Nicotto Town


木漏れ日の下


小説や日記、色々^^;

気狂いピエロ【1】

初めに。

 これはサスペンスホラーです。コンセプトとして、悲しい殺人鬼の末路を書きたいと思っております。ですので多少のグロテスクな表現が、この小説には含まれます。苦手な方はお控えください「剥き出しにした肋骨を、ゆっくりと胸襟から引き剥がし、滴る赤い鮮血を口に含めば、ピエロはそれは愉快げに笑みを浮か...

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最近の小さな悩み

 男アバの服の種類少なさに絶望してしまいます;。女性用はあんなにあるのに、どうして。そして、最近、恐ろしくして仕方がない事があります。

 それは。
同じ髪形、顔が最近妙に多いことです。あのざっくり茶髪;、増えたなぁ;。顔も同じで;。髪形変えないと;。
 流石に同じ服、髪形、顔は見てませんが、同じ髪...

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クリムゾン6

 リーベが何気なく取った本に目を通していると、その時は来た。ゆっくりと近づいてくるテンポの良い足音を聞きながら、親指をスライドさせてページをめくり、意識しない様に身体を強張らせて、近づいてくる青年が早く会計を済ませて出て行くのを望んだ。しかし、その望みが叶う事は無かった。青年は会計をしながらロコじい...

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クリムゾン5

「さて……傘もないし、どうやって帰るか」
 煙草をふかしながらぽつりと呟いた。雨に濡れたくない、感じたそのままを口に出した。煙草は二本目、中からはコーヒーサイフォンから漂う新しいコーヒーの香りが鼻孔に届く。不意に、煙草を口に銜えたまま自身の右腕に触れてみた。正確には右腕の...

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クリムゾン4

 コーヒーを飲み終え、ふと近くの窓に視線を移すと、雨が降っていた。気づけば二時間、ロコじいと話しをしている。時間を感じた瞬間、身体が思いだしたかの様に、ある欲求を訴え始めた。いい加減止めなくてはと思っていても止められない物、そう、煙草だ。
 煙草を吸い始めたのは16の時。ロコじいが吸っていた煙草を密...

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