眠ってる?
うん、眠ってる。
ようやく解放されたんだ
ゆっくり眠らせておやりよ。
妖精達がひそひそと
彼女を遠巻きにして話している。
月夜の晩に
空に向かって咲く花々に囲まれて眠る
その彼女こそ...
眠ってる?
うん、眠ってる。
ようやく解放されたんだ
ゆっくり眠らせておやりよ。
妖精達がひそひそと
彼女を遠巻きにして話している。
月夜の晩に
空に向かって咲く花々に囲まれて眠る
その彼女こそ...
あなたの目に何が映っているのか
私には分からないけれど、
話を聞く限り夢物語にしか聞こえないわ。
そう。
否定しているつもりはないのだけれど
あり得ないと言っているの。
確かに理想はそうだわ、
私だってそんな世界が現実になるなら
そんな素晴らしい事はないと思うわ。
...でも、
桃源郷は結局はみ...
え?
だって、牛肉か鶏肉かって聞かれたから...!!
チキンがチキンカレーだって知ってたら、
Chicken please って言ったのに...!!
一口食べる?
っていうか、交換しようか。
自分は別にどちらでも構わないから。
...え?
ヤダ、何で分かったの。
そんなに顔に出てた?
カレーの...
まぁ、ジュディ
この前の手紙のこと覚えていたの?
シンガはもう孤児院の人気者なのよ、
そしてもう誰も
餌の代わりにハックルベリィパイを食べさせてる
なんて信じていないわ。
きっとあなたがここへ訪れる頃には
驚くべき気持ちのいい孤児院になっているわ。
その時には、お茶と一緒にハックルベリィパイを用...
いつもの巡回中
よく見掛ける茶色い奴でなく
見慣れない黄緑の奴を見掛けた。
見慣れない奴だな。
じいさんの梅の木に我物顔でとまってやがる。
目障りだ、ちょっとからかってやろう。
にゃーっっ
ケキョケキョ!!