「わぁ、きれい!海が燃えているわ!」 「あなたはこんなきれいな夕日が見えるところで育ったのね!」 天気が良ければ夕日はいつも見える しかし、季節や風次第で海の表情は異なる 「そんなこと考えたこともなかった!」 周りの全てを強烈な赤に染めていく夕焼けは好きだ 恥ずかしそうに静かに沈...
昔、昔ギリシャにゼウスという神がいました。
その末っ子の名前はヘルメス!
その800代目の子孫が僕ちゃん!
決して嘘八百ではありません。
自由気ままな僕は泥棒や山賊の守り神
「わぁ、きれい!海が燃えているわ!」 「あなたはこんなきれいな夕日が見えるところで育ったのね!」 天気が良ければ夕日はいつも見える しかし、季節や風次第で海の表情は異なる 「そんなこと考えたこともなかった!」 周りの全てを強烈な赤に染めていく夕焼けは好きだ 恥ずかしそうに静かに沈...
『この黄色いのは?』 『総武線、地下鉄じゃないけど、これに乗ると海へ行けるんだ!』 『わぁー 太平洋ね!』 カラフルな地下鉄の案内図を見ながら君は興奮していた。 『地下鉄の地図ってとてもきれい! たくさんの色を使って次々に乗りかえていくうちに 迷子になってしまいそう!』
虹...
君が綺麗だからって言うから オレオを連れて見に来たよ 確かに満開の桜もいいけど 柔らかい緑の葉桜も落ち着くね 歴史を感じるごつごつした太い幹 逞しい枝ぶりに気おされる そっと息を吹きかけるような風が吹いてきた 妖精のように舞い降りて若葉を震わせる 葉と戯れな...
久しぶりに朝早く目が覚めた 夜中に仕事をする習慣になって 偶然、随分損をしているような そんなことに気付いた 例えば、早朝の空気の中で嗅ぐ 様々な匂いのようなもの 夜明けの薄暗さと 日の明るさが一瞬の休みもなく 刻々と交代していく 特に陽が昇ると太陽の光が 眩しく、これ...
ポエムなんて
所詮は言葉の遊び
どんな綺麗な言葉で
飾り立てようと
どんなに巧に描こうと
最後に残るのは
ただただ深い虚脱感
そんなものにいったい
何の夢を抱くのか
そんな夢なんか捨ててしまえ
そんな心なんか捨ててしまえ
そんな日本語なんか...