M8(エム エイト) 高嶋 哲夫 著
- カテゴリ:小説/詩
- 2013/03/22 15:11:32
読書会の方からのお薦めで読みました^^
M8、マグニチュード8。
主人公は阪神大震災を経験した若手の地震学者。
彼はコンピュータシュミレーションによって近い将来、東京でM8の
直下型大地震が発生すると予知します。
地震予知の段階から地震の発生時、発生直後からの2日間が
丁寧に描かれています。
非常にリアリティがあり引き込まれる様に読んでしまいました。
また実際の災害時に何をすべきか、何を備えておくべきかなど
改めて考えさせられました。
実はインフルエンザでお仕事を3日程お休みしたのですが
その時に読みましたw
それ以降ハマってしまい睡眠時間を削り読む日々です^^;
こういったシュミレーション小説を読むのは初めてだったのですが
本当に知識の面でも、心の準備といった面でも大変為になる本でした。
他にも高嶋さんの本で気になる本はたくさんありますし、
石黒さんの本も読んでみようと思います!
あびさまも地震を体験なさったのですね・・・。
震度5強とはかなり揺れたでしょうし、恐い思いをされた事でしょう・・・。
被害がなかったことが何よりです!
あびさまも愛犬と一緒に暮らしておられますが
もしもの時の姫様の事どのようにするか考えておられますか?
私も猫を飼っておりますのでその辺りも考えずにはいられません。
椿さん お忙しい御方なのに いつの間にこんなに沢山、完読されたのやら~!
このテのシュミレーション小説は読んでおいて損はナイので、
今後も高嶋哲夫さんと石黒耀さんの作品は読み続けようと思っています。
3.11の震度5強(被害ナシ)を体験後、関東圏で起きたあらゆるパニックを目の当たりにして
いろいろ考えさせられました。 何事もシュミレーションは大事ですね。
こちら死都日本は、やーっと半分まで読めましたw
コメントありがとうございました^^
阪神大震災の時の事は私もよく覚えています。
私が住んでいる辺りも震度4程の揺れがありました。
当時私はインフルエンザで40℃近い高熱にうなされており
揺れた時も高熱で頭がボーっとしており、地震だと気がついた時には
揺れが収まっていました。
ですので、その時はその深刻さに気がつく事もなく、朝のニュースを見て
本当に驚きました。
良太郎♪さまも大変な思いをされたのですねぇ・・・。
東北ではご友人の方が被災されたとは、本当に心配だったことでしょう。
ご無事で本当に良かったです。
「でも雪が降ってきたよ」
この言葉、心が痛いです・・・。
きっと電気もガスも断たれた状態で寒さや飢え、
続く余震に恐怖や不安を感じていたことでしょう・・・。
私もお布団に入る度、暖かいご飯を食べる度
被災された方々がせめて暖かくして眠れる場所がある事、暖かいご飯を食べれている事
を祈らずにはいられませんでした。
天災は人間の力では防ぐ事はできませんが、備えておけば被害を最小に抑える事は可能です。
この本は、その事を改めて考える機会を与えてくれた本です。
良太郎♪さまも機会があれば是非読んでみて下さい。
阪神大震災は直後周辺地域経験者です。
正月休みから帰る予定日があの17日でした。
ナントカ飛んだ飛行機で伊丹に着くと二階のトイレの水道管が破裂したとかで、二階から一階へ滝の様に水が…。
大混乱の空港を抜けて、
ひび割れた地面に、崩れ落ちるんじゃないか?とドギマギした高架道路を渡り、
ガラスが割れたカーショールームを眺めながら乗り合いタクシーで京橋へ…
其処からナントカ動いてた交通機関を乗り継いで
その頃住んでいたアパートへ戻ったものです。
とはいえ、伊丹や大阪は本当に近いのに現地とはまったく違っていて…余りの落差に呆然としました…。
東北は友人が被災。
当日、友達から、何とか無事小学校に避難できたから心配しないで。でも雪が降ってきたよ。
と貰ったメールが今でも携帯に保護メールとして残してあります。
何にも出来なかった。
もどかしく切ない記憶はまだまだ生々しいです。
何が出来るか。何を備えておくべきか。
本当に考えさせられますね。
是非是非読んでみて下さい。
本当にただの娯楽小説ではなく、災害シュミレーション小説として
実際に災害が起きた時の事をリアルに想像させてくれる小説ですので
非常に勉強になると思います。
火冬さまは東日本大震災の時は地震を体験なさったのですね・・・。
大丈夫でしたか??
私はこんな言い方をしたら失礼になってしまうかもしれませんが、
幸いなことに被害のない地域に住んでおりましたので、
実際に恐怖を感じる体験をする事はありませんでした。
しかし、毎日毎日テレビで報道される地震や津波の爪痕を見ると
しばらく寝れない日々が続きました・・・。
大きな地震、津波が去った後も余震の恐怖に怯えながら不自由な避難所での生活・・・。
家族や親しい方をを亡くしたり安否がわからないという状況の悲しみや不安・・・・。
家や財産、そして仕事を無くされた方も大勢いた事でしょう。
被災された方々は災害の時の恐怖だけでなく、これから先をどのように生きていけばいいのかという
不安とも戦わなければならなかったことでしょう・・・。
被災された方々のお気持ちを考えると本当に言葉もありません・・・。
東日本大震災から2年。
この本を読んで改めて地震の備えがいかに大切であるかという事を考えさせられました。
備えがあれば助かる命、救える命もずっと多くなる事でしょう。
この辺りの事は個々の力では限界があるので政府に頑張って頂きたい!!
個人では備えがしっかりしていれば自分や家族の命を守るだけでなく
被災した後、身を守ることが出来ます。
是非とも火冬さまも読んでみてくださいませ。
東日本大震災の揺れを経験した身としては、決して他人事じゃないです。
気になるので、今度読んでみますね^^*