Nicotto Town



君を待つ窓辺で

華奢な肩、
月の光を思わせる銀色の髪、
柔らかくか弱き姿と
意思の強そうな瞳の色。

君はいつまで
その窓辺で彼を待つの?

ごめんね。いいの、私の事は。
大丈夫だから、気にしないで。

そういう君の気丈な台詞の裏を
僕は護ってあげたいよ。

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月夜の杯が為の祝宴

バジリスクは横暴すぎるわ。
いくら魔王さまのお気に入りとはいえ
あの態度ったら許し難いわ。

月夜の杯がどれだけ神聖なものか
まったく分かっていないんだから。
永久の約束を繰り返す大事な儀式なのに、
その力にあぐらをかいてると、いつか酷い目に合うんだから!

今、我は命ずる
この地に眠る悪しき龍の魂...

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G

無理無理無理
絶対、無理!!

人には出来ることと出来ないことがあるから。
無理だよ。怖いもの。
苦手なものは誰だってあるよ。

ダメ、お願いだから勘弁して。

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黒い小さな恋人

ラヴィ
こっちへ来てキスをして頂戴。
遅くなってごめんなさいね、
帰りしなに急患が入ったものだから。

あら
今日はご機嫌がいいのね。
あぁ、あなたを抱いてると一日が終わったって気がするわ。

待っててね今ミルク入れてあげるから。

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戦場にて君を想ふ

気にしなくてもいいよ
私は平気だから
おねがい、だから、もう行って。
ね?

俯く君の
ふるふるっと黒髪が揺れるその様が
健気で可愛くて...、
どこか小動物を思わせる姿が最期まで頭から離れなかった。

ここから還ることが出来たなら
君に一番に会いに行こう
ずっと願ってた。

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