付き合いは比較的上手い。
魔術の扱いはピカイチ。
少ない魔力から複雑な魔術回路を経て生み出される魔術は奇跡のように羽を広げる。
授かった才能と生まれ持った豊かな魔力供給量は桁外れとも言え、並みの魔術師とは比較にならない実力を持つ。
だがそれは、サリバン家の者なら〝当然〟のことと教えられ、叩き込まれてきた。
準卒業候補生を目前にして、「魔法使いになれて当然」というような目を周囲から向けられることに過剰なストレスを抱えている。
過食であったり過眠であったり、ノイローゼの兆しが色濃く現れてきたが今のところ誰にも相談出来ずにいる。
†______________†
名前 † アリーヤ・A・S・サリバン
年齢 † 18
性別 † ♀
学年 † Ⅶ
容姿 †
武器 †
関係 †
設定 †
魔術師名家、サリバンから排出された一人娘。
生まれつきの才能に恵まれているが自信家な一面があり、努力を怠っているところも。
サリバンの名を一度でも聞かなかった者が居ないほどの名家であるが故、凄まじいプレッシャーを背負ってⅦ年生にまでのし上がってきた。
†______________†
名前 †バルマ
年齢 †
性別 †♂
学年 †
容姿 †義眼のように見える瑠璃色した左目には魔法円が描かれている。円の中には露草色の逆五芒星。
そしてその眼の周りを群青色で文字が刻まれている。
近くで見ると「Eloim, Essaim, frugativi et appellavi(神よ、悪魔よ、我が呼び声を聞け)」と確認できる。
武器 †
関係 †
設定(過去や性格など) †
自他共に認める「宝の持ち腐れ」
将来の夢は悪魔を日雇いで召喚できる召喚者
†______________†
名前 † ユーリ=ソネゴ
年齢 † 17
性別 † ♀
学年 † Ⅱ
容姿 †
毛先が白い、淡い桜色の髪と銀色の瞳を持つ少女。
肩甲骨まで伸びる髪は首の後ろで二つに分け、まるでロップイヤーのように紅いリボンで結っている。
前髪は目にギリギリかからないくらいのパッツンで、輪郭を覆うようにサイドの髪が顎まで。
銀色の瞳は「情け無い」とでも形容すれば良いか、というほどの垂れ目で、形の良い眉も同様。
いつも自信なさ気に揺れる瞳は、じっと見ていると不安定になってくる気さえする。
飴色の縁の分厚いレンズの眼鏡をかけているが、あまり似合っていない。
肌は色白の部類に入り、体格は細め。
制服はぴっちりきっかり、ボタンも全て締めて着こなしている。
が、サイズをミスしシャツもローブも手が見えないほどぶかぶか。
アクセサリーとして瞳と同じ色のリングピアスを二つ右耳に付けている。
武器 † オートクレール
悪魔の持つ白と黒の剣の1つ、白い刃のオートクレール。
「高く清らか」という意味を持つ剣で、刀身には水を纏い、敵を斬りつけても血が付かない。
黄金の柄を持ち、柄頭に水晶がはめ込まれている。
デュランダルと同じく、〝折れない〟という特性を持っている。
関係 †
深く依存している。恋人であるということ以上に、不安や恐怖、それらの思い全てを悪魔であるドラジェに依存することで見ないフリをしている。
設定 †
ソネゴ家の遠い親戚。
本家の子息であるアプリーレ=ソネゴとは親戚同士の集まりで顔を見る程度の仲。話したことは数度あり、相手が覚えているかは知らないが学園でも仲良くしようと約束した。
いつもおどおどとしており、相手の目を見て話すことが出来ない。
「いや」「あの」「えっと」というのが口癖で、話し始めに必ずどれかが付く。
少し叱られただけでもすぐに涙目になり、感情が表に出そうになると反射的に泣いてしまう。
「泣けば良いと思って」と幼い頃からイジメなどを受けており、トラウマになっている。
かなり気弱で、ゲテモノなどが大の苦手。幼い頃に近所のイジメっ子らに湖に突き飛ばされ、溺れかけたことで水も大嫌い。
溺れた時、胸の中で生まれた深い絶望感がドラジェを召喚するきっかけともなったが、未だそのトラウマは克服できていない。
†______________†
名前 † カノナス=クリミナーレ (愛称:カノン)
年齢 † 15
性別 † ♀
学年 † Ⅱ
容姿 †
毛先に行くに連れ淡い桜色にグラデーションしていく黒い髪と蜜色の瞳を持つ少女。
無愛想に細められた瞳は若干切れ長で、いつもつまらなそうにしている。
腰までの髪はロングで緩いウェーブがかかり、前髪は瞳を隠さないギリギリでカット。
耳の少し上辺りからフィッシュボーンに結った髪を垂らす。
後頭部には赤色のリボンバレッタを飾り、呪具の一種。端整な顔立ちで、無表情で居ると人形のよう。
しかし左頬にアイロンを押し付けられたような三角の赤い痕があり、皮膚を縫い付けた糸が生々しい。
小柄で身長は155㌢ほど。落ち着いた雰囲気を持つ。
蜜色の瞳は二重だが少々無愛想。人の目を見て話すのが苦手。
制服の着こなしは普通。黄瑪瑙を使った指輪を呪具として使用しており、左の薬指に。
武器 † ピースメーカー
コルト・シングルアクション・アーミー。回転式拳銃で装弾数は6発。
能動的な安全装置は持たない。
銃弾は「Reload(訳:再装填)」と唱えることで自動的に装填可能。
鈍色の銃身をしており、毎夜解体して整備するのが日課。
関係 †
恋人。
甘ったるい関係だが他には隠し通している。元が生真面目な性格なのでマイノリティを大っぴろげにするのに抵抗がある。
キスも夜伽もしたことがあり、恋人として純粋に好いている。悪魔としても信頼していて良好な関係。
設定 †
本家クリミナーレの親戚。
本家の長女であるイノセンスのことは「可哀想に」くらいにしか思っていない模様。
どうも家系にレズビアンの血が流れているらしく、例外なくその血に目覚めることとなった。
性格としては生真面目。優等生とはいかないが、講義には比較的出席する。
ただし勉強が嫌いで成績は中の下ほど。悪い時には下の下。
見かけのわりにはフレンドリーでよく笑う。人当たりが良い。
ルームメイトとはよく食堂や大浴場に行く仲。
魔術言語は示流。
扱いはそこそこ出来るが運動神経が鈍いため活かしきれない。
†______________†
名前 †メルキュール・ヤン・ハイデルベーレ
年齢 †16
性別 †♂
学年 † Ⅰ
容姿 †
濡れそぼったように脂でギトギトな髪と、爛々と光る翠玉の様な瞳を持つ少年。
黒い髪はだらしなく伸ばされ、肩に着くか付かないか程度。
前髪も同じような長さで、それの間から緑の瞳が此方を伺う様子は非常に気味が悪い。
お世辞にも容姿が良いとは言えない生りで、何処が酷いかと言えば、まず彼が非常に肥っているという点が挙げられる。
だらしなく肥えた身体に、短い足。
よく汗をかき、体を揺らして歩く。
一年生の制服は既にはち切れてしまいそうで、その姿は思わず目を逸らしてしまいたくなるほど。
誰も彼に近づこうとせず、また彼も他の魔術師と接触することを酷く嫌う。
肉に埋もれかかっている首には金のロザリオ。
爪を噛みすぎて常に深爪な短い指には無理やり様々な金属でできた指輪を両手いっぱいにはめている。
悪魔のグリモワールとは別に、元は綺麗な白表紙だったであろう金の魔法陣が書かれている魔道書をいつも大事そうに抱えている。
裏にはもう掠れて殆ど見えないが、魔法陣と同じく金の文字で「 Armadel(アーマデル)」と記されている。
武器 †
典流を操る。また、独学で日流を使うが成功することはほぼ無い。
惑星護符やアルマデル奥義書の護符を使うこともある。
関係 †
意図せず召喚してしまった彼女に、憎しみに近い感情を持っている。全く言うことを聞かず、悪魔である彼女の事は鼻から信用はしていない。
名前 †メルキュール・ヤン・ハイデルベーレ
年齢 †16
性別 †♂
学年 † Ⅰ
容姿 †
濡れそぼったように脂でギトギトな髪と、爛々と光る翠玉の様な瞳を持つ少年。
黒い髪はだらしなく伸ばされ、肩に着くか付かないか程度。
前髪も同じような長さで、それの間から緑の瞳が此方を伺う様子は非常に気味が悪い。
お世辞にも容姿が良いとは言えない生りで、何処が酷いかと言えば、まず彼が非常に肥っているという点が挙げられる。
だらしなく肥えた身体に、短い足。
よく汗をかき、体を揺らして歩く。
一年生の制服は既にはち切れてしまいそうで、その姿は思わず目を逸らしてしまいたくなるほど。
誰も彼に近づこうとせず、また彼も他の魔術師と接触することを酷く嫌う。
肉に埋もれかかっている首には金のロザリオ。
爪を噛みすぎて常に深爪な短い指には無理やり様々な金属でできた指輪を両手いっぱいにはめている。
悪魔のグリモワールとは別に、元は綺麗な白表紙だったであろう金の魔法陣が書かれている魔道書をいつも大事そうに抱えている。
裏にはもう掠れて殆ど見えないが、魔法陣と同じく金の文字で「 Armadel(アーデマル)」と記されている。
武器 †
典流を操る。また、独学で日流を使うが成功することはほぼ無い。
惑星護符や前述したアルマデル奥義書の護符を使うこともある。
関係 †
意図せず召喚してしまった彼女に、憎しみに近い感情を持っている。全く言うことを聞かず、悪魔である彼女の事は鼻から信用はしていない。
悪魔の魔道書を所持した魔術師を狩る、異端狩りの秘密結社幹部を父に持つ。
彼も後にその結社幹部になる道を順風満帆に辿っていたが、とある魔術師から回収された魔道書を興味本位で開いたところから、彼の人生は大きく変わる。
どう言う神の悪戯か、面白半分に唱えた詠唱によって封印に使われるはずの魔法陣は瞬く間に召喚陣へと組み代わり、彼の悪魔はゆっくりと目を覚ましてしまった。
このような上層部幹部の子息によるトラブルは瞬く間に隠蔽され、彼は「最初から居なかった」事にされる。
そして捨てられるようにこの魔術学園へと強制的に入学させられた彼は、同じくグリモワールを所持する魔術師を憎み、全員を殺すことによって父親に認められ、また元の家に帰ることを望むようになる。
特に、古い伝統を持ちながらグリモワールの所有者に身を落とした有名魔術師の家系の子息子女を強く憎んでいる。
幼名はエスメラルダ。
茶化してそう呼ばれると激怒する。
†______________†
設定(過去や性格など) †
悪魔の魔道書を所持した魔術師を狩る、異端狩りの秘密結社幹部を父に持つ。
彼も後にその結社幹部になる道を順風満帆に辿っていたが、とある魔術師から回収された魔道書を興味本位で開いたところから、彼の人生は大きく変わる。どう言う神の悪戯か、面白半分に唱えた詠唱によって封印に使われるはずの魔法陣は瞬く間に召喚陣へと組み代わり、彼の悪魔はゆっくりと目を覚ましてしまった。
このような上層部幹部の子息によるトラブルは瞬く間に隠蔽され、彼は「最初から居なかった」事にされる。そして捨てられるようにこの魔術学園へと強制的に入学させられた彼は、同じくグリモワールを所持する魔術師を憎み、全員を殺すことによって父親に認められ、また元の家に帰ることを望むようになる。
特に、古い伝統を持ちながらグリモワールの所有者に身を落とした有名魔術師の家系の子息子女を強く憎んでいる。
幼名はエスメラルダ。茶化してそう呼ばれると激怒する。
†______________†
名前 † クロウ=レインオーダー
年齢 † 18
性別 † ♂
学年 † Ⅴ
容姿 †
艶めく烏の濡れ羽色をした髪と瞳を持つ青年。
光を反射することはなく、ただ雨に濡れたようにしっとりと重く柔らかい。
解くと足元にまで伸びるほどに長く、高い位置で括っている。
長い前髪は顎の辺りまで適当に伸ばされ、額で真ん中に分けているがよく顔にかかる。
挑発的な目つきをしており、立ち振る舞いや口調が小生意気。
吸い込まれそうな黒目は、よく見ると底の方が紅く、魔力を供給するとより強く色を放つようになる。
整った、どこか中性的な顔立ちが特徴的。
身長は170cmほどで、色白だし不健康そうに見える。
左頬には悪魔との契約により授かった新たな力に目覚めた証拠の逆さ十字が黒く刻まれている。
制服のサイズはピッタリで、それなりに着こなしている。
アクセサリーの類は身につけておらず、髪を結うのもただの黒いリボン。
武器 † 草薙剣(くさなぎのつるぎ)
東洋に伝わる神話より名を授かった剣。漆黒の刀身を持ち、柄や飾りに至るまで全て黒一色で作られている。
やや湾曲しており、剣というより刀に近いフォルムをしている。
柄頭の紅い紐の飾りが黒一色のなか唯一のアクセントとなっている。
剣は常に雨に濡れたように露を纏っており、剣を抜けばたちどころに彼に周囲にだけ雨が降り出すが、彼以外の人物が手にすればその限りでは無い。
また、伝承による効果から、「草」に関する攻撃を薙ぎ払う力も持つ。
剣の名を叫び、ローブのうちより呼び寄せる。
関係 †
比較的良好。ただ、「主人と悪魔」という以上にお互い踏み込まないような、「信用しているが信頼はしていない」と言った感じ。明るく派手好きなリヒトのことが好きだし、自らも派手な演出を好むため純粋にパートナーとして好いている。
しかしヘカテーは言うことを利いてくれないため、少々手を焼いている模様。容姿と性格から彼女に恋心のようなものを寄せているのだが、実ることは無さそう。
Ⅳ年生、「レイヴン=レインオーダー」の実の兄。学園に途中入学してきた。
嫌味っぽい性格で弟からは嫌われている。自分より劣る弟を「弟クン」などと呼んで馬鹿にしているのが再三見受けられる。
屋敷では弟と同じく優雅な生活しか知らなかったはずだが、どこでその魔術の才と剣を授かったのか、来歴が一切不明。
人の揚げ足を取るのが大好き。
加流と日流の魔術を併用し、イマイチその扱いに不安なレイヴンよりも、遥かに上手に操ってみせる。
ただ日流に関しては第二式のほうが得意。
派手な演出を好み、攻撃の重さより相手の目を眩ませるほうに特化しているため、魔術はリヒトのアシスト、防御はヘカテーに一任し、自身はリヒトとヘカテーの援護射撃により近距離に躍り出る。
一見して完璧にも思える布陣だが、術者として魔術回路がそこまで複雑化しておらず、魔力の蓄積量も少ないためすぐにガス欠になる。
そのため今の学年に甘んじている。
一人称は「俺」、ニヒルな笑いが特徴的。二人称は「あんた、お前、キミ、名前、名前+ちゃん(くん)」など。気分で様々変化する。
†______________†
名前 † ククヴァヤ=ヴィリロス=K(キャタラクト)=レインオーダー (通称/クク)
年齢 † 12
性別 † ♀
学年 † Ⅲ
容姿 †
烏の濡れ羽色をした髪と、グラデーションのかかった蒼い瞳を持つ少女。
光を反射することはなく、ただ雨に濡れたようにしっとりと重く柔らかい髪は臀部にまで伸ばされている。
日替わりで髪型が変わり、ツインテール→ノーマル(降ろし)→おだんご二つ→ツーサイドアップ→三つ編み(うしろで一つ)→ツインテール……とループ。
戦闘の際にはポニーテールになる。前髪はいつも瞳の上で真っ直ぐに揃えられており、前髪の一部に月白色のメッシュが。
瞳は上のほうから黒、濃紺、蒼、水色、と色を変えていき、白目にまで青色が溶け出すように淡く広がっている。
ぱっちりした二重に良く動く瞳は快活な少女そのもの。
目元に青、黒の線を引いて妖艶さも引き出している。
右手の人差し指と中指、左手の親指にそれぞれ貝を削って作った銀色の指環を嵌めており、爪の先まで手入れされて小奇麗な印象が持たれる。
耳には六角形をした大きめのピアスをしており、アクアマリンのそれは中心に仄明るい深紅の光を閉じ込めている。
歩くたびにゆらゆらと揺れ、光を乱反射させる。
身長は145cm。全体的に華奢な体付きをしており、年齢相応に幼い顔立ちをしている。
指定の制服を着こなし、乱れたところはいつも悪魔に直してもらっている。
まだ戦いには参加したことがなく、この学園に入るまで訓練を受けている最中だったため、戦闘の技術や知識は今ひとつ。すばしこい動きで小回りが利くが、周りが見えない。
武器 †
普段は示流と加流の魔術を使用しているものの、どちらも今ひとつ。
関係 †
設定 †
学園では最年少となる生徒。まだ実力が開花していないひよっこ魔術師だが、秘めた才能を期待されている。
屋敷に居た頃は砂糖漬けにされ育てられたため、凄まじいまでの我が儘で意地っ張り。
食事が口に合わなければ盆をひっくり返し、料理長を呼び出しては首を落とす。
絨毯に染みがあれば即刻貼り直させ、自身の命じた時間に少しでも間に合わなければ責任者もろとも全員首を落とす。
そのようにして気に入らない者が居れば即刻首を刎ね、自身に逆らうことを決して許さない。
†______________†
編集中
名前 † ジャック・A・伊織
年齢 †17
性別 †♂
学年 †1年
容姿 † 服装は制服、褐色の肌を持ち男性だが後ろで縛った長い黒髪を持つ。西洋の血を半分ではあるにしろ引いている為目は琥珀のような美しい色。背は高く、華奢。
武器 †銃器全般。常に相手の裏をかくことに特化し、本来の戦場であれば使いにくい異端銃を好んで用いる。戦況に応じ武装は変更するが愛用しているのはワルサーWA2000狙撃銃(暗視スコープ搭載)とキャリコM950軽機関銃、ナイフに爆発物などを用いるほか、必要さえあらばバズーカ砲だろうと難なく扱う。
切り札は、礼装として改造されたG2コンテンダー。連射機能、薬莢排出機能を犠牲に本来のハンドガンサイズではあり得ないレベルの火力を発生させるゲテモノ。また後述する「縫合弾丸」を使う準備として、この銃には大口径ライフル弾を用いている。
因みに彼の扱う銃器は本来の戦場での実用性には致命的な欠陥を抱えたものばかり。しかしこれらは全て、尋常な戦場にあらず条理の外にある魔術師を殺すための装備であり、同時に彼の「縫合弾丸」の効果を最大に引き出すための魔術師である彼の装備でもある。相手がどのような魔術を使うかも解らない状況で、機動力を損なわず確実な殺しを行うのにはこの様なゲテモノが適切だった。
魔術の心得もあり、「加速」と呼ばれる最大4倍、最低4分の一倍速で移動が出来る魔術や(ただしこの魔術は体への負荷が大きい為乱用は出来ない)、
また「魔弾創造」という銃弾を作り出す事に特化した魔術適性を生まれながらに持っている。この能力だけでは戦闘が不可能なので、礼装として銃器を扱う稀有な魔術師。
この魔術は通常の弾丸は勿論、彼の保有する属性である火と水の属性弾、また高威力、高速で飛ぶ弾丸など様々な弾丸を生産可能。
名前 † ジャック・A・伊織
年齢 †17
性別 †♂
学年 †5年
容姿 † 服装は制服、褐色の肌を持ち男性だが後ろで縛った長い黒髪を持つ。西洋の血を半分ではあるにしろ引いている為目は琥珀のような美しい色。背は高く、華奢。
武器 †銃器全般。常に相手の裏をかくことに特化し、本来の戦場であれば使いにくい異端銃を好んで用いる。戦況に応じ武装は変更するが愛用しているのはワルサーWA2000狙撃銃(暗視スコープ搭載)とキャリコM950軽機関銃、ナイフに爆発物などを用いるほか、必要さえあらばバズーカ砲だろうと難なく扱う。
切り札は、礼装として改造されたG2コンテンダー。連射機能、薬莢排出機能を犠牲に本来のハンドガンサイズではあり得ないレベルの火力を発生させるゲテモノ。また後述する「縫合弾丸」を使う準備として、この銃には大口径ライフル弾を用いている。
因みに彼の扱う銃器は本来の戦場での実用性には致命的な欠陥を抱えたものばかり。しかしこれらは全て、尋常な戦場にあらず条理の外にある魔術師を殺すための装備であり、同時に彼の「縫合弾丸」の効果を最大に引き出すための魔術師である彼の装備でもある。相手がどのような魔術を使うかも解らない状況で、機動力を損なわず確実な殺しを行うのにはこの様なゲテモノが適切だった。
魔術の心得もあり、「加速」と呼ばれる最大4倍、最低4分の一倍速で移動が出来る魔術や(ただしこの魔術は体への負荷が大きい為乱用は出来ない)、
また「魔弾創造」という銃弾を作り出す事に特化した魔術適性を生まれながらに持っている。この能力だけでは戦闘が不可能なので、礼装として銃器を扱う稀有な魔術師。
この魔術は通常の弾丸は勿論、彼の保有する属性である火と水の属性弾、また高威力、高速で飛ぶ弾丸など様々な弾丸を生産可能。
彼の一番の切り札はこの魔術によって作成出来る「縫合弾丸」。
この弾は魔術を使えない、また魔術を使っていない者に撃っても無意味。
この銃弾は相手が魔術で干渉したときに真価を発揮する。この弾丸に魔術で干渉すれば魔術を生み出す噴出点や回路をズタズタに引き裂き、そして滅茶苦茶に縫い合わせる。
単に引き裂いただけなら回復も可能だが、勝手に縫い合わされている為再生も難しい。
結果、走っていた魔力は正しい経路を通れず暴走し、術者自身を傷つける。
その仕様上相手が強力な魔術を使っていればいるほど殺傷力が上がる。
彼は前もって挑発や陽動を行うことで、相手に最大限の魔力で縫合弾丸を防御させ、その効果を最大に引き出す戦術を用いる。
魔術的な防御を誘うため、口径には大口径ライフル弾を用いる。
また「魔弾創造」は直接的な攻撃力を持たない為、魔力消費が非常に小さい。
決して素の身体能力や霊脈からの魔力吸収量は高くなく、身体能力は加速によって何とか補い、魔力の不足は武装と奇策によって補う程度のもの。使わないが初歩的な火、水の魔術も会得している。
銃弾は予め用意してから戦闘に出向く事が多いが、加流の魔術系列で、加速の使用時には英語での詠唱を行う。
関係 † 悪魔の事は敢えてでも道具と割り切っている。下手な感情移入は敗北の要因と考える為、私情を挟まない暗殺者の様な悪魔と契約したがる。
設定(過去や性格など) † 魔術師としての彼を言葉で表すならば異端であり外道。戦いにおいては確実に相手を葬ることを第一とし、慎重に的確に最低限のリスクで敵を仕留める。必要であれば狙撃、毒殺、公衆の面前での爆殺、人質作戦、だまし討ちなど徹底して手段を問わない。ただただ敵を「殺す」事に特化しまた再起不能なレベルに叩き潰す事を信条とする。
その為、自分の悪魔や魔術に頼りがちな魔術師を殺す為の特殊な魔術、礼装を数多く取り揃える。
逃げ道を一本残しておきながら、そこに予測不能かつ致命的な罠をおくこのやり口は卑劣かつ悪辣だが、
対魔術師としては最高の性能を誇る。
夜の戦闘も万が一想定して、通常の銃弾も一通り取り揃えている。
当然属性弾や縫合弾丸は無い。
†______________†
名前 †ヴァニラ=ウェレルド
年齢 †16
性別 †♀
学年 †Ⅲ
容姿 †腰まで伸ばされた真白な髪に、色素の薄い灰色の瞳、真っ白な肌。所謂アルビノ。ただし決して生まれつきではなく、魔術回路が開いた際の反動で遺伝子が傷ついてしまった模様。それまでは金髪に碧眼だったようだが詳しくは不明。
普段は髪を左サイドで三つ編みに結い、胸に掛かるように前に垂らされている。鎖をモチーフにしたカチューシャを身につけており、ガミジンから授かったとも。
くっきりとした二重は元気さを醸し出し実際によく笑うが、普段はフードを付けているためその笑顔はガミジンや友人にしか知られていない。
制服は正しく着用し、しかし自らの嫌うアルビノ体質を隠すために、常時真っ黒なフードを被り顔を含め身体全体を隠している。それでも覗く白さは輝きを放ち、さながら亡国のエルフ王女と呼ばれがちだが本人の出自は至って普通であり、また他人から特別視されることを極端に嫌う。
カチューシャと同じくフードもガミジンから授かっており、覆面部分に赤く輝く魔術印が刻まれ防護の役割も担っている。単に顔を隠すだけではなく、ポンチョのように二の腕や胸部分も覆い隠す構造で、二つのベルトにより留めるため一度装着すると外れることはなく、どんな動きでも顔を隠すことが出来る。
身長は154cmの健康体の持ち主。
この世界に〝共通に、普通に、当然として〟存在する物事、つまり法則や数式を操り、書き換える事ができる。
法則により成り立つ数学、物理学、化学などが対象となり、法則によって使う言語は異なる。
例えば、ある対象者に対して熱力学第一法則であるエネルギー保存の法則を書き換えるとする。
この場合、加流を用いて「〝the law of the conservation of energy(訳: エネルギー保存の法則)〟」と法則名(あるいは数式名)だけを述べる。魔術回路に流れる魔力量を増減させることで、対象となる魔術師本人の負担を軽減、あるいは増加させる効果がある。
一見して万能のように見えるが、彼女自身の魔術制約により軽い魔術であっても多くの魔力を消費するため連発すると直ぐに底切れする。
加えて自身に対しての法則魔術は全て無効化されてしまう。それ故、少女の力はあくまで補助的なものとして見るべきである。
しかし、どんなに初めて見る、扱う武器であっても卒なく使うことが出来るためガミジンとの相性は比較的良いと言える。
世話焼きな悪魔を純粋に好いている。
ともすれば母親の面影を見ることもある。時々反抗的な態度や不貞腐れるといった子供っぽい態度を取ることもあるがそれは心を許している証拠。
それは、やがて必ず訪れる別れまでに、やれることはやっておこうと思っているからなのかもしれない。
設定(過去や性格など) †
平々凡々。まさにその言葉がぴったりな、至って普通の家庭で生まれ育った。ある日、好意にしていた古本屋の主人から、妙な本が届いたと知らされ興味本位で見るとそれこそがグリモワールであった。自身が悪魔を召喚した際に、魔術回路がこじ開けられて遺伝子の一部が変異。まるで全身が塗り替えられるように瞬く間に真白の少女へと変貌した。
基本的な性格は快活。何事にも明るく対応する少女で、表情豊かである。友人を大切にし、荒波が立つたような行動も起こさない。フード越しの嬉々とした声はある意味不気味ではあるが。
しかし少女の願いはただ一つ。悪魔の叡智を手に入れ、それを〝燃やす〟こと。たった一つのグリモワールにより自身の平凡な生活が壊れたことに怒りを感じている。仮に悪魔の叡智を手に入れ燃やしたところで、既に自身が〝普通〟の域を超えた存在になっていることにも目を伏せて。
人も悪魔も必ず死すべきとき、別れるときが来ることを常に頭に叩き込んでいるため、出会いを大切にする一方で時には非情な判断を下す。
学校では、成績、実力ともに平均並。ヴァニラ=ウェレルドとは〝世界でありきたり〟という意味を持ち、その名の通り普通の少女である。
その普通さは転じて、〝絶対普遍〟という、いかなる時も〝普通〟の力を発揮できる特性を持つ。それは、相手の魔力、雰囲気に飲まれることもないという〝異常〟な力である。強大な魔力保持者に対しては有効であるが、本来の魔力供給量が本人の体調に関わらず常に一定であるため、調整が出来ずにぶっ倒れることもしばしば。悪魔に供給できる魔力も原則一定であり、無理矢理吸い出すことも可能ではあるがその場合反動として少女は身体に極度の負担を負うことになる。
一人称は「私」、二人称は「~さん」慣れた相手には「~ちゃん(くん)」、悪魔に対しては「付けられた名+さん」で呼ぶ。
友人以外(自らの悪魔含め)には敬語で話す。
†______________†
名前 † ラピスラズリ=キャタラクト (通称/ラピス)
年齢 † 18
性別 † ♂
学年 † Ⅳ
容姿 †
月白色の髪と、オフェリアの瞳を持つ男性。
身長は170cm前後、体格は中肉中背で戦闘は得意ではない。
髪はセミロングにし、後ろで三つ編みに結っている。毛先がまとまっており、断面がパッツンとなっているのが特徴的。
右のもみあげが長く、鎖骨に届くほど。左はラピスラズリがあしらわれた碧いクチバシの髪飾りを。
三つ編みの結び目にも同じデザインの髪飾りをしている。
前髪は3:7で分けられ、額から伸びるひと房が口元にかかりそうなくらい長ったらしい。
オフェリアの瞳は切れ長だが、どこか子供っぽく。
思ったことが表情に出やすいため嘘が苦手。いつもヘラヘラと笑っているのが目につくものの、それなりに整った顔立ち。
目の下には、蒼色の雫の模様をあしらったようなメイクをしている。
制服の着こなしは普通。
特別キチっとしているわけではないが、着崩しているわけでもない。
右手の人差し指と中指、左手の親指にそれぞれ貝を削って作った銀色の指環を嵌めており、爪の先まで手入れされて小奇麗な印象が持たれる。
耳には六角形をした大きめのピアスをしており、ラピスラズリのそれは中心に仄明るい紺碧の光を閉じ込めている。
歩くたびにゆらゆらと揺れ、光を乱反射させる。
武器 † ファルシオン
幅広の刀。片刃のナイフの刃を長くしたような、長い剣鉈のような外見をしている。
柄の先端にラピスラズリが埋め込まれ、魔力を流し込むことで蒼く輝く。刀身も僅かに青味がかっていて、水の加護を得ていると思われる切っ先からは、常に水滴が垂れている。
普段は加流の魔術を使用し、ファルシオンはいざという時にのみ。
関係 †
自身に懐いてくれている悪魔を妹のように可愛がっている。
気分屋な彼女に対し、振り回されつつもそれすら楽しんでいる。
万が一裏切られるなどということも考えていないようで、寄せている信頼はかなり厚い様子。
無邪気な子供のような性格をしており、夢は「世界征服」だと語る。
本当にどこか抜けたような性格で、椅子を引かれれば盛大にひっくり返って転び、足をかけられれば見事なまでに顔面スライディングを決める。
ともすれば二枚目とも言える顔立ちをしているが、真面目な態度が似合わないためかあまり際立つようなことはない。
その筋では有名な魔術師の一派で、「水」にまつわる悪魔を崇拝・召喚・収集している。
しかし、自らはブエルを従えており、未だその目標は達成出来ていない。
キャタラクトの一派は古くから「水」の悪魔を祀っており、先祖がその悪魔と契を結んだことにより、加護を得た血が今に至るまで流れ続けている。
そのため所持するファルシオンには水の加護が宿り、刀身には何人の血も纏わせない。
一人称は「ボク」、二人称は「キミ」。
砕けた口調で話し、誰にでも非常に友好的。
†______________†
名前 † フランツィスカ (通称/フラン)
年齢 † 18
性別 † ♀
学年 † Ⅲ
容姿 †
薄汚れたような濁った黄色い髪と瞳を持つ。
作り物めいた整った顔立ち、どこか冷たい目つき。髪色、瞳の色、どちらも同じのセバスチャン、ナル=ゲルプとも、その面影がどこか似ている。
肩まで伸ばした髪は右側を目が隠れないよう二本のピンで留め、左側はバッサリと耳の上でカット。
前髪も眉の上で短く切られ、パッと見て男性のような雰囲気を漂わせる。
また、毛先が僅かに紫がかっており、その特徴はアプリーレ=ソネゴとも似ている。
中途半端に個々の特徴を得、不格好なその姿は、まさに〝交ざり者〟と言うに相応しい。
切れ長の目はどんよりと濁り、どこか生気や覇気が無い。
そのせいでイマイチ取っ付きにくい印象が持たれ、普段から笑顔を作ることが少ないせいかあまり他人からの評価がよろしくない。
身長は160cm前後。スタイルは悪くないほうで、脚が長い。
見つかれば処罰は免れないが、それをきちんと正しているのが従えている悪魔たち。
だが、いつも直されているのに、一向に改善される様子がない。
また更に、足首にまで届くかと言う白の長いマフラーを首に巻いており、歩けばその両端が尻尾のように靡く。
口元まで覆っているために、目つきと相まって表情が読み取りにくく近寄りがたい。
呪具の一種で、魔力を吸い上げる際には黒く染まって生き物のように蠢く。
更に、魔力を吸い上げた量に呼応して瞳の色が変わり、瞳孔に向かって真紅の放射線状の筋がいくつも浮かび上がることで赤色に、黄色と赤が混ざり合い、最終的には暗い緑色、抹茶色に変わっていく。
武器 †
首に巻かれているマフラー。両端は20cmほどいくつも切れ込みが入っており、魔術により伸縮、鋭利な刃物となって敵を薙ぎ払う。
切られた部分から、魔力を吸い上げ再生させることも可能で、魔術により形も変わる。
関係 †
幼い悪魔に挟まれる姉、もしくは母親のような。
事あるごとに自分を挟んで喧嘩する彼らに手を焼いているものの、とても可愛がっている。
しかしどちらのことも平等に可愛がっているが、どこまで「好き」でいて良いのか、「信用」していいのか、「信頼」していいのか、分からないまま振り回されている。
しかし、幸いにして悪魔たちに力で振り回されることはなく、比較的上手く従えている。
悪魔二体を同時召喚し従えている。
素性、経緯は全て不明。フランツィスカという名も偽りである可能性が高く、セバスチャン、ナル=ゲルプと並び出生がラストネームと共に一切明かされていない。
魔術師としては二流で、悪魔二柱を従えているにも関わらずその実力は開花していない。
魔力を蓄えられる量は多い方だが、実力が伴わないため宝の持ち腐れ状態。
元々、屈強な戦士を喚びたくてバティンを選んだところ失敗、次にサレオスを召喚しようとするも失敗(儀式はほぼ合っていたが魔力が足りなかった)し、やむなく諦めようとしたところで、想像とはあまりにかけ離れた二体の幼い悪魔が顕れ契約を結ぶに至った。
二体を同時に従えているが魔力の消費は何故か本来の一体分にも満たず、その職能も正しく発揮されているとはとても思えないほどに彼らは〝弱い〟。
そのためスムーズに彼らを支配することが可能になり、戦闘の際は自らの蓄える魔力を多量に送り込み逆に彼らをアシストしているような状態で行う。
性格は比較的攻撃性が無いものの、決して馴染みやすいとは言えない。
どこか言動や態度に冷たさがあり、近寄りがたい高嶺の花を気取っている。
基本的に敬語で、自らの悪魔たちに対してのみその対応が柔らかくなる。
名前を呼びつけにし、手を繋いだり抱っこしてやったり、スキンシップがかなり多い。
人目に付く場所では悪魔たちの前でも敬語を崩さないが、気が緩むと取り繕っている素が出てしまい、ギャップに驚く者もいるかもしれない。
一人称は「私」、二人称は「あなた」。丁寧な物腰で、他人のことは「~さん」と呼ぶ。
実は口が悪いところもあり、つい舌打ちしたり悪態を吐いてしまうことも。
基本的に日流の魔術を扱うが、独流も扱うことがある。
「フランツィスカ」と長ったらしく呼ばれるのが嫌いで、初対面でも「フラン」と呼ぶようにと言う。
アプリーレ=ソネゴとは遠い親戚の関係にあり、幼い頃は頻繁に交友があったが、偽名を使っていたため今の今まで彼に存在を知られることが無かった。
†______________†
名前 † フランチェスカ (通称/フラン)
年齢 † 18
性別 † ♀
学年 † Ⅲ
容姿 †
薄汚れたような濁った黄色い髪と瞳を持つ。
武器 †
関係 †
幼い悪魔に挟まれる姉、もしくは母親のような。
設定 †
悪魔二匹を同時召喚し従えている。
†______________†
編集中
名前 † アプリーレ=ソネゴ
年齢 † 17
性別 † ♂
学年 † Ⅰ
容姿 †
桃色の髪に緑の瞳を持った、桜の木を連想させるような青年。
髪色は可愛らしい淡い桃色で、毛先はほんの少し紫がかっている。前髪が顎辺りまで長く、8:2で分け左目の方を後ろに流し4本のヘアピンで×を二つ作り留めている。
後ろ髪は前髪と同じくらいの長さのショートヘア。特に念入りに手入れをしてはいないがサラサラとしている。
召喚した悪魔と同じく前髪で右目が隠れているが、彼はいたって普通の目。緑色の瞳は抹茶に近い色合いで光はない。瞼もいつも眠そうに伏せており、所謂死んだ魚のような目をしている。
年の割には童顔だが本人は特に気にしていない。
身長は175cmで、体格は標準よりは少し細身。あまり筋肉質ではなく痩せ気味。
制服はちゃんと着ているがネクタイは若干緩め。制服姿のままゴロゴロすることも多いからか皺も多々ある。
基本的にボーッとしており表情はあまり変わらない。それでも話しかけられたりすると普通に反応を返すし、楽しかったり嬉しかったりするときは年相応の笑顔を浮かべることも。感情が乏しいわけではない。
彼の召喚した悪魔と話すときは一気に表情豊かになり、コロコロと様子の変わる姿に慣れない者は呆気にとられる。
武器 †
蔦の巻かれた七支刀を扱う。魔術では日流を使用することも。
自身の名前が「4月」の意味を含んでいて、草木の活性化する春というイメージから植物の加護を得ている。
自然の地面に突き立てると土を通じて若干魔力が強化されることもあり、どちらかというと野外戦の方が心強い。
自分の生きる意味そのもの。
彼女のために自分は生まれ存在しているのだと言っても過言ではない。
召喚し初めてその姿を見た時から心を奪われ、悪魔である彼女に崇拝にも近い愛情を抱いている。
彼女が自分に触れ、話しかけてくれるだけで幸せそうに笑うため、端から見れば異常なほどの仲がいい。
この世界の誰よりも何よりも、心の底から〝愛している〟。
設定 †
元は魔術などとは程遠い、どこにでもいる普通の青年だった。
ある日友人が家から持ち出したという本を頼りに遊んでいたところ、本当に悪魔を召喚してしまう。
その場にいた友人たちは魔力によるショックで気を失ってしまったが、奇跡的に魔術回路を開くことのできた彼はそのまま契約を結ぶこととなる(友人たちは不思議とその時の記憶を失くしていた)。
本人は知らないが古くからの魔術師の家系で、一気に魔術回路が開かれたせいかその魔力蓄積量は桁外れ。知識がないためうまく使いこなすことができず、いつの間にか使い切って突然ぶっ倒れるなんてことも珍しくはない。
性格は基本的に温厚でマイペース。根暗のようにも見えるが案外明るい性格。
しかし悪魔であるフェリータが関わってくると話は全く別になる。
彼女と二人っきりで話している時に無理やり割り込んでこようとすれば一気に不機嫌になるし(ちゃんと話しかけてくれれば特に問題はない)、彼女の悪口など言おうとすれば視線で殺せそうなほど睨みつけてくる。
それに反するように自分のことについては無関心。腹を立てたフェリータを宥めることも。
「フェリータちゃん」と呼んでいて、彼女との関係は友人や兄、恋人にも見える。
彼女と共にいることが一番であり、それさえできれば何もいらないと考えている(卒業さえも)。
夢は彼女に自分の魂を喰ってもらい、永遠に一緒にいられること。
一人称は「俺」、二人称は「キミ」や「アンタ」
初対面の人には学年関係なく基本敬語。
ある程度仲良くなったりすると砕けた口調になる。
†______________†
名前 † アプリーレ=ソネゴ
年齢 † 17
性別 † ♂
学年 † Ⅰ
容姿 †
桃色の髪に緑の瞳を持った、桜の木を連想させるような青年。
髪色は可愛らしい淡い桃色で、毛先はほんの少し紫がかっている。前髪が顎辺りまで長く、8:2で分け左目の方を後ろに流し4本のヘアピンで×を二つ作り留めている。
後ろ髪は前髪と同じくらいの長さのショートヘア。特に念入りに手入れをしてはいないがサラサラとしている。
召喚した悪魔と同じく前髪で右目が隠れているが、彼はいたって普通の目。緑色の瞳は抹茶に近い色合いで光はない。瞼もいつも眠そうに伏せており、所謂死んだ魚のような目をしている。
年の割には童顔だが本人は特に気にしていない。
身長は175cmで、体格は標準よりは少し細身。あまり筋肉質ではなく痩せ気味。
制服はちゃんと着ているがネクタイは若干緩め。制服姿のままゴロゴロすることも多いからか皺も多々ある。
基本的にボーッとしており表情はあまり変わらない。それでも話しかけられたりすると普通に反応を返すし、楽しかったり嬉しかったりするときは年相応の笑顔を浮かべることも。感情が乏しいわけではない。
彼の召喚した悪魔と話すときは一気に表情豊かになり、コロコロと様子の変わる姿に慣れない者は呆気にとられる。
武器 †
蔦の巻かれた七支刀を扱う。魔術では日流を使用することも。
自身の名前が「4月」の意味を含んでいて、草木の活性化する春というイメージから植物の加護を得ている。
自然の地面に突き立てると土を通じて若干魔力が強化されることもあり、どちらかというと野外戦の方が心強い。
自分の生きる意味そのもの。彼女のために自分は生まれ存在しているのだと言っても過言ではない。
召喚し初めてその姿を見た時から心を奪われ、悪魔である彼女に崇拝にも近い愛情を抱いている。
彼女が自分に触れ、話しかけてくれるだけで幸せそうに笑う。端から見れば異常なほどの仲の良さ。
この世界の誰よりも何よりも、悪魔の彼女を心の底から〝愛している〟。
設定 †
元は魔術などとは程遠い、どこにでもいる普通の青年だった。
ある日友人が家から持ち出したという本を頼りに遊んでいたところ、本当に悪魔を召喚してしまう。
その場にいた友人たちは魔力によるショックで気を失ってしまったが、奇跡的に魔術回路を開くことのできた彼はそのまま契約を結ぶこととなる(友人たちは不思議とその時の記憶を失くしていた)。
本人は知らないが古くからの魔術師の家系で、一気に魔術回路が開かれたせいかその魔力蓄積量は桁外れ。知識がないためうまく使いこなすことができず、いつの間にか使い切って突然ぶっ倒れるなんてことも珍しくはない。
性格は基本的に温厚でマイペース。根暗のようにも見えるが案外明るい性格。
しかし悪魔であるフェリータが関わってくると話は全く別になる。
彼女と二人っきりで話している時に無理やり割り込んでこようとすれば一気に不機嫌になるし(ちゃんと話しかけてくれれば特に問題はない)、彼女の悪口など言おうとすれば視線で殺せそうなほど睨みつけてくる。
それに反するように自分のことについては無関心。腹を立てたフェリータを宥めることも。
「フェリータちゃん」と呼んでいて、彼女との関係は友人や兄、恋人にも見える。
彼女と共にいることが一番であり、それさえできれば何もいらないと考えている(卒業さえも)。
夢は彼女に自分の魂を喰ってもらい、永遠に一緒にいられること。
†______________†
年齢 † 18
性別 † ♀
学年 † Ⅱ
容姿 †
毛先が若干内側に巻いた肩につくかつかないぐらいのプラチナブロンド。燻んでいるため白髪に近い。
前髪は眉毛までの標準的な長さだが普段から寝ぐせがつきやすく、普段は真ん中で分かれ左右にぴょんぴょんと跳ねている。
目は一重で深い瑠璃色。女性にしては細く少しつり気味でまつ毛も短いため、目元だけだと男性にも見える。
顔は比較的整っている方だが、一般にいう美少女や美人とも違う独特な顔立ち。
細身で170cmと身長は高め。
制服は上から下まで校則通りに着ている模範的な生徒。
戦闘時は革のグローブ着用。
仏頂面で愛想がないが、元からそういう顔のため人付き合いが悪いわけではない。
そのため怒っているのかとよく聞かれるがむしろその質問のせいで不機嫌になる。
武器 †
形成魔術で頭の中にある銃の情報を細部までイメージして具現化させ、数多くのさまざまな銃器を使い分けていく。
戦闘のたびに作り出し使い終わったものから消えていくため、普段から持ち歩いている必要がない。
関係 †
嫌いではないが苦手。
強さを信用しているし頼りに思ってはいるが、その度に自分の無力さを痛感するため複雑な気持ちを常に抱えている。
馴れ合いは求めていないし相手がそれなら自分もそうするべきだというスタンス。しかし友好的な関係を築いている陣営を見るとモヤモヤとした何かを感じているため、自分たちも少しは近づくことが出来ればいいのにと心の奥底で嫉妬しているのかもしれない。
男前で姉御肌。真面目で勤勉家。
規則正しくキビキビと行動する姿は、学生を通り越して軍人のような貫禄さえ感じられる。授業も真面目に受けるため、座学では割と優秀な方。
魔術に関しては素人な上に笑えてくるほど才能がないため、小さい頃から興味のあった銃を細かな部品や構造まで頭の中に知識として叩き込み、必死に覚えた形成魔術で人並みに戦えるところまで成長した努力の天才。
銃の扱いはピカイチで、小型拳銃から大型のライフル等何でも使いこなせる。
体力は平均的。現在進行形で鍛えている。
接近戦は苦手なため、格闘技を使う相手などには防戦一方になってしまうのが弱み。
目的は「家族と幸せに暮らすため」。
小さな村で両親と叔父と4人で店を経営していたが、ある日突然叔父が家の財産の大半を盗んで失踪。絶望の淵に立たされた両親をなんとか救おうと、噂を頼りに藁にもすがる思いで禁断の魔道書を手に入れた。
家族のためなら自分はどうなっても構わないと、ある意味歪んだ愛情を持っている。
信じていた人に裏切られた経験があるからか、他人とは仲良くはするが心は開かない。
常にどこか一線を引いたところにいるので、なんとも言えない近寄りがたさを漂わせている。
一人称は「私」、二人称は「お前」。
先輩にはさん付けで敬語を使いこなす。
他人からは「リコ」と呼ばれることも。
†______________†
名前 †レクシフェアヴァドリシェン (通称:レン)
年齢 †17
性別 †♂
学年 †Ⅵ
容姿 †細身で長身な金髪碧眼の青年、気怠げな二重瞼の三白眼
青の紐リボンで束ねられた髪の毛は、右肩に触れるぐらい長い。前髪はやや左に流し気味。
色が白く、いかにも不健康そうな印象を与える。
制服は普通に着ているが、シワシワのよれよれで締りがない。
ネクタイはかなり緩められていたり、していなかったりその日の気分による
首の後ろから肩甲骨にかけて、コルセットピアスがついている。通されているリボンの色は黒
ちなみにピアスは左耳にもついており、インダストリアル、イヤーロブに各三つずつ。それとトラガス
勉強の際には黒いアンダーリム眼鏡を着用
武器 †CQC(Close Quarters Combat:近接格闘)
これを基本とした様々な拳法と武術、現在は蘭流と儡流を勉強中
関係 †アストライオスとは「召使と主人」のような関係
ほとんど動かない自分の身の回りの生活の補助、ほぼ召使。優しいのでつい甘えてしまう。まだ認められていない部分があると思っているので、そこは頑張る予定
リリスとは、日常生活ではどちらが主人か分からないほど、関係が「形勢逆転」している。
召喚されることをよく思っていない彼女を呼びだすのは自分自身の甘えの表れ。
好き勝手で、振り回されてもまんざらでもない態度を示しては、ごめんなさいと謝るのが常。
悪魔は悪魔、と割り切っているが共存していく方針でいる
名前 †レクシフェアヴァドリシェン (通称:レン)
年齢 †17
性別 †♂
学年 †Ⅵ
容姿 †細身で長身な金髪碧眼の青年、気怠げな二重瞼の三白眼
青の紐リボンで束ねられた髪の毛は、右肩に触れるぐらい長い。前髪はやや左に流し気味。
色が白く、いかにも不健康そうな印象を与える。
制服は普通に着ているが、シワシワのよれよれで締りがない。
ネクタイはかなり緩められていたり、していなかったりその日の気分による
首の後ろから肩甲骨にかけて、コルセットピアスがついている。通されているリボンの色は黒
ちなみにピアスは左耳にもついており、インダストリアル、イヤーロブに各三つずつ。それとトラガス
勉強の際には黒いアンダーリム眼鏡を着用
武器 †CQC(Close Quarters Combat:近接格闘)
これを基本とした様々な拳法と武術、現在は蘭流と儡流を勉強中
関係 †アストライオスとは「召使と主人」のような関係
ほとんど動かない自分の身の回りの生活の補助、ほぼ召使。優しいのでつい甘えてしまう。まだ認められていない部分があると思っているので、そこは頑張る予定
リリスとは、日常生活ではどちらが主人か分からないほど、関係が「形勢逆転」している。
召喚されることをよく思っていない彼女を呼びだすのは自分自身の甘えの表れ。
好き勝手で、振り回されてもまんざらでもない態度を示しては、ごめんなさいと謝るのが常。
悪魔は悪魔、と割り切っているが共存していく方針でいる
成績面では頭がいい方へ分類されるが、純粋で真っ直ぐ過ぎて融通が効かない人
それ故、頭の中で考えてから話そうとする。会話のテンポが悪く、表情が乏しい。感情の機微にも疎い
真面目が故に、振り回されやすく損するタイプ
「卒業」には着々と学年を上げてきっちりとしようと思っている様子
食事の好き嫌いが多く、指摘されるまではあまり摂りたくない。フォークもナイフも使いこなせていない。持ち方も最悪
炭酸飲料とスナック菓子が好き。
自分で爪を切らなかったり必要以上に動かないニート気質。本当はお風呂も好きじゃない。
さりげなく喫煙者で、主に集中している時に息抜き程度に吸う程度。銘柄は「GitanesCaporal」
また、人より優れた記憶力の持ち主で、一度見たものを忘れることは少ない。
そのため、わざと攻撃させて複数の敵の位置を瞬時にあぶりだすことが得意だったりもするがお披露目する機会は少ない。元々その記憶力の良さを人に言ったこともない
戦闘能力は低め、手先が器用ではないので、武器を持つ戦闘が苦手
ただ魔力が通常より少し高い。二体同時に召喚可能で、本人曰く、五体ぐらいならできそうのこと。
長ったらしい名前は親の愛、育ちはいい方
そのため、嗜み程度にピアノが弾けたり、乗馬ができたりする。食事も10分程度ならかっこつけれる。
趣味はゲームで暇さえあれば自室で端末片手にゲームをしている
また、典型的なマゾヒストで、自分が危険に曝されることに快感を覚えるよう。
強い言葉や理不尽な態度をとられると相手が人間であろうが悪魔であろうが、関係なくその場で官能的な表情を浮かべるところが残念
ピアスの数と位置などについても「ドMの極み」と揶揄されるとこもしばしば。本人はにやけるだけ。
一人称は「俺」、二人称は学年が上なら「~先輩」、下なら「おまえ、アンタ」
名前を略さないで呼ぶ人が大嫌い
存在自体がファンタジー
†______________†
名前 † エペ=スルマン・ドゥ・ヴー
年齢 † 14
性別 † ♀
学年 † Ⅱ
容姿 †
薄らと怪しげな紅と桃、紫色を帯びた白っぽい髪と薄氷(アイスブルー)色の瞳を持つ。
肩に多少掛かるほどのショートヘアで、ふんわりとした質感なので膨らんで見えるが、毛先はぴょんぴょんと外側に跳ねている。
目元は完全に、鼻先まで長い前髪で覆われており、毛先はザンバラ。
その隙間から目元が覗くことは少ないが、一応見えてはいるのだろう。ただ時折ふらふらと覚束無い足取りになることもあり、視界は極端に狭いよう。しっとりした感触は、猫の艶やかな毛並みに似ている。
どういうわけか顔を見せることを異様に拒む。
身長は140cmほど。制服は適当に着ているため、乱れなどはあまりないが発注ミスかサイズが少し大きい。
手先が袖からギリギリ見える程度で、背中の羽飾りは若干地面を引きずるよう。
肌が異常に白く、唯一晒されている手や頬には、白蛇の如き鱗のようなものが見て取れるが、本人はそういう「病気」だと語る。
武器 † バルムンク
……幅広で、黄金の柄には青い(薄氷色)宝玉(魔石)が埋め込まれ、鞘は金色の打紐で巻き上げられている。
刃はドス黒い血の色をしている。
全長1.2メートルあり、かなり大きい。
刃はぬらぬらと妖しく光り、塗られた毒の甘い香りが漂ってくる。
振れば赤色をした氷が放たれ、斬りつければ傷口を凍らせる。
ただし、相当な重量と魔力を持ち、大した力(物理的な力、蓄えられる魔術の量共に)を持たない召喚者では手にすることすら叶わない。
刃に塗られている毒は元所有者の悪魔の体内、血液から生成されたもの。
斬りつけた相手ではなく、持ち主自身の身体を蝕み激しい痺れを引き起こす。徐々に力を失い、最終的に持ち主は死ぬが、悪魔の血液を飲むことで解毒出来る。
途中で手放してしまえば毒の侵食は止められるが、痺れは残るためどちらにせよ解毒は必要となる。
しかし、かようにリスクを伴う武器であるため、蘭流の魔術も併用する。
悪魔と同様に表情がわかりづらいせいか、傍から見れば一方的に絡まれているだけのように見えるが、単に人見知りだから。
二人きりになると口下手ながら一生懸命に喋ろうとするのが見受けられ、まるで仲の良い兄妹のよう。
設定†
前髪で覆われた顔は非常に感情が読み取りにくく、おまけに無表情なため取っ付き難い印象がある。
だが実際は口下手なだけで決して口数が少ないわけではない。
近づくと何故か脳髄を刺激する甘い香りが漂い、それは一度嗅ぐと忘れられない。
中毒性がある麻薬のようで、所有する剣からも同じ匂いがする。
†______________†
名前 † レイヴン=レインオーダー
年齢 † 17
性別 † ♂
学年 † Ⅳ
容姿 †
艶めく烏の濡れ羽色をした髪と瞳を持つ少年。
光を反射することはなく、ただ雨に濡れたようにしっとりと重く柔らかい。
解くと足元にまで伸びるほどに長く、高い位置で括っている。
目をやや隠すほど長い前髪も適当に伸ばされ、サイドの部分も輪郭を覆うが左右で長さが違うほど。
おっとりした目つきをしており、立ち振る舞いや口調もどこか押しが弱い。
吸い込まれそうな黒目は、よく見ると底の方が紅く、魔力を供給するとより強く色を放つようになる。
少女のように長い睫毛と中性的な顔立ちが特徴的。
身長は165cmほどで、色白だし不健康そうに見える。
左頬には悪魔との契約により授かった新たな力に目覚めた証拠の逆さ十字が黒く刻まれている。
制服のサイズは少し大きいようで、袖は指先しか出ないほど。裾と羽飾りを引きずりそうになっている。
アクセサリーの類は身につけておらず、髪を結うのもただの黒いリボン。
武器 † 天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)
東洋に伝わる神話より名を授かった剣。漆黒の刀身を持ち、柄や飾りに至るまで全て黒一色で作られている。
やや湾曲しており、剣というより刀に近いフォルムをしている。
柄頭の紅い紐の飾りが黒一色のなか唯一のアクセントとなっている。
剣は常に雨に濡れたように露を纏っており、剣を抜けばたちどころに彼に周囲にだけ雨が降り出すが、彼以外の人物が手にすればその限りでは無い。
剣の名を叫び、ローブのうちより呼び寄せる。
関係 †
顔をあわせば喧嘩ばかり、兄弟のような関係を持っている。
小さなことにケチをつけられ、それに腹を立てたレイヴンが言い返すために喧嘩になる。
本当は素直に頼りにしたいし、もっと仲良くしたいとも思っている。
気が弱く、お世辞にも強いとは言えないレベルの魔術師。
しかし操るのは日流で、所持する武器は流派の師匠にあたる人物から東洋よりルートを辿って手中に収まったが、契約を交わした悪魔の力添えにより、現在の不思議な能力を付与される。
剣術の腕はそれなりにと言ったところで、悪魔と契約したことでようやく剣がふれるようになった。
この学園の門を叩くまでは、食器より重いものを持ったことがないような生活をしていた。
普段他人には押しが弱く、何でも言うことを聞いてしまう優男として一定の評価を得ているが、当人にはそれが気に食わない。
本当は言われたら言い返したい反動が悪魔にだけは出て、なけなしのプライドが邪魔をするのですぐに口答えして喧嘩になってしまう。
大抵は「もういいよ」と逆ギレすることで場を収めるが、感情的になると涙もろくなる一面も併せ持つのですぐに泣き出す。
髪をいじったり、唇に触れたりするクセがある。
実は不治の病を患っているが、周囲にはひた隠しにしている。
大声を出したり感情的になることで悪化し、すぐにしゃがみこんでしまう。
病の名も原因も分かっておらず、ただ物心付いた時から、事あるごとに胸の痛みと苦しさに悩まされてきた。
†______________†
名前 †レクシフェアヴァドリシェン (通称:レン)
年齢 †17
性別 †♂
学年 †Ⅵ
容姿 †細身で長身な金髪碧眼の青年、気怠げな二重瞼の三白眼
青の紐リボンで束ねられた髪の毛は、右肩に触れる長い。色も白く骨密度もない、いかにも不健康そう。指が細長く爪が綺麗。
制服は普通に着ているが、シワシワのよれよれが締りがない。
ネクタイはかなり緩められていたり、していなかったりその日の気分による
首の後ろから肩甲骨にかけて、コルセットピアスがついている。通されているリボンの色は黒
ちなみにピアスは左耳にもついており、インダストリアル、イヤーロブに各三つずつ。それとトラガス
勉強の際には黒いアンダーリム眼鏡を着用
武器 †CQC(Close Quarters Combat:近接格闘)
これを基本とした様々な拳法と武術、
現在は蘭流と儡流を勉強中
関係 †アストライオスとは「召使と主人」のような関係
ほとんど動かない自分の身の回りの生活の補助、ほぼ召使。優しいのでつい甘えてしまう。まだ認められていない部分があると思っているので、そこは頑張る予定
悪魔は悪魔、と割り切っているが共存していく方針でいる
設定(過去や性格など) †大真面目、頭が堅い
成績面では頭がいい方へ分類されるが、純粋で真っ直ぐ過ぎて融通が効かない人
それ故、頭の中で考えてから話そうとするため、会話のテンポが悪く、表情が乏しい
真面目が故に、振り回されやすく損するタイプ
「卒業」には着々と学年を上げてきっちりとしようと思っている様子
食事の好き嫌いが多く、指摘されるまではあまり摂りたくない。フォークもナイフも使いこなせていない。
炭酸飲料とスナック菓子が好き。
自分で爪を切らなかったり必要以上に動かないニート気質、
さりげなく喫煙者で、主に集中している時に息抜き程度に吸う程度。
銘柄は「GitanesCaporal」
人より優れた記憶力の持ち主で、一度見たものを忘れることは少ない。
そのため、わざと攻撃させて複数の敵の位置を瞬時にあぶりだすことが得意だったりもするがお披露目する機会は少ない。元々その記憶力の良さを人に言ったこともない
戦闘能力は低め、手先が器用な方ではないので、武器を持つ戦闘が苦手
ただ魔力が通常より少し高い。そして回復スピードも。
二体同時に召喚可能で、本人曰く、五体ぐらいならできそうのこと。
長ったらしい名前は親の愛、育ちはいい方
そのため、嗜み程度にピアノが弾けたり、乗馬ができたりする。
だが趣味はゲームで暇さえあれば自室で端末片手にゲームをしている
また、典型的なマゾヒストで、自分が危険に曝されることに快感を覚えるよう。
強い言葉や理不尽な態度をとられると相手が人間であろうが悪魔であろうが、関係なくその場で官能的な表情を浮かべるところが残念
ピアスの数と位置などについても「ドMの極み」と揶揄されるとこもしばしば。本人はにやけるだけ。
一人称は「俺」、二人称は学年が上なら「~先輩」、下なら「おまえ、アンタ」
名前を略さないで呼ぶ人が大嫌い
存在自体がファンタジー
†______________†
†______________†
名前 †アドルフ
年齢 †18
性別 †♂
学年 †Ⅴ
容姿 †燃えるように真っ赤な髪と同じ色の瞳。髪はあっちこっちへ跳ねているが短め。一部、右側の横髪だけが少し長くそこを三つ編みにし、蒼の紐で軽く結ぶ。前髪はアシンメトリーで目にかかるくらいなので邪魔な時には上に上げて固定している。
目は切れ長で、よくニコニコと笑んでいる。プライベート以外で彼の顔から笑顔が消えることはほとんどない、というぐらいに笑っている。が、作り笑顔である。
首から銀のチェーンの武器と同じ材質の結晶をぶら下げている。キラキラと青い粒子が結晶の中を通り、彼は常にこれを身に着けている。
制服はキッチリと着こなしている模様。たまに首元を緩めるぐらいのもの。
身長が異常に大きい。笑顔を作っていない時はまるで大きな狼のような鋭さを持つ。
普段は笑顔で柔らかく、誰にでも親しみやすい青年。
武器 †双剣
普段は黒い刀身の幅の恐ろしく硬い剣。魔力込め術を扱うときのみ、刀身に蒼い粒子が駆け巡り、透けるような蒼になる。それぞれ柄の下部分に赤い紐がぶら下がっており、魔力により伸縮可能。
また、扱う魔術言語は日流。
関係 †非常に仲の良い兄妹のような関係(たまにセクハラする)
設定(過去や性格など) †学園に来る前、出生地では赤が不吉な色とされ、忌み子として恐れられていた。その時に双子の妹と切り離された。病弱だった妹は既に故人である。
荒んだ生活のせいか、感情が欠落し善悪の分別さえつかない上に、とてつもない魔術の才能があったため大量虐殺の経験がある。今となっては常識を身に着けているが、正直悪魔が最後のストッパーとなっている。家族愛に飢えている。
女性が大好きだが、性的な対象としては当てはまらない。ストライクゾーンは現在も更新中なため本人にも分からない。薬学の知識に秀で、常に薬草などを持ち歩く。
武器を使っての攻撃も得意だが、呪文詠唱での魔術にも対応する。
一見は人との争いを避けているように見えるが、実は驚くほど好戦的。
実力はあるがムラがあるため現在の学年に位置する。
†______________†
名前 † セバスチャン
年齢 † 18
性別 † ♂
学年 † Ⅵ
容姿 †
原液の絵の具のような黄色い髪に黄色い瞳を持つ。
病的に白い肌は透き通り、陶器そのもの。
全てを見下して馬鹿にすることを生き甲斐にしているかのような威圧的な目つきをしており、近づく者を必ず一度は怯ませる。
睫毛が長く、右の額から左の頬へと幾何学模様の刺青が流れ落ち、左目の下にはその模様に被さって逆さ十字が刻まれている。
青い薔薇と青いリボン、黒いフリルのコサージュが付いたミニハットを身に付け、顎の下で青いリボンを結ぶ。
白いシャツの袖には十字を模した黒いピンを二つずつ。
また、右目には眼球が無く、青い薔薇が蔦を顔面に少しずつ伸ばしながら咲き誇っている。
整いすぎた顔立ちは、まるで「人形が生きている」かのよう。
細く綺麗な指先には、足先にも同様に黒いネイルを塗っている。
また、左の人差し指と右の薬指にそれぞれペリドットをあしらった金の指輪を。
武器 † ヴァジュラ
……契約した悪魔から譲り受けた。
基本的な形は棒状で、中央に柄があり、その上下に槍状の刃が付いている。
セバスチャンが所持するのは九鈷杵という中央の刃の周囲に八本の刃を付けたもの。
金剛(非常に硬い金属、もしくはダイヤモンド)でできており、雷を操る。
関係 †
〝悪魔〟という概念すらない。道具としてしか考えておらず、日々暴力を奮っている。
特に何の思いも抱いていない。
設定†
横暴で自分勝手な人物。
ラストネームが出生と共にあやふやで、セバスチャンという名だけがハッキリしている。
身なりからして立派な家柄だったことは想像に難くないが、本人は何も言いたがらない。
過去のあらましを知っているのは彼の従える悪魔のみ。
非常に短気で、腹が立つと傍に控える悪魔にすぐさま暴力を振るう。
怒ったことがすぐに態度に表れ、体表で青白いスパークが弾けるのが目視出来るほど。
かように荒い人柄ではあるが、かなり高位の魔術師でもある。
操るのは独流。物臭な性格ゆえ、今の学年に甘んじている。
†______________†
名前✲ セバスチャン
年齢✲ 18
性別✲ ♂
容姿✲
原液の絵の具のような黄色い髪に黄色い瞳を持つ。
病的に白い肌は透き通り、陶器そのもの。
全てを見下して馬鹿にすることを生き甲斐にしているかのような威圧的な目つきをしており、近づく者を必ず一度は怯ませる。
睫毛が長く、右の額から左の頬へと幾何学模様の刺青が流れ落ち、左目の下にはその模様に被さって逆さ十字が刻まれている。
青い薔薇と青いリボン、黒いフリルのコサージュが付いたミニハットを身に付け、顎の下で青いリボンを結ぶ。
白いシャツの袖には十字を模した黒いピンを二つずつ。
ドロワーズのようにふんわりした、裾がフリルで飾られたハーフパンツと、高級な革で出来た黒いピンヒールを履く。
足首にはヒールコンドームとして青いリボンが何重かに結んである。
また、右目には眼球が無く、青い薔薇が蔦を顔面に少しずつ伸ばしながら咲き誇っている。
整いすぎた顔立ちは、まるで「人形が生きている」かのよう。
細く綺麗な指先には、足先にも同様に黒いネイルを塗っている。
また、左の人差し指と右の薬指にそれぞれペリドットをあしらった金の指輪を。
武器✲ ヴァジュラ
……契約した悪魔から譲り受けた。
基本的な形は棒状で、中央に柄があり、その上下に槍状の刃が付いている。
セバスチャンが所持するのは九鈷杵という中央の刃の周囲に八本の刃を付けたもの。
金剛(非常に硬い金属、もしくはダイヤモンド)でできており、雷を操る。
関係✲
〝悪魔〟という概念すらない。道具としてしか考えておらず、日々暴力を奮っている。
特に何の思いも抱いていない。
設定✲
横暴で自分勝手な人物。
ラストネームが出生と共にあやふやで、セバスチャンという名だけがハッキリしている。
身なりからして立派な家柄だったことは想像に難くないが、本人は何も言いたがらない。
過去のあらましを知っているのは彼の従える悪魔のみ。
非常に短気で、腹が立つと傍に控える悪魔にすぐさま暴力を振るう。
怒ったことがすぐに態度に表れ、体表で青白いスパークが弾けるのが目視出来るほど。
かように荒い人柄ではあるが、かなり高位の魔術師でもある。
✲______________✲
名前 †リリウム=コンディシオン
年齢 †17
性別 †男
学年 †Ⅴ
容姿 †
黒い艶やかな髪に深く沈んだ海のような青い瞳を持つ青年。
身長は180㎝ほどで高め。体系はやや細身で着痩せするタイプ。
非力なわけではなく、見た目以上に筋力はある。
黒い髪は指通り滑らかで、乱れても手櫛ですぐ元に戻るほど。
前髪は長めでよく目にかかり、サイドの髪は鎖骨まで。
前下がり、というわけではなく意図的にサイドの髪だけを伸ばしている。
むかって右側の髪にだけ僅かに青色のメッシュが入っている。
瞳は優しげ、とも気弱、とも取れるようなやや垂れ目。
優男風、といえば聞こえはいいかもしれない。
支給された制服はきちんと着こなし校則を守ってはいるが、内心いろいろ改造はしてみたいと思っている様子。
制服のポケットには黒縁の眼鏡が入っており、必要によってはそれを掛けて出歩いている様子も見られる。
武器 †
黒い二本のレイピア
刀身に様々なシジルが組み込まれており、強度が強化されている。
その細い刀身は岩に突き刺しても折れることなくとてもしなやかに湾曲する。
魔術的な加護もあるため、所持者の器量によっては魔法自体を弾くこともできる。
リリウムの場合は五分五分。
鏡魔術で使用する銀縁の両面黒鏡。
関係 †
設定(過去や性格など) †
一言で言えば「卑屈なナルシスト」
自分の魔力、剣の技量すべてに自信がなく、自分を卑下する発言が非常に多い。
追い詰められればすぐに弱音を吐き、他人の罵倒にすぐ心が折れる。
しかし、自分の顔だけは心の底からイケメンだと思っており、それだけか救い。
そして言葉の隅々にその意識が見え隠れしていてとてもうざい。
顔だけはどれだけ貶されてもへこたれることなく反論をしてくるのでたいていの人間は受け流している。
†______________†
武器 †
黒い二本のレイピア
刀身に様々なシジルが組み込まれており、強度が強化されている。
その細い刀身は岩に突き刺しても折れることなくとてもしなやかに湾曲する。
魔術的な加護もあるため、所持者の器量によっては魔法自体を弾くこともできる。
リリウムの場合は五分五分。
鏡魔術で使用する銀縁の両面黒鏡。
関係 †
設定(過去や性格など) †
一言で言えば「卑屈なナルシスト」
自分の魔力、剣の技量すべてに自信がなく、自分を卑下する発言が非常に多い。
追い詰められればすぐに弱音を吐き、他人の罵倒にすぐ心が折れる。
しかし、自分の顔だけは心の底からイケメンだと思っており、それだけか救い。
そして言葉の隅々にその意識が見え隠れしていてとてもうざい。
顔だけはどれだけ貶されてもへこたれることなく反論をしてくるのでたいていの人間は受け流している。
名前 † メメント・モリ(本名は不明)
年齢 † 16歳程度の見た目をしている
性別 † ♀
学年 † Ⅶ
容姿 †
リネン色の髪と、それぞれのカードに対応した色の瞳を持つ少女。とある例外的な場面においてのみ、アリスブルーに変化する。
髪は首の後ろでザックリと切られ、サイドの髪は右が肩に少しつくくらい、左が胸の辺りまで三つ編みに結われている。リボンはローブの色と同じ。
前髪は眉毛の上でザクザクと適当に切られ、眉は若干麻呂っぽい。あちこちに跳ねた毛は寝癖ではなくクセが強いだけ。ややパサつき、光のない髪。
若干目つきが悪く、目の下に常にクマがある。
浮かべる表情は実に様々で安定しない。その落ち着きの無さは異常なほど。
右目、右腕、右足を失っている。腕は二の腕から、脚は膝上から。義手は付けておらず、歩くのに不便だからと脚にのみ義足を使っている。
円形の金具からなる球体部分によって関節による動きを可能にし、そこからストックのような細い脚部が伸びている。
ちなみに銀で出来ており、歩くたびに鋭い金属音がする。
また、右目には爪で掻かれたような傷痕が生々しく残る。
紫色をしたⅦ年生のローブを身にまとうが、その着こなしは日によって、時間によってマチマチ。
とことん着崩していたかと思えば驚く程カッチリ着こなしていたり、ジャラジャラとはた迷惑なほどアクセサリーをつけていたり。
中身のない右袖がブラブラと揺れるのが目に付く。
身長は155センチほど。胸はあまり無い。
体重は46キロ辺りと身長に対して微妙な値を指している。
何故かいつも銀のペーパーナイフを持ち歩いている。武器として使用することは無いが、その理由は不明。
武器 † それぞれのアルカナに対応した力・魔術
関係 † 不明 ただ傍に居るという以外に、会話は全く見られない
名前 † メメント・モリ(本名は不明)
年齢 † 16歳程度の見た目をしている
性別 † ♀
学年 † Ⅶ
容姿 †
リネン色の髪と、それぞれのカードに対応した色の瞳を持つ少女。とある例外的な場面においてのみ、アリスブルーに変化する。
髪は首の後ろでザックリと切られ、サイドの髪は右が肩に少しつくくらい、左が胸の辺りまで三つ編みに結われている。リボンはローブの色と同じ。
前髪は眉毛の上でザクザクと適当に切られ、眉は若干麻呂っぽい。あちこちに跳ねた毛は寝癖ではなくクセが強いだけ。ややパサつき、光のない髪。
若干目つきが悪く、目の下に常にクマがある。
浮かべる表情は実に様々で安定しない。その落ち着きの無さは異常なほど。
右腕、右足ともに失っている。腕は二の腕から、脚は膝上から。義手は付けておらず、歩くのに不便だからと脚にのみ義足を使っている。
円形の金具からなる球体部分によって関節による動きを可能にし、そこからストックのような細い脚部が伸びている。
ちなみに銀で出来ており、歩くたびに鋭い金属音がする。
紫色をしたⅦ年生のローブを身にまとうが、その着こなしは日によって、時間によってマチマチ。
とことん着崩していたかと思えば驚く程カッチリ着こなしていたり、ジャラジャラとはた迷惑なほどアクセサリーをつけていたり。
中身のない右袖がブラブラと揺れるのが目に付く。
身長は155センチほど。胸はあまり無い。
体重は46キロ辺りと身長に対して微妙な値を指している。
何故かいつも銀のペーパーナイフを持ち歩いている。武器として使用することは無いが、その理由は不明。
武器 † それぞれのアルカナに対応した力・魔術
関係 † 不明 ただ傍に居るという以外に、会話は全く見られない
22のアルカナからなるタロットカードに対応した性格と瞳の色を持つ(偶数が正位置、奇数が逆位置に対応した性格と力を反映する)。
しかし、今現在所持しているアルカナは12。他10は、既に「死んだ」らしい。
0の愚者は感情の起伏がやや大人しい、ごく普通の少女。話しやすいがその受け答えは少々淡白な印象もある。
Ⅰの魔術師は胡散臭い言葉を並べ立てる奇術師。無気力で会話もあまり成立しない。瞳の色はインディゴ。
Ⅱの女教皇はおっとりした知的な人物。優しく、冷静で、理解力(客観性、洞察力)に優れるが繊細な面も持ち合わせる。瞳の色はライム。
Ⅲの女帝は虚言癖を持ち、情緒不安定。怠惰で軽率な面も持ち合わせ、感情的になりやすい。ダークシアン。
Ⅶの戦車は傍若無人で自分勝手。好戦的。不注意により失敗することもある。希に暴走を起こすことも。瞳の色はファイアブリック。
Ⅸの隠者は閉鎖的で消極的。悲観的な考えを持つが、邪推による陰湿な手口を使うこともある。ただし無計画で、誤解を招くような発言も絶えない。瞳の色はホワイトスモーク。
Ⅹの運命の輪はチャンスをもたらし、不利な戦況を定められた運命へと導く。明るく、他人との出会いをもたらす。瞳の色はオーキッド。
ⅩⅢの死神だけは例外で、正位置の効果をもたらす。終末、破滅を意味し、〝その場にいる者の中から必ず一人の命を奪う〟。冷酷な感情を持ち、意思が薄い。瞳の色はブラック。
また、この死神だけが固定の武器である身の丈を超える大鎌を持っている。
ⅩⅤの悪魔は不利な状況からの回復と覚醒(力の増大)をもたらす。比較的穏やかで、他人との出会いに期待が持てる。瞳の色はミディアムバイオレット。
ⅩⅥの塔は崩壊を望む否定的な言動を繰り返す。悲劇のヒロイン的な印象を持つ。瞳の色はスレートグレイ。
ⅩⅧの月は現実逃避を唆す。幻惑の魔術を得意とし、不安定な感情を欺瞞とともに持て余す。瞳の色はレモンシフォン。
アルカナの入れ替わるタイミングは予測不能。ものの一瞬で変わることもあれば一日中、一週間以上支配されている場合もある。アルカナは自動で入れ替わる。
強制的なアルカナの入れ替えには特定のモーションを取る必要があり、次に入れ替えとなるアルカナに向け、ナイフを突き刺すというもの。
それぞれのアルカナは記憶の共有をしておらず、各々がマチマチな行動を取る。
よって、昨日までごく普通に会話していたのに翌日突然「誰?」と言われることも。
彼女は学園内では孤立している(気味悪がって誰もが避けている)ため友人と言える人物が居ない。そのため、独りで渡り廊下や時計塔、中庭に居ることが多い。
学園内において、彼女は問題児扱いされていると同時に、「卒業候補生に二番目に近い者」としてデューと実力で肩を並べる。
だが、連れている悪魔は一匹だけ。術者の魔力のみが異常に強大な力となって彼女自身を形作っている。
典流の魔術を扱い、彼女の周囲には昼夜問わず常に11のアルカナが浮遊しており、現在表層に出ているアルカナが
仮面となっている(愚者のみ例外で、仮面は現れず瞳の色だけが変わる)。
彼女の名を略す者は居らず、誰もが畏怖と嫌煙の念を込め「メメント・モリ(自分が(いつか)必ず死ぬことを忘れるな もしくは 死を記憶せよ)」とフルネームで呼ぶ。
†______________†
名前 †ジャック=ヘル
年齢 †13歳
性別 †♂
学年 †Ⅲ
容姿 †櫛もさらりと通る金髪と、蒼色の瞳を持つ。
肩につくかつかないかのぎりぎりのところで後ろ髪、横髪を切り揃えている。
毛の量は多い方で、最近手入れを怠ってきている為が少しもこもこしている。
前髪をだらだらと長く伸ばす。もうとっくに目に掛ってしまっているが、大して視界に影響は
無いとのこと。
瞳の色は、濁った黒の混じった重い色。何時も儚げに何処か遠くを見つめている。
ぱっちり二重で、睫毛は長い。肌も白く、人形の様な端整な顔立ちをしている。
三年生の証である、水色のローブを着用している。
一応違反にならない程度に着こなしているようだが、他の生徒から比べればだらしなく見える。
ジャックの時はまだマシなのだが、ヘルが人が居ようが居まいが盛大に着崩す事が多い。
その度に悪魔に直してもらっているので、頭が上がらない。
身長は百五十センチと、年齢の割には小さい。
肩からはベージュ色の小さめのバックがかけられているが、中には水の入った瓶と分厚いメモ帳。
水は透明な色をしているが、毒が入っているものがあるらしい。瓶は全部で五本。
メモ帳は記憶の抜けが無いように、六時間ごとに出来事のメモをしている。
最もヘルはさぼりがちで、中を見てもジャックの几帳面な字しか見受けられない。
友達に薦められて始めた様だが、ジャックはまだこの行動の意味が分かっていない。
手首にはジャラジャラと高価な宝石が受けこまれたブレスレットを付けている。
隠すようにしてつけられたそれの下には、酷いリストカットの痕が。
武器 †全長60cm程の剣。
腰に吊っているが、ローブで隠れてしまって見えない。
手入れが施されていないので、切れ味はそれ程良くない。
なぜならそれは唯のお飾りで、振り回しては見るものの相手に刃が届く事が無いから。
主に水を操る魔術を使用し、戦闘をサポートするのが彼の役目。
関係 †友人や仲間といった類の関係。
主人と悪魔などという上下関係はあまり意識していないらしく、対等に接している。
戦闘時は足でまといになってしまうので、非常に申し訳ないと思っている。
お金持ちの家の一人息子。正確には両親を亡くした後、預けられた知人の家に
養子として迎え入れられたらしい。本を読むのが好きなジャックが、まるで大きな図書館の様な
書斎に出入りしていた頃、見つけたのがグリモワール。
それは書斎の奥の奥に、丁寧に仕舞ってあったものだが、本を漁っていた時に偶然目に留まってしまった。
だが誰にもその事を言わずに、勝手に悪魔を召喚し、半ば強引に入学してしまったので、
呆れつつもそれを許可してくれた親には頭が上がらない。
素晴らしい環境で教育を施されてきたので、非常に賢い。
大人しくあまり自己のアピールをしないタイプだが、ある程度他人との関係は持っているようだ。
読書が好きで、国語辞典の様な分厚さの本でもすぐ読み終えてしまう。
また暗記力がずば抜けて高く、有名な話や自分の好きな話は一字一句全て覚えているという。
だが戦闘能力は低く、人を殺めることが未だに出来ないらしい。
その為肉弾戦は全て悪魔に任せ、後ろで的確な指示を飛ばすのが彼の役目。
はっきり言って足でまといだったりする。
そんな彼にはもう一つの人格が存在する。それがヘルである。
いつからか現れたその人格は、ジャックとは真逆の物。
非常に好戦的で、戦闘能力は格段に上がる。代わりに、それ以外のことはジャックに比べて
大きく劣る。その変わり様は、まるで何かに憑かれたようだと噂されている。
記憶は共有されておらず、もう一つの人格が存在していることをジャックは知らない。
ただヘルはその事を知っているようで、いつかこの体を乗っ取ろうと企んでいる。
出現率は「ジャック:ヘル=9:1」というところ。その引き金は様々だが、
大抵の場合は戦闘などで命の危機に陥った時である。
体に宿す魔力の量自体は多い方だが、それを引き出せるのはジャックの方のみ。
何故かヘルは戦闘のセンスはあるのに魔術を使うのが途轍もなく下手。独流を操る。
一人称は「僕/俺」、二人称は「君/あんた」。
†______________†
名前 † ハトゥール=シー
年齢 † 17歳
性別 † ♀
学年 † Ⅴ
容姿 †
クリーム色の髪に、薄い緑色の瞳を持つ少女。
髪は目の上で揃えられ、サイドの髪は緩くカールした内巻きボブカット。
ぱっちりとした瞳は猫のように釣り、光の加減で瞳孔の大きさが多彩に変化する。
身長は160cm程で細身。
全身にしなやかな筋肉が付いており、その姿は少年のよう。
ふっくらとした唇はほのかに桜色で、口端からは僅かに八重歯が覗く。
指定の制服はあちらこちらほつれていてボロボロ。サイズも合わず、かなり大き目。スカートにはスリットのような大きな裂け目すら伺える。
本人の動き重視の為に繕う気は毛頭ないらしい。
首元には黒い帯に金の鈴のつけられたチョーカー。
頭には髪色と同じ猫耳。制服の裾からは同じく同色の猫の尻尾が伺える。どちらも感情に合わせて大きく動くが、魔具の類で本物ではないらしい。たぶん。
武器 †
ルーン魔術と大きな爪のような刃がついたメリケンサック
ルーン魔術は小石に刻まれたルーンを転がし、その名を唱えることで効果を発揮する。
関係 †
ペットの様な、お友達の様な。
それこそ猫可愛がりをしてみたかと思えば、長期間放置してみたり。ぐでーっと寄り掛かったと思えば、彼女の耳に噛み付いてみたり。
力ずくで彼女を使役しようとは毛頭思っておらず、戦闘が彼女の自由意志に任せている。
理由は面倒だから。
その為、ハトゥールだけ唐突に戦線離脱することもままある。
設定(過去や性格など) †
何もかもが猫の様な少女。
我が道を只管突き進み、集団行動などしようと思ったことすらない。
気まぐれで気分屋。
観念奔逸、という所はザァハトと少し似ているかもしれない。
鈴を転がすような高い声で喋ったかと思えば、濁声で猫の鳴き真似をして見たり、笑いながら駆け回ってみたかと思えば、地に伏して眠り始めたり。
その行動は予測不能。
話し方も独特で、語尾に、にゃー猫の鳴き声がつくくらいならまだマシで、稀に不可解な不思議な言語を喋り始めたりする。
†______________†
名前 † ハトゥール=シー
年齢 † 17歳
性別 † ♀
学年 † Ⅴ
容姿 †
クリーム色の髪に、薄い緑色の瞳を持つ少女。
髪は目の上で揃えられ、サイドの髪は緩くカールした内巻きボブカット。
ぱっちりとした瞳は猫のように釣り、光の加減で瞳孔の大きさが多彩に変化する。
身長は160cm程で細身。
全身にしなやかな筋肉が付いており、その姿は少年のよう。
ふっくらとした唇はほのかに桜色で、口端からは僅かに八重歯が覗く。
指定の制服はあちらこちらほつれていてボロボロ。サイズも合わず、かなり大き目。スカートにはスリットのような大きな裂け目すら伺える。
本人の動き重視の為に繕う気は毛頭ないらしい。
首元には黒い帯に金の鈴のつけられたチョーカー。
頭には髪色と同じ猫耳。制服の裾からは同じく同色の猫の尻尾が伺える。どちらも感情に合わせて大きく動くが、魔具の類で本物ではないらしい。たぶん。
武器 †
ルーン魔術と大きな爪のような刃がついたメリケンサック
ルーン魔術は小石に刻まれたルーンを転がし、その名を唱えることで効果を発揮する。
関係 †
設定(過去や性格など) †
何もかもが猫の様な少女。
我が道を只管突き進み、集団行動などしようと思ったことすらない。
気まぐれで気分屋。
観念奔逸、という所はザァハトと少し似ているかもしれない。
鈴を転がすような高い声で喋ったかと思えば、濁声で猫の鳴き真似をして見たり、笑いながら駆け回ってみたかと思えば、地に伏して眠り始めたり。
その行動は予測不能。
話し方も独特で、語尾に、にゃー猫の鳴き声がつくくらいならまだマシで、稀に不可解な不思議な言語を喋り始めたりする。
†______________†
名前 † イノセンス=クリミナーレ
年齢 † 14歳
性別 † ♀
学年 † Ⅰ
容姿 †
毛先に行くに連れ淡い桜色にグラデーションしていく黒い髪と蜜色の瞳を持つ少女。
ショートに揃えられた髪はやや内巻きで清潔に整えられており、良く手入れされているのがわかる。
サイドの髪は腹部にまで伸びて、鎖骨の辺りで緩く赤いリボンが結ってある。
右のリボンに、アクセサリーとして悪魔のタロットが一緒に揺れ、左のリボンに薄い赤の硝子蓋の小さな懐中時計が。
右頬に「479」という商品数字が烙印されている。
蜜色の瞳は常に何かに怯えるように震え、今にも泣き出しそうに瑞々しい涙の膜を張っている。
笑顔を浮かべることが出来ず、いつも引き攣ったような怯えの表情ばかり浮かべているのが目に付く。
細く、酷く華奢な身体は拒食症と見紛うほど。身長も150cmに満ちるかというところで、体重はそれこそ病的なほどに軽い。
青白い肌には血管が浮き出ているようにさえ見えるし、あちこち骨張っているうえに動きもなんとなくぎこちない。
Ⅰ年生を示す赤いローブは彼女には少し大きすぎるくらいで、ブラウスからは手が指先しか覗かないし燕尾の裾や羽飾りは地面に少し引きずっているほど。
しかし、ローブはいかにも新品然としていなくてどことなくヨレヨレになっているのがわかる。
注意されないと着崩しているのに気づかないので着衣の乱れは良く見かけられる。
孔雀の美しい羽根飾りの付いたイヤーフックを左耳にしており、自らの悪魔と対にしている。
また、右の手のひらには酷い火傷の痕があり、腕全体に広がっているが、これを見られることを極端に嫌がる。
その穂先をどす黒い液(血の煮液、毒液)に浸しておかないと柄が燃焼し、手に持つ人間を危険にさらすという特徴を持つ槍。
戦いの気配を感じると、この槍は持ち主の意思に反して興奮し、持ち主の魔力を無理やり引き出して力を発しようとする。
激しい発作となってその炎が右腕を焼き、唸りながら勝手に敵へと飛び出していく。
関係 †
まるで姉妹のような雰囲気を纏うが、実際には悪魔に支配されているだけの哀れな少女。
悪魔の持つ強力な魔力に自我をほとんど失い、されるがまま言われるがままに行動している。
悪魔が怖くて怖くて堪らないはずなのに、彼女が居なければ何も出来ないという事実に踊らされ依存に堕ち、女同士であるにも関わらず夜には床を同じくする。
甘い言葉で優しく慰められるうちに、その全てが忘れられるような気がして。
設定 †
アンドレアルフスから発っせられる強力な魔力によって否が応でも神経を過度に敏感にさせられたせいで、ほんのささいな出来事にも恐怖心を煽られノイローゼを患っている。
恐怖の対象は悪魔だけに留まらず、自分に害を為そうとするものそうでないもの、その全て。
出生は貧民区。奴隷として売り飛ばされ、横暴な主人の元日々怯え、度重なる暴力に既にノイローゼに近い精神障害を起こしていたが、あるとき主人の書斎で見つけたグリモワールを開いたときから人生は変わった。
悪魔召喚に成功した途端にこの学園に放り込まれ、主人のために悪魔の叡智を狙う一人になった。
気弱なんてものじゃないほどに震え、冷や汗をかいて縮こまる様子は非常に痛々しい。
いつも青ざめた顔をしており、顔を上げていられないうえに他人と目を合わせて会話出来ない。
まともに喋ることも不可能で、不明瞭な呻きが泡のように消えていく。
人によっては大変に鬱陶しく見えるだろう。虐めを受けているのもまた事実だが、それを守っているのが自らの悪魔でもある。
都合のいい甘言だけが頼りで、身の交わりはそのおまけ。一時だけでも満たされ赦されたような気持ちに浸れればそれで充分。
†______________†
名前 † ロワ=カダヴル
年齢 † 16歳程度の少年の姿
性別 † ♂
学年 † 学園長
容姿 †
武器 †
関係 †
設定(過去や性格など) †
†______________†
名前 † イノセンス=クリミナーレ
年齢 † 14歳
性別 † ♀
学年 † Ⅰ
容姿 †
武器 †
関係 †
設定 †
†______________†
名前 †ジャック=ヘル
年齢 †13歳
性別 †♂
学年 †Ⅲ
容姿 †櫛もさらりと通る金髪と、蒼色の瞳を持つ。
肩につくかつかないかのぎりぎりのところで後ろ髪、横髪を切り揃えている。
毛の量は多い方で、最近手入れを怠ってきている為が少しもこもこしている。
前髪をだらだらと長く伸ばす。もうとっくに目に掛ってしまっているが、大して視界に影響は
無いとのこと。
瞳の色は、濁った黒の混じった重い色。何時も儚げに何処か遠くを見つめている。
ぱっちり二重で、睫毛は長い。肌も白く、人形の様な端整な顔立ちをしている。
三年生の証である、水色のローブを着用している。
一応違反にならない程度に着こなしているようだが、他の生徒から比べればだらしなく見える。
ジャックの時はまだマシなのだが、ヘルが人が居ようが居まいが盛大に着崩す事が多い。
その度に悪魔に直してもらっているので、頭が上がらない。
身長は百五十センチと、年齢の割には小さい。
肩からはベージュ色の小さめのバックがかけられているが、中には水の入った瓶と分厚いメモ帳。
水は透明な色をしているが、毒が入っているものがあるらしい。瓶は全部で五本。
メモ帳は記憶の抜けが無いように、六時間ごとに出来事のメモをしている。
最もヘルはさぼりがちで、中を見てもジャックの几帳面な字しか見受けられない。
友達に薦められて始めた様だが、ジャックはまだこの行動の意味が分かっていない。
手首にはジャラジャラと高価な宝石が受けこまれたブレスレットを付けている。
隠すようにしてつけられたそれの下には、酷いリストカットの痕が。
武器 †全長60cm程の剣。
腰に吊っているが、ローブで隠れてしまって見えない。
手入れが施されていないので、切れ味はそれ程良くない。
なぜならそれは唯のお飾りで、振り回しては見るものの相手に刃が届く事が無いから。
主に水を操る魔術を使用し、戦闘をサポートするのが彼の役目。
関係 †
お金持ちの家の一人息子。正確には両親を亡くした後、預けられた知人の家に
養子として迎え入れられたらしい。本を読むのが好きなジャックが、まるで大きな図書館の様な
書斎に出入りしていた頃、見つけたのがグリモワール。
それは書斎の奥の奥に、丁寧に仕舞ってあったものだが、本を漁っていた時に偶然目に留まってしまった。
だが誰にもその事を言わずに、勝手に悪魔を召喚し、半ば強引に入学してしまったので、
呆れつつもそれを許可してくれた親には頭が上がらない。
素晴らしい環境で教育を施されてきたので、非常に賢い。
大人しくあまり自己のアピールをしないタイプだが、ある程度他人との関係は持っているようだ。
読書が好きで、国語辞典の様な分厚さの本でもすぐ読み終えてしまう。
また暗記力がずば抜けて高く、有名な話や自分の好きな話は一字一句全て覚えているという。
だが戦闘能力は低く、人を殺めることが未だに出来ないらしい。
その為肉弾戦は全て悪魔に任せ、後ろで的確な指示を飛ばすのが彼の役目。
はっきり言って足でまといだったりする。
そんな彼にはもう一つの人格が存在する。それがヘルである。
いつからか現れたその人格は、ジャックとは真逆の物。
非常に好戦的で、戦闘能力は格段に上がる。代わりに、それ以外のことはジャックに比べて
大きく劣る。その変わり様は、まるで何かに憑かれたようだと噂されている。
記憶は共有されておらず、もう一つの人格が存在していることをジャックは知らない。
ただヘルはその事を知っているようで、いつかこの体を乗っ取ろうと企んでいる。
出現率は「ジャック:ヘル=9:1」というところ。その引き金は様々だが、
大抵の場合は戦闘などで命の危機に陥った時である。
体に宿す魔力の量自体は多い方だが、それを引き出せるのはジャックの方のみ。
何故かヘルは戦闘のセンスはあるのに魔術を使うのが途轍もなく下手。独流を操る。
一人称は「僕/俺」、二人称は「君/あんた」。
†______________†
名前 †ディエーリヴァ=コーラカル(通称リヴァ)
年齢 †18
性別 †♀
学年 †Ⅲ
容姿 †焦げ茶色の髪と、同じく焦げ茶色の瞳を持つ少女。
胸元まである髪は両分けにし、可愛らしく三つ編みにして胸に垂らしている。
まるでティーカップに湛えられた紅茶のような色をした瞳はややつり目で凛々しいが、少しキツイ印象を与える。
身長は160cm程で体格は平均とした少女のもの。
ただ、胸は乏しい。
本人の真面目過ぎる性格を表しているかのように制服は常に丁寧にアイロン掛けされており、
着崩すことなく大層綺麗に着こなしている。
装飾品などは全くつけておらず、自らの悪魔には「些か女の子らしさが足りませんわ」と溜め息を吐かれる程飾り気がない。
ただし、その為に教師からの評価は高い。
俗に言う委員長タイプ。
武器 †
黒鞘の刀。
先祖が異国の出であり、これは祖父から受け継いだ物らしい。
抜けば玉散る、と言っていい程のかなりの対魔の名刀。
その力は自ら従える悪魔でさえ触れる事が叶わぬ程。
銘は不明。
主従、というより友人関係。
彼女は自らの悪魔を信頼し、かなり友好な関係を築いている。
毎朝お互いの髪を梳かし合う様な仲。
お洒落の疎い彼女は彼女の三つ編みも悪魔にやって貰っているらしい。
設定(過去や性格など) †
超、のつく程の真面目人間。
ただし融通が効かぬ程頑固ではなくただ不器用なだけ。
表情が乏しく、目付きも相まって冷たい印象を相手に与えてしまう為に少々誤解されがち。
喋り方はぶっきらぼうで男の様だが、気配りが上手で本来はとても優しい。
学年は違うが、同じ歳のデューととても仲が良い。
泣き虫な彼女の性格や、気持ちをよく心得ている良き理解者。
例えデューが卒業候補の化け物と呼ばれていたとしても、彼女はデューに対する態度を一切変えはしない。
その言葉がどれだけ彼女を苦しめているかを良く知っているから。
一番悪魔の叡智に近い人間に取り入ろうとしている、そんな風に陰口を叩く者もいるが、本人はあくまでも気にしてはいない。
グリモワールは先祖代々受け継いだ物。
まさかこの様な学園に強引に入学することになるとは思っておらず、また悪魔の叡智とやらにも興味は持っていない。
そんな物を持っていても自分には到底身の丈が会わないだろうから。
他者の命を奪うことなど考えずただひたすら死なないようにだけ気を付けて生活している。
珍しい日流を操る。
†______________†
名前 † Ray=Hairal(レイ=ハイラル)
年齢 † 18
性別 † ♂
学年 † Ⅱ
容姿 †
武器 †
関係 †
設定(過去や性格など) †
†______________†
編集途中
名前 †アスタ=イリクリニス
年齢 †16
性別 †♀
学年 †Ⅰ
容姿 †
鉄の色に近い硬質で透き通った濃い銀色の髪と、オッドアイの瞳を持つ少女。
兄と対になる瞳は左側深い緑、右が鮮やかな黄緑色となっており、
二人が向かい合えばそれはまるで鏡に映ったかのよう。
兄と良く似た切れ長の涼しげな目だが、潤んだ瞳はいつも何処か不安げに揺れている。
やや幼げの残る、可愛らしいが儚く不安定な雰囲気を漂わせる。
目の上で揃えられた前髪。耳のあたりの一房が両方鎖骨くらいにまで伸び、
それらは紅いリボンで三つ編みに結われている。
後ろ髪は下ろせば背中の中程までとなかなかの長さだが、
普段は上手く結い上げて頭の後ろでお団子にし、長い髪の毛が目立たないようにしている。
赤いミニハットを頭頂部から左寄りに付けている。
兄がつけているものと同じデザインかつ性能をもつが、
咲き誇る薔薇の色が此方は金色となっている。
右頬には真っ赤な薔薇の刺青が施され、その上から逆さ十字が刻まれている。
これもまた鏡を意識したのか、対になる位置である。
Ⅰ年生を示すやや大きめな真っ赤なローブに身を包む。兄とお揃いで嬉しい様子。
首から提げた大きな逆さ十字のネックレスには、
ミニハットと同じように金の薔薇が二輪絡みつくように生えている。
他に装飾品として、左手の薬指にフローライトで出来た指輪を。
何故指輪の位置だけ兄と鏡で対になるようにしていないのかは、
ひとえに指輪の位置に関係しているのだろう。
かなり華奢な体つきをしており、身長も体重も兄と瓜二つ。
細い四肢と小さな身長から、陶人形が意思をもって動いているようにも見えてしまう。
武器 †金の矢
詳細は【セレーネ=イリクリニス】の項にて。
関係 †
設定(過去や性格など) †
双子の兄をこの世の何よりも愛している。
兄ほど露骨ではないものの、心中に秘める執着心と底無しの愛情はそれこそ異常な程。
双子だが、後に生まれたので「妹」として呼ばれている。
常におどおどと頼り無さげで、見ていてかなり危なっかしい。
重度の人見知り&コミュ障故に至極大人しく、もじもじと口数少ないが、
根気強く話し掛けていればぽつぽつと話始めるだろう。
思ったことを口に出せず、物事の判断も曖昧で流されやすい。
見る人が見れば苛立ちそうなその性格は兄とはまるで正反対だが、
それがかえって兄の過保護を引き起こす原因にもなっている。
しかし、もしかしたら彼女は知っているのかもしれない。
自分が弱気な性格になることで兄が自分だけを見てくれる事を、
彼女自身も気が付かないうちに、心の底で。
前述したように兄に対する依存は最早異常の域で、
常に近くにいると分かっていないと軽くパニックを起こしたり、
突然泣き出したりと情緒不安定に。
彼のことは「お兄様」と呼び、慕っている。
様々な事情が絡み合い、特例として二人で一つの召喚者として悪魔と契約を結んだ兄妹。
兄の過保護で戦闘に出ることは殆どないといっても過言ではないが、
いつも前線で戦う兄を心から心配している。
†______________†
赤いミニハットを頭頂部から左寄りに付けている。
兄がつけているものと同じデザインかつ性能をもつが、
咲き誇る薔薇の色が此方は金色となっている。
右頬には真っ赤な薔薇の刺青が施され、その上から逆さ十字が刻まれている。
これもまた鏡を意識したのか、対になる位置である。
Ⅰ年生を示すやや大きめな真っ赤なローブに身を包む。兄とお揃いで嬉しい様子。
首から提げた大きな逆さ十字のネックレスには、
ミニハットと同じように金の薔薇が二輪絡みつくように生えている。
他に装飾品として、左手の薬指にフローライトで出来た指輪を。
何故指輪の位置だけ兄と鏡で対になるようにしていないのかは、
ひとえに指輪の位置に関係しているのだろう。
かなり華奢な体つきをしており、身長も体重も兄と瓜二つ。
細い四肢と小さな身長から、陶人形が意思をもって動いているようにも見えてしまう。
武器 †金の矢
詳細は【セレーネ=イリクリニス】の項にて。
関係 †
設定(過去や性格など) †
双子の兄をこの世の何よりも愛している。
兄ほど露骨ではないものの、心中に秘める執着心と底無しの愛情はそれこそ異常な程。
双子だが、後に生まれたので「妹」として呼ばれている。
常におどおどと頼り無さげで、見ていてかなり危なっかしい。
重度の人見知り&コミュ障故に至極大人しく、もじもじと口数少ないが、
根気強く話し掛けていればぽつぽつと話始めるだろう。
思ったことを口に出せず、物事の判断も曖昧で流されやすい。
見る人が見れば苛立ちそうなその性格は兄とはまるで正反対だが、
それがかえって兄の過保護を引き起こす原因にもなっている。
しかし、もしかしたら彼女は知っているのかもしれない。
自分が弱気な性格になることで兄が自分だけを見てくれる事を、
彼女自身も気が付かないうちに、心の底で。
前述したように兄に対する依存は最早異常の域で、
常に近くにいると分かっていないと軽くパニックを起こしたり、
突然泣き出したりと情緒不安定に。
彼のことは「お兄様」と呼び、慕っている。
様々な事情が絡み合い、特例として二人で一つの召喚者として悪魔と契約を結んだ兄妹。兄の過保護で戦闘に出ることは殆どないといっても過言ではないが、いつも前線で戦う兄を心から心配している。
†______________†
名前 † リュエール=デ=ゼトワール / 愛称 リュエ
年齢 † 18
性別 † ♀
学年 † Ⅰ ⇒ Ⅴ 【昇格】
容姿 †
白銀の髪はクルクルとカールした天然パーマ。
豊かな後ろ髪は渦を描いて胸の前に垂らされ、前髪は眼球の無い左目を隠している。
クセが強く、指通りが良くふわふわだが、梳いてもすぐに元に戻ってしまう。
瞳は黄金色。かつて空に浮かんでいた月のような色をしている。
異様な輝きを帯びた目は何を映しているわけでもなく、どこか虚ろな先を見つめている。
垂れた眉のせいで目元も気弱そうに見えるが、瞳の奥には時折、狂気にも似た何かが揺らめく。
白い肌は傷一つなく、鉄面皮にはいつも淡い笑顔を貼り付けてばかり。
常に本心の伺えない笑顔は俗に「世渡り上手」とでも言うものだろうか。
だが、時折口の端を吊り上げ気味の悪い笑顔を浮かべることもある。
狂気じみた、熱に浮かされたような。冷や汗と共に、何かに脅されているような笑顔を。
1年生であることを示す赤いローブを身にまとう。
新品の赤いリボンタイにⅠの数字を冠する金のピンが、初々しさを感じさせる。
【現在】
5年生の緑色のローブに身を包む。新品のそれはやや大きく、パピヨンから奪い取った金の腕輪を2つ嵌める。
が、一見ローブの上からではわからないような傷跡が無数に存在している。
一つは自傷による切り傷。二つ目は、暴力による打撲痕。
生々しい傷は絶えること無く顔にまで及ぶこともあり、時折包帯で覆っていたりする。
そのため、良い評判の裏、悪魔に従わされているのだと陰口も絶えない。
更に、その傷だらけの身体の上に、銀で出来た逆さ十字の呪具を、同じく銀色の鎖できつく縛りつけてある。
十字架の中心、四端に嵌め込まれた魔石は目の色と同じ黄金色。
……〝一度鞘から抜いてしまうと、生き血を浴びて完全に吸うまで鞘に納まらない〟といわれる魔剣。
刃渡り1.2メートルにも及び、鞘を含めれば1.4メートルにもなる。
鞘は錆びた銀色をしており、表面には何らかの模様が。時が来た時授けられる。
彼から与えられた力で生成された剣は黄金色の炎を纏う。
「その一閃は的をあやまたず、また決して癒えぬ傷を残す」とされ、振り抜いた一閃は決して的を外さず癒えない火傷の傷跡を残す。
一度抜けば誰かを殺すか、もしくは自らの生き血を全て吸い取られ自らが死ぬかのどちらかしか無い。
そのため、一生に一度しか抜くことが出来ない。
「蘭流」の魔術を使用する。
現在は武器を所持しておらず、戦いは全て二匹の悪魔に任せきり。
荒削りだが扱えるようになった魔力は桁違いに上がり、同時に二匹顕現させていることが可能になっている。
だが、彼女の身に纏う魔力はドス黒く瘴気を揺らし、周囲の人間や悪魔に対してまでも吐き気を催させるような邪悪さを放っている。
彼女はそのことに気づいていない。
未だ外すことのない呪具も際限なく使(わされている)うため、悪魔が必要以上の力を振るえば激しい痛みを伴う。
使役される悪魔、服役させる人間という関係であるにも関わらず、その立ち位置は完全に逆転している。
不出来な彼女を叱りつけ、暴力を振るい、時に脅す。
故、彼女は彼が些細な物音を立てるだけで震え出し、酷いときには過呼吸に陥ることもある。
何かに付けすぐに涙をこぼす。
「泣けばいいと思っているんだろう」と火に油を注ぐことになることは解っているのに、溢れる涙は止まろうとはしない。
彼に抱いているのは、ただ「恐怖」の感情だけ。
設定†
孤児として貧民区で生まれ、両親の顔を知らないまま育った。
盗みと殺しを繰り返し、孤児の子供たち集まり細々と暮らしていたが、ある日転機があった。
貴族の娯楽の一環として行われていたことだが、死んでしまっても構わない孤児の子供たちを無差別に拾い、闇ルートから手に入れたグリモワールによって悪魔の召喚を行わせ、トッカータ=バーレスクに送り込む。
死んで帰ってくれば負け。
掛金の数億倍にも匹敵する富と名声を得て生きて帰れれば勝ち、という賭博。
その子供の得た富を勝者は得られ、且つ子供の得た名声(自分が送り出したという看板)も欲しいままに出来る。
彼女は身体が壊れるほど強力な呪具を使い、本来弱かったはずの魔力を無理やり最大限に引き出しアマイモンを召喚させられた。
他の子供たちは召喚に掛かる魔力の消費に耐えられず全員死んでしまった。
代償として左目を失った彼女は、見事アマイモンを召喚するものの彼の持つ強大な力に逆に振り回されていたが、パピヨンを殺害し、彼から分け与えられた魂によって魔力の蓄えを増幅することに成功。
並みの人間以上の力を手にした。
内向的に見えるが意外と社交的で、これでも友人の幅は広い。
人当たりのない笑顔、頼まれれば断れない性格から、総じて「優しい」という評価を得ている。
Ⅸの数字を持つ【卒業候補生】のデューとも友人の関係にある模様。
†______________†
白銀の髪はクルクルとカールした天然パーマ。
豊かな後ろ髪は渦を描いて胸の前に垂らされ、前髪は眼球の無い左目を隠している。
クセが強く、指通りが良くふわふわだが、梳いてもすぐに元に戻ってしまう。
瞳は黄金色。かつて空に浮かんでいた月のような色をしている。
異様な輝きを帯びた目は何を映しているわけでもなく、どこか虚ろな先を見つめている。
垂れた眉のせいで目元も気弱そうに見えるが、瞳の奥には時折、狂気にも似た何かが揺らめく。
白い肌は傷一つなく、鉄面皮にはいつも淡い笑顔を貼り付けてばかり。
常に本心の伺えない笑顔は俗に「世渡り上手」とでも言うものだろうか。
だが、時折口の端を吊り上げ気味の悪い笑顔を浮かべることもある。
狂気じみた、熱に浮かされたような。冷や汗と共に、何かに脅されているような笑顔を。
1年生であることを示す赤いローブを身にまとう。
新品の赤いリボンタイにⅠの数字を冠する金のピンが、初々しさを感じさせる。
【現在】
5年生の緑色のローブに身を包む。新品のそれはやや大きく、パピヨンから奪い取った金の腕輪を2つ嵌める。
が、一見ローブの上からではわからないような傷跡が無数に存在している。
一つは自傷による切り傷。二つ目は、暴力による打撲痕。
生々しい傷は絶えること無く顔にまで及ぶこともあり、時折包帯で覆っていたりする。
そのため、良い評判の裏、悪魔に従わされているのだと陰口も絶えない。
更に、その傷だらけの身体の上に、銀で出来た逆さ十字の呪具を、同じく銀色の鎖できつく縛りつけてある。
十字架の中心、四端に嵌め込まれた魔石は目の色と同じ黄金色。
武器 † ダーインスレイヴ
……〝一度鞘から抜いてしまうと、生き血を浴びて完全に吸うまで鞘に納まらない〟といわれる魔剣。
刃渡り1.2メートルにも及び、鞘を含めれば1.4メートルにもなる。
鞘は錆びた銀色をしており、表面には何らかの模様が。時が来た時授けられる。
彼から与えられた力で生成された剣は黄金色の炎を纏う。
「その一閃は的をあやまたず、また決して癒えぬ傷を残す」とされ、振り抜いた一閃は決して的を外さず癒えない火傷の傷跡を残す。
一度抜けば誰かを殺すか、もしくは自らの生き血を全て吸い取られ自らが死ぬかのどちらかしか無い。
そのため、一生に一度しか抜くことが出来ない。
「蘭流」の魔術を使用する。
名前 † リュエール=デ=ゼトワール / 愛称 リュエ
年齢 † 18
性別 † ♀
学年 † Ⅰ ⇒ Ⅴ 【昇格】
白銀の髪はクルクルとカールした天然パーマ。
豊かな後ろ髪は渦を描いて胸の前に垂らされ、前髪は眼球の無い左目を隠している。
クセが強く、指通りが良くふわふわだが、梳いてもすぐに元に戻ってしまう。
瞳は黄金色。かつて空に浮かんでいた月のような色をしている。
異様な輝きを帯びた目は何を映しているわけでもなく、どこか虚ろな先を見つめている。
垂れた眉のせいで目元も気弱そうに見えるが、瞳の奥には時折、狂気にも似た何かが揺らめく。
白い肌は傷一つなく、鉄面皮にはいつも淡い笑顔を貼り付けてばかり。
常に本心の伺えない笑顔は俗に「世渡り上手」とでも言うものだろうか。
だが、時折口の端を吊り上げ気味の悪い笑顔を浮かべることもある。
狂気じみた、熱に浮かされたような。冷や汗と共に、何かに脅されているような笑顔を。
1年生であることを示す赤いローブを身にまとう。
新品の赤いリボンタイにⅠの数字を冠する金のピンが、初々しさを感じさせる。
【現在】
5年生の緑色のローブに身を包む。新品のそれはやや大きい。
が、一見ローブの上からではわからないような傷跡が無数に存在している。
一つは自傷による切り傷。二つ目は、暴力による打撲痕。
生々しい傷は絶えること無く顔にまで及ぶこともあり、時折包帯で覆っていたりする。
そのため、良い評判の裏、悪魔に従わされているのだと陰口も絶えない。
更に、その傷だらけの身体の上に、銀で出来た逆さ十字の呪具を、同じく銀色の鎖できつく縛りつけてある。
十字架の中心、四端に嵌め込まれた魔石は目の色と同じ黄金色。
武器 † ダーインスレイヴ
……〝一度鞘から抜いてしまうと、生き血を浴びて完全に吸うまで鞘に納まらない〟といわれる魔剣。
刃渡り1.2メートルにも及び、鞘を含めれば1.4メートルにもなる。普段は引きずりそうになりながら背負っており、両手で抜き振り回す。
鞘は錆びた銀色をしており、表面には何らかの模様が。
彼から与えられた力で生成された剣は黄金色の炎を纏う。
「その一閃は的をあやまたず、また決して癒えぬ傷を残す」とされ、振り抜いた一閃は決して的を外さず癒えない火傷の傷跡を残す。
一度抜けば誰かを殺すか、もしくは自らの生き血を全て吸い取られ自らが死ぬかのどちらかしか無い。
そのため、一生に一度しか抜くことが出来ない。
「蘭流」の魔術を使用する。
使役される悪魔、服役させる人間という関係であるにも関わらず、その立ち位置は完全に逆転している。
不出来な彼女を叱りつけ、暴力を振るい、時に脅す。
故、彼女は彼が些細な物音を立てるだけで震え出し、酷いときには過呼吸に陥ることもある。
何かに付けすぐに涙をこぼす。
「泣けばいいと思っているんだろう」と火に油を注ぐことになることは解っているのに、溢れる涙は止まろうとはしない。
彼に抱いているのは、ただ「恐怖」の感情だけ。
設定†
孤児として貧民区で生まれ、両親の顔を知らないまま育った。
盗みと殺しを繰り返し、孤児の子供たち集まり細々と暮らしていたが、ある日転機があった。
貴族の娯楽の一環として行われていたことだが、死んでしまっても構わない孤児の子供たちを無差別に拾い、闇ルートから手に入れたグリモワールによって悪魔の召喚を行わせ、トッカータ=バーレスクに送り込む。
死んで帰ってくれば負け。
掛金の数億倍にも匹敵する富と名声を得て生きて帰れれば勝ち、という賭博。
その子供の得た富を勝者は得られ、且つ子供の得た名声(自分が送り出したという看板)も欲しいままに出来る。
彼女は身体が壊れるほど強力な呪具を使い、本来弱かったはずの魔力を無理やり最大限に引き出しアマイモンを召喚させられた。
他の子供たちは召喚に掛かる魔力の消費に耐えられず全員死んでしまった。
代償として左目を失った彼女は、見事アマイモンを召喚するものの彼の持つ強大な力に逆に振り回される。
今でも魔力の蓄えを増幅する呪具をローブの下に身に着けており、彼が力を発しようとすれば、血の通う心臓を中心に身体中を無数の刃で貫かれるような激痛に苛まれる。
そのため、戦闘終了後には疲労困憊のあまり立ち上がれないことすらある。
惨めな姿を晒さぬために、戦闘の際には姿を現さず物陰に隠れていることが多い。稀に姿を現すときには、必死に押し殺した苦悶の声が漏れぬようずっと下を向いている。
内向的に見えるが意外と社交的で、これでも友人の幅は広い。
人当たりのない笑顔、頼まれれば断れない性格から、総じて「優しい」という評価を得ている。
Ⅸの数字を持つ【卒業候補生】のデューとも友人の関係にある模様。
†______________†
名前 † パピヨン=ド=ミニュイ 【死亡】
年齢 † 18
性別 † ♀
学年 † Ⅴ
容姿 †
墨のように黒い髪に、血のように紅い目。
その髪は前下がりに切り揃えられる。ぱっつんに切られた前髪は眉の下辺り。
二重で若干猫目。
笑顔で居ることよりも無表情で居ることのほうが多く、急に話かけられた際の「わざとらしく明るい笑顔」はどうにも胡散臭く作り物めいている。
整った顔立ちをしており、肌も白い。
5年生の証である緑色のローブをきちんと着こなし、アクセサリーの類は左手親指と右手中指に嵌められたシンプルな指輪金の指輪2つと、首からローブの下に提げられた六角にカットされた水晶のネックレス。
かなり健全な学生然としており、教諭からの評価はそこそこある。
武器 † ミョルニル
「粉砕するもの」を意味する槌(ウォーハンマー)。
思う存分に打ちつけても壊れることなく、投げても的を外さず再び手に戻る。
自在に大きさを変え携行できるといった性質を持つが、柄がかなり短いという欠点も持ち合わせる。
マルコシアスから与えられたもので、その槌は真っ赤に熱されているため素手では触れない。同時に鉄の手袋をも彼女から授かったが、未だ十分に扱える段階には達していない。
両端がグリフォンと狼の頭の形に尖っており、柄は蛇の尾を形取る。全体が黄金色に輝いているが、常に紅く熱されているため本来の色を知る者はマルコシアスだけである。
設定†
いざという時頼れる人。しっかりしている長女体質。
面倒見が良く、一人で居る人を放っておけない。が、その優しは二面性を持ち、あくまでそれは表――他人から見た理想像。
本当は少しひねていて、進んで自分から仲間を作ったりするのが苦手な根暗タイプ。
興味のない話をして作り笑いをしながら嘘を吐くくらいなら一人で壁に寄りかかって窓から外を見ているほうが好きだし、黙っているほうが人と無駄な会話をしなくて済む。
そのくせ「独ぼっちは嫌だ」なんて語っては数少ない気の置けない友人に楽しげに笑ってみせる。
自ら他人と壁を作り、来るもの拒まず去る者追わず。
コミュニケーションがかなり苦手で、作り笑いが通常運転。
他人の表情ばかり窺い、目を合わせて会話するのも苦手。
自然と猫を被れて、初対面の人物とは限りなくフレンドリーに接することができ、その分陰で脆い。
「頼っても平気」「甘えても大丈夫」「弱音を吐いても受け止めてくれる」、そう判断した人間には自分を知って欲しいとでも言うように傍に寄り添いたがり、
時にその情緒の不安定さをちらつかせ涙を見せることもある。
だが、「頼ったら壊れてしまう」「自分が強くいないといけない」 「甘えさせてやらないといけない」「弱音を吐いてはいけない」、そう判断した人間にはひたすらにストイックさを見せるように優しく笑い、「大丈夫だよ」と頭を撫でてやる。
二面性は決して人格の違いではなく本質であって、切り替えを使うことで上手く生きているつもりで居る。ようするに自己満足。
でも、そんなことにも十二分に気づいている年齢であり、その自覚を持っている。
つい棘のあることをぽろりと無意識に言ってしまったり、 怒ると途端に表情が抜け落ち他人と接するのを拒絶する。
その際の作り笑いは限りなく能面に近く、声まで少し変わるほど。
それでも5年生にまで上り詰めたからには、それなりの実力を持っている証拠でもある。
他人の顔色ばかり伺ってきたおかげで観察眼は人一倍。機転が利く。
†______________†
名前 †レクシフェアヴァドリシェン 通称:レン
年齢 †17
性別 †♂
学年 †Ⅵ
容姿 †細身で長身な金髪碧眼の青年、気怠げな二重瞼の三白眼
青の紐リボンで束ねられた髪の毛は、右肩に触れる長い。色も白く骨密度もない、いかにも不健康そう。指が細長く爪が綺麗。
制服は普通に着ているが、シワシワのよれよれが締りがない。
ネクタイはかなり緩められていたり、していなかったりその日の気分による
勉強の際には黒いアンダーリム眼鏡を着用
武器 †CQC(Close Quarters Combat:近接格闘)
これを基本とした様々な拳法と武術、
現在は蘭流と儡流を勉強中
関係 †シーゼアとは平たく言えば「SM」
事あるごとに毒を吐かれては悦んでいる様子、ごめんなさいはもっとしての略
本質的にはまだ認められていないことも十分と自負しており、本人も認めてもらうべく日々頑張る方針でいる。
アストライオスとは「召使と主人」のような関係
ほとんど動かない自分の身の回りの生活の補助、ほぼ召使。優しいのでつい甘えてしまう。シーゼア同様、まだ認められていない部分があると思っているので、そこは頑張る予定
悪魔は悪魔、と割り切っているが共存していく方針でいる
成績面では頭がいい方へ分類されるが、純粋で真っ直ぐ過ぎて融通が効かない人
それ故、頭の中で考えてから話そうとするため、会話のテンポが悪く、表情が乏しい
真面目が故に、振り回されやすく損するタイプ
「卒業」には着々と学年を上げてきっちりとしようと思っている様子
食事の好き嫌いが多く、指摘されるまではあまり摂りたくない。フォークもナイフも使いこなせていない。炭酸飲料とスナック菓子が好き。
自分で爪を切らなかったり必要以上に動かないニート気質、
さりげなく喫煙者で、主に集中している時に息抜き程度に吸う程度。
銘柄は「GitanesCaporal」
人より優れた記憶力の持ち主で、一度見たものを忘れることは少ない。
そのため、わざと攻撃させて複数の敵の位置を瞬時にあぶりだすことが得意だったりもするがお披露目する機会は少ない。元々その記憶力の良さを人に言ったこともない
戦闘能力は低め、手先が器用な方ではないので、武器を持つ戦闘が苦手
ただ魔力が通常より少し高い。そして回復スピードも。
二体同時に召喚可能で、本人曰く、五体ぐらいならできそうのこと。
長ったらしい名前は親の愛、育ちはいい方
そのため、嗜み程度にピアノが弾けたり、乗馬ができたりする。
だが趣味はゲームで暇さえあれば自室で端末片手にゲームをしている
典型的なマゾヒストで、自分が危険に曝されることに快感を覚えるよう。
強い言葉や理不尽な態度をとられると相手が人間であろうが悪魔であろうが、関係なくその場で官能的な表情を浮かべるところが残念
一人称は「俺」、二人称は学年が上なら「~先輩」、下なら「おまえ、アンタ」
名前を略さないで呼ぶ人が大嫌い
存在自体がファンタジー
†______________†
付け足します
名前 † セレーネ=イリクリニス
年齢 † 16歳
性別 † ♂
学年 † Ⅰ
容姿 †
鉄の色に近い硬質で透き通った濃い銀色の髪と、オッドアイの瞳を持つ少年。
その色は、まるで樹海の如き深い緑(右)と蛍光色のように鮮やかな黄緑色(左)。
切れ長の瞳をしており、スッとした目許は高そうな猫のよう。双子の妹と酷似した顔立ちをしており、瞳の色は対。
やや幼げの残る、可愛らしいが冷たさのようなものを纏う鋭利な雰囲気を漂わせる。
目の上で揃えられた前髪。耳のあたりの一房が両方鎖骨くらいにまで伸び、紅いリボンで三つ編みに結われている。
後ろ髪はうなじ辺りで整えられ、とても短い。
首の下で紐を結うようになっている赤いミニハットを頭頂部から右寄りに付けており、ハットには鉄の色をした本物の薔薇が二輪、いつも咲き誇っている。
魔力を放出するたびに花弁は散り、枯れてもすぐに新しい薔薇が生えてくる。恐らく呪具の一種。
紐の色はハットと同じ。対になるように、双子の妹もこれを付ける。
更に左頬には真っ赤な薔薇の刺青が施され、その上から逆さ十字が刻まれている。
Ⅰ年生を示す真っ赤なローブに身を包むが、彼が着るのは女子生徒のもの。
首から提げた大きな逆さ十字のネックレスには、ミニハットと同じように銀の薔薇が二輪絡みつくように生えている。
他に装飾品として、左手の薬指にムーンストーンで出来た指輪を。
かなり華奢な体つきをしており、身長も体重も妹と瓜二つ。男としては、少々軟弱に過ぎるように思えるほど。
全てを妹に似せ、異性の双子でありながらまるで少女同士の双子であるかのように振舞う。
しかし、双子が「双子である」ということを知っているのはこの学園でたった4人、学園長とその悪魔、そして双子の召喚した悪魔、最後に双子同士のみ。
全てを射止める、百発百中の魔法の矢。
悪魔から授けられた武器で、弓は無い。
ただ、矢を翳すと金の矢には黄金色の輝く弓が、銀の矢には銀色の輝く弓が現れ、全てを射抜かんと少し力を込めて引いただけで放たれる。
金の矢を持つのがアスタ、銀の矢を持つのがセレーネである。
関係 †
設定 †
双子をこの世の何よりも愛している。
永遠に、二人だけの世界になれば良いとさえ思っており、自分たち以外のことは基本的に「どうでもいい」と考えている。
双子だが、先に生まれたので「兄」として呼ばれている。
凛とした性格で、歯に衣と着せぬ物言いは鋭い刃のよう。
物怖じしないタイプでとにかく冷たい。語尾がパキパキしているため、異様に突き放しているようにも聞こえる。
ただし、妹にだけは別である。
他人に決して見せぬような笑顔を浮かべてみせたり、些細なことでも世話を焼いたりすぐに頭を撫でたりと忙しい。ほかの誰にも妹を触らせまいとしているらしく、その愛はどこか異様ささえ感じさせる。
彼はあまり口を利かない。
悪魔一匹に対し、双子のペアとして学園に入学したため、書類上では兄の存在は亡き者にされているのである。
そのため戦闘においても絶対にどちらか片方しか前に出ない。ただ、悪魔と200メートルしか離れることが出来ないため、常に傍には隠れている。
しかし兄は過保護なため、絶対に妹に戦いをさせようとはしないのである。だからこそ兄は女子生徒として生活を送り、普段はずっと、妹になりすましている。
†______________†
名前 † セレーネ=イリクリニス
年齢 † 16歳
性別 † ♂
学年 † Ⅰ
容姿 †
鉄の色に近い硬質で透き通った濃い銀色の髪と、オッドアイの瞳を持つ少年。
その色は、まるで樹海の如き深い緑(右)と蛍光色のように鮮やかな黄緑色(左)。
切れ長の瞳をしており、スッとした目許は高そうな猫のよう。双子の妹と酷似した顔立ちをしており、瞳の色は対。
やや幼げの残る、可愛らしいが冷たさのようなものを纏う鋭利な雰囲気を漂わせる。
目の上で揃えられた前髪。耳のあたりの一房が両方鎖骨くらいにまで伸び、紅いリボンで三つ編みに結われている。
後ろ髪はうなじ辺りで整えられ、とても短い。
首の下で紐を結うようになっている赤いミニハットを頭頂部から右寄りに付けており、ハットには鉄の色をした本物の薔薇が二輪、いつも咲き誇っている。
魔力を放出するたびに花弁は散り、枯れてもすぐに新しい薔薇が生えてくる。恐らく呪具の一種。
紐の色はハットと同じ。対になるように、双子の妹もこれを付ける。
更に左頬には真っ赤な薔薇の刺青が施され、その上から逆さ十字が刻まれている。
Ⅰ年生を示す真っ赤なローブに身を包むが、彼が着るのは女子生徒のもの。
首から提げた大きな逆さ十字のネックレスには、ミニハットと同じように銀の薔薇が二輪絡みつくように生えている。
他に装飾品として、左手の薬指にムーンストーンで出来た指輪を。
全てを妹に似せ、異性の双子でありながらまるで少女同士の双子であるかのように振舞う。
しかし、双子が「双子である」ということを知っているのはこの学園でたった4人、学園長とその悪魔、そして双子の召喚した悪魔、最後に双子同士のみ。
武器 † 金の矢 銀の矢
関係 †
設定 †
†______________†
名前 † ナル=ゲルプ
年齢 † 18
性別 † 女性らしき見た目だが、声は少年。詳しくは不明。
学年 † Ⅷ
容姿 †
目が醒めるような鮮やかな黄色い髪と瞳を持つ。
少しクセ気味の黄色髪は肩までのザク切りで、黒いリボンで短い尻尾が左耳の下で結われ肩に垂れている。
黄金ではなく黄色。蛍光色のように鮮やかな色合いの瞳は瞳に優しげで、悪魔よりも悪魔らしいほど。
瞳孔に向かって、真紅の筋状の線が放射線状に細かく引かれているのが、瞳を覗き込むと見える。
両頬に目尻と目頭の下から、獣の爪で引っ掛かれたような刺青が交差するように伸び、刻まれている。
右目に黒い眼帯をしていて、眼帯には真紅の逆さ十字架が刻まれている。
即頭部、耳の上辺りから、恐らく飾りなのだろうが上に向かって伸びる漆黒の龍と思しき角が生えている。
左の角の先には紅いリボンが、右の角は途中で折れている。
身長は155cm程度。
Ⅷ年生を示す白いローブを纏うことを許された【准卒業候補生】。一応女子生徒の制服に身を包んでいる。
一切の乱れなく綺麗に、優雅に着こなす様は高そうな黒猫のよう。気取った笑顔は気障臭く、けれども慈悲に満ちどこまでも優しい。
いつ、どんなときだろうとその笑顔で静かに佇んでいる。
誰に向ける笑顔だろうと同じ、まるで貼り付けたような優しげな笑みばかりを浮かべるのだ。
常に笑顔を絶やさぬ様は、まるでその名が示す通り、【道化】のようだ。
武器 †
・フルンティング
長い柄を持ち、刀身は血をすするごとに堅固となるという妖刀。その剣は強い力を宿しており、それを使って失敗する事がなかったという。
黒い柄には血に汚れた元が何色だか解らない布が巻かれており、50cmはある。対して透き通るように白い刃は40cmほどで、まるで棍か何かのようである。
実際に振り回して使うが、これを実際に使っているところは見ない。
白い刃は血を吸うごとに紅く染まっていき、最終的に漆黒に堕ちる。
・ハルパー
刀身が鎌のように大きく湾曲した形状をしており、刃は内側にある。主な使用法は、湾曲した刃を引っ掛けて力任せに切り落とす。
柄、湾曲した刃共に銀で出来ており、優美な細工が施されている。
たとえ相手が不死の神や怪物であっても効力を発揮すると云われる。
紅蓮狐 糾蝶2014/06/16 22:20†______________†
名前 † ナル=ゲルプ
年齢 † 18
性別 † 女性らしき見た目だが、声は少年。詳しくは不明。
学年 † Ⅷ
容姿 †
目が醒めるような鮮やかな黄色い髪と瞳を持つ少女。
少しクセ気味の黄色髪は肩までのザク切りで、黒いリボンで短い尻尾が左耳の下で結われ肩に垂れている。
黄金ではなく黄色。蛍光色のように鮮やかな色合いの瞳は瞳に優しげで、悪魔よりも悪魔らしいほど。
瞳孔に向かって、真紅の筋状の線が放射線状に細かく引かれているのが、瞳を覗き込むと見える。
両頬に目尻と目頭の下から、獣の爪で引っ掛かれたような刺青が交差するように伸び、刻まれている。
右目に黒い眼帯をしていて、眼帯には真紅の逆さ十字架が刻まれている。
即頭部、耳の上辺りから、恐らく飾りなのだろうが上に向かって伸びる漆黒の龍と思しき角が生えている。
左の角の先には紅いリボンが、右の角は途中で折れている。
Ⅷ年生を示す白いローブを纏うことを許された【准卒業候補生】。
一切の乱れなく綺麗に、優雅に着こなす様は高そうな黒猫のよう。気取った笑顔は気障臭く、けれども慈悲に満ちどこまでも優しい。
いつ、どんなときだろうとその笑顔で静かに佇んでいる。
誰に向ける笑顔だろうと同じ、まるで貼り付けたような優しげな笑みばかりを浮かべるのだ。
常に笑顔を絶やさぬ様は、まるでその名が示す通り、【道化】のようだ。
武器 †
・フルンティング
長い柄を持ち、刀身は血をすするごとに堅固となるという妖刀。その剣は強い力を宿しており、それを使って失敗する事がなかったという。
黒い柄には血に汚れた元が何色だか解らない布が巻かれており、50cmはある。対して透き通るように白い刃は40cmほどで、まるで棍か何かのようである。
実際に振り回して使うが、これを実際に使っているところは見ない。
白い刃は血を吸うごとに紅く染まっていき、最終的に漆黒に堕ちる。
・ハルパー
刀身が鎌のように大きく湾曲した形状をしており、刃は内側にある。主な使用法は、湾曲した刃を引っ掛けて力任せに切り落とす。
柄、湾曲した刃共に銀で出来ており、優美な細工が施されている。
たとえ相手が不死の神や怪物であっても効力を発揮すると云われる。
メンバー同士が共に助け合う一つの集団、まるで「サーカス」を思わせる和気藹々とした関係。
芝居癖がある自分に乗ってくれるが何より好きで、臭い台詞など毎日楽しげに交わすような雰囲気を持つ。現に四六時中芝居がかった台詞を吐きまくっているが。
悪魔が大好きで、特に自分に従ってくれる悪魔のことは一方的に愛している様子。基本的にかなり信頼している。
相手にどう思われていようがお構い無しなので、やや厚かましい印象も。
故に、釣れない態度をされると物凄く悲しそうな顔をする。
設定†
特に力が強いわけではなく、ハッキリ言ってこの学園で1、2を争うレベルで「弱い」部類に入るであろう、底辺に近い魔術師。
「独流」を操るがどれもこれも大したことはなく、力技で責める相手にならいとも簡単に倒せてしまう。
だが、彼もしくは彼女が此処までのし上がってきたのは、単に「魔術の扱い方」が並外れて巧みだからである。
どんな少量の魔法であろうと、彼もしくは彼女が身体の中の魔術回路を通らせて練り上げれば、あっと驚くほどの手品を見せることが出来る。
いわゆる、「天才」と云われる部類の人間である。
所有する二つの武器も、悪魔から魂を半分奪われ与えられた物ではなく、単純に「借りただけ」の代物であり、元の所有権はまるきり悪魔にある。
扱えはするが、本人が弱いので長時間握っていられないのが現状である。
彼もしくは彼女の通り名は、その名の通り「黄色いピエロ」。本心の伺えない戯言のようなことばかり並べ立てる。
一人で暇で居ると誰彼構わず話しかけるし馴れ馴れしく手を握ったり腕を組んできたりする。
そして気分が良ければ誰彼構わず戦いを吹っかけては飽きれば逃げる。
自分に都合の悪いことは「タンマ」で躱し、つけいれることが出来ると解かれば発情期の野良猫のように言葉巧み、馴れ馴れしく擦り寄ってくる。
一見して非常になじみやすく、一緒に居て楽しく、良く笑い誰にでも優しい彼もしくは彼女は、男女問わず人気が高い。
しかし、彼もしくは彼女に騙された者は大勢居る。
それらを「揉み消し」て来たのは紛れもない事実であり、本人もそれを認めるような顔を見せることもあるが、あくまでその言葉は信用ならない。
腕に輝く4つの腕輪が何よりの証拠である。
†______________†
名前 †ラライア=マドリール
年齢 †17歳
性別 †♀
学年 †Ⅷ
容姿 †クセの無い茶色の髪と、猫の様な黄色の瞳を持つ。
胸あたりまで伸びるその髪は、うなじで二つに分けてゆるいゴムで結っている。
結っていると言っても唯掛けているだけのようなもので、よく落として行方不明にさせている。
前髪は眉毛よりは長いが、目にかからない程度に揃えられている。
横髪は長く、鎖骨まで届く程。邪魔くさいと言いながらも、切る事はしないらしい。
縦に長い瞳は、金では無く黄色。少し濁った色をしているそれは生まれつきで、
まるで自分の心を映しているようだと彼女は語る。
左目からおでこの方にかけて酷い火傷の痕があり、隠すためだけに下手に包帯を捲いている。
両方の耳には、違う装飾品を付けている。どちらももう片方は無くしたらしい。
右は黒い石が嵌めこまれた大きな輪状のピアス、左はいつしか通販で
手に入れた安物の白いマグネットピアス。最初の頃は耳が痛くなったりしたが、
長い間付けていたので気にも留めなくなった(正確には感覚が麻痺している)。
ごく少ない8年生だけが着用出来る、白いローブに身を包む。
制服は規定通りに着こなしていて言うことは無いが、その豊かな胸部や良いスタイルから、
色気のようなものも感じられる。
身長は158cmとごく普通。言えはしないが、体重も適正ぴったりで非常に健康的。
武器 †長剣/
至って普通の片手用の剣。長さは一メートル程で、真っ直ぐな両刃の刃を備えている。
魔力を少し使ってその威力や速さを増しているようだが、基本的にはこれで戦い、おおっぴらに
魔術を使う事はない。魔術より、剣術の方が得意。
それは幼い頃から鍛えられてきた為見とれる程に鮮やかで達者。
関係 †ひたすら自分に尽くしてくれるアコニを、信用している。
信用しているだけであり、信頼している訳ではない。
それなりに好きだし、自分のしたいことに強力してくれる事には嬉しく
思っている。
自分の感情によってアコニが強くなることを知っているから、なるべく力に
なりたいと思っている。思っても思わなくっても、実際なっているのだが。
元『准卒業候補生』。
デューという化け物に敗れ、悪魔は二体剥奪、二体契約解除となってしまった。
手元に残っていたグリモワールでアコニを召喚し、今に至る。
また彼女は昔大変高名だった一族の一人娘。
経済的、権利的な理由で没落しかけていたところを屋敷を大火事が襲い、家もろとも
全員焼けてしまったのである。今のところ生きているのが判明しているのは彼女だけ。
ちなみに出火原因は「何者かによる放火」で、犯人が誰か彼女は知っている様子。
これが起こったのは彼女が十歳の頃の話。顔の酷い火傷はその時の物。
火が大嫌い。この火事で、火に対するトラウマが出来たからである。
嫉妬心がとても強い。
幼い時に貴族という権威を奪われ、学園に入ってからも悪魔と准卒業候補生という地位を
失った。だから彼女は″落ちる″事を誰よりも知っており、いつからか「復讐したい」と心の底で
強く願いようになった。最近はそれが酷くエスカレートしてしまい、「この世の全てを恨んでいる」
状態。些細な事だって、何だって恨む。それが今の彼女。
その事を除けば、どうという事も無い人当たりの良い性格。
ただその顔に張り付く笑顔はどこか嘘っぽく、信用性に欠ける。
大抵の時はニコニコしているので、気味悪がられる事も。
魔力の量は中の上というところ。
だが魔術を使うのはあまり得意では無く、日常生活以外で使う事はあまりない。蘭流を操る。
自分の感情を隠すのが得意。アコニと違って、嘘をつく事も得意。
一人称は「私(わたくし)」、二人称は「貴方」。名前で呼ぶ事は滅多にしない。
†______________†
名前 † ナル=ゲルプ
年齢 † 18
性別 † 女性らしき見た目だが、声は少年。詳しくは不明。
学年 † Ⅷ
容姿 †
目が醒めるような鮮やかな黄色い髪と瞳を持つ少女。
少しクセ気味の黄色髪は肩までのザク切りで、黒いリボンで短い尻尾が左耳の下で結われ肩に垂れている。
黄金ではなく黄色。蛍光色のように鮮やかな色合いの瞳は瞳に優しげで、悪魔よりも悪魔らしいほど。
瞳孔に向かって、真紅の筋状の線が放射線状に細かく引かれているのが、瞳を覗き込むと見える。
両頬に目尻と目頭の下から、獣の爪で引っ掛かれたような刺青が交差するように伸び、刻まれている。
右目に黒い眼帯をしていて、眼帯には真紅の逆さ十字架が刻まれている。
即頭部、耳の上辺りから、恐らく飾りなのだろうが上に向かって伸びる漆黒の龍と思しき角が生えている。
左の角の先には紅いリボンが、右の角は途中で折れている。
Ⅷ年生を示す白いローブを纏うことを許された【准卒業候補生】。
一切の乱れなく綺麗に、優雅に着こなす様は高そうな黒猫のよう。気取った笑顔は気障臭く、けれども慈悲に満ちどこまでも優しい。
いつ、どんなときだろうとその笑顔で静かに佇んでいる。
誰に向ける笑顔だろうと同じ、まるで貼り付けたような優しげな笑みばかりを浮かべるのだ。
常に笑顔を絶やさぬ様は、まるでその名が示す通り、【道化】のようだ。
武器 †
・フルンティング
長い柄を持ち、刀身は血をすするごとに堅固となるという妖刀。その剣は強い力を宿しており、それを使って失敗する事がなかったという。
黒い柄には血に汚れた元が何色だか解らない布が巻かれており、50cmはある。対して透き通るように白い刃は40cmほどで、まるで棍か何かのようである。
実際に振り回して使うが、これを実際に使っているところは見ない。
白い刃は血を吸うごとに紅く染まっていき、最終的に漆黒に堕ちる。
・ハルパー
刀身が鎌のように大きく湾曲した形状をしており、刃は内側にある。主な使用法は、湾曲した刃を引っ掛けて力任せに切り落とす。
柄、湾曲した刃共に銀で出来ており、優美な細工が施されている。
たとえ相手が不死の神や怪物であっても効力を発揮すると云われる。
設定†
特に力が強いわけではなく、ハッキリ言ってこの学園で1、2を争うレベルで「弱い」部類に入るであろう、底辺に近い魔術師。
「独流」を操るがどれもこれも大したことはなく、力技で責める相手にならいとも簡単に倒せてしまう。
だが、彼もしくは彼女が此処までのし上がってきたのは、単に「魔術の扱い方」が並外れて巧みだからである。
どんな少量の魔法であろうと、彼もしくは彼女が身体の中の魔術回路を通らせて練り上げれば、あっと驚くほどの手品を見せることが出来る。
いわゆる、「天才」と云われる部類の人間である。
所有する二つの武器も、悪魔から魂を半分奪われ与えられた物ではなく、単純に「借りただけ」の代物であり、元の所有権はまるきり悪魔にある。
扱えはするが、本人が弱いので長時間握っていられないのが現状である。
彼もしくは彼女の通り名は、その名の通り「黄色いピエロ」。本心の伺えない戯言のようなことばかり並べ立てる。
一人で暇で居ると誰彼構わず話しかけるし馴れ馴れしく手を握ったり腕を組んできたりする。
そして気分が良ければ誰彼構わず戦いを吹っかけては飽きれば逃げる。
自分に都合の悪いことは「タンマ」で躱し、つけいれることが出来ると解かれば発情期の野良猫のように言葉巧み、馴れ馴れしく擦り寄ってくる。
一見して非常になじみやすく、一緒に居て楽しく、良く笑い誰にでも優しい彼もしくは彼女は、男女問わず人気が高い。
しかし、彼もしくは彼女に騙された者は大勢居る。
それらを「揉み消し」て来たのは紛れもない事実であり、本人もそれを認めるような顔を見せることもあるが、あくまでその言葉は信用ならない。
腕に輝く4つの腕輪が何よりの証拠である。
†______________†
名前 †レクシフェアヴァドリシェン 通称:レン
年齢 †17
性別 †♂
学年 †Ⅵ
容姿 †細身で長身な金髪碧眼の青年、気怠げな二重瞼の三白眼
青の紐リボンで束ねられた髪の毛は、右肩に触れる長い。色も白く骨密度もない、いかにも不健康そう。指が細長く爪が綺麗。
制服は普通に着ているが、シワシワのよれよれが締りがない。
ネクタイはかなり緩められていたり、していなかったりその日の気分による
勉強の際には黒いアンダーリム眼鏡を着用
武器 †CQC(Close Quarters Combat:近接格闘)
これを基本とした様々な拳法と武術、
現在は蘭流を勉強中
関係 †
設定(過去や性格など) †大真面目、頭が堅い
成績面では頭がいい方へ分類されるが、純粋で真っ直ぐ過ぎて融通が効かない人
それ故、頭の中で考えてから話そうとするため、会話のテンポが悪く、表情が乏しい
食事の好き嫌いが多く、指摘されるまではあまり摂りたくない。炭酸飲料が好き。
自分で爪を切らなかったり必要以上に動かないニート気質、
さりげなく喫煙者で、主に集中している時に息抜き程度に吸う程度。
銘柄は「GitanesCaporal」
人より優れた記憶力の持ち主で、一度見たものを忘れることは少ない。
そのため、わざと攻撃させて複数の敵の位置を瞬時にあぶりだすことが得意だったりもするがお披露目する機会は少ない、
長ったらしい名前は親の愛、育ちはいい方
そのため、嗜み程度にピアノが弾けたり、乗馬ができたりする。
だが趣味はゲームで暇さえあれば自室で端末片手にゲームをしている
典型的なマゾヒストで、自分が危険に曝されることに快感を覚えるよう。
強い言葉や理不尽な態度をとられると相手が人間であろうが悪魔であろうが、関係なくその場で官能的な表情を浮かべるところが残念
一人称は「俺」、二人称は学年が上なら「~先輩」、下なら「おまえ、アンタ」
名前を略さないで呼ぶ人が大嫌い
存在自体がファンタジー
†______________†
名前 †ラライア=マドリール
年齢 †17歳
性別 †♀
学年 †Ⅷ
容姿 †クセの無い茶色の髪と、猫の様な黄色の瞳を持つ。
胸あたりまで伸びるその髪は、うなじで二つに分けてゆるいゴムで結っている。
結っていると言っても唯掛けているだけのようなもので、よく落として行方不明にさせている。
前髪は眉毛よりは長いが、目にかからない程度に揃えられている。
横髪は長く、鎖骨まで届く程。邪魔くさいと言いながらも、切る事はしないらしい。
縦に長い瞳は、金では無く黄色。少し濁った色をしているそれは生まれつきで、
まるで自分の心を映しているようだと彼女は語る。
左目からおでこの方にかけて酷い火傷の痕があり、隠すためだけに下手に包帯を捲いている。
両方の耳には、違う装飾品を付けている。どちらももう片方は無くしたらしい。
右は黒い石が嵌めこまれた大きな輪状のピアス、左はいつしか通販で
手に入れた安物の白いマグネットピアス。最初の頃は耳が痛くなったりしたが、
長い間付けていたので気にも留めなくなった(正確には感覚が麻痺している)。
ごく少ない8年生だけが着用出来る、白いローブに身を包む。
制服は規定通りに着こなしていて言うことは無いが、その豊かな胸部や良いスタイルから、
色気のようなものも感じられる。
身長は158cmと平均的。言えはしないが、体重も適正ぴったりで非常に健康的。
武器 †長剣/
至って普通の片手用の剣。長さは一メートル程で、真っ直ぐな両刃の刃を備えている。
魔力を少し使ってその威力や速さを増しているようだが、基本的にはこれで戦い、おおっぴらに
魔術を使う事はない。魔術より、剣術の方が得意。
それは幼い頃から鍛えられてきた為見とれる程に鮮やかで達者。
関係 †ひたすら自分に尽くしてくれるアコニを、信用している。
信用しているだけであり、信頼している訳ではない。
それなりに好きだし、アコニが自分のしたいことに強力してくれる事には嬉しく
思っている。一応、感謝をしていたりしていなかったり。
自分の感情によってアコニが強くなることを知っているから、なるべく力に
なりたいと思っている。思っても思わなくっても、実際なっているのだが。
元『准卒業候補生』。
デューという化け物に敗れ、悪魔は二体剥奪、二体契約解除となってしまった。
手元に残っていたグリモワールでアコニを召喚し、今に至る。
また彼女は昔大変高名だった一族の一人娘。
経済的、権利的な理由で没落しかけていたところを屋敷を大火事が襲い、家もろとも
全員焼けてしまったのである。今のところ生きているのが判明しているのは彼女だけ。
ちなみに出火原因は「何者かによる放火」で、犯人が誰か彼女は知っている様子。
これが起こったのは彼女が十歳の頃の話。顔の酷い火傷はその時の物。
嫉妬心がとても強い。
幼い時に貴族という権威を奪われ、学園に入ってからも悪魔と准卒業候補生という地位を
失った。それ故彼女は″落ちる″事を誰よりも知っており、いつからか「復讐したい」と心の底で
強く願いようになった。
その事を除けば、どうという事も無い人当たりの良い性格。
ただその端整な顔に張り付く笑顔はどこか嘘っぽく、信用性に欠ける。
大抵の時はニコニコしているので、気味悪がられる事も。
魔力の量は中の上というところ。
だが魔術を使うのはあまり得意では無く、日常生活以外で使う事はあまりない。蘭流を操る。
自分の感情を隠すのが得意。アコニと違って、嘘をつく事も得意。
一人称は「私(わたくし)」、二人称は「貴方」。名前で呼ぶ事は滅多にしない。
†______________†
名前 †ヴェー=ヴォー 或いはOdousとも
年齢 †14
性別 †♂
学年 †Ⅶ
夜の闇を含んだような黒い髪と、同じく夜の闇を閉じ込めたような漆黒の瞳、雪のような白い肌を持つ。
身長は140cm程で酷く小柄。
黒色の前髪は両目にかかるかかからないかギリギリのところで揃えられており、両脇や後ろ髪も肩にギリギリつかない程度で揃えられている。
黒く大きな両目はくっきりとした二重。開かれた瞳は光を映さず、常に闇を湛えている。
端的に言えば死んだような目。
子供特有の低い鼻とふっくらとした唇を持ち、大きな目と相まって何処ぞの古い人形の様である。
整った顔ではあるがその顔には全体的に傷跡が多く、よく目立つ。右頬から鼻頭を通り、左の頬にかけて大きな傷跡はそれの最たるものでその傷跡は周囲の肌とは違い僅かに茶色く引き攣れて縫った跡が痛々しい。
また、向かって左目には瞼の上から頬骨に至るまで獣の爪の様なものに引っ掻かれた跡が。ふっくらとした仄かに桜色をした唇には右端に三センチ程の縦にナイフを突きつけられたかのような跡も伺える。
傷は目立つものの、全体的に可愛らしい顔つきをしている。
しかしその表情もやはり人形と同じ様に全く変わらず、ただ生きていると知れるのは稀に忘れてたかの様にされる瞬きからのみである。
服装は指定の制服。
僅かに大きいそれを些か苦労して着こなしているようだ。
制服の袖から覗くべき手は誰も見たことがなく、右手には怒りの表情を浮かべた白い山羊、左手には悲しみの表情を浮かべた黒い狼のパペット人形をはめている。山羊は口端からピジョンブラッドのルビーの血の雫、狼は瞳からアクアマリンの涙の雫を象った宝石が縫い付けられている。一応これも呪具の類らしい。
武器 †
子羊の血で汚れた杖
19の護符と指輪
杖は鞭の様にしなる樹木で作られており一匹の蛇を象る。
杖の長さは6ft(182.88cm)。
蛇の尾を蛇の頭に咥えさせ事によって円環を作る事が出来る。
連結部となる尾と頭とは黄金の鎖によって止められる。
杖には金のプレートがあり、
複雑な文字が頭から尾にかけて掘り込まれている。
19の指輪と護符は黒い雌鶏と呼ばれる魔術書に記されているもの。
両腕のパペット人形の生地に全ての護符が織り込まれており指輪も特殊なもので無い限りパペット人形の中に隠されているらしいが真偽は不明。
関係 †
なんだかんだと(主にヴェーが)文句をつけつつもジークフリートについては信用している模様。
パペ子に世話を焼こうにもパペット達には手がないため貴重な人材として見なしている。
ただ、信用しているだけであって信頼はしていない。
これが本来の正しい悪魔との関係であるのだから。
パペ子本人が悪魔についてどう思っているかは謎のままである。聞いて見ようにも少年はただ瞬きを返すだけなのだ。
設定(過去や性格など) †
表情は動かず、喋らず、また本当の名前すら語らないという謎だらけの少年。
ヴェー=ヴォーという名前は本人でなくパペット人形の名前だという。
名を聞けばOdousという文字を紙に書いて見せてくれるが本来の発音はわからず、ザァハトなどは少年の事を性別にもかかわらずパペ子と呼ぶ。理由は言いやすいから。
意思の疎通は少年ではなく両腕のパペット人形が行う。
腹話術だと本人達は言い張るのだが、二つのパペットが同時に話し始めたり少年の唇が微動だにしなかったりと謎が多い。
パペット人形の名前は山羊の方がヴェーで狼の方がヴォーという。性格の設定もある様でヴェーは怒りっぽく、ヴォーは弱気らしい。
またヴェーの口汚なさは尋常ではなく、恥ずかしげもなく下ネタや罵詈雑言を吐く為、ヴォーが諌めることも多い。
パペット人形達は少年の事をザァハトに習ってパペ子と呼ぶ。
典流を操る。
†______________†
名前 †ヴェー=ヴォー 或いはOdousとも
年齢 †14
性別 †♂
学年 †Ⅶ
名前 †ヴェー=ヴォー 或いはとも
年齢 †14
性別 †♂
学年 †Ⅶ
夜の闇を含んだような黒い髪と、同じく夜の闇を閉じ込めたような漆黒の瞳、雪のような白い肌を持つ。
身長は140cm程で酷く小柄。
黒色の前髪は両目にかかるかかからないかギリギリのところで揃えられており、両脇や後ろ髪も肩にギリギリつかない程度で揃えられている。
黒く大きな両目はくっきりとした二重。開かれた瞳は光を映さず、常に闇を湛えている。
端的に言えば死んだような目。
子供特有の低い鼻とふっくらとした唇を持ち、大きな目と相まって何処ぞの古い人形の様である。
整った顔ではあるがその顔には全体的に傷跡が多く、よく目立つ。右頬から鼻頭を通り、左の頬にかけて大きな傷跡はそれの最たるものでその傷跡は周囲の肌とは違い僅かに茶色く引き攣れて縫った跡が痛々しい。
また、向かって左目には瞼の上から頬骨に至るまで獣の爪の様なものに引っ掻かれた跡が。ふっくらとした仄かに桜色をした唇には右端に三センチ程の縦にナイフを突きつけられたかのような跡も伺える。
傷は目立つものの、全体的に可愛らしい顔つきをしている。
しかしその表情もやはり人形と同じ様に全く変わらず、ただ生きていると知れるのは稀に忘れてたかの様にされる瞬きからのみである。
服装は指定の制服。
僅かに大きいそれを些か苦労して着こなしているようだ。
制服の袖から覗くべき手は誰も見たことがなく、右手には怒りの表情を浮かべた白い山羊、左手には悲しみの表情を浮かべた黒い狼のパペット人形をはめている。山羊は口端からピジョンブラッドのルビーの血の雫、狼は瞳からアクアマリンの涙の雫を象った宝石が縫い付けられている。一応これも呪具の類らしい。
武器 †
子羊の血で汚れた杖
19の護符と指輪
杖は鞭の様にしなる樹木で作られており一匹の蛇を象る。
杖の長さは6ft(182.88cm)。
蛇の尾を蛇の頭に咥えさせ事によって円環を作る事が出来る。
連結部となる尾と頭とは黄金の鎖によって止められる。
杖には金のプレートがあり、
複雑な文字が頭から尾にかけて掘り込まれている。
19の指輪と護符は黒い雌鶏と呼ばれる魔術書に記されているもの。
両腕のパペット人形の生地に全ての護符が織り込まれており指輪も特殊なもので無い限りパペット人形の中に隠されているらしいが真偽は不明。
関係 †
なんだかんだと(主にヴェーが)文句をつけつつもジークフリートについては信用している模様。
パペ子に世話を焼こうにもパペット達には手がないため貴重な人材として見なしている。
ただ、信用しているだけであって信頼はしていない。
これが本来の正しい悪魔との関係であるのだから。
パペ子本人が悪魔についてどう思っているかは謎のままである。聞いて見ようにも少年はただ瞬きを返すだけなのだから。
設定(過去や性格など) †
表情は動かず、喋らず、また本当の名前すら語らないという謎だらけの少年。
ヴェー=ヴォーという名前は本人でなくパペット人形の名前だという。
名を聞けばOdousという文字を紙に書いて見せてくれるが本来の発音はわからず、ザァハトなどは少年の事を性別にもかかわらずパペ子と呼ぶ。理由は言いやすいから。
意思の疎通は少年ではなく両腕のパペット人形が行う。
腹話術だと本人達は言い張るのだが、二つのパペットが同時に話し始めたり少年の唇が微動だにしなかったりと謎が多い。
パペット人形の名前は山羊の方がヴェーで狼の方がヴォーという。性格の設定もある様でヴェーは怒りっぽく、ヴォーは弱気らしい。
またヴェーの口汚なさは尋常ではなく、恥ずかしげもなく下ネタや罵詈雑言を吐く為、ヴォーが諌めることも多い。
パペット人形達は少年の事をザァハトに習ってパペ子と呼ぶ。
典流を操る。
†______________†
名前 † パピヨン=ド=ミニュイ
年齢 † 18
性別 † ♀
学年 † Ⅴ
容姿 †
墨のように黒い髪に、血のように紅い目。
その髪は前下がりに切り揃えられる。ぱっつんに切られた前髪は眉の下辺り。
二重で若干猫目。
笑顔で居ることよりも無表情で居ることのほうが多く、急に話かけられた際の「わざとらしく明るい笑顔」はどうにも胡散臭く作り物めいている。
整った顔立ちをしており、肌も白い。
5年生の証である緑色のローブをきちんと着こなし、アクセサリーの類は左手親指と右手中指に嵌められたシンプルな指輪金の指輪2つと、首からローブの下に提げられた六角にカットされた水晶のネックレス。
かなり健全な学生然としており、教諭からの評価はそこそこある。
武器 † ミョルニル
「粉砕するもの」を意味する槌(ウォーハンマー)。
思う存分に打ちつけても壊れることなく、投げても的を外さず再び手に戻る。
自在に大きさを変え携行できるといった性質を持つが、柄がかなり短いという欠点も持ち合わせる。
マルコシアスから与えられたもので、その槌は真っ赤に熱されているため素手では触れない。同時に鉄の手袋をも彼女から授かったが、未だ十分に扱える段階には達していない。
両端がグリフォンと狼の頭の形に尖っており、柄は蛇の尾を形取る。全体が黄金色に輝いているが、常に紅く熱されているため本来の色を知る者はマルコシアスだけである。
弟子と師匠のような関係。
彼女を信頼しており、またその性格も正しく知っているので、常に真摯に付き合っている。
設定†
いざという時頼れる人。しっかりしている長女体質。
面倒見が良く、一人で居る人を放っておけない。が、その優しは二面性を持ち、あくまでそれは表――他人から見た理想像。
本当は少しひねていて、進んで自分から仲間を作ったりするのが苦手な根暗タイプ。
興味のない話をして作り笑いをしながら嘘を吐くくらいなら一人で壁に寄りかかって窓から外を見ているほうが好きだし、黙っているほうが人と無駄な会話をしなくて済む。
そのくせ「独ぼっちは嫌だ」なんて語っては数少ない気の置けない友人に楽しげに笑ってみせる。
自ら他人と壁を作り、来るもの拒まず去る者追わず。
コミュニケーションがかなり苦手で、作り笑いが通常運転。
他人の表情ばかり窺い、目を合わせて会話するのも苦手。
自然と猫を被れて、初対面の人物とは限りなくフレンドリーに接することができ、その分陰で脆い。
「頼っても平気」「甘えても大丈夫」「弱音を吐いても受け止めてくれる」、そう判断した人間には自分を知って欲しいとでも言うように傍に寄り添いたがり、
時にその情緒の不安定さをちらつかせ涙を見せることもある。
だが、「頼ったら壊れてしまう」「自分が強くいないといけない」 「甘えさせてやらないといけない」「弱音を吐いてはいけない」、そう判断した人間にはひたすらにストイックさを見せるように優しく笑い、「大丈夫だよ」と頭を撫でてやる。
二面性は決して人格の違いではなく本質であって、切り替えを使うことで上手く生きているつもりで居る。ようするに自己満足。
でも、そんなことにも十二分に気づいている年齢であり、その自覚を持っている。
つい棘のあることをぽろりと無意識に言ってしまったり、 怒ると途端に表情が抜け落ち他人と接するのを拒絶する。
その際の作り笑いは限りなく能面に近く、声まで少し変わるほど。
それでも5年生にまで上り詰めたからには、それなりの実力を持っている証拠でもある。
他人の顔色ばかり伺ってきたおかげで観察眼は人一倍。機転が利く。
†______________†
†______________†
名前 †ヴェー=ヴォー 或いはOdousとも
年齢 †14
性別 †♂
学年 †Ⅶ
容姿 †
夜の闇を含んだような黒い髪と、同じく夜の闇を閉じ込めたような漆黒の瞳、雪のような白い肌を持つ。
身長は140cm程で酷く小柄。
黒色の前髪は両目にかかるかかからないかギリギリのところで揃えられており、両脇や後ろ髪も肩にギリギリつかない程度で揃えられている。
黒く大きな両目はくっきりとした二重。開かれた瞳は光を映さず、常に闇を湛えている。
端的に言えば死んだような目。
子供特有の低い鼻とふっくらとした唇を持ち、大きな目と相まって何処ぞの古い人形の様である。
整った顔ではあるがその顔には全体的に傷跡が多く、よく目立つ。右頬から鼻頭を通り、左の頬にかけて大きな傷跡はそれの最たるものでその傷跡は周囲の肌とは違い僅かに茶色く引き攣れて縫った跡が痛々しい。
また、向かって左目には瞼の上から頬骨に至るまで獣の爪の様なものに引っ掻かれた跡が。ふっくらとした仄かに桜色をした唇には右端に三センチ程の縦にナイフを突きつけられたかのような跡も伺える。
傷は目立つものの、全体的に可愛らしい顔つきをしている。
しかしその表情もやはり人形と同じ様に全く変わらず、ただ生きていると知れるのは稀に忘れてたかの様にされる瞬きからのみである。
服装は指定の制服。
僅かに大きいそれを些か苦労して着こなしているようだ。
制服の袖から覗くべき手は誰も見たことがなく、右手には怒りの表情を浮かべた白い山羊、左手には悲しみの表情を浮かべた黒い狼のパペット人形をはめている。山羊は口端からピジョンブラッドのルビーの血の雫、狼は瞳からアクアマリンの涙の雫を象った宝石が縫い付けられている。一応これも呪具の類らしい。
武器 †
子羊の血で汚れた杖
19の護符と指輪
杖は鞭の様にしなる樹木で作られており一匹の蛇を象る。
杖の長さは6ft(182.88cm)。
蛇の尾を蛇の頭に咥えさせ事によって円環を作る事が出来る。
連結部となる尾と頭とは黄金の鎖によって止められる。
杖には金のプレートがあり、
複雑な文字が頭から尾にかけて掘り込まれている。
19の指輪と護符は黒い雌鶏と呼ばれる魔術書に記されているもの。
両腕のパペット人形の生地に全ての護符が織り込まれており指輪も特殊なもので無い限りパペット人形の中に隠されているらしいが真偽は不明。
関係 †
設定(過去や性格など) †
表情は動かず、喋らず、また本当の名前すら語らないという謎だらけの少年。
ヴェー=ヴォーという名前は本人でなくパペット人形の名前だという。
名を聞けばOdousという文字を紙に書いて見せてくれるが本来の発音はわからず、ザァハトなどは少年の事を性別にもかかわらずパペ子と呼ぶ。理由は言いやすいから。
意思の疎通は少年ではなく両腕のパペット人形が行う。
腹話術だと本人達は言い張るのだが、二つのパペットが同時に話し始めたり少年の唇が微動だにしなかったりと謎が多い。
パペット人形の名前は山羊の方がヴェーで狼の方がヴォーという。性格の設定もある様でヴェーは怒りっぽく、ヴォーは弱気らしい。
またヴェーの口汚なさは尋常ではなく、恥ずかしげもなく下ネタや罵詈雑言を吐く為、ヴォーが諌めることも多い。
パペット人形達は少年の事をザァハトに習ってパペ子と呼ぶ。
典流を操る。
†______________†
名前 † アザレア
年齢 † 17
性別 † ♂
学年 † Ⅵ
容姿 †
すんだ消し炭色の髪。鋭い刃物に似た鋭利な蒼い瞳。
切りそろえられたショートヘアはパッと見清潔そうだが、手入れを怠っているため毛先に枝毛が目立つ。
眉間にかかる長い前髪が少年っぽさを助長しつつ、猛禽類に酷似した鋭利な目が常に辺りを威嚇するように鈍く圧迫感――、威圧感を放っている。
また、右頬には黒い王冠の刺青がある。
6年生を表す紫色のローブに身を包むが、何でも着崩すのがクセだったため少々雑な着方をしては毎朝マラルに直されている。また、首にはごつい黒のエナメルの首輪をつけている。
首輪には棘の代わりに〝犬の牙〟が埋め込まれており、趣味が悪いことおびただしい。一応呪具の一種。
ピアスを両耳につけているが、右は金の小さな逆さ十字、左は銀のリングが2つ。
女性用の細い煙草を火を点けずに咥えていることが多く、銘柄は「PIANISSIMO」。
火をつけるのは本当に苛立ったときだけ。あとは見栄、それだけである。
武器 † ティルヴィング
黄金の柄を持ち、錆びることなく鉄をも容易く切り、狙ったものは外さないと云われる魔剣。マラルに授けられたもの。
〝この剣は悪しき望みを3度は叶えるが、持ち主にも破滅をもたらす呪い〟が掛けられており、既に、今までに一度願いが叶えられている。
刀身は目も覚めるような蒼色をしており、1メートルはあると思われる。
如何なるものでも断ち切ることが出来る。狙いを違わないが、同じ効果を持つ剣にはその効果を発揮しない。
かなりの重量を持つ剣をアザレアが扱えるのは、彼と交わした約束の日から、その身にあまる魔力の蓄えを得たから。
互いに寄りかかりあって、中途半端に依存してしまった兄弟というか、双子というか、曖昧な関係。
彼を人並み以上に信頼し、戦闘中には背中を預けるが、二人きりになるとマラルに世話を焼かれてばかり。
マラルのことは好きだが、それを口にしてはいけないような気がする。
傷口を舐め合い、どんどん化膿していくのに流れる血は涙となって、ただ切なく溢れていく。
「神様よりも強くなりたい」、それが少年の、唯一にして最大、最悪の――願い。
設定†
傲慢でわがままで身勝手なエゴイスト。
自分の思った通りに事が運ばないとすぐに怒りという感情に身を任せる傾向がある。
総じて、顔立ちが幼いこともあり、非常に小憎らしい悪(クソ)ガキ然としている。とても偉そう。
一人称は「僕」、気取った口調で話す。
だが、それでも流石に17歳という年令も相まって自制もきちんと出来る。気に入った相手にはそれなりに優しい笑顔もみせるなど、落ち着いた面も持ち合わせる。
漬けいることの出来ると判断した相手には甘えた様子で擦り寄るなど、調子の良い面もあったり世渡り上手でもある。
しかし、マラルと二人きりになれば忽ち弱みを晒してしまう。最近は何かに付け涙を零すことが多くなったようだ。
ファミリーネームは両親に捨てられた日に失くした。
アザレアの花言葉は、「愛されることを知った喜び」。
†______________†
名前 † Torev(トゥレヴ)
年齢 † 15歳
性別 † 女
学年 † Ⅲ
容姿 †
小柄な体格で、身長は150cm前後。
細く華奢な体つきで、力を込めたら折れてしまいそうな四肢の細さである。しかし全身にとてもしなやかな筋肉がついており、見た目にそぐわない筋力の持ち主であることがわかる。
綺麗な白銀の傷一つない髪の毛は丁寧に手入れされており、元々ストレートのそれは、肩甲骨あたりまでで切り揃えられている。
顔は小さく、触れたら崩れてしまいそうなほど白くなめらかな肌。所々消えない傷跡が見える。彫りが深く、その顔は例えるならば人形のような顔と言えばわかるだろうか。すこし冷たい印象も与えがちなその顔は、長いまつげが影を落とし、神秘的にも、悲しんでいるようにも見える。
普段の彼女の頬は人より赤みが薄い。興奮したときや大きく感情を示した時にしか、彼女の頬が赤くなることはないに等しい。
そのため、ぼーっとしている時には、まるで息をしていないかのように思わせるようなその容姿は、魅せる魅力はあれど、その独特な雰囲気は人を寄せ付けない何かがある。
瞳の色は、暗い赤。
皺一つなく毎日新品のようにちゃんと手入れされている制服も、規定通りしっかり着こなされている。
左手の親指に、小さなダイアが一つ埋め込まれた、シンプルなシルバーリングをつけている。それと、右の耳たぶに二つのシンプルなピアス、左の軟骨にも落ち着いたイエローサファイアのピアスつけている。
彼女自身、派手に着飾るのは嫌いだが、シンプルにお洒落を楽しむ傾向はあるようだ。また、これらのアクセサリーには意味がある。
武器 † フランベルジュ
刀身が波打つこの剣は、彼女が使いやすいように細身の片手持ちという構造で作られている。
刀身のゆらめきが炎のように見えるため、炎を意味するフランス語のフランブワンにちなんでこの名前が付いたらしい。その意味を知った彼女は自分の魔力を込めて使う事によって炎属性を持つ剣になるようだ。ただし、その力を使うのは稀である。
この剣の攻撃をまともに受けると、波打つ刀身が肉を不定型にえぐるため、とても殺傷能力が高い。しかし、何らかの失敗で自分に対してこの剣を受けてもかなりの傷を負ってしまうというリスクもある。
設定(過去や性格など) †
彼女は親の愛を受けず育ってきた。理由は一つ、望まれて生まれたわけではないから。
彼女の家はとても貧しく、両親二人だけで細々と生きていくつもりだったらしい。
彼女の父親は、金がないにも関わらずあちこちで酒を飲んでは暴れて帰ってくるというどうしようもない男だった。そして彼女の母親もまた、しょうもない女で、あちこちで賭け事をして負けると、金持ちの男に股を開くということを繰り返していた。ある日、いつものように酒を飲んで財布を空にして帰ってきた父親は、間違いを犯し、彼女の母親のお腹に彼女を宿してしまった。父親も母親も彼女を堕ろすことを考えていたが、そんなお金もなく仕方なく彼女を生むことを決意したらしい。
そんな経緯で仕方なく生まれてきた存在の彼女は、最低限の食事、衣服を与えられてまともに育ててもらうこともなく、もちろん愛情を注がれることもなかった。そして本当に金が底をついてしまった両親は、彼女をこの学園に入学させ、彼女と家族の縁を切ってしまったという過去がある。
そんな過去を抱えた彼女はやはり、弄れてしまっている。規律や常識はしっかりと守っているものの、物言いや考え方はとても冷たい。物静かな印象があるようだが決してそんなことはない。饒舌というほどでもないが、それなりに喋っている。
喫煙者で、酒も強い。やはりそれは望まなくとも父の血が流れている証拠だろう。だが、父とは違い、酒で暴れることもひどい暴力を振るうこともない。そして、母のように不特定多数に関係を持つこともないようだ。父にも母にも性格は似ていない。それは両親のようには絶対になりたくないという思いからだろう。
顔は父親によく似ている。それが腹立たしくて仕方ないようだ。そのため鏡を毛嫌いしている。暴力ばかり振るってきた父を思い出してしまうから。
それでもやはり両親を愛しく思ってしまう思いは不本意だが心の隅っこにはあるようで、幼い時に母にもらったアクセサリーを今でも身につけている。彼女曰く、身につけていないと落ち着かないとのこと。
一人称は私、二人称は貴方。数少ない心を許すことのできる友人にはrevと呼ばれているようだ。
蘭流を使用する。
†______________†
名前 †オデット=エリファトス
年齢 †17
性別 †女性
学年 †Ⅱ
容姿 †
色素が薄目なクリーム色の腰まである髪を、カントリー・スタイルと呼ばれる低い位置で結んだツインテールにしている。
常に胸元に流しており、ストレートではあるもののよく弄るせいか先端に癖がある。
前髪を切ることを好まず、顔を隠すように伸ばしているせいで視力は悪い。黒いヘアピンで緩く留めているが、意味はほとんどないだろう。
顔立ちは上の中といったところで、瞳も大きくそれなりに整っているのだがやはり髪に隠れて見えない。
髪型と相まって「地味」な印象を受ける人物がほとんどだ。彼女はむしろそれを望んで顔を隠しているらしい。
瞳の色は爽やかな青。しかし、特定の感情が昂った時のみ別の色に変化するヘイゼル・アイである。
アクセサリーの類は一切着けておらず、ピアスホールを開けるのが恐ろしいようだ。
身長は156cmと標準的なのだが、体重が39kgと非常に軽い。しかし出るところはある程度出ている。
体力が無く、普段の生活では激しい運動をするとすぐに青白くなりふらふらしてしまう。
普通にしていれば頬は普通より赤みも強く、健康的な感じさえしているのだが。
制服も規定通りに着こなし、優等生そのもの。これは目立ちたくないが故のもので、自室であれば目立たない程度に着崩すこともあるようだ。
武器 †
殴打部分が丸く膨らみ、先端が鋭く尖ったメイス。
持ち手の方にモーニングスターと呼ばれる、小さな鉄球が二つ鎖に繋がれつけられている。
自分が危険に晒された時のみこれを使用することがほとんど。正直自分で自分に当てそうで持つのも怖いらしい。
こういった形状のメイスは「ホーリーウォータースプリンクラー」とも呼ばれる。
剣などと比べれば「血をあまり流さない」この武器を使っているのも、彼女の性格故だろう。
設定(過去や性格など) †
両親が熱心な悪魔信仰の信者であり、次女として生まれた。
しかし姉の体は弱く、彼女が生まれた意味は"姉の命の糧になること"。母が泣き叫びながら、まだ幼かった彼女にそう言ったらしい。
「どうして後に産んだ子が、あの子が願っても手に入れられない健康な体を持っているんだ」。
そんな呪詛のような言葉は彼女の心に今でも巣食い、性格を形成する基盤になってしまったのだ。
姉の為に消える命だったはずの彼女は当然大事にされず、他の悪魔信仰者にまで暴力を振るわれる始末だった。姉と会うことさえも許さていなかったある日、偶然彼女は見てしまう。
両親に大事にされ、優しい言葉をかけられる姉の姿を。
愛情というものに餓えた彼女はついに我慢の限界を迎え、信仰団体の物置に隠されていたグリモワールを見つけ悪魔と契約を結び学園へと逃げ込んだ。
元々そういったところと繋がりのあった家の出身だったため、難なく途中入学を果たす。
逃れられた今でも、両親と同じ年代であろう相手を見ると恐怖で過呼吸を起こしてしまう。
自分を卑しい人間だと思っており、それはグリモワールを盗んでしまったことが理由らしい。そして、一瞬でも「姉なんて死んでしまえばいい」と思ってしまったから。
他人に対して常におどおど、びくびくという表現が似合う態度を取る。話しかけられることも苦手。
唯一平気なのが、自分の悪魔である彼だ。自分の傍にいてくれる彼に彼女は異常なほど依存し、普段のビクつきはだいぶマシになり割と饒舌になることが多い。
それでもおどおどしてしまう時はしてしまうのだが、最近はそれもめっきり減ってきている。
相手が本当に無害だと分かれば、少しはビクつきもマシになるようだがそもそも警戒心が強すぎるのでそんな相手がほとんどいない。両親が唯一褒めてくれたという、姉とお揃いの髪が大好きで大嫌い。
加流を使用する。
一人称は「わたし」、二人称は「あなた」。まともな教育も受けて来れなかったので、まだ言葉遣いがたどたどしいところがある。
†______________†
名前 † Torev(トゥレヴ)
年齢 † 15歳
性別 † 女
学年 † Ⅲ
容姿 †
小柄な体格で、身長は150cm前後。
細く華奢な体つきで、力を込めたら折れてしまいそうな四肢の細さである。しかし全身にとてもしなやかな筋肉がついており、見た目にそぐわない筋力の持ち主であることがわかる。
綺麗な白銀の傷一つない髪の毛は丁寧に手入れされており、元々ストレートのそれは、肩甲骨あたりまでで切り揃えられている。
顔は小さく、触れたら崩れてしまいそうなほど白くなめらかな肌。所々消えない傷跡が見える。彫りが深く、その顔は例えるならば人形のような顔と言えばわかるだろうか。すこし冷たい印象も与えがちなその顔は、長いまつげが影を落とし、神秘的にも、悲しんでいるようにも見える。
普段の彼女の頬は人より赤みが薄い。興奮したときや大きく感情を示した時にしか、彼女の頬が赤くなることはないに等しい。
そのため、ぼーっとしている時には、まるで息をしていないかのように思わせるようなその容姿は、魅せる魅力はあれど、その独特な雰囲気は人を寄せ付けない何かがある。
瞳の色は、暗い赤。
皺一つなく毎日新品のようにちゃんと手入れされている制服も、規定通りしっかり着こなされている。
左手の親指に、小さなダイアが一つ埋め込まれた、シンプルなシルバーリングをつけている。それと、右の耳たぶに二つのシンプルなピアス、左の軟骨にも落ち着いたイエローサファイアのピアスつけている。
彼女自身、派手に着飾るのは嫌いだが、シンプルにお洒落を楽しむ傾向はあるようだ。また、これらのアクセサリーには意味がある。
武器 † フランベルジュ
刀身が波打つこの剣は、彼女が使いやすいように細身の片手持ちという構造で作られている。
刀身のゆらめきが炎のように見えるため、炎を意味するフランス語のフランブワンにちなんでこの名前が付いたらしい。その意味を知った彼女は自分の魔力を込めて使う事によって炎属性を持つ剣になるようだ。ただし、その力を使うのは稀である。
この剣の攻撃をまともに受けると、波打つ刀身が肉を不定型にえぐるため、とても殺傷能力が高い。しかし、何らかの失敗で自分に対してこの剣を受けてもかなりの傷を負ってしまうというリスクもある。
設定(過去や性格など) †
彼女は親の愛を受けず育ってきた。理由は一つ、望まれて生まれたわけではないから。
彼女の家はとても貧しく、両親二人だけで細々と生きていくつもりだったらしい。
彼女の父親は、金がないにも関わらずあちこちで酒を飲んでは暴れて帰ってくるというどうしようもない男だった。そして彼女の母親もまた、しょうもない女で、あちこちで賭け事をして負けると、金持ちの男に股を開くということを繰り返していた。ある日、いつものように酒を飲んで財布を空にして帰ってきた父親は、間違いを犯し、彼女の母親のお腹に彼女を宿してしまった。父親も母親も彼女を堕ろすことを考えていたが、そんなお金もなく仕方なく彼女を生むことを決意したらしい。
そんな経緯で仕方なく生まれてきた存在の彼女は、最低限の食事、衣服を与えられてまともに育ててもらうこともなく、もちろん愛情を注がれることもなかった。そして本当に金が底をついてしまった両親は、彼女をこの学園に入学させ、彼女と家族の縁を切ってしまったという過去がある。
そんな過去を抱えた彼女はやはり、弄れてしまっている。規律や常識はしっかりと守っているものの、物言いや考え方はとても冷たい。物静かな印象があるようだが決してそんなことはない。饒舌というほどでもないが、それなりに喋っている。
喫煙者で、酒も強い。やはりそれは望まなくとも父の血が流れている証拠だろう。だが、父とは違い、酒で暴れることもひどい暴力を振るうこともない。そして、母のように不特定多数に関係を持つこともないようだ。父にも母にも性格は似ていない。それは両親のようには絶対になりたくないという思いからだろう。
顔は父親によく似ている。それが腹立たしくて仕方ないようだ。そのため鏡を毛嫌いしている。暴力ばかり振るってきた父を思い出してしまうから。
それでもやはり両親を愛しく思ってしまう思いは不本意だが心の隅っこにはあるようで、幼い時に母にもらったアクセサリーを今でも身につけている。彼女曰く、身につけていないと落ち着かないとのこと。
一人称は私、二人称は貴方。数少ない心を許すことのできる友人にはrevと呼ばれているようだ。
†______________†
名前 †オデット=エリファトス
年齢 †17
性別 †女性
学年 †Ⅱ
容姿 †
色素が薄目なクリーム色の腰まである髪を、カントリー・スタイルと呼ばれる低い位置で結んだツインテールにしている。
常に胸元に流しており、ストレートではあるもののよく弄るせいか先端に癖がある。
前髪を切ることを好まず、顔を隠すように伸ばしているせいで視力は悪い。黒いヘアピンで緩く留めているが、意味はほとんどないだろう。
顔立ちは上の中といったところで、瞳も大きくそれなりに整っているのだがやはり髪に隠れて見えない。
髪型と相まって「地味」な印象を受ける人物がほとんどだ。彼女はむしろそれを望んで顔を隠しているらしい。
瞳の色は爽やかな青。しかし、特定の感情が昂った時のみ別の色に変化するヘイゼル・アイである。
アクセサリーの類は一切着けておらず、ピアスホールを開けるのが恐ろしいようだ。
身長は156cmと標準的なのだが、体重が39kgと非常に軽い。しかし出るところはある程度出ている。
体力が無く、普段の生活では激しい運動をするとすぐに青白くなりふらふらしてしまう。
普通にしていれば頬は普通より赤みも強く、健康的な感じさえしているのだが。
制服も規定通りに着こなし、優等生そのもの。これは目立ちたくないが故のもので、自室であれば目立たない程度に着崩すこともあるようだ。
武器 †
殴打部分が丸く膨らみ、先端が鋭く尖ったメイス。
持ち手の方にモーニングスターと呼ばれる、小さな鉄球が二つ鎖に繋がれつけられている。
自分が危険に晒された時のみこれを使用することがほとんど。正直自分で自分に当てそうで持つのも怖いらしい。
こういった形状のメイスは「ホーリーウォータースプリンクラー」とも呼ばれる。
剣などと比べれば「血をあまり流さない」この武器を使っているのも、彼女の性格故だろう。
関係 †
設定(過去や性格など) †
†______________†
編集途中
名前 † Torev(トゥレヴ)
年齢 † 15歳
性別 † 女
学年 † Ⅲ
容姿 †
小柄な体格で、身長は150cm前後。
細く華奢な体つきで、力を込めたら折れてしまいそうな四肢の細さである。しかし全身にとてもしなやかな筋肉がついており、見た目にそぐわない筋力の持ち主であることがわかる。
綺麗な白銀の傷一つない髪の毛は丁寧に手入れされており、元々ストレートのそれは、肩甲骨あたりまでで切り揃えられている。
顔は小さく、触れたら崩れてしまいそうなほど白くなめらかな肌。所々消えない傷跡が見える。彫りが深く、その顔は例えるならば人形のような顔と言えばわかるだろうか。すこし冷たい印象も与えがちなその顔は、長いまつげが影を落とし、神秘的にも、悲しんでいるようにも見える。
普段の彼女の頬は人より赤みが薄い。興奮したときや大きく感情を示した時にしか、彼女の頬が赤くなることはないに等しい。
そのため、ぼーっとしている時には、まるで息をしていないかのように思わせるようなその容姿は、魅せる魅力はあれど、その独特な雰囲気は人を寄せ付けない何かがある。
瞳の色は、暗い赤。
皺一つなく毎日新品のようにちゃんと手入れされている制服も、規定通りしっかり着こなされている。
左手の親指に、小さなダイアが一つ埋め込まれた、シンプルなシルバーリングをつけている。それと、右の耳たぶに二つのシンプルなピアス、左の軟骨にも落ち着いたイエローサファイアのピアスつけている。
彼女自身、派手に着飾るのは嫌いだが、シンプルにお洒落を楽しむ傾向はあるようだ。また、これらのアクセサリーには意味がある。
武器 †フランベルジュ
関係 †
設定(過去や性格など) †
†______________†
編集途中
名前 † Torev(トゥレヴ)
年齢 † 15歳
性別 † 女
学年 † Ⅲ
容姿 †
小柄な体格で、身長は150cm前後。
細く華奢な体つきで、力を込めたら折れてしまいそうな四肢の細さである。しかし全身にとてもしなやかな筋肉がついており、見た目にそぐわない筋力の持ち主であることがわかる。
綺麗な白銀の傷一つない髪の毛は丁寧に手入れされており、元々ストレートのそれは、肩甲骨あたりまでで切り揃えられている。
顔は小さく、触れたら崩れてしまいそうなほど白くなめらかな肌。所々消えない傷跡が見える。彫りが深く、その顔は例えるならば人形のような顔と言えばわかるだろうか。すこし冷たい印象も与えがちなその顔は、長いまつげが影を落とし、神秘的にも、悲しんでいるようにも見える。
普段の彼女の頬は人より赤みが薄い。興奮したときや大きく感情を示した時にしか、彼女の頬が赤くなることはないに等しい。
そのため、ぼーっとしている時には、まるで息をしていないかのように思わせるようなその容姿は、魅せる魅力はあれど、その独特な雰囲気は人を寄せ付けない何かがある。
瞳の色は、暗い赤。
皺一つなく毎日新品のようにちゃんと手入れされている制服も、規定通りしっかり着こなされている。
左手の親指に、小さなダイアが一つ埋め込まれた、シンプルなシルバーリングをつけている。それと、右の耳たぶに二つのシンプルなピアス、左の軟骨にも落ち着いたイエローサファイアのピアスつけている。
彼女自身、派手に着飾るのは嫌いだが、シンプルにお洒落を楽しむ傾向はあるようだ。また、これらのアクセサリーには意味がある。
武器 †
関係 †
設定(過去や性格など) †
†______________†
編集途中
名前 † Torev(トゥレヴ)
年齢 † 15歳
性別 † 女
学年 † Ⅲ
容姿 †
小柄な体格で、身長は150cm前後。
細く華奢な体つきで、力を込めたら折れてしまいそうな四肢の細さである。
しかし全身にとてもしなやかな筋肉がついており、見た目にそぐわない筋力の持ち主であることがわかる。
綺麗な白銀の傷一つない髪の毛は丁寧に手入れされており、
元々ストレートのそれは、肩甲骨あたりまでで切り揃えられている。
顔は小さく、触れたら崩れてしまいそうなほど白くなめらかな肌。所々消えない傷跡が見える。
彫りが深く、その顔は例えるならば人形のような顔と言えばわかるだろうか。
すこし冷たい印象も与えがちなその顔は、長いまつげが影を落とし、
神秘的にも、悲しんでいるようにも見える。普段の彼女の頬は人より赤みが薄い。
興奮したときや大きく感情を示した時にしか、彼女の頬が赤くなることはないに等しい。
そのため、ぼーっとしている時には、まるで息をしていないかのように思わせるようなその容姿は、
魅せる魅力はあれど、その独特な雰囲気は人を寄せ付けない何かがある。
皺一つなく毎日新品のようにちゃんと手入れされている制服も、規定通りしっかり着こなされている。
武器 †
関係 †
設定(過去や性格など) †
†______________†
編集途中
名前 †オデット=エリファトス
年齢 †17
性別 †女性
学年 †Ⅱ
容姿 †
色素が薄目なクリーム色の腰まである髪を、カントリー・スタイルと呼ばれる低い位置で結んだツインテールにしている。
常に胸元に流しており、ストレートではあるもののよく弄るせいか先端に癖がある。
前髪を切ることを好まず、顔を隠すように伸ばしているせいで視力は悪い。黒いヘアピンで緩く留めているが、意味はほとんどないだろう。
顔立ちは上の中といったところで、瞳も大きくそれなりに整っているのだがやはり髪に隠れて見えない。
髪型と相まって「地味」な印象を受ける人物がほとんどだ。彼女はむしろそれを望んで顔を隠しているらしい。
瞳の色は爽やかな青。しかし、特定の感情が昂った時のみ別の色に変化するヘイゼル・アイである。
アクセサリーの類は一切着けておらず、ピアスホールを開けるのが恐ろしいようだ。
身長は156cmと標準的なのだが、体重が39kgと非常に軽い。しかし出るところはある程度出ている。
体力が無く、普段の生活では激しい運動をするとすぐに青白くなりふらふらしてしまう。
普通にしていれば頬は普通より赤みも強く、健康的な感じさえしているのだが。
武器 †
殴打部分が丸く膨らみ、先端が鋭く尖ったメイス。
持ち手の方にモーニングスターと呼ばれる、小さな鉄球が二つ鎖に繋がれつけられている。
自分が危険に晒された時のみこれを使用することがほとんど。正直自分で自分に当てそうで持つのも怖いらしい。
こういった形状のメイスは「ホーリーウォータースプリンクラー」とも呼ばれる。
剣などと比べれば「血をあまり流さない」この武器を使っているのも、彼女の性格故だろう。
関係 †
設定(過去や性格など) †
†______________†
編集途中。
†______________†
名前 † Torev(トゥレヴ)
年齢 † 15歳
性別 † 女
学年 † Ⅲ
容姿 †
小柄な体格で、身長は150cm前後。
細く華奢な体つきで、力を込めたら折れてしまいそうな四肢の細さである。
しかし全身にとてもしなやかな筋肉がついており、見た目にそぐわない筋力の持ち主であることがわかる。
綺麗な白銀の傷一つない髪の毛は丁寧に手入れされており、
元々ストレートのそれは、肩甲骨あたりまでで切り揃えられている。
顔は小さく、触れたら崩れてしまいそうなほど白くなめらかな肌。所々消えない傷跡が見える。
彫りが深く、その顔は例えるならば人形のような顔と言えばわかるだろうか。
ただ、普段の彼女の頬は人より赤みが薄い。
武器 †
関係 †
設定(過去や性格など) †
†______________†
編集途中
名前 †Noelle=De La Fage(ノエル=ドゥ・ラ・ファージュ)
年齢 †18
性別 †女
学年 †Ⅳ
容姿 †
毛先15cmが緩く巻かれた、流れるような腰のある背中辺りまでのロングヘア。
溶け出した蜂蜜のような色をした 淡く透明度の高い金髪は、柔らかというより滑らか。
右耳付近の一房を三つ編みにしたものを左耳付近まで頭頂部より少し前を通し持って来て、
黒色に白いラインが一本入ったシンプルなリボンを蝶結びにして留めている。
憎き妹と良く似た、マンダリンオレンジの目の色を彼女は忌み嫌い、鏡で目を合わせるを好としない。
少々勝気に釣り上げられた目尻と、切れ長の涼しげな瞳は彼女に大人びた印象を与える。
つんと結ばれた澄ましたような唇は薄く、時折皮肉っぽい微笑をそっと浮かべる事も。
首には純銀製の逆十字のチャームが付いたチョーカー。ベルト部分は黒いベルベット。
その上にニワトコの木、枇杷の木、椿の木を削って作った三つの逆十字のペンダントをつけている。
四つの逆十字は、まるで彼女自身が邪神教徒であることを主張しているかのようで。
本人曰く、「あと9個は欲しい」との事。
制服は指導が面倒なのできちんと着ているが、四年生である事を示す青いリボンを
時折ネクタイを緩めるかのように人差し指で引っ張っている姿が見られる。
武器 †ジョワユーズ
柄には神聖な神をも磔にしたと言われる槍の穂先が納められているが、
彼女らしい皮肉を織り交ぜてか、その名は「歓喜」「陽気」を意味する剣。
見る角度によって微かな光をも乱反射させ、色彩が様々に変わるらしい。
ロングソードと呼ばれる片手剣の形をとっており、軽くて鋭い。
また、柄部分は金色で魔力の蓄えを上げる為の色とりどりの魔石が複数個散りばめられている。
(実在する剣ですが、此処での解釈は個人的な物となります)
関係 †互いに我侭も受け流す姉弟のような関係
後述する理由から実の妹を一歩的に避け、希薄な関係を築いていた彼女にとって
姉妹/弟という関係は一見敬遠しているように見える反面、妹の事を忘れ塗り替える為か
新たにそのような関係性を欲している面が昔から垣間見られていたからである。
我侭や不平を言いつつも常に一緒にいる辺り、アルルの事は気に入っている模様。
彼が望む『簡単な対価』を支払う代わり、彼女自身も結構な無茶振りをする事もあるので
互いに互いの事を糾弾できない「お前俺の事言えないだろ」関係が徐々に築かれつつある。
ローテに対しては最初こそ気味悪がっていたものの、慣れとは実に恐ろしいものであり
最近では撫でたり寄り掛かったり出来る程にまで順応してしまった。
嘘と真実が入り混じる彼の言葉をいつも彼女は半信半疑な為、釈然としないままになっている。
――もし万が一それが本当ならば、父の願いとは一体なんだったのだろう、
設定(過去や性格など) †
実家は黒魔術や悪魔召還が台頭する魔都に於いて数少ない、神聖な神を信仰するとある教会。
裏では秘密結社とも繋がりがあり、魔女狩りにも大きく助力していたという。
それでは何故、彼女が悪魔を召喚したのか。
生まれながらにして教会にて祀る女神の加護を一身に受け、幸運に恵まれ、期待されていた妹。
それに対して自分はというと、魔力の蓄えこそ高いものの、神の寵愛を受ける事は出来なかった。
日に日に募る劣等感や妬み。そして自分を純粋に姉として慕う妹の無邪気さが気に入らず、
あからさまに妹を遠ざけ続け、冷たく暗い感情は歪み、やがて彼女は敢えて女神を見限った。
家の地下書斎で偶然見つけた一つのグリモワールを使い悪魔と契約すると、直ぐに彼女は家を出る。
(その際、再婚した母の夫=二人目の父に勘当されている為、実質家族との縁は切れているらしい)
神聖な教会に何故グリモワールがあったのか、それは封魔の為でも敵から没収した物でもなく
二年前に突然死した実父が魔術学校―そして黒魔術側との繋がりがあったからであった。
グリモワールと同時に見つけた日記から実父の生前のツテを使い、魔術学校へ途中入学する。
どうやら実父と魔術学校の学園長は古くからの知り合いであったようだが、
日記においてそれらに関する記述は殆どインクで塗り潰されており、解読不能だった。
長年感じていた劣等感から解放されたばかりであるからか、少々高飛車で自己中心的。
自分の力には確かに自信を持っているものの、過信はしないという理性的な慎重さも併せ持つ。
何処か物事を達観したような捻くれた面は、やはり過去の経験によるものなのだろう。
神に見切りをつけただけあって、神聖な物を毛嫌いする節がある。大量の逆十字もそのせい。
†______________†
名前 †アラン=フロックハート
年齢 †16歳
性別 †男
学年 † I
容姿 †鷲の羽毛のような焦茶の髪に、雲の無い澄んだ空を思わせる青の瞳を持つ。
髪はうなじにかかる程度の長さがあり、寝癖のついたまま梳かさずにいるせいで、はねている箇所が常にある。
制服は基本的には普通に着ているが、ローブだけはうっとおしいのか、人目につかないところでちょくちょく脱いでいる。
……幅広で、黄金の柄には青い(薄氷色)宝玉(魔石)が埋め込まれ、鞘は金色の打紐で巻き上げられている。
刃はドス黒い血の色をしており、エペは常にこれを持って現れる。
全長1.2メートル、エペの身長とほぼ同じで、召喚者が望めば授けるが、自身が振り回すことは無い。
刃はぬらぬらと妖しく光り、塗られた毒の甘い香りが漂ってくる。
振れば赤色をした氷が放たれ、斬りつければ傷口を凍らせる。
ただし、相当な重量と魔力を持ち、大した力(物理的な力、蓄えられる魔術の量共に)を持たない召喚者では手にすることすら叶わないだろう。
刃に塗られている毒は自らの体内、血液から生成されたもの。
斬りつけた相手ではなく、持ち主自身の身体を蝕み激しい痺れを引き起こす。徐々に力を失い、最終的に持ち主は死ぬが、エペの血液を飲むことで解毒出来る。
途中で手放してしまえば毒の侵食は止められるが、痺れは残るためどちらにせよ解毒は必要となる。
…と、いう説明を受けてビビったのでこれを使うことは滅多にない。
普段使うのはナイフ。携帯性に優れているからという理由で持ち歩いているが、これは護身用。
真面目に戦う時は魔術を使用する。流派は加流。
関係 †仲の良い兄妹のような関係。抱きしめたりなでくり回したり、ひたすらに溺愛している。召喚した時こそ面白半分だったが、今ではこの子に会うために俺は生まれてきたと豪語するまでに。こんなんだがあくまでも親愛。
目だけは意地でも見せてくれないが、それでも毎日どうにか髪を上げさせようと奮闘している。
設定(過去や性格など) †明るく前向きな性格。モットーは「人生楽しんだもん勝ち」。嫌なことがあっても、翌日には「まあいっか」と流してしまえる。切り替えは割と早い方(これは、器が大きい等の理由ではなく、単にずっと嫌な気分でいるのがしんどいから)。
単純思考の所謂馬鹿。頭で考えるよりも体が先に動くタイプ。それ故、直感で怪しいと思うことも稀にあれど、人に言われたことは素直に鵜呑みにする。騙されやすい。
悪魔召喚を面白半分に行い、半ば成り行きで学園に入ったこともあって、積極的に戦闘を行うことは少ない。というか正直殺し合いとかマジ勘弁。今の暮らしに特に不満も無いので、卒業しなくてもいいかなー、とうっすら考えている。
†______________†
名前 †アラン=フロックハート
年齢 †16歳
性別 †男
学年 † I
容姿 †鷲の羽毛のような焦茶の髪に、雲の無い澄んだ空を思わせる青の瞳を持つ。
髪はうなじにかかる程度の長さがあり、寝癖のついたまま梳かさずにいるせいで、はねている箇所が常にある。
制服は基本的には普通に着ているが、ローブだけはうっとおしいのか、人目につかないところでちょくちょく脱いでいる。
……幅広で、黄金の柄には青い(薄氷色)宝玉(魔石)が埋め込まれ、鞘は金色の打紐で巻き上げられている。
刃はドス黒い血の色をしており、エペは常にこれを持って現れる。
全長1.2メートル、エペの身長とほぼ同じで、召喚者が望めば授けるが、自身が振り回すことは無い。
刃はぬらぬらと妖しく光り、塗られた毒の甘い香りが漂ってくる。
振れば赤色をした氷が放たれ、斬りつければ傷口を凍らせる。
ただし、相当な重量と魔力を持ち、大した力(物理的な力、蓄えられる魔術の量共に)を持たない召喚者では手にすることすら叶わないだろう。
刃に塗られている毒は自らの体内、血液から生成されたもの。
斬りつけた相手ではなく、持ち主自身の身体を蝕み激しい痺れを引き起こす。徐々に力を失い、最終的に持ち主は死ぬが、エペの血液を飲むことで解毒出来る。
途中で手放してしまえば毒の侵食は止められるが、痺れは残るためどちらにせよ解毒は必要となる。
…と、いう説明を受けてビビったのでこれを使うことは滅多にない。
普段使うのはナイフ。携帯性に優れているからという理由で持ち歩いているが、これは護身用。
真面目に戦う時は魔術を使用する。流派は加流。
関係 †仲の良い兄妹のような関係。抱きしめたりなでくり回したり、ひたすらに溺愛している。召喚した時こそ面白半分だったが、今ではこの子に会うために俺は生まれてきたと豪語するまでに。こんなんだがあくまでも親愛。
目だけは意地でも見せてくれないが、それでも毎日どうにか髪を上げさせようと奮闘している。
設定(過去や性格など) †明るく前向きな性格。モットーは「人生楽しんだもん勝ち」。嫌なことがあっても、翌日には「まあいっか」と流してしまえる。切り替えは割と早い方(これは、器が大きい等の理由ではなく、単にずっと嫌な気分でいるのがしんどいから)。
単純思考の所謂馬鹿。頭で考えるよりも体が先に動くタイプ。それ故、直感で怪しいと思うことも稀にあれど、人に言われたことは素直に鵜呑みにする。騙されやすい。
悪魔召喚を面白半分に行い、半ば成り行きで学園に入ったこともあって、積極的に戦闘を行うことは少ない。というか正直殺し合いとかマジ勘弁。
†______________†
名前 †Noelle=De La Fage
年齢 †
性別 †
学年 †
容姿 †
武器 †
関係 †
設定(過去や性格など) †
†______________†
名前 †アラン=フロックハート
年齢 †16歳
性別 †男
学年 † I
容姿 †鷲の羽毛のような焦茶の髪に、雲の無い澄んだ空を思わせる青の瞳を持つ。
髪はうなじにかかる程度の長さがあり、寝癖のついたまま梳かさずにいるせいで、はねている箇所が常にある。
制服は基本的には普通に着ているが、ローブだけはうっとおしいのか、人目につかないところでちょくちょく脱いでいる。
武器 †ナイフ。携帯性に優れているからという理由で持ち歩いているが、これは護身用。
真面目に戦う時は魔術を使用する。流派は加流。
関係 †
設定(過去や性格など) †明るく前向きな性格。モットーは「人生楽しんだもん勝ち」。嫌なことがあっても、翌日には「まあいっか」と流してしまえる。切り替えは割と早い方(これは、器が大きい等の理由ではなく、単にずっと嫌な気分でいるのがしんどいから)。
単純思考の所謂馬鹿。頭で考えるよりも体が先に動くタイプ。それ故、直感で怪しいと思うことも稀にあれど、人に言われたことは素直に鵜呑みにする。騙されやすい。
悪魔召喚を面白半分に行い、半ば成り行きで学園に入ったこともあって、積極的に戦闘を行うことは少ない。というか正直殺し合いとかマジ勘弁。特に今の暮らしに不満も無いので、別に卒業しなくてもいいかなー、とうっすら考えている。
†______________†
†______________†
名前†ザァハト=ファウリン(通称ザハト
年齢†18
性別†♂
学年†Ⅶ
容姿†
闇のような黒い髪と熟れた柘榴のような潤いを含んだ瞳を持つ。
荒く櫛のなかなか通らない前髪は強引にオールバックに。
後ろ髪は肩甲骨辺りまで伸ばされ手入れを怠っているために乱れあちらこちらに跳ねており、痛みすぎている所為で毛先は僅かに赤茶けている。
柘榴のようだと表現される紅色の瞳は常に潤いを保ち、愉悦に歪められる程にその輝きを増す。
切れ長でキツイような印象を受けるが形だけの柔和な笑みを浮かべることもできる。
右目端に大小二つの泣き黒子がある。
制服は怒られるか怒られないかのギリギリまで着崩して着こなしている。しかしローブだけはどのような時でも脱ぐことはなく、暑苦しいと言われれば笑いながら相手に纏わり付くという嫌がらせを行う。
ローブには幾多の鎖や髑髏の金属の装飾具が取り付けられている。
重苦しく歩くたびにジャラジャラと金属音を立てるそれは遠いところからでもザハトが近づいてきたのだとすぐわかる。
両耳には銀とルビーのピアスを付け、両腕両指には惑星護符をかたどった様々な種類の指輪が填められている。
悪魔と契約する前ほど自由には扱えなくなっているのだが惑星護符の指輪はきちんと惑星の支配時間ごとに付け替えられている。首元にはお情けばかりの金のロザリオのネックレス。
デザートイーグルと手榴弾数種類。
デザートイーグルを選んだ理由は昔見た本だったか何だったかの敵キャラが持っていてかっこよかったから、という単純すぎる理由。何事も見栄えが良くなくちゃねぇ、と言って乱射するが命中率が伴わない。
しかし銃は相手のこめかみに当てて打つモノ、という謎のポリシーを持っている為遠い敵には手榴弾を投げることの方が多い。
手榴弾、デザートイーグルのどちらも対悪魔用に特化した特別制。
人間の武器ではあるが、悪魔にもダメージを負わせることができるようになっている。
また、ちょっとだけ惑星護符を使うこともある。
関係†
ペット。遊び相手。
それ以上でもそれ以下でもない。
設定(過去や性格など)†
悪魔を二柱所持するだけあってかなりの高位の術者。
性格は至って陽気で快楽主義者。
楽しければ(例え卒業出来ずとも)いいという考えのもと、笑顔で悪魔に無理難題を吹っ掛ける。
我儘、というよりは傲慢。
躁病の気がある。
多動であり多弁。
物事を雄弁にかつ演技がかった口ぶりで語り、自己評価が異様に高い。
観念奔逸で話題もころころと変わるためついていくのにはかなり苦労する。
もっともついてこれなかったところで本人はまったく気にしていないのだが。
典流を使用する。
†______________†
†______________†
名前 †サングリア=シガレット
年齢 †18
性別 †♂
学年 †Ⅳ
容姿 †甘ったるい香水の匂いが軽薄そうに見える少し老けた見た目の青年
左目は翡翠色で右目は琥珀色のオッドアイ。本人曰く「人参」
瞳孔が常に開き夜目が冴える三白眼。睫毛の色もやや金髪で長め(下睫毛がとくに)
色は青白く、不健康さを強調させる。
身長は177cmと高めだが、猫背なため5cmほど小さく見える
全体的に細身で痩せていて、手足は細く、長く、指先が女性的なのが特徴。
かなり明るめの茶色のくせ毛はふわふわと猫のような質感を持つ
根元は黒くなってきていて、本人もそろそろ色を変えたい様子
結構長めで喉仏まで。また前髪を大体右側に分けているが真っ直ぐにすると鼻下まではあるぐらい伸びきっている。
ピアスは左耳に三つ。一つ目は軟骨に空いていて、朱色のリング式
残りの二つは耳たぶに二つ。赤い丸型のものが、しかし髪の毛でほとんど見えていない。
右手の小指と左手の人差し指に銀色の太めの指輪をつけている。
校則は破ることなく、制服を着崩さずに普通に着用している
ただ、サボる際や戦闘の際は何かと理由を付けてローブとネクタイを外すのが癖になってきている。
武器 †ファルカタ
護身程度に持っているだけで、本質的な武器は魔術
流派としては独流を使用
関係 †腐りきっているほかならない。
求められても、られなくても人前でいろいろできてしまうほど。
道具として見ているが、愛していないわけではなく、むしろ逆
過度なスキンシップを育んでは、見せつけるような行動や言動もしばしば。
子供は嫌いだが彼女だけは別、呼び捨てにして相当可愛がっている様子
だが、パンツを履かせられそうになるとその時ばかりは本気で抵抗する
本質的には放任主義なので、気の向くまま思いのままにやればいいと思っているので、
甘く、緩い。
他人任せな考えが大抵だが、味方に飴と鞭を使い分けることは得意だったりする
常に気だるげで寝起きが悪く、戦闘や非常時においても消極的な態度を魅せる怠慢な性格
どのようなことも「自分が担う感情じゃない」「結果が変わらないなら尚更だ」というやや達観とした持論をもっており、それを表に出すことは少なめ。ただそれが主軸ともいえる。
それゆえ、主張が強い性格ではなく、強さは結果で語るタイプ
また、苦労したことがなく何事に対してもそれなりにできてしまい、それなりの結果を残すことができるため、必死になっている姿は自分ですらみたことない。
基本的に卒業することが目的ではなく、ひたすらに平凡な生活に尽力している(ただ興味がないわけではなく機会があれば画策している様子)
気難しそうに見えるが、案外普通。明るく空気は読める方
基本的に人間も悪魔も好きで、存外下品な考えを持っている様。
甘党で糖分が足りないとイライラした態度をとるのが特徴。
唯一の校則違反が、「ノーパン」であること。
ヘビースモーカーで銘柄はpeace
ラストネームは煙草が好きだからという理由で自分で勝手につけた模様
一人称は「おれ」二人称は「おまえ、名前」相手が喫煙者ならば「銘柄名」
†______________†
もう少し詳しく付け足す予定です、。
名前 †サングリア=シガレット
年齢 †18
性別 †♂
学年 †Ⅳ
容姿 †甘ったるい香水の匂いが軽薄そうに見える少し老けた見た目の青年
左目は翡翠色で右目は琥珀色のオッドアイ。本人曰く「人参」
瞳孔が常に開き夜目が冴える三白眼
身長は177cmと高めだが、猫背なため5cmほど小さく見える
全体的に細身で痩せていて、手足は細く、長く、指先が女性的なのが特徴。
かなり明るめの茶色のくせ毛の髪の毛はふわふわと猫のような質感を持つ
根元は黒くなってきていて、本人もそろそろ色を変えたい様子
結構長めで喉仏まで。また前髪を大体右側に分けているが真っ直ぐにすると鼻下まではあるぐらい伸びきっている。
ピアスは左耳の軟骨に空いていて、朱色のリング式のものが刺さっている。髪の毛でほとんど見えていない。
校則は破ることなく、制服を着崩さずに普通に着用している
ただ、サボる際や戦闘の際は何かと理由を付けてローブとネクタイを外すのが癖になってきている。
武器 †ファルカタ
護身程度に持っているだけで、本質的な武器は魔術
流派としては独流を使用
関係 †
設定 †飄々と、軟派者。何事にも適当な人
他人任せな考えが大抵だが、味方に飴と鞭を使い分けることは得意だったりする
常に気だるげで寝起きが悪く、戦闘や非常時においても消極的な態度を魅せる怠慢な性格
どのようなことも「自分が担う感情じゃない」「結果が変わらないなら尚更だ」というやや達観とした持論をもっており、それを表に出すことは少なめ。ただそれが主軸ともいえる。
それゆえ、主張が強い性格ではなく、強さは結果で語るタイプ
また、苦労したことがなく何事に対してもそれなりにできてしまい、それなりの結果を残すことができるため、必死になっている姿は自分ですらみたことない。
基本的に卒業することが目的ではなく、ひたすらに平凡な生活に尽力している(ただ興味がないわけではなく機会があれば画策している様子)
気難しそうに見えるが、案外普通。明るく空気は読める方
唯一の校則違反が、「ノーパン」であること。
ヘビースモーカーで銘柄はpeace
ラストネームは煙草が好きだからという理由で自分で勝手につけた模様
†______________†
もう少し詳しく付け足す予定です、
名前 †サングリア=シガレット
年齢 †18
性別 †♂
学年 †Ⅳ
容姿 †
武器 †ファルカタ
関係 †
設定 †飄々と、軟派者。何事にも適当な人
他人任せな考えが大抵だが、味方に飴と鞭を使い分けることは得意だったりする
常に気だるげで寝起きが悪く、戦闘や非常時においても消極的な態度を魅せる怠慢な性格
どのようなことも「自分が担う感情じゃない」「結果が変わらないなら尚更だ」というやや達観とした持論をもっており、それを表に出すことは少なめ。ただそれが主軸ともいえる。
また、苦労したことがなく何事に対してもそれなりにできてしまい、それなりの結果を残すことができるため、必死になっている姿は自分ですらみたことない。
基本的に卒業することが目的ではなく、ひたすらに平凡な生活に尽力している(ただ興味がないわけではなく機会があれば画策している様子)
気難しそうに見えるが、案外普通。明るく空気は読める方
基本的に人間も悪魔も好きで、存外下品な考えを持っている様。
唯一の校則違反が、「ノーパン」であること。
ヘビースモーカーで銘柄はpeace
ラストネームは煙草が好きだからという理由で自分で勝手につけた模様
†______________†
編集途中です
†______________†
名前 †サングリア=シガレット
年齢 †18
性別 †♂
学年 †Ⅳ
容姿 †
武器 †ファルカタ
関係 †
設定 †飄々と、軟派者。何事にも適当な人
他人任せな考えが大抵だが、味方に飴と鞭を使い分けることは得意だったりする
常に気だるげで寝起きが悪く、戦闘や非常時においても消極的な態度を魅せる怠慢な性格
どのようなことも「自分が担う感情じゃない」「結果が変わらないなら尚更だ」というやや達観とした持論をもっており、それを表に出すことは少なめ。ただそれが主軸ともいえる。
また、苦労したことがなく何事に対してもそれなりにできてしまい、それなりの結果を残すことができるため、必死になっている姿は自分ですらみたことない。
基本的に卒業することが目的ではなく、ひたすらに平凡な生活に尽力している(ただ興味がないわけではなく機会があれば画策している様子)
気難しそうに見えるが、案外普通。明るく空気は読める方
基本的に人間も悪魔も好きで、存外下品な考えを持っている様。
唯一の校則違反が、「ノーパン」であること。
ヘビースモーカーで銘柄はpeace
ラストネームは煙草が好きだからという理由で自分で勝手につけた模様
†______________†
†______________†
名前 †サングリア=シガレット
年齢 †18
性別 †♂
学年 †Ⅳ
容姿 †
武器 †ファルカタ
関係 †
設定 †飄々と、軟派者。何事にも適当な人
他人任せな考えが大抵だが、味方に飴と鞭を使い分けることは得意だったりする
常に気だるげで寝起きが悪く、戦闘や非常時においても消極的な態度を魅せる怠慢な性格
どのようなことも「自分が担う感情じゃない」「結果が変わらないなら尚更だ」というやや達観とした持論をもっており、それを表に出すことは少なめ。ただそれが主軸ともいえる。
また、苦労したことがなく何事に対してもそれなりにできてしまい、それなりの結果を残すことができるため、必死になっている姿は自分ですらみたことない。
基本的に卒業することが目的ではなく、ひたすらに平凡な生活に尽力している(ただ興味がないわけではなく機会があれば画策している様子)
気難しそうに見えるが、案外普通。明るく空気は読める方
基本的に人間も悪魔も好きで、存外下品な考えを持っている様。
唯一の校則違反が、「ノーパン」であること。
ヘビースモーカーで銘柄はpeace
ラストネームは煙草が好きだからという理由で自分で勝手につけた模様
†______________†
名前 † リュエール=デ=ゼトワール / 愛称 リュエ
年齢 † 18
性別 † ♀
学年 † Ⅰ
白銀の髪はクルクルとカールした天然パーマ。
豊かな後ろ髪は渦を描いて胸の前に垂らされ、前髪は眼球の無い左目を隠している。
クセが強く、指通りが良くふわふわだが、梳いてもすぐに元に戻ってしまう。
瞳は黄金色。かつて空に浮かんでいた月のような色をしている。
異様な輝きを帯びた目は何を映しているわけでもなく、どこか虚ろな先を見つめている。
垂れた眉のせいで目元も気弱そうに見えるが、瞳の奥には時折、狂気にも似た何かが揺らめく。
白い肌は傷一つなく、鉄面皮にはいつも淡い笑顔を貼り付けてばかり。
常に本心の伺えない笑顔は俗に「世渡り上手」とでも言うものだろうか。
だが、時折口の端を吊り上げ気味の悪い笑顔を浮かべることもある。
狂気じみた、熱に浮かされたような。冷や汗と共に、何かに脅されているような笑顔を。
1年生であることを示す赤いローブを身にまとう。
新品の赤いリボンタイにⅠの数字を冠する金のピンが、初々しさを感じさせる。
が、一見ローブの上からではわからないような傷跡が無数に存在している。
一つは自傷による切り傷。二つ目は、暴力による打撲痕。
生々しい傷は絶えること無く顔にまで及ぶこともあり、時折包帯で覆っていたりする。
そのため、良い評判の裏、悪魔に従わされているのだと陰口も絶えない。
更に、その傷だらけの身体の上に、銀で出来た逆さ十字の呪具を、同じく銀色の鎖できつく縛りつけてある。
十字架の中心、四端に嵌め込まれた魔石は目の色と同じ黄金色。
武器 † ダーインスレイヴ
……〝一度鞘から抜いてしまうと、生き血を浴びて完全に吸うまで鞘に納まらない〟といわれる魔剣。
刃渡り1.2メートルにも及び、鞘を含めれば1.4メートルにもなる。普段は引きずりそうになりながら背負っており、両手で抜き振り回す。
鞘は錆びた銀色をしており、表面には何らかの模様が。
彼から与えられた力で生成された剣は黄金色の炎を纏う。
「その一閃は的をあやまたず、また決して癒えぬ傷を残す」とされ、振り抜いた一閃は決して的を外さず癒えない火傷の傷跡を残す。
一度抜けば誰かを殺すか、もしくは自らの生き血を全て吸い取られ自らが死ぬかのどちらかしか無い。
そのため、一生に一度しか抜くことが出来ない。
「蘭流」の魔術を使用する。
名前 † リュエール=デ=ゼトワール / 愛称 リュエ
年齢 † 18
性別 † ♀
学年 † Ⅰ
容姿 †
白銀の髪はクルクルとカールした天然パーマ。
豊かな後ろ髪は渦を描いて胸の前に垂らされ、前髪は眼球の無い左目を隠している。
クセが強く、指通りが良くふわふわだが、梳いてもすぐに元に戻ってしまう。
瞳は黄金色。かつて空に浮かんでいた月のような色をしている。
異様な輝きを帯びた目は何を映しているわけでもなく、どこか虚ろな先を見つめている。
垂れた眉のせいで目元も気弱そうに見えるが、瞳の奥には時折、狂気にも似た何かが揺らめく。
白い肌は傷一つなく、鉄面皮にはいつも淡い笑顔を貼り付けてばかり。
常に本心の伺えない笑顔は俗に「世渡り上手」とでも言うものだろうか。
だが、時折口の端を吊り上げ気味の悪い笑顔を浮かべることもある。
狂気じみた、熱に浮かされたような。冷や汗と共に、何かに脅されているような笑顔を。
1年生であることを示す赤いローブを身にまとう。
新品の赤いリボンタイにⅠの数字を冠する金のピンが、初々しさを感じさせる。
が、一見ローブの上からではわからないような傷跡が無数に存在している。
一つは自傷による切り傷。二つ目は、暴力による打撲痕。
生々しい傷は絶えること無く顔にまで及ぶこともあり、時折包帯で覆っていたりする。
そのため、良い評判の裏、悪魔に従わされているのだと陰口も絶えない。
更に、その傷だらけの身体の上に、銀で出来た逆さ十字の呪具を、同じく銀色の鎖できつく縛りつけてある。
十字架の中心、四端に嵌め込まれた魔石は目の色と同じ黄金色。
武器 † ツイスト・ダガー
……刀身がぐにゃりと捻れた特殊な形状をしたダガー。
ねじれた形状は刺した際に沢山の隙間を作り、そこから流血させ相手を失血させる。
銀の刀身と柄には優美な細工が施されており、普段は懐に隠し持つが、戦闘の際には使用しない。
「蘭流」の魔術を使用する。
使役される悪魔、服役させる人間という関係であるにも関わらず、その立ち位置は完全に逆転している。
不出来な彼女を叱りつけ、暴力を振るい、時に脅す。
故、彼女は彼が些細な物音を立てるだけで震え出し、酷いときには過呼吸に陥ることもある。
何かに付けすぐに涙をこぼす。
「泣けばいいと思っているんだろう」と火に油を注ぐことになることは解っているのに、溢れる涙は止まろうとはしない。
彼に抱いているのは、ただ「恐怖」の感情だけ。
設定†
孤児として貧民区で生まれ、両親の顔を知らないまま育った。
盗みと殺しを繰り返し、孤児の子供たち集まり細々と暮らしていたが、ある日転機があった。
貴族の娯楽の一環として行われていたことだが、死んでしまっても構わない孤児の子供たちを無差別に拾い、闇ルートから手に入れたグリモワールによって悪魔の召喚を行わせ、トッカータ=バーレスクに送り込む。
死んで帰ってくれば負け。
掛金の数億倍にも匹敵する富と名声を得て生きて帰れれば勝ち、という賭博。
その子供の得た富を勝者は得られ、且つ子供の得た名声(自分が送り出したという看板)も欲しいままに出来る。
彼女は身体が壊れるほど強力な呪具を使い、本来弱かったはずの魔力を無理やり最大限に引き出しアマイモンを召喚させられた。
他の子供たちは召喚に掛かる魔力の消費に耐えられず全員死んでしまった。
代償として左目を失った彼女は、見事アマイモンを召喚するものの彼の持つ強大な力に逆に振り回される。
今でも魔力の蓄えを増幅する呪具をローブの下に身に着けており、彼が力を発しようとすれば、血の通う心臓を中心に身体中を無数の刃で貫かれるような激痛に苛まれる。
そのため、戦闘終了後には疲労困憊のあまり立ち上がれないことすらある。
惨めな姿を晒さぬために、戦闘の際には姿を現さず物陰に隠れていることが多い。稀に姿を現すときには、必死に押し殺した苦悶の声が漏れぬようずっと下を向いている。
内向的に見えるが意外と社交的で、これでも友人の幅は広い。
人当たりのない笑顔、頼まれれば断れない性格から、総じて「優しい」という評価を得ている。
Ⅸの数字を持つ【卒業候補生】のデューとも友人の関係にある模様。
†______________†
名前 † リュエール=デ=ゼトワール / 愛称 リュエ
年齢 † 18
性別 † ♀
学年 † Ⅰ
容姿 †
白銀の髪はクルクルとカールした天然パーマ。
豊かな後ろ髪は渦を描いて胸の前に垂らされ、前髪は眼球の無い左目を隠している。
クセが強く、指通りが良くふわふわだが、梳いてもすぐに元に戻ってしまう。
瞳は黄金色。かつて空に浮かんでいた月のような色をしている。
異様な輝きを帯びた目は何を映しているわけでもなく、どこか虚ろな先を見つめている。
垂れた眉のせいで目元も気弱そうに見えるが、瞳の奥には時折、狂気にも似た何かが揺らめく。
白い肌は傷一つなく、鉄面皮にはいつも淡い笑顔を貼り付けてばかり。
常に本心の伺えない笑顔は俗に「世渡り上手」とでも言うものだろうか。
1年生であることを示す赤いローブを身にまとう。
新品の赤いリボンタイにⅠの数字を冠する金のピンが、初々しさを感じさせる。
が、一見ローブの上からではわからないような傷跡が無数に存在している。
一つは自傷による切り傷。二つ目は、暴力による打撲痕。
生々しい傷は絶えること無く顔にまで及ぶこともあり、包帯で覆っていたりもする。
そのため、悪魔に従わされているのだと陰口を叩かれている。
武器 † ツイストダガー
……刀身がぐにゃりと捻れた特殊な形状をしたダガー。
ねじれた形状は刺した際に沢山の隙間を作り、そこから流血させ相手を失血させる。
銀の刀身と柄には優美な細工が施されており、普段は懐に隠し持つが、戦闘の際には使用しない。
「蘭流」の魔術を使用する。
使役される悪魔、服役させる人間という関係であるにも関わらず、その立ち位置は完全に逆転している。
不出来な彼女を叱りつけ、暴力を振るい、時に脅す。
故、彼女は彼が些細な物音を立てるだけで震え出し、酷いときには過呼吸に陥ることもある。
何かに付けすぐに涙をこぼす。
「泣けばいいと思っているんだろう」と火に油を注ぐことになることは解っているのに、溢れる涙は止まろうとはしない。
彼に抱いているのは、ただ「恐怖」の感情だけ。
設定†
孤児として貧民区で生まれ、両親の顔を知らないまま育った。
盗みと殺しを繰り返し、孤児の子供たち集まり細々と暮らしていたが、ある日転機があった。
貴族の娯楽の一環として行われていたことだが、死んでしまっても構わない孤児の子供たちを無差別に拾い、闇ルートから手に入れたグリモワールによって悪魔の召喚を行わせ、トッカータ=バーレスクに送り込む。
死んで帰ってくれば負け。
掛金の数億倍にも匹敵する富と名声を得て生きて帰れれば勝ち、という賭博。
その子供の得た富を勝者は得られ、且つ子供の得た名声(自分が送り出したという看板)も欲しいままに出来る。
彼女は身体が壊れるほど強力な呪具を使い、本来弱かったはずの魔力を無理やり最大限に引き出しアマイモンを召喚させられた。
他の子供たちは召喚に掛かる魔力の消費に耐えられず全員死んでしまった。
代償として左目を失った彼女は、見事アマイモンを召喚するものの彼の持つ強大な力に逆に振り回される。
今でも魔力の蓄えを増幅する呪具をローブの下に身に着けており、彼が力を発しようとすれば、血の通う心臓を中心に身体中を無数の刃で貫かれるような激痛に苛まれる。
そのため、戦闘終了後には疲労困憊のあまり立ち上がれないことすらある。
惨めな姿を晒さぬために、戦闘の際には姿を現さず物陰に隠れていることが多い。稀に姿を現すときには、必死に押し殺した苦悶の声が漏れぬようずっと下を向いている。
内向的に見えるが意外と社交的で、これでも友人の幅は広い。
人当たりのない笑顔、頼まれれば断れない性格から、総じて「優しい」という評価を得ている。
Ⅸの数字を持つ【卒業候補生】のデューとも友人の関係にある模様。
†______________†
使役される悪魔、服役させる人間という関係であるにも関わらず、その立ち位置は完全に逆転している。
不出来な彼女を叱りつけ、暴力を振るい、時に脅す。
故、彼女は彼が些細な物音を立てるだけで震え出し、酷いときには過呼吸に陥ることもある。
何かに付けすぐに涙をこぼす。
「泣けばいいと思っているんだろう」と火に油を注ぐことになることは解っているのに、溢れる涙は止まろうとはしない。
彼に抱いているのは、ただ「恐怖」の感情だけ。
設定†
孤児として貧民区で生まれ、両親の顔を知らないまま育った。
盗みと殺しを繰り返し、孤児の子供たち集まり細々と暮らしていたが、ある日転機があった。
貴族の娯楽の一環として行われていたことだが、死んでしまっても構わない孤児の子供たちを無差別に拾い、闇ルートから手に入れたグリモワールによって悪魔の召喚を行わせ、トッカータ=バーレスクに送り込む。
死んで帰ってくれば負け。
掛金の数億倍にも匹敵する富と名声を得て生きて帰れれば勝ち、という賭博。
その子供の得た富を勝者は得られ、且つ子供の得た名声(自分が送り出したという看板)も欲しいままに出来る。
彼女は身体が壊れるほど強力な呪具を使い、本来弱かったはずの魔力を無理やり最大限に引き出しアマイモンを召喚させられた。
他の子供たちは召喚に掛かる魔力の消費に耐えられず全員死んでしまった。
代償として左目を失った彼女は、見事アマイモンを召喚するものの彼の持つ強大な力に逆に振り回される。
今でも魔力の蓄えを増幅する呪具をローブの下に身に着けており、彼が力を発しようとすれば、血の通う心臓を中心に身体中を無数の刃で貫かれるような激痛に苛まれる。
そのため、戦闘終了後には疲労困憊のあまり立ち上がれないことすらある。
惨めな姿を晒さぬために、戦闘の際には姿を現さず物陰に隠れていることが多い。稀に姿を現すときには、必死に押し殺した苦悶の声が漏れぬようずっと下を向いている。
†______________†
†______________†
名前 † デュー
年齢 † 14歳近い見た目だが、18歳ほど
性別 † ♀
学年 † Ⅸ
容姿 †
見る角度によって色を変える虹色の髪(血のような紅、海のような蒼、深い森のような碧、夢に見るほど鮮やかな水色、濃紺の夜空の紺、煌めき輝く星の銀、目も眩むような夕焼けの緋)と生気の薄い琥珀色の瞳を持つ少女。
所々跳ねた柔らかな猫っ毛は、細い顔の輪郭をほぼ覆うように広がり、耳の下で小さな尻尾を二つ白いレースでゆるく結っていて、後髪は腰まで流れる。
水に濡れたように、常に髪には透明な〝露〟が大きな粒となって付いている。
垂れた瞳と吸い込まれるように開く瞳孔は気弱そうな印象を与え、観る者を酷く不安にさせる。
右目尻からそのまま頬にかけ、逆三角の形の漆黒の刺青。左の目尻から頬にかけ、同じく黒き逆さ十字の刺青がある。
黒いローブに黒いリボンタイ。【卒業候補生】として、漆黒の制服を着ることを許された者。
細い腕には金の腕輪を5つ嵌め、引き連れる悪魔も5体。
胸に抱くピンは「Ⅸ」の数字を冠する。
一切の乱れなく、少し大きいその制服を着こなす。
武器 † レーヴァテイン
……〝害なす魔の杖〟とも呼ばれる、炎に包まれた剣。その正体は、自らの魔力と契約を交わした悪魔によって強化されて出来上がった火を噴く杖。
全長は1.6mもあり、デューの身長を遥かに越す。樫で作られたシンプルな杖で、先端には琥珀色の魔石が埋め込まれている。
普段はただの杖だが、魔力を宿せばたちどころに周囲を明るく照らすほどの力を放つようになる。
まるで互いが支え合うような、孫と祖父のような関係。
実際に、彼女は悪魔である彼を心から信頼しているし保護者だとも考えている。
自らの役に立つよう召喚した悪魔に、逆に支えが必要だなんて思いもしなかったが、今は受け入れ真摯に接している。
泣き虫な自分を守ってくれる。そして勝利へ導くと約束してくれた彼を、心から〝愛している〟。
設定†
気弱で何に対しても自信が持てない。悪魔召喚を行ったのだって周囲に勧められてやったことだし、いつだって自分に自信を持ったことなんて無かった。
頼まれれば断れないが、何をやっても失敗ばかり。ドジやおっちょこちょいでは済まない。〝出来損ない〟のレベルである。
だから、彼を召喚出来たのは、ほんの偶然だったに過ぎなかった。
また、彼女がそのような特殊な容姿を持つ理由は、その昔、彼を召喚してしばらくした頃。
ひょんなことで死にかけ、一度その魂を彼に差し出したが、彼が受け取った魂で得た力を使い彼女を蘇生したため。
消えかけ、絶望に堕ちた魂を再び元に戻すことは叶わなかったからである。
よって、彼女はゾンビ(動かない心臓を持つ)となったが、今の容姿を結構気に入っているらしい。
悪魔から直接分け与えられた力を持って、貧弱だった魔力は目を見張るほどに強力になった。
そして、彼女は【卒業候補生】である。
純粋に「勝利」を追い求めるからこそ強くなり、やっとの思いで手に入れた「悪魔の叡智」までの大いなる道。
それを与えたのは、単に彼女の召喚した、彼のおかげだろう。
引き連れる悪魔と、その突飛な容姿は周囲の目を引きつけて止まない。
放たれる深層の姫君のような雰囲気と、底知れぬ圧倒的な力は、例え夜間だろうと肌で感じ取れるほど。
しかし、彼女に近づく生徒は少ない。畏れと気味悪さ、見る者を不安にさせる目を持つ彼女は、学園内で煙たがられる存在である。
彼女の通り名は「ビースト」。悪魔よりももっと酷い、自らの快楽(目的)のために(容赦なく)他者をも殺せる、文字通りその容姿を指し、「怪物」として畏怖を込めて。
何故なら彼女は、もう「人間」とも呼べない存在だからである。
†______________†
名前✲ デュー
年齢✲ 14歳近い見た目だが、18歳ほど
性別✲ ♀
容姿✲
見る角度によって色を変える虹色の髪(血のような紅、海のような蒼、深い森のような碧、夢に見るほど鮮やかな水色、濃紺の夜空の紺、煌めき輝く星の銀、目も眩むような夕焼けの緋)と生気の薄い琥珀色の瞳を持つ少女。
所々跳ねた柔らかな猫っ毛は、細い顔の輪郭をほぼ覆うように広がり、耳の下で小さな尻尾を二つ白いレースでゆるく結っていて、後髪は腰まで流れる。
水に濡れたように、常に髪には透明な〝露〟が大きな粒となって付いている。
垂れた瞳と吸い込まれるように開く瞳孔は気弱そうな印象を与え、観る者を酷く不安にさせる。
目尻から頬にかけ、逆三角の形の漆黒の刺青がある。
黒いローブに黒いリボンタイ。【卒業候補生】として、漆黒の制服を着ることを許された者。
細い腕には金の腕輪を5つ嵌め、引き連れる悪魔も5体。
一切の乱れなく、少し大きいその制服を着こなす。
武器✲ レーヴァテイン
……〝害なす魔の杖〟とも呼ばれる、炎に包まれた剣。その正体は、自らの魔力と契約を交わした悪魔によって強化されて出来上がった火を噴く杖。
全長は1.6mもあり、デューの身長を遥かに越す。樫で作られたシンプルな杖で、先端には琥珀色の魔石が埋め込まれている。
普段はただの杖だが、魔力を宿せばたちどころに周囲を明るく照らすほどの力を放つようになる。
まるで互いが支え合うような、孫と祖父のような関係。
実際に、彼女は悪魔である彼を心から信頼しているし保護者だとも考えている。
自らの役に立つよう召喚した悪魔に、逆に支えが必要だなんて思いもしなかったが、今は受け入れ真摯に接している。
泣き虫な自分を守ってくれる。そして勝利へ導くと約束してくれた彼を、心から〝愛している〟。
設定✲
気弱で何に対しても自信が持てない。悪魔召喚を行ったのだって周囲に勧められてやったことだし、いつだって自分に自信を持ったことなんて無かった。
頼まれれば断れないが、何をやっても失敗ばかり。ドジやおっちょこちょいでは済まない。〝出来損ない〟のレベルである。
だから、彼を召喚出来たのは、ほんの偶然だったに過ぎなかった。
また、彼女がそのような特殊な容姿を持つ理由は、その昔、彼を召喚してしばらくした頃。
ひょんなことで死にかけ、一度その魂を彼に差し出したが、彼が受け取った魂で得た力を使い彼女を蘇生したため。
消えかけ、絶望に堕ちた魂を再び元に戻すことは叶わなかったからである。
よって、彼女はゾンビ(動かない心臓を持つ)となったが、今の容姿を結構気に入っているらしい。
悪魔から直接分け与えられた力を持って、貧弱だった魔力は目を見張るほどに強力になった。
そして、彼女は【卒業候補生】である。
純粋に「勝利」を追い求めるからこそ強くなり、やっとの思いで手に入れた「悪魔の叡智」までの大いなる道。
それを与えたのは、単に彼女の召喚した、彼のおかげだろう。
引き連れる悪魔と、その突飛な容姿は周囲の目を引きつけて止まない。
放たれる深層の姫君のような雰囲気と、底知れぬ圧倒的な力は、例え夜間だろうと肌で感じ取れるほど。
彼女の通り名は「ビースト」。悪魔よりももっと酷い、自らの快楽(目的)のために(容赦なく)他者をも殺せる、「怪物」として畏怖を込めて。
✲______________✲