Nicotto Town



Ange 8

8.

「守るべきモノがあったんだ。
 ...さぁ、お帰りだ。18号案内してやれ。」

 あからさまに表情が変わった、3人と1匹が部屋を出るまで
その表情が緩むことはなかった。

 部屋を出るとレトラは煙草に火をつけた。
 そして、案内に歩く少女、18号に声をかけた。
「...悪いこと、聞いたみたいだな。後で、謝っておいてくれ。」

 18号は驚いたように顔をあげ、ふるふると頭を横に振った。
”そんなことは全くない”とでも言いたげに。

「そうか、喋られないんだったな。......ありがとう。」 
 18号はぎこちなく、それでいて満足そうに笑った。
 そして、隣室の扉を”どうぞ”と開いた。

 やはり見た目は、小さな金髪の女の子。
 仕草が可愛らしかった。

アバター
2012/04/02 23:11
はじめまして✿

自作小説ブログ欄からここに来ました✿✻✻

よかったら私の自作小説サークルに入ってくれませんか?現在三人しかいないので大募集中です✿同じようなサークルに入っているのでしたら申し訳ありません✯

気が向いたら「愛の本屋をあなたに」で検索してください✿

貴方様のご参加お待ちしております✿




Copyright © 2025 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.