連なる詩
- 2012/08/28 20:16:38
投稿者:和泉
100コメ、来ましたので新しいトピック行きます!
詩のテーマは、前の人が書いた詩の中からの言葉を選びます。
選んだ言葉はきっと自分のなかの何かに共鳴したり、感じたりしたもの。
そうした言葉の「ひっかかり」を大切にしています。
書いてるうちに、詩のテーマとして選んだ言葉と内容が変わっていっても、それはそれでいいのです。
思ったこと、そのまま、書いていただけたらいいと思います。
100コメ、来ましたので新しいトピック行きます!
詩のテーマは、前の人が書いた詩の中からの言葉を選びます。
選んだ言葉はきっと自分のなかの何かに共鳴したり、感じたりしたもの。
そうした言葉の「ひっかかり」を大切にしています。
書いてるうちに、詩のテーマとして選んだ言葉と内容が変わっていっても、それはそれでいいのです。
思ったこと、そのまま、書いていただけたらいいと思います。
卒業式の呼びかけとか
甘き苦きの青春時代とか
目が回るほどの一週間とか
いつの間にか居ない君とか
全部砂埃だけを残して
僕をいつも泣かせてきて
ひとりぼっちになった後には
すぐ誰かしらがまた走る
春の暖かさと共に吹く風
それと一緒に、去っていくもの
かけがえのない、者ほど名残惜しい
あの人には、私達はどう映っているのか
誰にもわからないけど
きっと、いつも笑顔でいてくれている気がする
貴方の偉大さは、誰もが知っている
あなたの亡き後、
みんなが、笑顔でいられるように、
そんな風を吹けるように
私はいつでも笑顔の風を届けよう
子守歌を聞いた
風がふくような
水が流れるような
花びらが舞うような
子守歌を聞いた
言葉はわからなくても
声は届かなくても
天から降りる
光のような
子守歌を聞いた
笑い顔が見たい
穏やかな顔
微笑む顔
それも きっと ボクの勝手な望み
だから
キミに送ろう
たくさんの光を
そしたら キミは
どこかで いつかは
微笑んでくれるだろう
暖炉に当たる
カイロを使う
エアコン入れる
暖かい
君と話す
君と笑う
君と会える
温かい
暖かいより温かい
そんな君を僕は守りたい
金色の光をはなつ君
もう誰も君を痛めつけない
金色に包まれたあなた
鎧でもなく 盾でもなく
百の同情より 千の賛辞より
暖かい
祝福をまとっているから
旅行会社の格安ツアー
はじめてあなたを見かけて
声をかけてくれないかな
わたしはそう秘めていたの
海が見えるさいごのお土産屋さんで
同じお饅頭を選んで
同じ顔をして頬張って
じぶんにご褒美だと
たったそれだけの寄り道です
心の寄り道
茶けたブラインドにあたる日は
ずっとずっとむかし
おばあちゃんの入れてくれた
ミルクコーヒー
甘くて苦い
インスタントの冒険
茶けたブラインドにあたる日は
ずっとずっとむかし
おばあちゃんに
いれてもらったミルクコーヒー
甘くて苦い
インスタントの冒険
住みなれた街
いつもの日差し
ハトやカモメの声
かぼそい霧笛
いつかふり返るときがあるとしたら
どんな匂いになるのだろう
興味深く
信じ難く
恐怖に怯え
愛着を感じ
「開けてはいけない」その扉を
対象年齢満たないけど
そんなの分かってたんだけど
いつも「開けて見たくて」開けてしまう。
花が咲く
光が満つ
風が流れる
水が湧き出る
一面の花畑
扉が開く
きみがいた夏
いちどきりの思い出
空はずっとずっと高く
風は透き通り速く
羽根をひろげ自由になるため
わたしはひとつのトンボだった
きみがいた夏
2度とないあの夏
共に飛んで
共に散った
長い夢のあと
その影だけを押し花にして
アルバムを開くと
涙がにじむの
きみがくれた思い出
夕焼けに散ったあの夏の写真
コンクリの歩道に
細かな街路樹の葉
長い影法師
おだやかにいつもの通り
なじむほどに見飽きない
思い出のある店が今でもあったり
…なかったり
もうこのまま朽ち葉になっても
いいとおもう
街並みはシルエット
茜色に焼ける空
しだいに夜へと溶けこんでいる
これからが始まりよ
とばかりに
通りは
小さな子の手を引いて
ゆるやかな坂を上がる
抱っこして遠くの街並みを見る
あの街は過ごしてきた街
抱っこした小さな子供が
私の頭をなでてくれた
見送り見送られ去りゆく日
僕の涙の代わりに散った
迎え迎えられ迎えた日
いつかのあの日も見た景色
二度と交わさない挨拶を
毎日あっていた桜に
また帰ってくるよと
変わらない桜に
涙の雨 桜吹雪が
僕らの心の中で咲き誇る
舞い上がれよ 桜が散った
僕らの心の中で乱れゆく
乱れて散って それでも尚
常に美しい あの桜のように
形にしようとしたらすりぬける
言葉にしようとしたら消えていく
残しておきたいなにか
通り過ぎて行ってほしくない宝物
つかんでしまおうとしたらいけないのかもしれない
きらきら輝く不思議な宝石群
気が付けば
金粉のようにまわりにただよっている
ダイジョウブ
のおまじないを教わったよ
不思議なことば
ダイジョウブ
ダイジョウブ
ダイジョウブ
眠れないの
胸がさわぐの
声がでないの
暗がりがこわいから
子供じゃないのに
夜が好きになれない
見えないさきで
何が起こっているからわからないもの
おねがい
胸さわぎさん
これ以上ざわつかないで
わたしを朝まで安心させてくださいな
空の彼方ではなく
地の底でもなく
同じところにたしかにいつでもともに在る
悪はまさに
地にはびこり
征服の勢い
けれどけして
本気ではない
そんなことをしたら
善にならなければ
ならないから
ただいつまでも
だだをこねて
善を蝕んでいたいだけ
善を脳から破壊し
悪の思い通りに
操って
楽しんでいるだけ
正しいこと
まちがってないこと
善と悪
一番「正しかった」十代
一番苦しかった
ごまかすのに慣れて
わかったような顔をして
何もわかってはいない
一枚 一枚 でいい
重なっていくものがあれば
きみは綺麗だよ
そう言ってくれた幸せ
忘れたくないよ
それは大切な思い出
すこし疲れて眠る
あしたがあることを願う
それはそれで純粋なの
あの日のあなたに応えようと
それがわたしの純情なのよ
未踏の奥深い緑のなか
透き通った空気と
汚れなど露ほども知らない湖
一緒に思いを馳せ
一緒に過ごした
プラスとマイナスの交錯のなか
たしかにかけがえのない
かずかずの指針
部屋に飾るならあの海がいい
夏の日に見た 輝く海
太陽の光をあびた満面の水
波がきらきら 光輪いっぱいの海
そして
「きれいだね」と
一緒に見よう
夕暮れに学校から帰ってくる
子供を迎えに行こう
家で待ってるから大丈夫と思ってた
帰り道で涙をぬぐっていたのかもしれないのにね
今度はこちらから迎えに行くよ
満面の笑顔でね
ひとりになると思うことがあるの
まだ幼かったころ
お父さんに連れて行ってもらった
小さな動物園でみたキリンさん
首が痛くなるまで見上げてたの
帰りはおんぶで
お父さんの背中大きかった
ずっとずっと遠くで
お母さんが手をふって
わたしはいつのまにか眠って
耳にのこるのは子供達の声
わたし、いいお母さんになるね
寒空のもと
まだまだ早すぎるというのに
夕暮れ時
通りは灯ともり
八百屋も魚屋も
カフェも惣菜屋も
にぎわって
子どもたちの
元気な声も
一時響き渡る
そばにいたね
いつも一緒にいた
手をつないでいたんだよ
でも足りなかったかな
私ひとりじゃ足りなかったかな
でも
私ひとりでもなかったね
ほら 見渡してごらん
たくさんの暖かい灯が
いっぱいこちらに向いてるよ
どうせ、ブスだから
どうせ、ガサツだから
どうせ、性格悪いから
どうせ、色気無いから
いっぱいいっぱい
馬鹿にしてごめんね
ずっと一緒なのに
駄目にしてしまってごめん
もっとちゃんといいところ探すよ
これからもずっとよろしくね
大切なわたし
悲しいと泣いていたのは誰だったろう
小さな子供は
抱いて 聞いて 抱きしめる
そして
抱きしめたまま
彼方へ行こう
一緒に行こう
はるかかなたどこまでも
小さな子供は少女になり大人になって
いつかは
自分から離れて行くのだろう
「存在を許されている自分」
ダメよって自分に言い聞かせて
赦してと自分で答えて泣いた
少女だったのと言い訳はしないわ
あの時にはもう大人だったの
わたしちゃんと悪い女です
自分で慰めて笑っています
嘘つきだから優しくなれるの
正直ならわたしを許せないもの
息ができる
ここにいる
大地を踏みしめ
日をあびて
ここにいる
存在を許されている自分
それを思うと
息ができる
過去を見る
未来を見る
一番抜けていたのは
今を見ること
ここにいる
確かにここに
生きている
架空の未来
そんなものよりずっと大事な
今がここにある
夜明けがくる
まっくらな闇からの薄い光
街で山野で
朝日が昇る
そこにあるもの全てが
金色に包まれる瞬間
その金色の塊は
いのちの塊
吟遊詩人はうたう
きれいな旋律で 響く声で
吟遊詩人はうたう
街の中で 山の中で
誰もいない荒野でも
吟遊詩人はうたう
声が出なくなっても 歌い続ける
それがいつか
誰かの子守歌になるのだろう
きれいに
上手になんて
動けなくて
拙いメロディー
幽かな振動
歌にのせてく
言葉に紛れて
喉震わせて
泥まみれ
何度転んでも。
雪が珍しい南国に
雪が積もった日
朝から学校のみんなが校庭ではしゃいでる
あちこちに雪だるま
ちいさいの おおきいの
お昼時間の音楽がなる頃には
大きい雪だるまは
校庭の土からできた
泥だるまになってたね
「うれしい」
といってくれたね
子供みたいな発想のボクだけど
綺麗な物に大人も子供もないんだよ
気持ちや感覚が伝わればそれでいい
時間が経つと
溶けてなくなる
でもね
何年時が過ぎても
あの時の感覚や気持ちは溶けたりなくなったりしない
お互いの頭の隅の方に
残っている
隠れて見えなくなっただけ
来年の冬には幻想になる
少し変だけど
かわらない何かと雪の冷たさが今も、、
ただ、求めたり訊ねたりしない
かわらない何かがいつまでも綺麗に輝いている
例え冷たくても
ボクの中の君
あの時の二人は消えたりしない
流れる川を見ていた
きらきら光って綺麗だった
行く先がどこか見ていたけれど
その先は見えず
ただながめていた
きらきら光る川はもうない
川の底の砂
そこで立って
道になった川の跡を見る
理解がたかった
見たくなかった
信じたくなくて
逃げ出した
走って行った
君がついてきた
会う顔なくって
そっぽ向いた
苦い青春も
甘い誘いも
全部に押されて
それでも居たの
海辺の松林
ずっと前からそこにいた
松の葉が落ちる
たくさんの落葉
上には空も見えないほどの枝
下には土の中の縦横に走る根
産まれるよりずっと前から
そこにいた
緑の草原は一面の雪に覆われ
青い空は一面の雲に覆われ
天地の境目が緩く連なる地平線には
葉を落とし金色に輝く一本の落葉松
やがて落葉松は葉を取り戻し
地平線は青と緑の彩りを取り戻す
繰り返される命の循環
学校の通学路
大きい木が並んだ川べりの道
細い道にかぶさるように立っていた
夏は濃い影をつくり
春は碧(みどり)に輝く
そこは
外界と内の境目
そこを抜けたら
世界が広がっていた
冬の海は濃い色をしている
夏の海の色は弾くように輝いているけれど
冬の海は深い藍色
藍色の包み込む深い色合い
海に抱かれて眠る
夢はやっぱり藍色だろうか
パズルのピースを集めて作る
雨の色 海の色
ほんの少しの違いでできあがらない
見る方向変えたり ひっくり返したり
ピース自体が違ってたかな
そうしてできあがる
始めに想像してた以上の
綺麗な風景
背景 お元気ですか
こちらは元気です
今朝は雨が降ってましたが
午後にはあがり、晴れ渡り
家の猫もかけまわり
一緒に午睡
もっと猫をなでまくりたいなと思いつつ
夕方以降の用事をすます
毎日の日常
ほんの少し変化した日常
手紙を書こう
あの人に
手紙を書こう
未来の 過去の自分に
言いたいこといっぱいあるよ、と
知ったこといっぱいあるよ、と
手紙を書こう
旋律を言葉にかえて
ただそこにいる
悪も正義もなく
ただそこにいる
音楽が聞こえる
心地よい旋律
色が交差する
虹色に巡って
ただ
そこにあるだけ
夕方の雨
空気が変わる
土のかおり 草の息吹
日が暮れるその前の通り雨
大地が呼吸する
目を覚ましたボクは
見慣れたような初めてのようなお外に出る
知ったような知らないような人に挨拶する
子犬が通る
あの子は知ってる
大きなまだ咲かない桜の木
あの子も知ってる
雨に濡れたあとのような土のかおり
ここで遊んでた
水のせせらぎ
かすかな音がする
森の木漏れ日
光の音がする
眠っていたボクは
朝が明ける音に目を覚ます
ひそやかな音
密やかな光
ここかどこかもわからないままに
目を覚ます
光の中でたたずむ
闇の中でたたずむ
どちらも同じ あたたかさ
酔ったように読んで
酔ったように話す
小さな蝶になってくるくる舞う
地上には
水もあり空気もある
立つ足があることに気付く
まだ暗いうちの起床
朝食がすんで気が付くと
朝の光
この時間が一番好きかも
東の窓からそそぐ生命の光
まぶしさに目を細め
いっぱいに浴びる
悪夢にうなされる小さな子供は
おいしいチョコをひとかけら
朝になったら口元の
残ったチョコをまたひとなめ
朝ごはんは卵とトースト
今朝はチョコのかわりに
チーズをのせよう
僕の見る夢は悪夢だけど、君に会えると救われるよ 天使みたいだ
君は死体安置所の背景に映る影で、
谷の暗闇に怯える、不運な犠牲者だ
でも望むならこの悪夢の中で、一緒にジャックとサリーのように暮らしていける
そこでならいつでも僕に会えるし
クリスマスにハロウィンを祝ってもかまわないんだ
夜になったら朝が来ないように祈ろうよ
一緒に
茜色の君
旅立つ君
世界を広げてくれた君
自己が自己で空回りの時
自分は自然の一部であると教えてくれた
違う景色が見えたよ
君に会う為にこの国に来たのかと思うくらい
旅立つ君
いつまでも健やかに
茜色の西空の山際に小さな霊峰
穏やかな表情
その頂は優雅に白く霞んでいる
私は知っている
あれは雪雲。
あの下で今、富士は吹雪に耐えているのだ
でも富士は、その苦しみを私に見せない。
そして富士は私を見ている。
富士に私はどう見えるのか
富士を見つめる私
私をじっと見つめる孤高の最高峰
巡る血の動き
巡る心の動き
景色の流れるのが見える
変わる走って行く
行きつ戻りつ
どんどん変化していく
それをじっと見つめる身体
それをじっと見つめる
一個の魂
一個の石になろう
小粒な砂利になってむれるより
ころんところがる路傍の石
子供が石蹴りする石
池にぽちゃんと投げる石
石は石英や雲母、長石がつまっている
もろい石
硬い石
とがった石
丸い石
1個の石になろう
いつかは砂利になって砂になっても
1個の砂利
1粒の砂
になろう
かけがえのない
1個の石になろう
自分は一個の石であり
自分は大宇宙であり
水の中の泡
空気
こころ
浮遊して
自己に還る
でも 嬉しんだ。
優しくなれるんだ。
みんなと繋がってたらいいな、、
なんて時々思う。
一人一人
みんな支え合って 許し合って
一人でもいい 僕を必要として欲しい
僕も みんなを 必要としてる。
愛し合える、、誰とでも思いは繋ぎ合える。
だから、君は一人じゃないと思うんだ、、
『大丈夫だよ。』(*´`*)強くなくても大丈夫。
はじまりを見つけよう
生まれてきた場所
初めて思った言葉
初めて見つけた緑
はじまりはいつも
心の中にある
とっこと すすむ
ずんどこ すすむ
ぶちあたっても すすむ
つかれたらうずくまり
あたまのなかで足を運ぶ
まわりみち まよいみち
あるいたみち
いつのまにか
地図ができてた
涙のように、、 枯れ果てたくて
孤独な明日に ただ、震えてた
君に出会えた日まで
僕は飽きもせず毎日ここへ
足を運ぶ
今降り止まぬ 雨にぬれ
血にぬれた手を差し伸べたけど
優しさは何処にもないから
何も与えないでくれ
もう何も、もう何も...
土砂降りの雨の中
傘もささずに
一人で立ちすくむ君よ
泣いているのか?
描いたものはどこだい?
教えてよ
いつものように
笑うまで 傍にいてあげよう。
いつでも愛を
愛を
愛を.........
『ココにいるよ』
君の言葉に
体は重く、息は苦しく
空は綺麗で
君に似た花は寂しげに咲いていた
かわした会話は少しでも
あなたが語った言葉は覚えてる
あなたが書いた詩を読み返す
あなたの心を少しでも
触れられたと思うなら それで
自分の心が静かになれる
誰かを呼んだ
僕だけだった
誰かと話した
話したかった
声が雑音だとしたら
心は清音になりますか?
君が暖かいから
僕も暖かい
誰もいないから
君しかいない
世界なんてこれっぽっちで
世界なんて単純で
世界には沢山の生き物がいて
その中で君は
嫌に暖かい
だから世界はズルい
君も一番ズルい
眠りに落ちるまでの今日
あと数時間後のまだ見ぬ世界
毛布を直して 枕を軽くたたく
カーテンの向こう側
数時間もすれば
濃紺から鮮やかな紫へ
そして真っ白な 新しい一日が目を覚ますから
だから今は
おやすみなさい
何か隠す為
何か見せる為
何か正す為
何か裁く為
今日も明日も無表情
そんな月を君が見つめる
私には目もくれないで
幾千もの虹色の輪が交ざって
銀色の月が欠けていくね
きれいすぎるほど残酷だけど
その内爪を伸ばすだろう
音のない世界にある響き
始まらないやさしい物語
ありがとう
欠片が一つ見つかりません。。。。
粉々に砕け散った心に。。。
穴が開いています。。。。
一緒に探して戴けますか。。。
修復に力を貸して下さい。。。。
朽ちて見放され散り行く花か
焼かれ盛り上がり裏腹泣くか
粉々になるのは皆同じ
ぼくは・・
辿りつく前に
灰になってしまう
せめて
冷たさには
自分でありたい。
何もない。。。
そういって、あなたは泣いた。。。
泣きたいのは私。。。
言葉が容赦なく刺す。。。
何気ない一言が。。。
自分の無能さを示していた。
、、、
。。。
続かない会話
始まらない会話
言葉で探して
糸で繋いで
つまりは何もありゃしない
溜息ひとつ。。。
あなたと繋いだ。。。
手の温もりを感じながら。。。
戻り来ぬ月日を。。。
想いて又ひとつ。。。
溜息をつく。。。
今日も楽しくもなかったな
でも嫌気が差すんじゃないんだな
ただ毎日同じ日々
繰り返して作られて
少しさめちゃったあいつのコップに
まだあついココアでもぶっかけよ
カップの湯気にため息溶かして
まだつづいてく 明日を想って。
山を駆け 空を眺め
谷を越え 口笛を吹いて
着いた先にある街
色とりどりでヘンテコな街の中を
白黒でヘンテコな街の中を
僕はまだ知らない
踏まれても 摘まれても
きっと 必ず種を残すよ
そうして 晴れた空へと
旅に出るの。
アナタに会いたくて生まれてきた
アナタに会うために
違ったね
アナタの為に
ボクが生まれてきたんだ
アナタの
花になろう
草になろう
次へと続く
道になろう
我輩の必需品とは
僕か
部下か
後輩か
それとも
地位か
教えておくれ 先祖たちよ
覚えてる
暖かい抱擁
優しいささやき
手のぬくもり
いつもいつも
そばにいてくれたね
にらみあって
怒りあっても
そばから離れない
あなたが、じゃない
きっと
私が
あなたを必要だから
絡まりながら
空に遠くに解けていく
まぶたの裏側
モンシロチョウ。
ささやき
つぶやき
語りかけ
教室で
校庭で
さざめく声
歌うような声
知ってる声
まるで 海の中
遠く遠くで
声がする
耳元から 機関銃
傷も残さず たったひと言
僕の回路を打ち抜いた。
耳元から 機関銃
傷も残さず たったひと言
僕の鼓膜を打ち抜いた。
掛け声を挙げて 機関銃
掛け声無視した 奴隷たち
暴言吐いた 政治家と
暴言無視した 囚人と
正しくもないし
不正もなくて
誰も知ろうとも思わない
新設校に移り、あたふたと1か月。
さわやかな日差しが午後の校庭を照らす。
でも、急いで作った校庭には石やらなにやらが跋扈。
とても体育などできない。
そこに全校生徒と先生が集まった。
男子も女子も、
1年生も2年生も3年生も、
新任の先生も校長先生も。
せーのっ、で一斉に石を拾う。
受験を控える3年生は不満顔。
でも、拾い初めると、だんだん燃えてきた。
「おい、これ、すげーだろ」
「お前、ムリヤリ掘り返すなよ」
なぜかみんな夢中
国語のおばあちゃん先生も、
運動に縁のなさそうな科学の先生も
みんなジャージ姿で楽しそうだ。
次の日から体育の授業ができるようになった。
「新設校」が「ぼくらの学校」に変わった。
知っていた
見つからないこと
探したかった
ただそれだけ
校庭の運動場で
ざわめく人の中で
深い森の中で
ひとりで
でもひとりじゃない
誰かが
指し示す
歩いていくのは
ボク自身
落し物 探しに
忘れ物 思い出しに
失くした物 取り戻しに
僕はただ歩くのです
君はただ見てるのです
みんなただ追うのです
そして何も見つからないのです
真昼の青葉の公園
一緒に遊んだ
夜のネオンの建物
ひとりで歩いた
たくさんの人の中
誰かを探した
人の気配
息遣い
ひとりで出かけて
ひとりで帰る
思い出になりながら
歩いて行く
光と闇は相容れない
自分がいま向いているのは
どっちだろう
それをいつも注意して
生きていこう
闇に向いていれば光の方へ
光に向いていれば闇の方へ
行ったり来たりしているうちに
短い人生は終わる
まるで枯葉が
くるくる廻りながら
土の上に落ちる
ほんの短い時間
ほんのわたしの思い出
たくさんの
トランプカードがひらひらと
暗闇の中を舞い落ちる
カードの数字
カードの絵柄
くるくるまわりながら
絵柄が数字がわかるのは
光がどこかから
もれているから
かくれんぼ 楽しかったね
かくれんぼ 懐かしいね
かくれんぼ 怖かったね
かくれんぼ いつもごめんね
君を隠れちゃう様にさせた僕が
君のかくれんぼを終わらせるんだ
熟さず落ちる
青いまま
草と根の上
コロンと落ちた
硬くて苦い僕なんか
誰も触れてはくれなくて
ますますぎゅっと
硬く小さく隠れてみてた。
完熟した世界に放られた
未熟でもなさそうな僕らは
ほんとに未熟な君達に
ほんとは思ってない「切り捨て」されて
結局勝手に動く世界がさ
結局僕らを繕ってたんだ
水の底で眠る人魚
訪問者が来て目が覚める
ぽこぽこと
話す会話が泡になる
ゆらゆらと
水の流れに泡が舞う
ふたりを包む小さな気泡
地上とは
時の流れが違う場所
無情に走り去って行く今を
必死に追いかける海馬
泣きながら通り抜けてく今を
すべて取り込んで行く海馬
こんなに操り操られ
何が残るだろう
ダレにでもなれる
ドコにでもいれる
色づかなければ ココにずっと。
ナンにでもなれる
イツまでだって
痛みさえ記憶のソコに ずっと。
ココロがなければ
楽なのかな
自我がなければ
考えですむのかな
言われるまま
聞いたことそのまま
行動して
何もしないで
ビー玉の目
雑音
無彩色の世界
たくさんの行為
わたしのエゴと
たくさんの好意
わたしのイドと。
「さあ、どうぞ」
おじょうさんお手をどうぞ
そこのご婦人お荷物お持ちしましょう
ころんだボク、手を貸そうね
あなたの為に手を振ろう
たくさんの手
たくさんの行為
たくさんの思惑