振り返れば奴がいる
- カテゴリ:日記
- 2025/07/03 23:30:30
昨夜のこと。
「今日もここで寝るんでしょ」と旦那。
ここ、とはリビングである。
もうすっかり、私はクーラーのとりこだった。
眠りに落ちる前、クーラーは止める。
その代わり、扇風機をつける。タイマーは設定しない。
一晩中、風を浴びて寝ているのである。
冷え性の旦那にしてみれば「冗談じゃない」状況だ。
「…あ。お母さん、後ろ見ちゃダメ」
「え」
ピィン。(察し)
じっと向こうを見る旦那。
両者じっと動かず。
「…こうしている間にシューとか持って来ないの?」私泣きそう。
「今動いてるから止まるまで見てる」
動いてるとか言うな。
旦那、素早く動いてシューを持ってくる。
殺虫剤である。
背後で、シューをシューシュー吹く音がする。
早く終わってくれ。
「出てきた」
実況は要らん。
「……」
ティッシュをシュッシュして、奴を捕獲し、
トイレに流す音がする。
「じゃお父さんはもう上に行くから。
お母さん、ここだと一緒に寝るんだよ」
奴と一緒だとか言うなあー!!( ✧Д✧) カッ!!
まあ…ホラー映画よりは良いかな…
「1匹見ると30匹はいるんだよ」
そんなことは知っている!(消去したい記憶)
いいよ、奴らも一応、命を持つ身だ。
私の預かり知らぬ所で暮らしていればそれでいい。(うげ)