Nicotto Town



子供の頃の茜雲-色鉛筆series-

ブランコを立ちこぎしながら見た
あの頃の夕焼け空は
今よりもっと澄んでいて、
浮かんでいた雲もただただ綺麗だった気がする。

いつからだろう
赤く染まった夕焼け空、浮かぶ雲を見て
無性に泣きたくなるような何とも言えない感情が
湧いてくるようになったのは。

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2月のアメジスト-色鉛筆series-

2月は誰でしたっけ?

カードを切りつつ
深紅のガーネットが尋ねた。
良い手だ。あれでは誰も手が出せまい。

来月はアメジストの筈ですよ、僕の記憶が確かならば。

飄々と笑みをこぼしつつ
グラスを空けるラピスラズリは油断ならない奴だ。
さっきから何を企んでいるのかまともなカードを切らない。

遅くな...

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幸せを感じる瞬間

そうですね
やっぱり人から必要とされる時でしょうか。
そう、それも
中々人を頼る事が出来ない責任感の強い人から
だったりしたら、こんな自分でも少しは役に立ててると...
幸せ感じたり、しますね。

アイテム欲しさにこんなこと書くのは
ちょっと気恥ずかしい感じです。

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ホットチョコレートを君に

眠れないの?
...そうね、そう!ホットチョコレートでも淹れてあげようか?
きっと温まって、ゆっくり眠れるわ。

小さい頃、そり遊びやスケートの後に
よく弟達と一緒に飲んだけど、もちろんあの頃もおいしかったけど、
これは今まで飲んだ中で一番おいしいよ。

それは、きっと
たっぷりいれたブランデーの所...

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幸せを呼ぶカナリア-色鉛筆series-

あの美しい囀りを響かせている鳥は
君の友達かい?

白い羽を持つ大柄な黒目が僕に問いた。
馴れ馴れしいというか、誰隔てない性格は
渡り達の特徴なんだろうか。

友人という訳ではないさ。
あいつはとても気まぐれだから、
気がついたら傍にいるし
見失ったら到底見つからない。

おや、噂は本当のようだね。...

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