コートールド美術館展
- カテゴリ:アート/デザイン
- 2019/10/25 20:48:18
この文章は別の所で書いたものですが、良い展覧会と思いましたのでこちらでも載せたいと思います。
現在上野で開催されているコートールド美術館展の感想です。
コートールドと企画者の品性を感じる展示構成。大きな美術展でありながらも詩的な空気感が保たれていた。ブルーグレーや臙脂色の美しい作品が多く、長い鑑賞に耐えうるものが多い。マネ、ゴーガンの作品は特に長く鑑賞した。
マネのバーの絵はまるでロバートフランクの写真のようで、画面の隅から隅まで見ることのできる絵だ。長い時間この絵を見続けることができた。
鏡は、華やか、しかしながら虚構の世界を生きるざわめきを映すが、ただ女性とテーブルの上の静物は静かにそこにある。女性の目を覗いたがそこに本質はなく存在がそこにあるだけだ。この時代この場所に生きた女性を、もっとも本質的に(=なんの意味も持たない状態で)描き出したように見えた。
ぜひ、行ってみてください。
また、行った方いらっしゃったらぜひお話ししましょう。
コートールド美術館展に行かれたのですね。心に残る大作を数多くご覧になられて素敵な時間を過ごされましたね。今回の美術展はその時代の空間をそのまま持ってきたような作品が多く出展されている印象ですね。機会があればじっくりと時間をかけて味わいたいです。
そして風邪の件、お心遣い頂きありがとうございます><。
かえってご心配をお掛けしてしまいましたね。
乾燥と寒さが日に日に増してきていますのでいくら注意を払っても危なっかしい時期です。ぽかさんもくれぐれも風邪にはお気をつけて下さいね(*´▽`*)