カエル国の王様は蝶々が妖精だと思っていた。
ヒラヒラと舞い飛ぶ蝶を見ては羨ましく思い、自分も蝶妖精のように自由に空を飛ぶことを夢見た。
ある日、王様が泥で造られたお城でぼんやりと蝶が飛んでいるのを眺めていると、人間の少年が近づいて来て尋ねた。
「カエルも空を飛びたいのかな?」
「飛べるなら飛んでみた...
カエル国の王様は蝶々が妖精だと思っていた。
ヒラヒラと舞い飛ぶ蝶を見ては羨ましく思い、自分も蝶妖精のように自由に空を飛ぶことを夢見た。
ある日、王様が泥で造られたお城でぼんやりと蝶が飛んでいるのを眺めていると、人間の少年が近づいて来て尋ねた。
「カエルも空を飛びたいのかな?」
「飛べるなら飛んでみた...
カエル少年の乗る最新ジェット・フロッガー2には沢山の降下カエルが搭載されていた。
降下カエルにはパラシュートの役目をするマントが巻かれ、安全に地上に下りられるようになっていた。
カエル少年は数百万匹ものカエルを空から雨のように降し地上の人間を驚かす計画を立てたのだ。
今までに人間に惨い殺され方をしたゴキブリの魂が乗移った男
ゴキブリの無念を晴らす為にやって来た