金魚の錦玉羹(きんぎょくかん)
- カテゴリ:レシピ
- 2025/07/20 20:47:27
錦玉姜というのは、寒天を水で煮溶かして作る透明なお菓子です。見た目が涼しげで、冷たく冷やしていただくと夏にぴったりです。
連休中日、甥っ子夫婦が二歳になった娘を連れてひいばあちゃんに会いに行くというので、作って持っていくことにしました。
材料(14×17.5cmの型1つ分)
道明寺粉30g 熱湯45cc 市販の羊羹・みすず飴
水600cc 粉寒天6g グラニュー糖250g
以前作った時、この分量で寒天液が余った経験から、小さい型も用意しました。
1. 道明寺粉を耐熱容器に入れて熱湯を注ぎ、蓋をしておく。
2. 羊羹を3mmの厚さに切って、金魚と紅葉のぬき型で抜いておく。
金魚は今回みすず飴を使ってみました。赤い洋館があればそれでいいです。
紅葉は、青紅葉にするために緑の抹茶羊羹。
3. クッキングシートを15cmの幅に切ってシワをつけ、型の底に敷く。
4. 紅葉の洋館を底に並べる。
5. 鍋に水と粉寒天を入れて火にかける。
沸騰したら弱火にして2分ほど煮詰める。
6. 鍋にグラニュー糖を加える。
7. 寒天液3/4をボウルにあけて、底に水を当てて冷やしながら混ぜる。
8. とろみがついてきたら型に静かに流し込む。
9. 金魚の羊羹を埋めていく。
10.残った寒天液に1.の道明寺粉を入れて手早く混ぜる。
11.7.の上に静かに入れ、平らにならす。
12.冷蔵庫で冷やしてから切り分ける。
できあがりは上下が逆さまで、水の上に紅葉が浮いて真ん中で金魚が泳ぎ、底に道明寺粉の小石が敷かれている、というふうに出来上がります。
今回、みすず飴を初めて使ってみましたが、形崩れしないし、ほんのりフルーツの香りもしていい感じでした。
思った通り液があまりそうだったので、小さい楕円の型も使いましたが、こちらの方が中も見えていい仕上がりでした。ただ、たくさん作るならやはり大きな流し型を使う方が効率的です。型抜きが面倒ですが、ただ刻んだ羊羹やみすず飴を底に沈めて水に沈んだ宝石に見せるのもいいかも。
そちらをご覧くださいね。