Nicotto Town



遠くへ...

俺達が来た方向から煙が上がってる。
火事か?

ねぇ、見てTVに映ってるのって...。

あぁ、そうだ。
でも燃えてるのは...母屋のようだな。

きっとあの場所に残ってたとしても
俺達には何も知らされなかっただろうな。

まぁ、それでも、この騒ぎに乗じて時間は稼げるだろう。
さぁ、少しでもここから...

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どこへも行けない

そっちは駄目。
蛇がいるわ。

戻ってはいけない。
時の崩壊が始まってる
あれに落ちたら魂ごと堕ちてしまう。

駄目。立ち止まらないで
記憶の糸に絡まれて動けなくなる。

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ミュレク14章2節

白き竜を護りて
永久の命を捧げし者
彼の地に祝福を与へ給う

...白き竜って、
もしかして滝のとこに棲みついてる
弱虫ドラッシーのこと?

認めたくはないが
そうかもしれないと年寄り連中は信じてるみたいですよ。

とわのいのちをささげしもの?
これって誰か、人を指してるの?

さぁ...、古くから...

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一行の到着

夜分遅くの到着
重ねて主人の挨拶できぬ旨
非礼をお許し下さい。
遅くにも関わらず歓迎頂き
言葉に表せぬ程の感謝の次第です。

ジョルジュ代わりますよ
後は僕に任せて。

あぁ。頼む。
右手階段を上がった
4つ目の部屋だ。
車椅子を上げて、その次が子供達だ。
あぁ。いや、いい。このまま眠らせておいた方...

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ふわり

飛ぶことを忘れてしまったの?
大丈夫だよ
だって僕らは偉大なる翼族の血が流れてる。

何があろうとも
結束は破られない。
そう、血が許さないんだ。

アリスト
ゆるく手をあげるんだ。
そう、水をかくように。
ほら......!!

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