続きが気になる夢
- カテゴリ:家庭
- 2013/01/27 21:36:39
夢で見た内容ですので、
エンディングはありません。
それでも構わない方のみお読みくださいm(_ _)m
四方を山に囲まれた歴史ある古い美しい村。
今日はそこで年に一度の村祭り。
村中の人々がこぞって華やかに着飾り、楽しく一昼夜を過ごす日。
「今日は晴れて良かったですね。」
「まったくです。祭りに相応しい素晴らしい天気ですよ。」
聖堂には司祭様他、多くの人が集まって祭りの始まりを今か今かと待ちわびていた。
そこへ不意に見慣れない10人前後のトーガを被った団体が現れた。
先頭を切っていた人間がペコリとお辞儀をした。
「私達は遠国から来た者です。ここのお祭りが大層美しく素晴らしいものだと聞き是非観たいと思い伺わせて貰いました。どうか見学をお許し願えないでしょうか。」
急な来訪者ではあったが、村人達は人が良く、疑うことを知らなかったので、遠国から遥々やって来たこの来訪者達をとても歓迎した。
時を同じくして村の広場では、
もう間もなく祭りが始まろうとしているにも関わらず
一人の女性が困り果てていた。
「どうかしたの?何か困っているみたいだけど。」
声を掛けたのはこの村に住んでいる、唯一の魔法使いだった。
「ええ。隣村の伯母さまが来る予定になっているんだけど、約束の時間になっても来ないので困っているんですよ。」
魔法使いは、そんなことは取るに足らないことだと言うようにニッと笑うと手に持っていた箒に跨った。
「だったら、ちょっと隣村まで行って見てきてあげるよ。」
ありがとー、と女性が手を振るのを見下ろすと、そのまま隣村へ魔法使いはひとっ飛びした。
隣村へは陸路を使うと唯一本のトンネルを通らなくてはいけないが、
魔法使いはその上を突き進み、あっという間に隣村の上空へと辿り着いた。
しかし不思議なことに隣村では祭りが行われるというにも関わらず、その村の人々はまったくいつもと変わらない生活をしているように見えた。
魔法使いは訝しがりながらも、その村に降り立とうと下降した。
しかし驚いたことに、降り立つどころか魔法使いはその村に近づけなかった。
どうも何か結界のようなものが張り巡らされているようだった。
すぐそこに見えているのに、どうしようもない状況に魔法使いは困り果ててしまった。
それもこの結界は何だろう?
考えても埒があかない。
何かおかしなことが起きているのは確かだ。
何が起きているのか確かめようと、魔法使いは考え
麓の街まで様子を見に行こうと箒を急がせた。
麓の街は難なく降り立てた。
ただ、何かがおかしかった。
何がおかしいと問われたら答えようが無かったが。
「すみません。山岳の村に寄ってみたのですが、結界が張ってあるようで近づけないんです。何かご存知ないでしょうか?」
街を歩く人をつかまえ尋ねてみた。
しかし返ってきた言葉はひどくおかしな話だった。
「山岳の村?何をおかしなことを君は言っているんだね?あそこはもう随分昔にダム湖の底に沈んだんじゃないか。」
魔法使いは訳が分らなかった。
それでも順応性に富んだ頭の良い魔法使いだったので、辛抱強く多くの街の人に話し掛けて、そしてその話を整理してみた。
要するにここは50年後の麓の街らしい。
そして、今自分が発ったばかりの美しい村も、その隣村も、今は湖の底に沈んでしまっているらしい。
解決してませんよ?
それに物語の最後はハッピーエンドじゃなきゃw
魔法使いは...どうなったんでしょうね。
無事に帰れて幸せに暮らしてると良いんですが...
いや、夢だから、どこかに存在してる訳はないんですが、ね。
魔法使いは無事に村へ戻れるのか、
それとも・・・(>_<)
ドキドキ。
ほのぼのしてるかな?
そうかな、そうかも、どうだろう?
喋る動物さんとかは登場しませんでしたよw
目覚めた朝も考えましたが
未だにどうしたらハッピーエンドに出来るか
いい結末が浮かばないです;
聖堂は欧風でしたが、
祭りの準備シーンには櫓を立てていたので
自分の曖昧な想像そのままでしたw
この先を作ってくれると嬉しいけどね♪
どうなるんでしょう?
あまりにも特徴的な不思議な...ストーリー仕立ての夢だったので
文章にして保管してありました。
未だにあれをどうエンディングに持って行く筈だったのか
途中で目が覚めてしまったことが悔やまれます。