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順回転と】真摯さの欠如した人とは【逆回転と

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比喩的だが、人間の在り方には
順回転と逆回転があると考える。順回転的な生き方は、人を信じ、コミュニケーションの中から進むべき方向を見つける。それに対して逆回転的な在り方は、まず答えありきで、自分中心に周りの方を回してやろう、としている。

■人間の二つのあり方
わざわざ回転という比喩を使ったのは
一見区別がつかないが実は正反対ということに気付いてもらうためだ。アイデア⇒コミュニケーション⇒アイデア⇒コミュニケーションの順番は、順回転だろうと、逆回転だろうと変わらない。

しかし、起点の違いでその人の在り方が大きく変わってしまう。順回転は対話によって回転するが、逆回転の動力は、自分の中にある「正しさ」である。

順回転的な生き方は、自己受容し、他者受容し、柔軟に現実適応していくことである。よく老人などが、人間はひとりで生きているのではない、と若者を諭す場面があるが、それは順回転的な生き方をせよ、という意味だろう。

■真摯さの欠如した人間とは?
確かに答えが一つしかないような、論理的な問題については、
逆回転的な考え方のほうが効率的かもしれない。しかし大きな問題がある。自分中心、駆引き、要求、テクニック…。そのやり方を続けると、周囲から嫌われるだけでなく、本人も苦しむことになる。自己評価が下がってしまうのだ。

ドラッカーの言う真摯さの欠如した人間とは、逆回転的な生き方を指すのだろう。優劣、正誤、善悪に異常にこだわり、周囲を引っ掻き回すくせに、本人は自分に責任はなく、常に「人のせい」だと本気で思い込んでいる人達だ。これはパーソナリティ障害かどうかの話ではない。生き方についての話だ。




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