君へ
- カテゴリ:自作小説
- 2012/12/13 22:45:45
どうか
君の記憶の私は
いつも幸せそうに笑っていますように。
君とは仮想の街で出会い
仮想の魚を釣り、仮想のゲームを楽しみ
幾巡かの季節を過ごした。
君は自分自身のことあまり話さないし
私もあえて聞こうとはしない。
それは二人の暗黙のルールみたいなもので
『そんなことを確認せずとも楽しい時を過ごせる。』との
思いの表れみたいなもの。
笑いあって
馬鹿話をして
この時が永遠に続けば良いと願った。
『自分は何の約束も出来ない。
だから想いを告げることは出来ないけど
きみのことは大切に想ってるし、きみの幸せを願ってる。』
最後に会ったとき
君はそう言ったね。
君は最後まで君らしく、私の好きになった人だった。
その言葉だけで十分だよ。
ありがとう
君に出会えてよかった。
今でも君の幸せを願ってる。
残念な
時々詩をブログで披露する方いるけど、今回は読むのに引き込まれましたよ(*^_^*)
ちょっと創作意欲を刺激されたので、
そんなシチュの恋物語を書いてみました。