Nicotto Town



柿のケーキと「月映」と


そもそもは、

「柿のケーキを焼いたけど食べる?」と友人に連絡したところ、
「もちろん」ってことで、待ち合わせして渡す事に。
じゃあついでに、ステーションギャラリーでやってる「月映」もいかないかい?
ってことで早速。っていっても11月3日までなんで、
滑り込み状態。

絵画学校の生徒三人が出していた「月映」という版画同人誌の展覧会です。
実はわたしもさっぱり知らない人たちだったんですが、
チラシを最初にみたときに、脳裡をよぎるんですよ、
「萩原朔太郎」さんが…。
作品の雰囲気が、ビアズリーとか、ゴッホとか、クリムトとかシーレとかあたり満々で、めっちゃそれっぽい。
ついでに私がもってる朔太郎詩集も装丁に使われている絵はビアズリー。
(装丁で買いました。ええ、買いましたとも。)

そういうわけで、「好みっぽいからいったほうがよさげだよね…」
と思いながらいけずじまいでこんな時期に。

結論から言うと、ビンゴ。
「月に吠える」の挿画を」やってた人たちでした。

ただ、最初に依頼した人は、本を作り始めたあたりで
結核で若くしてなくなってしまい、
そのあとを残った友人が引き継いで装丁をしたという…。

なので、朔太郎直筆手紙とかも展示されてました。(依頼文でした)

もちろん、彼らの作品自体もセンスがよくて、
未だに参考にできそうなものがてんこもり。

いつもは絵はがきだけの私ですが、
ついついカタログまで購入。
…ステーションギャラリーは、カタログに捕まる率が多くて、
ちくしょう大好きだ……(泣)

ちなみに柿のケーキは、ほたて入りおかきにかわって戻ってきました。
…………わらしべ長者のような気が。

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