ゴキブンの「気分は鬼キブン」
- カテゴリ:自作小説
- 2013/01/14 18:51:43
鬼の世界にルールは無く何でもありの無法の世界だ。
うごめきひしめく人間達は俺の餌であり人肉がこの肉体を維持し魂はビタミンの補給になる。
人間界での幸せは鬼にとっては不幸であり、俺の満足は人間に不幸を与える。
それが人間と鬼の間に与えられた宿命なのだ。
人間に同情することは許されず、人間の感情なんぞは取るに足らないただの脳細胞の変化に過ぎなく脳味噌の味をただ不味くする。
この仮想の世界に居るアバタの人間達を食らうために俺は鬼の世界からワザワザやってきたのだ。
想像の世界での想像は容易く、次々とアバタの人間達が骨になっていくのが現実の映像として浮んできた。
人間を丸焼きにして手足をもぎ取り、チキンのように骨を残して周りの肉を貪り食う姿はまさに鬼畜の世界だ。
今日、俺の仲間のダルマ鬼がアバタの人間に、おみくじと称してオニくじを引かしていた。
鬼の世界では大大凶が一番で大吉ダルマは最低のダルマ鬼として見下げられる。
「赤い糸。たどってゆけばあの人の指だけが」
血で染まった糸を引き寄せると指がついていた。
人間の指は身がないから美味くないのだ。
少しは味わって食べてほしいw
さっそくのコメントありがとうございます
久しぶりの作文で、練習だと思い何でもアリで書いてます
読まれる方には「なんだこれ、ふざけるな」かもしれませんが
練習なのでお許しを
主人公が幽閉されストローを入れられて
邪神にチューチューされそうになるというものでした
ちょっと似ていたので一筆