Nicotto Town


お暇な作者とのほのぼのブログ


垣根「笑っていこうぜ」

スクール誕生SSです。ちなみに名前変更しましたw

一方「オゾンかァ、まぁ、122回も殺されたらそンくらいの攻撃も出来ますよってかァ」

零菜「……、」

美琴(一方から見えない)「(これで空気は奪った……はずよ)」

垣根「(俺の能力は電気系じゃねぇから、手出しはできない)」

一方「おらァ!!」(コンテナを投げる)

零菜「(中から粉がっ!?)」

一方「よォ、粉塵爆発って言葉ぐれェ、その頭にはあるよなァ」

零菜「まさかッ!?(粉塵爆発……以前ミサカネットを覗いたときに戦闘ファイルの乗っていたはず……たしか、可燃性の固体微粒子が空気中に浮遊し、そこに発火源が存在した場合、ある条件下で爆発燃焼し、急激な発熱や空気膨張で、火炎と爆発音を発し大きな被害をもたらす……ここで爆発を!)」タッタッタッ


垣根「(粉塵爆発だと!? 超電磁砲、何かがれきをくれ)」

美琴「(え!?どうする気?)」がれき渡す

垣根「(未元物質を振りかけて……零菜に投げる)」


零菜「(まずい……とミサカは、考えます……ん?これは、がれき?盾になるでしょうか?)」

一方「アヒャ、アハハハハハ」爆発起こす~w

零菜「くっ……」がれきを盾にする。


零菜「……?(助かった?これもフォローでしょうか)」

一方「あァ?(無傷だァ?……ありえねェ……部外者かァ……)」レーダー


垣根「(よし、大丈夫みたいだな……ッ!?)」

美琴「(どうしたのよ!)」

垣根「(アイツ、レーダーをやってやがる……バレる!?)」

一方「(やっぱ、部外者がいたかァ、……2人ってとこかァ、ためしに攻撃っとォ)」


垣根「(ッ!?)」

一方通行の攻撃(がれきのベクトル)が垣根の頬を掠った。

美琴「(え? ッ!?!?)」バタッ

一方通行の攻撃で美琴が倒れる。

垣根「(超電磁砲!?)」

一方「あン?オリジナルかァ」ニタァ

一方「ンでェ?もう一人は出てこねェつもりかァ? ……まァ、
  出てこなくてもこっちから攻撃するけどな  」


垣根「!」

垣根に一方通行の攻撃が降り注ぐ、垣根は能力を使おうとしたがあまりに唐突すぎたのか演算がうまく働かず、能力が使えなかった。

そして、一方通行の攻撃が垣根に当たろうとしたその時……

パァン!

垣根「え? ……」


銃声が響く……、

                                         ・ ・ ・ ・ ・ ・ 
垣根が左右を見回すが、一方通行の攻撃のはずの瓦礫が…… 見当たらなかった。
垣根はさらに見回すとコンテナの影に人が隠れていた……そして、その人間はこちらに向かって少しずつ近づいていた。

やがて、その人間は垣根が手を伸ばせば届くほどの距離までに近づいた。
その人間は、少し大きめのフードをかぶり、灰色のミニスカートをはいていた……ここまでなら普通? なのだが、少女にはどうやっても釣り合わない、小型の拳銃(レディース)を持っていた。 そして、肩には、ゴルフバックを担いでいた。
そして、隠しているのか、前髪によってこちらからは、少女の目がよく見えなかった。

???「……」

状況を見ると、この少女が発砲し、一方通行の攻撃を凌いだのだろう。
垣根が何かを言おうとしたとき、その少女は、銃を一方通行に向けた。

一方「あァ?」

一方通行は、こいつバカじゃねェ? と思ったが、今までにそんな馬鹿どももいたなと思い特に動揺せずに立っていた。

垣根「おい、ちょ!?」

少女は、垣根を無視し、発砲した。

パァン 2回目の発砲音が響いた。
その少し後に……ガハッ と血を吐くような声がした。

当然垣根は、一方通行の反射が働いて先ほど発砲した少女に銃弾が貫いたのだろうと想像してしまった……が、  よく考えてみろ

一方通行が反射したとして、なぜ、銃の壊れる音がしないのだろう。

なぜ、一方通行に反射があるとしり、垣根が忠告しようとしたのに、彼女は撃ったのだろう。



なぜ、少女のすぐ隣に垣根がいるのに、垣根はその血を浴びていないのだろう。


答えは簡単だ。


撃たれたのが、発砲した少女ではなく……まぎれもない 
    ・ ・ ・ ・
    一方通行なのだから

少女は無言のまま、倒れる一方通行を見つめる……

一方「(な、なンで……?俺が……敗北?負けた?撃たれた?)」

バタン
一方通行が倒れた音が、その場に響く

一方通行が倒れたのを確認した少女は、懐から携帯電話を取り出し、誰かに電話を掛けてこう言った。


少女「終了しました。これにより、『絶対能力進化計画』は、中止となりますが、よろしいのですか? アレイスター」

???『一応記憶削除しておけ』

少女「まぁ、しますけど……、ですが、こちらには第二位と第三位、そして第一位がいるので少し困難しますが……いいですね?」

???『いや、記憶を消すのは一方通行と御坂美琴だけだ。 それにより、実験はそのまま続行する。』

少女「…………、はい、了解しました。 ですが実験の続行は困難ですよ? 」

???『じゃあ、垣根帝督には口封じでもしておけ、彼はいずれ、私のプラン通りになる』

少女「了解しました」

そういうと少女は、通話をきる。

少女「……はぁ」

少女はあきれたように、ため息をついた。

垣根「お……い」

少女「あ、無駄に抵抗しない方がいいよ、ちょっとクラクラするかもだから」

その後に少女が何をしたのか……垣根は知らない、なぜかいきなり気を失ってしまった事だけが頭に浮かんでいた。



絶対能力進化計画の事件の次の日

垣根が目覚めると自分の寮のベットにいた。
そして、ベットの隣に手紙が置いてあった。

垣根「手紙……」
そのにはこう書いてあった。

『昨晩は少々手荒な真似をしてしまってすみませんでした。
  この手紙をよんでいるという事は、意識を取り戻しましたか、昨晩の事は思えていますか? 
  この手紙の隣に携帯が置いてありますので、画面の番号へおかけください。 』

垣根「携帯……」
手紙通りに携帯があり画面を開くと電話番号がすでに打ってある

垣根「……」
垣根は手紙通りに、その番号へ電話を掛ける。
するとなんと1コールで出た。

???『おはようございます!』

垣根「……」

???『……テンション低いですね。 まぁ、ちょっと手荒な真似をしてしまったことは反省してますけど……』

垣根「何の用?」

???『するどいですね……昨晩の実験の件ですが……一方通行なみに御坂美琴の記憶を消しました。なので、たぶん二人とも会うときは初対面でしょう。

そうですね……単刀直入に言いますと――――』

その後、簡単に言えば、 暗部に入りましょう!  という事だった。
垣根はいろいろ条件を付きだされたため、仕方なしに入ることとなった。

???『 いい返事です♪ ちなみにあなたの幼馴染も同じ暗部に入っています。あ、今入ったんですけどね』


???『そうですね、一応自己紹介しておきます。私はこの暗部『スクール』の制御係となりました!  垣根 美空 です!ホントは名乗っちゃいけないけどね』

垣根「……垣根?」

美空『まぁまぁ、何か重なっただけだよ』



美空『ではまた、会いましょう。』











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