叶わぬ人魚の恋の行き先は 第7話
- カテゴリ:自作小説
- 2025/07/06 19:04:23
彼女に会わなくなってから何日経ったんだろう??
僕は、彼女がいない間もいつもの海辺へ散歩にでかけた。もちろん晴れの日も、雨の日も。
彼女がいない夜の海辺は、どことなく静かでものさみしい。夜空一面に輝く星と海ほたるが煌めく海面が綺麗だ。
今日も、夜風が僕の髪を揺らす。
いつもならこの時間にあがってくる彼女の姿がずっとないと思うと、悲しくて涙が出てくる。
彼女がどうなったか考えると、家事に手がつかなくなり、食事も喉を通らない。無事であるといいが。
誰もいない夜の海辺で、ただ一人ぽつんと立っていると虚しくなる。
風が気持ちいいせいか、気がついたら僕は寝てしまっていた。
次の日の朝、目が覚めるとそこには見覚えのある姿の人が横に立っていた。
最初は誰だかわからなかったが、姿を見てすぐわかったのだ。
そう、彼女だったのだ。
終わりと見せかけて、まだ続きます!
おぉ!!ありがとうございます!!