Nicotto Town


エミルの風姿花伝


ホンキートンク ミューズ

新大陸の開拓時代
音楽の好きな開拓者は
あの重量のあるピアノまでも
船に乗せて
更には 馬車にも乗せて
西へ 西へと 進んで行ったのであった


わたいの名は ミューズ

子供の頃は
天才的なピアニストとして
煌びやかな宮殿の中で
モーツアルトまでにも求愛されたものだった


それこそ 音楽の神に 愛されていたと・・・


ピアノは調律が命

最果ての地では
気候の変化 移動の振動 とうとうで
狂った音しか出せない
まさに
ホンキートンク

流れ 流れて このミシシッピに流れた わたいは
ホンキートンクウーマン と 呼ばれていた


幼なじみの エミルは

その頃・・・


え! 幼なじみ やったん!

無理矢理っぽい 展開に 書いてるボクも動揺している・・・

#日記広場:自作小説




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