闇の先へ
- カテゴリ:自作小説
- 2017/12/04 13:05:10
序章~罪なき罪~
私は普通では体験しないようなことを体験した。それは、地獄の始まりでもあるし、幸せの始まりでもあった。私の物語を始める前に、私にとっての地獄について話しておきたいと思う。あれは私が中学2年の夏までさかのぼる。
私は斉藤悠斗さんが脚本を書いたドラマの撮影があったから、家についたのが21時頃だった。
家に着くと、家のインターホンのボタンを押した。いつも21時頃に帰ってくると、インターホンを押して家の中にいるお母さん帰ってきたことを伝えて家の鍵を開けてもらっている。だけどこの日は、何分持っていても家の鍵を開けてもらえなかった。もしかしたらお母さん、お風呂に入っているのかもしれないと思って、自分で家の鍵を開けて中に入った。
家の中は暗くて周りがよく見えなかった。その闇は恐怖にも似た不気味さがあって、身動きがとれずにその場所にいた。でも、
「お母さん、どこなの…?」
早くお母さんに会いたかった。お母さんが家にいれば怖くないと思いたかったから…。
どうにかお母さんを…。そう思っていた時、2階にあるリビングから物音がするのが聞こえてきた。もしかしたら、
「お母さん!」
そう言って、玄関の隣にある階段を上がっううた。
階段で2階に上がって左に曲がると、リビングにつながるドアがある。そのドアの前に来ると、何だか違和感を感じた。いつも閉まっていたドアが今日に限って開いていたから…。私は恐る恐るリビングの中へと入って行った。
中に入るとそこは、赤く染まった部屋だった…。
その後のことはほとんど覚えてはいない。ただ、警察の人に強く言われたことは覚えている。どうやら、私が犯人だと思われていたから…。
私の行動について証言してくださった人がいたので、逮捕はされなかった。だけど、ニュースで犯人扱いをされていたみたいで、私は学校で『親殺し』と言われるようになった。無罪なのに、負わなくてもいい罪を負ってしまった。
これが私にとっての地獄。辛いこともたくさんあったけど、幸せなこともたくさんあった。だからこそ今もこうしていることができる。
この話を知った上でこの先の話を聞いてほしい。ここからは、地獄から抜け出すまでの話になる…。
「お母さん、どこなの…?」
早くお母さんに会いたかった。お母さんが家にいれば怖くないと思いたかったから…。
どうにかお母さんを…。そう思っていた時、2階にあるリビングから物音がするのが聞こえてきた。もしかしたら、
「お母さん!」
そう言って、玄関の隣にある階段を上がっううた。
階段で2階に上がって左に曲がると、リビングにつながるドアがある。そのドアの前に来ると、何だか違和感を感じた。いつも閉まっていたドアが今日に限って開いていたから…。私は恐る恐るリビングの中へと入って行った。
中に入るとそこは、赤く染まった部屋だった…。
その後のことはほとんど覚えてはいない。ただ、警察の人に強く言われたことは覚えている。どうやら、私が犯人だと思われていたから…。
私の行動について証言してくださった人がいたので、逮捕はされなかった。だけど、ニュースで犯人扱いをされていたみたいで、私は学校で『親殺し』と言われるようになった。無罪なのに、負わなくてもいい罪を負ってしまった。
これが私にとっての地獄。辛いこともたくさんあったけど、幸せなこともたくさんあった。だからこそ今もこうしていることができる。
この話を知った上でこの先の話を聞いてほしい。ここからは、地獄から抜け出すまでの話になる…。
一体何がはじまるのかどきどきしています。明るい話じゃないでしょうけど、楽しみです。
主人公は私小説のように語っていくのでしょうか。
いろいろ知りたいことが沢山ある書き出しで、読者を掴むのはいい線いってると思います。
頑張りましょうね、お互いに。
私自身も今書いているので楽しみにしてください!
そうですよ!
連載スタートですね。
小説は、書き始めるまでが大変ですが、
そのスタートを切ったなら、あとはゴールを目指して少しずつでも前進するのみ。
応援しています☆
感想は、もう少しお話が進んだら文芸部の方に書かせていただきますね。
マイペースで進めましょう。
良い出だしだと思います。
しっかりついていきます ^^
釣りはする?