征服者
- カテゴリ:日記
- 2013/10/11 12:46:55
微妙な睡眠時間だったので、妙に眠い今朝。
もういっその事、寝直してしまおうかと思ってもみたけど
思い切って庭の草むしりを少しやってみる事に。
(いや、毎日100本ずつ抜いてるのでほぼ日課ではありますが…)
すこし身体が起きたみたい。
でも、こうやって草を抜いていると、
苔は遺してるのになんで他の雑草は抜いてるのかな私…とか
考え込んでしまったり。(←でも草を抜きながら。)
あ、これは花が咲いてるからもうちょっとだけ抜くのまとう。とか
(でも種が出来る前には抜く。絶対抜く。)
これは葉っぱの形が庭にあわないからとっとと抜こう。とか。
これはなんだか裏寂れた雰囲気になっちゃうからとっとと…(以下同文)
なんだか世界を支配している気がして来た。
正直、どの草だって面白い形だったりかわいかったり綺麗だったりする葉っぱで、
うっそうと繁ると、斜面だと緑の滝状態で
それはそれで素敵。
だけど、そんなになっちゃったら全面を大家さんが草刈り機やら除草剤やらで一気に殲滅してしまうので、こっそり草抜きを続けている訳で。
(それに草刈り機で刈った気になっても、根が残ってるので結局また生えてくる)
そういうわけで、庭にあった草とかを遺しつつ、
自分的侘び寂びガーデンを育成してるわけで………
でも、これって草にとっては殺されてるんだよなーとか
やっぱ征服者の気持ちになっちゃうわけです…。
むー。
こういう自分は、日本的ガーデナーには向いてないのかもしれませんが、
かといってターシャおばさんちの庭を素敵だと感じるほど
草がのびきった庭を好きではないという矛盾した感情のもと、
本日も友人に
「あんたは隠居老人か!!」と言われつつ
征服者は草むしりをしています。
sono la conquistatrice.
…ですねー。でも、こういうのって、虫とかでも考えたりしませんか?
蚊は問答無用で殺されるし、ごきぶりは忌み嫌われるし。
なのにカブトムシは。
とか。
とりあえずめざせ苔庭、風雅系。とか思ってるんですが、
たしかに手を入れてなさげだけど自然なままっぽい庭っていいですよねー。
私も憧れます。
だけど、断言します。
絶対手を入れないと、「ただのジャングル」になり果てます。
安倍晴明氏の庭は、絶対式神がどーにかしてるんだと思います。
うう。羨ましい(笑)
大丈夫です。痴呆介護保険、がっつりしっかり入ってます。w
って何をいってるんだーww
私が住んでいるところのお庭は、
このへんにしては多分けっこう広いです。
そこでひっそり苔庭を目指していたりするので、
草抜きが重要になってくるんですよねー。
草抜きについては
「自分が気に入らない草は抜いて、気に入っている物は残す」という
選択をするため、つい
「抜かれる草に罪はないのになー……」とか考えてしまうわけで…。
(でも、種がとんだりすると大変ですしねぇ)
ミニマムな征服者ですw
子供の頃は、今もですけど、家の手伝いとしてよく草むしりをやらせられました。
俺も草をむしるときに基準があって、苔はとらない(草じゃないしという理由)、
花がついている草はむしらないというものでした。
Ticoさんと発想が似ていると思いましたが、でも世界を支配しているとは
思わなかったです。
草を擬人化して見ているんでしょうか?
おもしろいって思いましたw
庭といえば夢枕獏が書く安倍清明の住む家の庭が野趣あふれた、手を入れず自然のままのようでいて、
調和し心落ち着くそうで、読んでからその庭に密かに憧れています。
Ticoさん偉いね。
労働者だ。
ではなくて、草むしりにしても、いろいろ考える。
普通、草むしり美女=制服者は、ないからなぁー。
草むしり大変? うーん。ね。
庭広ければ・・・。
でも、まるで哲学者みたい。
われ思うゆえ、われあり。
めざすは、隠居老人なのかー。
だったら、願うは、ボケないでね。