Nicotto Town



警官の血(上、下) 佐々木 譲  著

この作家さんはお初です^^

この作品はとても評判も良く、有名な作品ですから知っていましたが

何となくこの作家さんは読むのに気合がいるイメージがあり

心と時間にゆとりのある時に読もうと思っていたのです^^;

読んでみると、上下巻とあるので量としては多めですが、アッという間に読めます。

昭和、終戦後の混乱期から現代までの親子3代60年に渡る警察大河小説です。

それぞれの時代背景の描写が非常にリアルで、戦後の混乱期、学生の共産党運動、

平成の暴力団の台頭と薬物犯罪と時代を象徴する犯罪が描かれており、

その時代の空気を感じるようです。

主人公たちの自分の人生に仕事に真摯に立ち向かう姿には感動しますし、

最後に和也が警察官としての正義とは?倫理とは?と辿り着いた答えには納得です。

ただミステリーとしての要素は弱く、物語を通して縦軸となる二つの未解決事件と

それを追う清二の不可解な死の謎がちょっと肩透かしでしょうか・・・。

しかし警察小説としてはすばらしかったと思います。




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2013/04/01 22:31
ネコさま♪

いえいえ全然分析なんてしてないんですよ^^;
私もわりとぼんやり読んでますw
ここに書いてある本の感想も何とな~く思った事を
つらつらと書き綴っただけなのでお恥ずかしいです^^;

そうですよね~忙しくて疲れてる時とかは
こういうジャンルの本絶対読めません><
本を読む時は、その時の自分の体調とか精神状態が
かなり影響するので、その時の気分でいつでも本が読めるように
常に色んなジャンルの興味がある本を買っておいてあります^^
断舎利・・・永遠の課題ですww
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2013/03/30 01:19
しっかりと本を読んでみえるのですね♡
素晴らしい!!
私はぼんやりと読んでいて。。。。分析なんて全くしてないです。。。
・・・お恥ずかしいです^^;

深く考えたりすると、ちょっと忙しい時に
マイナーになっちゃうので、ハッピー物を読むことが最近多いです。

また、ちょっと暇が出来た時に読んでみたいです。(◔‿◔。)ニャハ♪



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