Nicotto Town



ふわり

飛ぶことを忘れてしまったの?
大丈夫だよ
だって僕らは偉大なる翼族の血が流れてる。

何があろうとも
結束は破られない。
そう、血が許さないんだ。

アリスト
ゆるく手をあげるんだ。
そう、水をかくように。
ほら......!!

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茜色の離れにて

障子の向こうは明るくて
朝が来たのを知るんだ。

朝も夜もそれ以外は何も変わらない。
咳が止まらない。
何時も構わず苦しくて
僕の知らないところで世界は周ってゆくんだ。

朝も昼も夜も
春も夏も秋も冬も
僕を切り離して知らず巡ってゆく。

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君の視線

夢に見たんだ。
いや、夢に見たというのは語弊がある。

確か、間違いなく、君の視線だった。
夢に見た記憶は残っていなくとも
朝、目が覚めた時まだ視線を受けた感覚が残ってた。

いや、いいんだ。
責めてる訳じゃなくて
嬉しいんだ。いつだってどんな時だって、
過ごした時間は宝物のように胸にあるんだ。

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秋の使者

秋風たつ季節
黄金色の穂と共に風に揺れ
現れる秋の使者殿は
誰も姿を見た事のない
噂の御方。

ただ気がつくと
豊作と言う置き土産を置いて
立ち去られる奇特な御方。

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孤高の朱雀

破壊神と称される貴方様が
何という有様です!!

何とでも言うがいい。
暴力と破壊で征服する時代は終わったんだ。
もう世界は恐怖では支配出来ないだろう、
愛とか平和とかふざけた台詞をほざく気は無いが
もう時代は確かに変わったんだ。

正気でございますか?
破軍は、もう手に取らないという事でしょうか。

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