現代語古事記
- カテゴリ:日記
- 2015/01/19 12:41:45
いつか読んでみたい本に『古事記』と『魏書』があります。
古事記は現存する日本最古の歴史書。
神話のお話から始まり日本という国がどうやってできたのか。
正直どういった内容なのか分かりません。
以前から読んでみたいとは思っていてもなかなか敷居が高くて…。
人物の名前が覚えられないのがネック(´Д`ა)
魏書は正史三国志。
一般的に書籍などで出回っている三国志といえば演義のほう。
演義には実在しない武将もいたりするので歴史書ではないんですよね。
例えば周倉とか貂蝉とか。そう考えると三国志演義は小説に近いのかな。
関羽を慕う周倉の存在は皆から慕われる義に厚い関羽という人物像に一役買ってる気がします。
そして貂蝉。貂蝉の養父王允は謀略の限りを尽くす董卓をなんとかしたいんだけど、その傍には董卓の養子である呂布がいる。
しかも呂布はものすごく強い。脳筋だけど!w((* ´艸`))ムププ
呂布を董卓と仲たがいさせるために董卓と呂布を貂蝉を巡って争わせる。
物語でおもしろいシーンなんですけどねぇ。
いつか読みたいなー、と思っていた2冊。
思いがけず古事記を読んでます。
もちろん現代語訳です!というかそれじゃないと読めないw
竹田恒泰著 現代語古事記 神々の物語
現代語古事記 天皇の物語
旦那サマの学生時代からの友人で同僚のK君っていう人がいるのですが、
運よく現在同じ市内に住んでます。
転勤&引越しのあるお仕事なのでホント偶然に!
なので旦那サマとK君、男同士二人でたまに飲みに行ってます。
半年程前、そこでどうやら私の話題が出たらしく、「古事記をいつか読んでみたい~!」ってなことを話したらしい。
そしたらK君がカバンの中から古事記を取り出して…。
そう!まさに今借りている本です。
なんという偶然!∑( Д )゚ ゚
にしては出来すぎ!!
ちなみに旦那サマは本は一切読みません。
「仕事で嫌でも活字読むから本は読みたくない!」らしい。
あのー、意味わからんのだけど('ェ';)
そういうのはK君も知ってると思うので、読むとしたら私だけ。
自分は読んだからあげるよー、って言われたらしいけどさすがにもらうのは申し訳ない・・・。
なので一応借りた形になってます。
時系列的には神々の物語→天皇の物語となってます。
半年程前に神々の物語、その後天皇の物語を借りました。
2冊とも読んだのそろそろ返却と私も何か本を貸した方がいいのかなー、と旦那サマと相談。
返却する時に「おもしろかったー!」って簡単な感想を旦那サマに伝言してもらおうかと思っていたら
「おもしろかった、だけじゃダメ!もっとちゃんと感想を言え」と。
え・・・なにそれ?∑(❍д❍lll)
理由を聞くと「オレの嫁だから」
余計に意味分からないんだけど?
要は他の女の子とかならともかく、友人の嫁である私に気を引くために本を貸したわけじゃないから、ちゃんと感想を言わないとダメらしい。
うー、なんか分かったような分からないような・・・。
どうも旦那サマは私が歴史好きというようなことを言ってる節がある。
職場の飲み会で旧日本海軍が好きな上司がいたらしく、私の話が出て「今度君の奥さんも一緒に話したいね」と言われたそうな・・・。
好きは好きだけど全然詳しくないのに!
たぶんK君にもそういう風に伝わってる気がする。
やめてよー!難易度上げるのは!
K君はものすごく歴史に詳しいらしく、旦那サマの遥か上をいってるっぽい。だから古事記も持っていたのか・・・w
そんな人相手にどんな感想言えっていうのよ!w
はー、どうしよ・・・。
気を取り直して!
・・・・・古事記のお話に戻ります。
上巻は神々の、っていうとおり色々ぶっ飛んでますw
有名な八俣遠呂智(ヤマタノオロチ)。
須佐之男命(スサノオノミコト)が娘を嫁にもらう条件で八俣遠呂智討伐に。尾を切ると太刀が出てきた。これが草薙の剣。
三種の神器のひとつですね。
しかし、どんな尻尾よ!!!w
神から人へなったお話も興味深かったです。
邇邇芸命(ニニギノミコト)が一目ぼれしたのが木花之開耶毘売(コノハナサクヤビメ)
木花之開耶毘売の父に結婚の相談をすると木花之開耶毘売と姉の石長比売(イワナガヒメ)の二人を邇邇芸命の元へ嫁がせることに。
この時代、姉妹で同じ人の元へ嫁ぐのは普通だったそうです。
が、美人な木花之開耶毘売に対し姉の石長比売は不細工だったらしく、その日のうちに姉だけを返品。
これに姉妹の父は
「石長比売を娶れば子孫は岩のごとく長命となり、
木花之開耶毘売を娶れば子孫は美しく生まれる。
あなたが二人を共に妻すれば、子々孫々長い命を美しく暮らすことができた」と。
以降人間(天皇家)の寿命は短い命となった。
顔で選んだせいで短命にだなんて・・・。
しかも結婚してしばらくして木花之開耶毘売が妊娠。
そしたら邇邇芸命
「たった一夜で妊娠したのか。それならきっと私の子じゃない」
は?
ひどすぎる!!!
それに対し木花之開耶毘売
「もしあなたの子ならば無事出産できるでしょう」と言って密室な建物を作り、自ら火を放ち燃え盛る火の中で出産。
身体を張って証明したわけです。
というか無茶苦茶だろー!
もうちょっと冷静になろうよ。リアルでこんな人いたら怖いわ・・・。
他にもおもしろい話がいっぱいあったけど、
さすがの長文なのでここで止めておきますw