Nicotto Town



怪奇大作戦


音楽[編集]

本作の劇伴曲は玉木宏樹が作曲、山本直純が音楽監督としてクレジットされている。主題歌は作曲・編曲共に山本の名義だが、編曲は玉木が行った可能性が指摘されており[4]、玉木は「主題歌の絡みは(中略)僕もアレンジを手伝ったんじゃなかったかな」と語っている[5]。 劇伴曲にはバスクラリネット、のこぎり(ミュージックソー)[注 18]、ジューズ・ハープ、京琴といった特殊な楽器が用いられた[5]。全話のメインタイトルと第2話以外のサブタイトルに使われた「OPENING (A)」はステレオで録音されているが、実際にはRチャンネルの音のみが使われた。なお、現存する音楽テープのうち1本は何らかのミスにより途中から音が消去されており[4]、本作の音楽の全容を把握するのは困難な状況にある[注 19]

玉木の記憶によると、指揮と独奏バイオリン:玉木宏樹、ジューズ・ハープ:山本直喜(山本直純の実弟)、京琴:山内喜美子、フルート:衛藤幸雄、アコーディオン:風間文彦といった有名演奏者が揃っていた[5]

主題歌[編集]

恐怖の町作詞:金城哲夫、作曲:山本直純、歌:サニー・トーンズ(キングレコード)本作は子供向けの30分番組としては珍しく、主題歌がエンディングに流れる構成になっていた。当時流行ったシェイクのリズムの導入は山本直純のアイディアだが、途中にリズムブレイクが入るのは「隙があったら(山本が)ブレイクしたがったから」と当時師の下でアレンジャーをしていた玉木宏樹はインタビューに答えている(怪奇大作戦大全)。音源は3パターンあり、第1 - 3・24話に使用されたバージョンや、第4・6・8 - 11・15 - 18・21 - 23・25話に使用されたバージョン、第5・7・12 - 14・19・20・26話に使用されたテンポが早いバージョンが使用されている。テレビサイズはコーダの演奏がフルサイズと異なる

挿入歌[編集]

怪奇ソング作詞:今戸悠、作曲:山本直純、歌:サニー・トーンズ(キングレコード)シングル盤のB面に収録された歌。暗闇のバラード作詞:今戸悠、作曲:山本直純、歌:サニー・トーンズ主題歌の候補として作られた歌。放送当時は発売されず、1986年にキングレコードから初めて商品化された。死神の子守唄作詞:佐々木守、作曲:玉木宏樹、歌:深山エミ第5話「死神の子守唄」のために作られた歌。歌手・高木京子(演:深山ユリ)のヒット曲という設定で、ストーリーの鍵となる歌でもある。完成版音源はカラオケしか現存せず、歌入りのものは歌詞3番から始まる仮歌のみが残されている。劇中で使用された完成版音源を歌ったのは高木京子を演じた深山ユリだが、仮歌の歌唱者は深山エミと表記されている。

キャスト[編集]

レギュラー・準レギュラー[編集]

  • 牧史郎:岸田森
  • 三沢京助:勝呂誉
  • 的矢忠:原保美
  • 野村洋:松山省二(第1 - 17・19 - 26話)
  • 小川さおり:小橋玲子(第1 - 5・7 - 22・24 - 26話[注 20]
  • 町田大蔵:小林昭二(第1・2・4-8・10 - 21・23 - 26話[注 21]
  • 次郎:中島洋(第1 - 3・11話[注 22]

※当初、出演者の候補には石立鉄男、高橋元太郎、高橋幸治、田村正和が挙がっていた。

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2015/06/14 15:51
コメントありがとうございます。
書いてくれてうれしいです。
おさぼりがちで
ごめんね。



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