大人5人で、ボトル2本は少な過ぎない?
- カテゴリ:人生
- 2012/12/21 22:54:12
先日、母の○十歳の誕生日を祝う為に自由が丘のフランス料理店に行ってきました。
ま、何と言いますか、これはいつも通りで驚きもしない例年の(何といっても誕生日は毎年来ますからね)イベントです。同様に、当然父の誕生会もするわけなのですが、今回母の誕生会は、父と同じ地元のフレンチのお店で行うつもりで、3週間前から予約がしてありました。この店、地元とはいえ、中々悪くない一軒家のお店で、シェフとマダムの二人きりでの経営。私はお気に入りのお店です。すっかりそのつもりで居ましたら、姉から早朝の電話。当日出張が入りそうだから、明日の夜に変えてくれ、とのこと。
………。
はい、出張では仕方ありません。急に決まる事だってあるでしょう。でもね、前倒し、しかも明日! ついでにいうならこのクリスマスシーズン、忘年会真っ只中の、土曜日夜、に予約を変えろというのか…。
くどいようですが、中々ね、この時期まとまった人数のフレンチコースなんて取りづらいです。うーんと高ければいくらでも、なんとでもですが。
ついでにいうなら、両親とも非常に良い御歳です。遠くへは夜なんてとても行けません。さらに母は足が弱いので、駅から遠いお店も選べません。また合流してくる姉夫婦のアクセスも考えて、ついでに私には両親を迎えに行って、最終的に送り届けるオプションが付きます。迷子になったら大事ですからねw
というわけで、朝がけにうっかり姉からの連絡を受けてしまった私は、一日中頭の中で、フレンチ、フレンチ、フレンチww。
自分の都合でダメになったんだから、自分で探してくれ、と悲鳴を上げたいところを堪え、何ったって最初の店の予約変更が効くかとか、キャンセルするかとかは予約した私の役目ですし、第一主役の予定確認を取らなきゃ始まりません。主役は引退組みですから問題ないとして…。
案の定地元店は、年末まで予約でいっぱいとのこと。(密かに私の舌は確かだったと、快哉を上げるわけですがw)ここは敢無く断念。あとはもう、冒頭に戻って、探すは、探すは。
その日の私の口から出ていたのは間違いなく、思いつく限りの店の名前でしたね。
ま、何のかんの言って、店の多い地域ではありますから、1件引っかかってくれました。
「お忙しいところ急にすいません」から始まって、予約予約。
自由が丘駅から徒歩4分?(母に合わせたら15分掛かりました。沢山歩かせてごめんなさい。)
【プティ・マルシェ】
http://tabelog.com/tokyo/A1317/A131703/13003269/
店内は鏡を1面に張り込んで広さを演出していますが、いたってこじんまりの、20~25席程。アイボリーがかった壁は優しい暖色の照明で照らされています。私達が行ったのは、夜でしたが、昼間だったらそれなりに窓からの採光で明るいのではないかと思われます。
お誕生日ですから、乾杯はまずシャンパンで。
白のキリットした飲み口が楽しい一本です。
ここで姉夫婦と父に何故ここにしたかを問われて、私は先の条件を告げ、更に基本条項である「母の希望はフレンチ」と述べたのですが…呆然。
どいつもこいつも知りゃーしなかった!「そうだったの?」ってなんじゃそりゃ。お前達何年この人と付き合ってるってなもんです。
第一例年この人の誕生日はそうしてきたでしょう?
と嘆いても、同意するのは母ばかり。
良いんですよ、主役が満足してるんですから…。ああ、任せなくて良かった…
シャンパンに続いて、前菜と自家製のパン。最近お店自家製は定番ですね^^
前菜は生の海産物をふんだんに取り入れたベリーリーフのサラダ。珍しかったのがカレーを効かせたドレッシング。
続いてメイン一皿目はお魚。イサキのグリル?だったかな。蕪とヒヨコマメ、ブロッコリーをとろみのあるレモンソースで。
ここまでは、魚なので最初のシャンパンと飲み足りない人はビールで。
メイン二皿目。ロースとビーフはグレービーソース。舞茸とマッシュポテト、サラダ菜、インゲンを添えて。
こってりしたビーフにはやっぱり、赤ワインですね。
リストから義兄がフランス産の2002年、どっしりがっつりを選びます。とはいえ、彼の守備範囲は米国産ワインなので、ここはお店の方に頼りました。
広口の大ぶりな赤ワイン用グラスに注いでもらい、まわして香りを立てます。うん、満足?みたい。
メインが終われば、もうデザートですね。
夫々まったく周囲を意識しない飲み物をオーダーして。
私としては、デザートとエスプレッソより、御酒とチーズが欲しかったわ。
さてさて、お店の方にも母のお誕生会である旨をお伝えしてありましたので、母用のデザートプレートを用意してくださいました。シフォンらしきホールケーキにはふんわりと粉砂糖がかかり、細くて長い蝋燭も色とりどりに輝いています。プレートには、Happy Birthday と母の名前。店内の照明が落とされ、店中でHappyBirthdayを合唱し、ふーーーーーっと吹き消して、拍手。
うん、上出来。少々恥ずかしかったがw
その後がちょっと、珍しいサービスだなと思いました。今蝋燭を吹き消したケーキはお持ち帰りしていただけます。とのこと。母用にも皆と同じ、コース通りのデザートプレートもご用意くださっていました。これは、珍しいです。
ベリーシャーベットにバニラアイス。ブランデーの香るババロアとショコラの台にレンズマメを使ったムース二段重ねのケーキ。甘みが抑えられており、大人仕立て。
甘いものが少しばかり得意で無い私には大皿たっぷりのデザートは重く感じられましたが、母は別腹を遺憾なく発揮し、完食。シェフから見れば、間違いなく良い食いっぷりのテーブルです。まあ、これが美味しいものを提供してくださったお店への礼儀ですね。
思えば女性なんだし、花束くらい用意しておけばよかったかしらと反省。お花は、何時だって嬉しいようですから。ま、来年への反省点といたしましょう。
5人で赤ワイン1本と、シャンパン1本。ビール1本。どうも少ない気がするのは、私だけかしら。大ののめる大人が5人で2本? 淋しい。料理が多くて入らなかったのが正直な感想ですが。
かくして、母のお誕生会は満腹のうちに閉会し、帰途へとつきました。
これで、年が越せると、私的には落ち着けたのでありました。
来年は、前日セッティングは嫌だ!!
いかがお過ごしですか?僕は何故か忙しい日々を送っています。
もう少しのんびりしたいんですけどねぇ・・・
誰かさんとゆっくりお話したいし・・・・( ̄ー ̄)
ganshou0108@gmail.com
ここにメールください、返すのは遅いかもしれないけど・・・
またゆっくりお話がしたいです^^
私も基本はサいゼリアを愛してます^^
親の誕生日って私もいつも来年はあるのかって、思います。
桜を見ても、花火を見ても、来年を思うと不安になります。
でもね、仰るとおり、家族でそうした様々な祝い事を祝えるのは
幸いですよね^^
ばたばたするのも、また楽し、です。
ありがとうございます。
でも 父は 具合悪そうで・・・・来年も クリスマスを父と祝えるかって 心配になってしまいました。。。
場所がどこであれ やっぱり 家族で クリスマス祝えるって 幸せなことですね~。
来年も みんなでおいしいものが食べれますように♪ セッティングは 大変でしょぅけど~
家飲みなさらないんですね。
私も自宅では頑張って禁酒していますw
皆強くは無いんですが、親族中飲むという行為から離れられないらしくて…
幸いアルコール依存まではなっていませんが。
苦労はともかく…来年やっぱり私がやるんでしょうねえw
それまで存命していてくれる事を、願うばかりです。
大人が10くらいでもほとんど飲めません(^-^;
それはさておき、主役に喜んで貰えるとセッティングした苦労が報われますね♪
そしてその成功体験が次のセッティング依頼に・・・w
ねー少ないですよね?
こんなじゃ淋しいですよね?
食後の、チーズと御酒ぐらい楽しみたいですよね。
そのときは、たっぷり楽しみましょうね^^
お花はいつでもうれしいですから来年はぜひ用意できるといいですね。
うん、お酒皆様よわいんでしょうか?って思っちゃいました。
ありがとうございます。
大変かどうかはともかく、焦りましたw
まあ、年1回の事ですし、お誕生会くらいは、ですね。
美味しい物は皆で食べるのが楽しいですから^^
そのかわり、家族で楽しいときを過ごせたようで
よかったですね(ღˇ▿ˇ)
素敵な誤解をありがとう^^
父の日、母の日で2回
父の誕生日 母の誕生日で 2回
計4回
残念ながら、伴侶には恵まれておりませんww
くもいさん、ご主人いらっしゃったんですねえ。独身だと勝手に思ってました^^
単なるお店探訪の記事を読んでいただいてありがとうございます。
ウイスキーのボトル2本だったら、皆で帰りに凍死してたかもですw
でも酒豪のイメージはどうも皆さんが持ってくださっているようで、むしろ歓迎です。
残念ながら、そんなに飲めないのですが、
くもい=飲兵衛
の公式が成立っていれば、皆さんが近くにお越しの際に、酒のアテに思い出してくださるかも
知れませんものね。
酒無しで、ご飯でも大歓迎です^^
私は詳しくないのですが、義兄夫婦は、暇ができるとアメリカのナパヴァレーに買い付けに行っていますから
それなりに詳しいらしく、グラスの回し方も堂に入っていて、むしろ照れましたw
シャルルさんの船長さんに比べれば、何の苦労もありませんw
見習いますね
少ないでしょ?
グラッパとか飲みたかったんですがw
イタリア人はきっとフランスのソース塗れの料理なんて、料理じゃないと思っているのでは?
イタリアでは、イタリア料理と中華料理、は見た記憶があります。
フレンチにあえて入ろうと思わなかったから覚えがありませんが。
国民性的に、お国自慢と愛着がきっと強いんでしょうね。
ありがとう^^
でもね、残念ながら、あんまりなかの良い親子では無いんですよ。
なので愛情より、義務感がほとばしっている気がします。
愛情と感じていただけるなら、とても嬉しいけれど。
母の誕生会というより、お店と料理の紹介でしたね。
外部に、料理写真貼る事にします。
確かに実家に近いので、母の日、父の日、両親夫々の誕生日の都合4回は会食をしています。
それはきっとありがたい幸せなことなのよね。うん。
万年筆の贈り物素敵ですね。書けば書くほど自分のものになっていく万年筆、大好きです。
今度のお正月帰省が楽しいものでありますように^^
ありがとうございます。
ここもはずれでは有りませんでしたが、
きっとお店より、みんとさんのお手製料理の方が美味しいですよ!
来年は是非姉に「フレンチ」を頼む事にいたします。
来年、あると良いんですけどね^^
お誕生日って申告すると、今はちょっとおまけが付くところの方が
多いみたいです。
お店の準備もあるから、あらかじめ予約でお伝えしたほうが確実だけど。
両親を幸せ者と言って下さってありがとうです。
お店のご配慮がありがたかったです。完全にいっぱいいっぱいでしたから、
もしかすると無理させてしまったかも。
まあサプライズもトラブルも、思い出のうちですよね^^
親はいつでも子供は子供扱いその通りね。
もっとも、誕生会に限っては、うちは親の誕生祝のみです。
その方が面倒がなくて良いですからね。
親の苦労は、誕生会ごときでは解れないかなあ。
ちゃんと飲むのは、お正月や、友人どもとの時まで、延期しておくわ^^
通常の食事をしようと思っても、この時季はどこの店も忘年会で満席。
落ち着いたおしゃれなお店はまたそれなりに予約でいっぱい。
本当にいいお見せが見つかって、ステキなお誕生会ができてよかったです。
文章もとても素晴らしくて、美味しいお料理や幸せな空間をリアルに想像しながら、
読ませて頂きました。
追記、
ボトル2本はワインとシャンパンのことだったのね。私はウィスキーのボトル想像してました。(^^;)
(私の中で、くもいさんはとんでもない飲兵衛と言うポジションについちゃってる…、スミマセン。)
普段フルボディーのワインが好きなのですが、ワインはグラスによって、
恐ろしいほど味が変わると、つい最近思い知ったいちいです。ひょえ~(ノ≧▽≦)ノ
ん、5人で2本は少ないけれど
くもいちゃん、今回はお目々のことがあるから
少なめで正解だったのかも
フレンチかぁ
日本にいた頃、一回しか行ったことないわ
伊人はフレンチと相性悪いみたい
フランス料理店って、見たことがない気がするわ
同じ空気を感じてしまいました。
意識しようがしまいが、かけがえのない時間であることは確かなことで、毎年毎年のルーティンこそが、
この上ない笑顔のとき。
ずっとずっと続いてほしい照れくさい時間。否、照れくさいなんてもうとっくに通り越して、
同じ場所、同じ時刻に、同じ空気を吸える幸せにたたただ身をゆだたい。
僕も(いや僕はかな)そう思っています。
うちは、実家が信州なので、誕生日を一緒にすごすことはできません。
くもい家が羨ましく思います。
ルーティンは贈り物と電話。盆、正月、GWの温泉めぐり。
ほんとにちなみになんですけど、今年の夏は母のリクエストで万年筆をを贈りました。
くもいちゃんの機転と努力で、美味しいものと出会えましたね^^
ご紹介のお店、東京に戻ったら足を運んでみたいと思いました❤
来年の予約は、お姉さんにお任せしちゃいましょうよ(*థ౪థ)
誕生日って言えばそう言ったサービスがあるんだね(*´艸`)
お酒は正月にいっぱい呑んでねw
くもいさんの両親は幸せ者だねぇ♪
自分の親の誕生日で苦労するなんて?
今までの親の苦労がしみじみ解ったのではないですか?
でも親はいつまでたっても、子供扱い。
幾つになっても心配してるものですよ。
親とお酒飲めて良かったね。
アルコールは確かに少ないように感じますね。
お正月は倒れるくらい飲みましょう