Nicotto Town



国家諜報局777号「カジノ」


しばらくして、「速水」は装いをなおしにトイレに入る、そして、鏡を見ている、


「速水」「少し、疲れがでてきたな、だがあと少しだ」

「黒い服の男」「動くな、このまま、どこかに消えたほうが身のためだぜ」
と背中にマカロフをっき付ける、

「速水」ほう、ロシアマフイアかな、マカロフとは、こちらでは、珍しい」

と、しばらくの間、沈黙が流れる、「黒い服の男」「フ、この銃は、あんたを始末すれば、いらないさ、さあどうする」

「速水」「ココなら、たばこ吸えるな、まあ一本楽しませてくれよ」と楕円形のトルコたばこの箱を

ポケットから出す、そして一本咥えて、ライターで火を付ける、そして、ライターを戻すと袖口に隠し置いた、錐刀を手の中に、抜きだし、逆手に握る、そして、振り向きざまに、繰り出し黒い服の男」の手に突きたてる、錐刀とは剃刀のように鋭い両刃の短剣である、そして、錐刀を正手に持ち換え、格闘に入る
「黒い服の男」「なんと、まさか、貴様はプロの軍人か、それとも、、、、、」

二人の静かな格闘は続く、そして、錐刀が「黒い服の男」の急所を抉る、

「速水」「何とも、物騒だぜ、だが服が汚れないですんだな」と「速水」は、そのまま、外に出ていく、食堂に向けて足を運ぶ、錐刀は、袖口の鞘に戻しておく、


続く




Copyright © 2025 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.