新型コロナウイルスどうなるのだ?(1)
- カテゴリ:その他
- 2020/04/07 22:56:32
皆様にはすっかりご無沙汰でした。
新型コロナウイルス。
未だに良く分かっていない事が多い。
果たしてどうなるのだろうか?
当初の武漢からの報告では、初期対応の問題と、情報の信頼性がイマイチであったし、その後日本での『ダイヤモンド・プリンセス』の対応などで世界から注目を集めたが、現在、パンデミック宣言で、ヨーロッパ、アメリカの方が日本より大変なことになっている。
当初私たちの考えでは、毎年のインフルエンザの方が遥かに怖い。よって、新型コロナは感染してもインフルエンザより毒性は低いので、それほど恐れることは無いと考えた。
あまり知られてないが、インフルエンザでは毎年2000~3000人が病院に運ばれて、あるいはそれ以前に無くなり、治療中にほかの疾患が絡んだ関連死を含めると、日本では、ほぼ1万人が無くなっている。
今回のコロナウイルスがまん延しても、軽症か無症状が多くを占めるのでインフルエンザほど死者は出ない可能性が大きいとの見解を示す人が多かった。
ところが、パンデミック宣言以降の見解では、毒性は高いかもしれず、発症から重症化までの期間が短い、と言うか、感染から発症までの期間が良く分からない。
それで、念のため、感染者との濃厚接触者と考えられる人は2週間以上の他の人との接触を避けるようにすると言う対策がとられている。
そこで問題になるのは、現在の日本で摂られている消極的PCR検査の是非である。
一部の専門家や、コメンテータが主張する「積極的に(PCR)検査をすべきである。」を実行することは一般には説得力があるように思われる。
果たして、ヤミクモに検査をすることが正解かどうかを検討するにあたり、現在のPCR法の正確さを考慮しなければならない。
新型コロナウイルスに対しての正確率は、感染患者の陽性判定は70%程度と考えられている。
感染していても30%の人は陰性(偽陰性)、すなわち感染していない可能性が高いとみなされる。
その事は問題であるが、それより混乱の源となりそうなのは感染していなくても陽性と判定される偽陽性が1%程度の確率で出てくる可能性が有る。
それでは、ランダムに100万人を検査とすれば、都民の1%が既に感染しているとした場合、感染者の陽性は7千人、非感染者の陽性は1万人、感染者の陰性は3000人と言う事になる。
つまり、陽性判定1万7千人のうち半数以上が非感染者なのである。そして陰性判定の3千人は無防備の環境に放たれることになる。
実際には感染してないのに陽性と判定された人は、隔離されるわけだが、陽性同士同じ環境に置かれることが多くなる。
感染してない人も陽性同士、その環境の中で高い確率で感染者になる可能性が出てくる。
よって、日本式の消極的検査実施は不正解ではないかもしれない。
だが、その結果実際の感染者はけた違いに多いに違いないと言う巷の予想は、残念な事ではあるが、当たっているように思われる。
続く
消極的にやっていれば、いずれは症状無しの感染者から感染をうつされるだけです。
この際海外の成功例を参考に、積極的にやれば、新型コロナウイルスがどれだけ出るかが解るはずです。
この方法で、軽い人または症状のない人をホテルで隔離すれば医療関係はパンデミックに成る事は無いと思います。
消極的にやれば、いずれは日本でも遅い時期にパンディミックに成るだけです。
早く新型コロナウイルスを積極的にあぶり出して、隔離しないと日本だけが取り残される恐れが有ると考えています。
日本の新型コロナウイルス対策は、極めて遅過ぎます。
このままでは、日本の全人口の3分の1が死のかも知れませんね。