Nicotto Town



蝶カエル

カエルの妖精

もらったステキコーデ♪:9

カエル国の王様は蝶々が妖精だと思っていた。
ヒラヒラと舞い飛ぶ蝶を見ては羨ましく思い、自分も蝶妖精のように自由に空を飛ぶことを夢見た。
ある日、王様が泥で造られたお城でぼんやりと蝶が飛んでいるのを眺めていると、人間の少年が近づいて来て尋ねた。
「カエルも空を飛びたいのかな?」
「飛べるなら飛んでみたいです」
カエルの王様は少年にそう答えてしまった。
「それなら僕が飛ばしてみせましょう」
少年は自分の住んでいる高層団地にカエルの王様を連れて帰った。
そしてカエルの背中に画用紙で作った羽をテープで貼るとベランダに行きカエルの王様に言った。
「これで飛べるよ」
「ほんとですか?」
カエルの王様は心配だった。
「大丈夫だよ」
少年はそう言うと羽根付きのカエルを11階のベランダから放り投げた。
カエルの王様は真っ逆さまに地上に向って落ちていった。


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2013/06/01 07:37
 【自作小説倶楽部からのお知らせです】
(お読みになられましたらご消去くださいませ)

 鵺さんが入会されました。
 宜しくお願い致します。
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2013/05/23 22:54
ひどい。
蛾の粉って害とか毒?とか思うと蝶もちょっとひっかかります
アバター
2013/05/23 21:26
これはきれいなカエルさんですね。

コガネムシを9階のベランダから逃がしてあげたら、カラスが空中キャッチして、アスファルトにガツガツたたきつけてからたべてしまいました><;;
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2013/05/23 11:22
王様。。。。。



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