Nicotto Town



仮面ライダーオリジナル3号第30話


そして、ここは、店の、裏のガレージ、「速水」は近くにあった椅子に腰掛け、考え込む、


前にはホンダのrc166というレーシングバイクが停められている、往年の名レーシングバイクだ、「速水」「もう一度、グランプリのコースを走りたい、鈴鹿や、冨士のサーキットを」

「滝、立花、本郷、一文字」「そうか、流石は、クラッシュ事故を何度もくぐりぬけた男だな、走ってこいよ」


「速水」「そうだ、俺はホンダの不死身の神風と呼ばれていたんだ、できる筈、少しの間、このバイクをお借りします」と、「速水」はホンダのrc166に跨ると、裏の練習コースに走り出していた、

本来なら、このコースは、バイクの慣らし用に使う空き地である、

「滝、立花、本郷、一文字」「「流石は、レーサーだな、タイムを縮めてる、信じられん、あのマシンは、1966年の物だぞ、戦闘力、はサイクロンよりも劣るはず、それに、道は
舗装されていない」

「速水」はアクセルをふかし、マシンのポンテシャルをぎりぎりにまで、引き出す、

「玲子」「猛さんらしい、私が、みそめたのも、そんな所なんだ」

「滝、立花、本郷、一文字」「、二人の馴れ初めは、そこからか、まさに神風のあだ名を付けられていたのがよく判る」

次々とコーナーを抜け、風のように走る、「速水」


続く




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