□:空駆ける戦士に、敬礼!:□ (2-6)
- カテゴリ: 自作小説
- 2010/05/07 16:21:12
「ミケル爺さん。ファルコンの事は聞いてますか?」
私はずっと頭の中でぐるぐると回っていた疑問を口に出した。一人で謎の機体を追いかけていった彼は、今どうしているのだろう。私の質問に殆ど答えてくれず、他の皆とも殆ど話しをしていなかった。三人は特に気にしていないようだったが、私は彼の肌と目の色が気にな...
小説や日記、色々^^;
「ミケル爺さん。ファルコンの事は聞いてますか?」
私はずっと頭の中でぐるぐると回っていた疑問を口に出した。一人で謎の機体を追いかけていった彼は、今どうしているのだろう。私の質問に殆ど答えてくれず、他の皆とも殆ど話しをしていなかった。三人は特に気にしていないようだったが、私は彼の肌と目の色が気にな...
夜。私は、医務室に向かう前に彼らが乗っている戦闘機の整備をしているベテランの整備士と話しをする事ができた。この状況で、彼を捕まえる事は容易ではなく。話しをしている最中も、何度となく他の整備士が連れて行ってしまう為、質問できたのは二つだけだったが。しかし、二つだけでも、私は――今のこの軍事施設がどい...
やっぱり、自分の才能のなさに落ち込みますね;。
書きたい事は沢山あるのに。それを物語にして、文にするのが追いつかないんです。書きたいこと、設定、世界はいくらでも頭の中にあるのに。
今書いている戦記物も。自分としては;書きたい事を全然上手く文にできていない;気がします。ああ;;…&...
※
夕暮れの滑走路。澄んだ海はまるで燃える様な赤を湛え、空は静かに優しいオレンジ色に染まっている。まるで戦争など起こっていないと言う様に、平和な時間が僅かに流れていた。ゆっくりと流れる時間の中で、聞き慣れた爆音が私の耳に入ってきた時、私の前でベッドに横たえて同じ外の景色を見ていた彼が、静かに「&...
『敵機接近! 各パイロット注意! 攻撃は命令があるまで禁ずる!』
突然の司令部からの命令。それと同時に敵機が背後から機銃を撃ってくる。その攻撃を散開して避けた第77戦術戦闘飛行隊は、後方からの攻撃でちりじりになってしまった。明らかに司令塔の指示が遅い。ラプターはそれに苛々を募らせて、叫んだ。
「...