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日本沈没(テレビドラマ版)


テレビドラマ[編集]

>日本沈没
(テレビドラマ版)ジャンルテレビドラマ放送時間日曜20:00 - 20:55(55分)放送期間1974年10月6日 - 1975年3月30日(26回)放送国 日本制作局TBS、東宝映像企画田中友幸監督長野卓、金谷稔、福田純、西村潔、山際永三、真船偵
高野宏一、田渕吉男、川北絋一(特技監督)原作小松左京脚本山根優一郎、長坂秀佳、石堂淑朗プロデューサー斉藤進、小倉斉、橋本洋二、安田孝夫出演者小林桂樹
村野武範
由美かおるナレーター内藤武敏
岸田森(予告。ノンクレジット)総集編放送時間14:00 - 15:30(90分)放送期間1975年12月31日(1回)テンプレートを表示>ドラマ
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小松左京と東宝との「映画化の後TBSでテレビドラマ化する」との契約に従い、映画版と同時進行で撮影された。このテレビ版スタッフの撮ったカットには、映画版に使用されたものもあるという。

1974年10月6日から1975年3月30日まで、TBS系列(一部地域を除く)・日曜20:00で全26回に亘って放送された(1975年12月31日には、総集編が放送されている)。おりしも、これに先駆けた19:30-20:00には同じく小松左京(他2名)が原作を務めた特撮サスペンスドラマ『SFドラマ 猿の軍団』が放送されており、90分間・2本連続で小松左京作品が放送された時代でもあった。

映画(1973年版)からの流用カットのみに頼ることなく、随所において意欲的な画面を作りあげた特撮だけではなく、ドラマ部分にも多額の予算が費やされ「キャスティング費用だけで1億円」といわれた(DVD収録の解説(静止画面)より)。下記の主要キャスト以外にも浜美枝、土屋嘉男、藤木悠ら東宝特撮作品でおなじみの面々をはじめ、豪華な顔ぶれがゲスト出演し、各回の物語を彩った。主題歌を歌った五木ひろしも同名の第十四回「明日の愛」で玲子の既知で田所に或るデータを提供した航海士・桂省吾[注 10]役で出演している。

なお、小説では中盤に大地震の発生によって大ダメージを受ける東京が最後の方まで無傷だったり、幸長助教授が演じる細川俊之が途中で降板したことで話の途中で出てこなくなり、代わりに野末技官が田所博士に協力したり、田所博士に20年ぶりにそうとは知らずに再会したマリアという娘がいるといったドラマ独自の設定・展開がある。また、田所博士は原作と異なり、娘を喪った失意の田所を脱出させることを滅びゆく日本における最後の使命と思い定めた中田秘書官により生き残る。ラストシーンも小説や映画と大幅に違っており、小野寺と玲子が生死不明という形で幕を閉じるが、後に放送された総集編のナレーション等で2人は助かってオーストラリアに脱出したことが明かされた。

本放送当時、関西でのネット局は朝日放送(ABC)だったが、後のTBS系列からNETテレビ(現在のテレビ朝日)系列へのネットチェンジの準備も重なっていた。奇しくも最終回が放送された3月30日は、ABCにおけるTBS系列として最後の放送日でもあった。 後に関西での再放送は、1987年秋から火曜深夜枠にて現在の系列局である毎日放送(MBS)にて流れた。

1995年に福岡県で深夜番組(早朝番組)として再放送されていたが、同年1月17日に第2話の放送が終わった直後、兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)が起こったため、3話目からの放送は打ち切られた。




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