誰もが一度はやってみたいと思っている、南の島で、ぼーっとするというのを体験したことがあります。

今日は、その話を。

タイ、今は、飛行機が飛べなくなって入れませんが、海外旅行の出発点は、なんと言ってもタイです。
しかし、首都バンコクは、バイクがびゅんびゅん走り回る喧騒の街です。
そんな街から、バスで１２時間かかるところに、コ・サムイ島があります。
夕方の６時にコサムイ行きのバスに乗りました。エアコン付きで、ジュース、スナック、ブランケット付き。しかも夜中に無料の食事休憩（お粥）があります。
エアコンは、がんがん効いていて、「ドント フリーズ ミー」って声が上がってました。
朝の６時に終点のスラタに着き、そこから船でコサムイまで５時間。
島に着いたら、ミニバスに乗り換え。ディスコもあって栄えているビーチもありましたが、近場のマエナムというすこし寂れたところで降り、海岸づいたいにいあるいていきました。バンガロー屋さんに声を掛けられたので、そこを借りることにしました。
一泊１００円程度。
バンガローは、ベッドではなく、ハンモック。ここまで一緒に着たスイス人のピーターと相部屋。
ここには、レストランが一軒あり、バンガローが７、８棟あるだけの静かなところ。

初日
何もせず、夕食はレストランで。みんなで、マジックマッシュルームを食べてみる。とくになにもなし

二日目
天気が悪く、一日何もしないで、ぼーっとしている。ハンモックで寝たり、パズルを解いたり。
暇なので、郵便局へ行き、お店を覗いて、籐で出来たボールを買う。
セパタクローというスポーツに使われるもの。
夜は、またみんなで、レストランへ。
同室のピーターは、マジシャンで、お父さんもマジシャンだったとのこと。
ピーターが小さいときに、お父さんが、目の前で消えるマジックを見せてくれて、そのまま帰ってこなかったとか。
そのピーターが、レストランで、マジックショーを披露。

三日目
今日も天気が悪く、お昼までハンモックで寝ている。
午後から街に出かけた。
夜は、相変わらずレストランへ。
このレストラン。毎晩７時くらいからビデオを一つだけ上映している。
字幕付がうれしい。
ただし、普通のテレビは映らない。

四日目
久々の晴れ。
少し泳いだり、日光浴をしたり、手紙を書いたり。
ここのビーチは、人が少ないので、みんな大胆に身体を焼いている。
おっと、目の保養でした。
夜は、レストランへ。
ドイツのボートゲームで、ミューレというので遊んだ。
他にも、バックギャモンをしたが、ドイツから来ている相手は、毎日バックギャモンをやっているそうで、歯が立たない。
夜は、ガンジャ大会、って、大きな声ではいえない。

五日目
一日中、レストランにいる。
手紙を書いたり、ミューレや、バックギャモンで遊ぶ。
マジシャンのピーターに、ハンドマジック、タバコを手のひらから消したり、５００円玉を手のひらから消したりするのを教えてもらって、練習をする。

六日目
久々に早起きをして、手紙を書き、郵便局に行く。
午後はバックギャモンをしている。
暇になったら、マジックの練習。
夕方から激しい雨。

七日目
久々に天気が良くて、早起きをする。
朝から、レストランで食事。
少し泳いで、日に焼く、といっても、もう焼くところが残っていない。
相変わらず、皆さん大胆に日焼けを楽しんでいた。
今日は、洗濯してお昼寝。
夜は、レストランで映画を見る。
ミューレとバックギャモンで遊ぶ。

八日目
今日もいい天気。
朝からレストランへ。
夕方から雨。
ピーターは、向かいのコパンガン島に出かけた。
夕方、レストランで食事をして、映画を見た後、荷物をたたんで
港に行き、船に乗って、次の目的地、シンガポールに向けて出発。


こんな感じで、のんびりとしてきました。
私ものんびりとしていた頃の話です。