歳降る
- カテゴリ:日記
- 2022/10/10 02:35:30
ああ、久しぶりの文字だ。
本当に、久しぶりだ。
私は、文章を書くことを愛している。愛していたはずだ。
たくさんのこと、大勢のことを思いながら、それでも書くときは、私だけの静穏。
この穏やかさを愛していた。
過ぎてきたことを思い返す。スマホで撮る写真とは深度が違う。一眼レフで撮る切り取りの一枚とは色が変わる。
書くことだけで得られるその記憶。
私はまた、写真を撮ることを好んでいる。撮ること自体、それから、撮った画像を見直してその時の感情やにおいを思い出す瞬間。
切り取り、懐かしんで、思い起こす。スナップ記念写真ではない、自分が心で望んだその一枚一枚。
絵手紙的なスケッチ、色鉛筆のざらりとも思う指触り。
今なら映えるといったところ。
インスタ映えは共有。共感ツールとして「良き」なのだろう。
では、初めから見てもらうための画像的ツールと、文字が主幹のブログのそれぞれの意識の根底は何だろう。
もしかすると、作成者の得意不得意かもしれないが。
私は書き、また撮り、また描く。
誰かを観客とするためではなく、私一人を観客とするためだと思っている。
記憶は褪せる。写真もまたデジタルデータであろうと褪せる。
人が老いるからだ。観るものに(ありていに言えば私自身だが)歳降り積もるように、あるものもまた時を得るのだ。
こうして書くことを思い出す文章とはなれない、つたない文字の中で、私はかつて書かなかった文字を書いていると思う。
書くことを、愛す。
だがゆえに、書かれるものは私から素知らぬ顔で乖離する。
この乖離を、私は、ああ、久しぶりだ、と思い出すのだ。
何となくの文を書くのは久しぶりで。
仕事では(生々しいですが)お前は書くことも、話すこともまともにできないのか。病気なんじゃないのかと言われる始末です。
そうだったんだ~と感じ入りますね。書けると思ったことはないですが、普通とは思いたいところですw
愚痴だったかしら。いえいえ。
こんな文にお付き合いいただいてありがとうございます。
リハビリのつもりで書いていこうと思います。
よろしければ、またのお付き合いを^^
どうやらぼくには文章を書くことへの愛がないのかもしれません。
すごく納得してしまった。
私も書こうと思うんだけど、、不思議に言葉が出て来ないんだよな