パプリカ
- カテゴリ:音楽
- 2020/01/04 19:30:41
今日の夕食にはパプリカを使ってオムレツを作りました。
チョリソのソーセージ(アルバイト先のスペイン料理屋でよく出てくる)、チーズ、ピーマンなど、ひと手間加えておいしくできました。
それにビール(インドの青鬼というのを買いました)を飲むとなかなかいい感じ。
今回は、長いブログです。
レコード大賞で先日、『パプリカ』が受賞し、久しぶりに米津玄師のことを思い出し、曲をもう一度聴きました。
少し、悲しい気持ちになって、涙が出そうでした。
実家の犬を撫でながら聴いていると、気持ちが伝わったのか、犬は私の顔を見上げました。
今の私が美術を勉強していることや、今の私が音楽を好きなことは、米津玄師が大きなきっかけのうちの一つでしょう。
彼がまだハチという名前でニコニコ動画などで音楽を作ったり、ニコ動及びustreamで弾き語りをしているのを中学生の私は聴いていました。
弾き語りでは彼は自分の曲よりもむしろ、他の様々なアーティストの曲を弾きました。ほとんどの場合必ず一曲目はカントリーロードで、はじめはまたかあ〜などとも思いましたが(当時私は中学生だったので子供でした)それが回を重ねるごとに大好きになりました。
その内、彼が歌った歌を私は聴いてみるようになりました。その中で知ったキセル(きっかけはくちなしの花があまりにも良い曲で、作者を調べました)は今も大好きな二人組で、この間もライブに行ったり今日もCDをかけています。
彼をきっかけに知った曲をきっかけに友達ができたり、友達からまたさらに音楽を教えてもらえることもとても嬉しかった。
ではさて、どうして私はパプリカで泣いたのか?
それはまだ、彼が同じ誰かのために歌っているからです。
ハチ時代から彼の曲にはずっと死の気配がありました。レコード大賞や紅白に出られるほどの歌手となった今でもそれは所々に感じます。
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彼は死んでしまった誰かのために(ずっと)曲を書いているのではないか?と私は考えます。
ですからパプリカの曲で花を抱えて会いに行く内の一人はもしかしたら、死んでしまった誰かかもしれません。(もちろんそれは生きている大切な誰かかもしれないし、比喩的な意味で死んでしまった誰かなのかもしれないし、ほんとうのところは誰にもわかりませんが)
奥深い魅力を持ったアーティストだからこそ多くの人に支持されているのですよね。
紅白でパプリカを聞かれたんですね。ぽかさんには悲しい意味が何か感じられるんですね。
スピッツは聴いたことないなぁ
今度探して聴いてみます
死は詩想を生むね
呑まれないように呑まれないようにって皆思いながら言葉を綴るんだと思うよー
有名になることは、きっと複雑におもわれる部分もあるでしょうね。
でも、変わったところと、変わらないところを、同時に見られる特権も持っていらっしゃる。
その陰影が濃くなるほど、浮き上がって見えてくるものがあるのかなと想像します。
米津玄師さんも、ぽかさんのように深く理解してくださるファンがいるからこそ、歌い続けられるのでしょうね。
米津玄師さんにとって、ぽかさんの涙は、千人の拍手に勝るとおもいます。