ただ刻々と静かで
- カテゴリ:日記
- 2022/10/09 21:53:15
寒い日、雨の日が続いてるなあ。
不特定多数の方々とうまくやっていけないなぁって、リアルでもヴァーチャルでも思うんですね。
そして、場所を移ると、新しく一歩を始まれば変われるんじゃないかってね。
転職したり、配属が変わったり、遊ぶゲームが変わったり。そうですね。いつも行く喫茶店とか飲み屋が変わったり。
そうそう、この「喫茶店」という文化、今敗退しつつあるんだそうです。色々なチェーン店に押されて、コロナにぶっ叩かれて、でしょうか。言い方はどうかと思いますが。
ゆっくりとお茶を飲む。スマホではなく紙の媒体を持って。そういうゆっくりがものすごく減ってしまった気がします。
さて、話を戻しましょう。
私は、人とうまく距離感を保っているのが苦手で。逃げたり隠れたり、戦ったりが多いので、我ながらうんざりなのですが…。
ふとね、今更の、ふとね、結局どこへ行っても変わらないのだと思いました。全く今さらで。構成メンバーの問題ではなく、私が苦手な事柄は、私がどこへ行っても、私に付いてくるのですね。非常に困ったことです。色々なノウハウ本は世にあふれていますが、それを端から読んでいっても…まあ今のところ甲斐はなかったです。そも人それぞれで、問題なんて、いつも異なりますから。本のタイトルだけで開きたく無くなったりね。
で、どうするのさ、って。
なんだろ、変わっていくことについて、そのことを私が気に入らないからと、変化するなとは言えないし。私が気に入らないかったって、環境は自分から変身なんてしてくれない。
信じた人を信じたままでいられるわけじゃない。
同じだっていつも同じ状態で、じくじくおんなじに痛んでいてくれるわけじゃない。何かを呪っても、自分を呪っても何も起こったりはしない。犯されもしない。
私は私を改革できず、呪いが解消されることもなく。風はビュービュー吹いたままで、雨はどこまでも激しくて。
私が私を、そういうところから切り離すためには、私が私を切り離す、捨てる、許す、ってことが私自身で要るらしいです。
完遂できていないので何とも。
泣き叫んで、なかったことにしようと呪文を唱えて。死んでしまえとか殺してしまえとか、なくしてしまえとか。対象は、私なのか誰かなのか、何時かなのか、もうわからず。
それでも最終的に今思うのは、願うのは静かであること、波立たないこと。呪うことも憎むことも怒ることも嘆くこともない静けさ。一過性でない、黄昏の中のような世界。
希う。焼かれはてて、かすかすになった骨のような安らぎ。
前も後ろもないささやかな空気の動きで、吹きさらわれる静けさは、いつか受け取れるのだろうか。
言葉って不思議で、ある日突然、心に響くことがあります。
たぶん、それは自分がその言葉を受け入れられる状態になったからではないかと。
変わっていく自分がいつか答えをみつけられるんじゃないかな。