Nicotto Town


nekomeのつぶやき☆


猫目漱石「夢一夜」・・・・?

    こんな夢を見た。

 
 どうやら、病に臥せってるらしい。
薄い煎餅布団に、横になって天井を仰ぎ見ている。

 ふと、顔を横に向けると、枕元には吸飲みと薬の袋が置いてある。
呼び鈴も置いてあった。
誰かが看病していてくれるのか。

 
 障子越しに、明るい陽がさしている。部屋は明るく、温かい。
そうして、私は、目をつぶった。

 
 
  どくん。  なにやら、心臓が大きく脈を打ったような気がした。

  どくん。  私は、人を呼ぼうとして呼び鈴に手を伸ばした。

  どくん。  伸ばした手を見て驚いた。まるで、ソウセイジのように膨らんでいる。

  どくん。 布団から這い出そうとしたとき、体が大きく膨れ上がった。

  どくん、どくん。  見る見る内に、体は部屋一杯に成ってしまった。


 天井を壊し、柱を倒し、私はぶよぶよとした肉の塊に成り果てた。

大通りに面した私の家は、見る影もなく打ち壊れ、私の下敷きになり壊れてしまった。


 さて、どうしたものかと思案していると、周りに人が集まってきた。
口々に何かを言っているようだが、羽虫が飛ぶような音で聞き取れない。

 そのうち、私の体を退けようとするのか、押し始めた。
私はくすぐったくて、思わず身震いをした。すると、あろう事かゴロゴロと体が転がり始めた。

  どくん。体が波打った。   

  どくん。 さらに大きくなっった。

 集まった人々は逃げ惑い、散り散りになってどこかへ隠れてしまった。
 
 私は転がるたび、大きくなっていった。

  どくん、どくん。 大きくなった私は山を越え、隣の町を過ぎ、ただただ転がり続けた。


 ふと気づくと、あたりは暗くなっていた。

中空に、小さな月が見えた。 

  
 
 そうして横を見ると、私と同じ大きさの地球があった。

 
   あっと、思ったところで目が覚めた。



  子供の頃から、決まって熱を出すとこんな夢をみた。

 ボヨンボヨンと、はねて転がり続ける夢。

 熱のせいで久しぶりに夕べ見てしまった。

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2009/06/19 23:55
コメントありがとう^^  ふっか~~~~~~つ!

   寝込んでる間も、PCの中からみなさんのコメが聞こえる・・・・(マジ?あぶない?ってか!)

   座薬を?入れたり、たんと食べたり、よく寝たんで、元気になりました。

     どうも、ありがとう・・・・・・・・(まだ、おかしいんだろうか?)
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2009/06/19 20:31
風邪をひいたときは良く食べ良く寝ることだ@^-^@
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2009/06/19 03:43
あーゆめーひとよー
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2009/06/14 02:24
インフルエンザで熱にうなされてるとか・・・・じゃあないよね?

夢十夜は少々怖い小説だったけど、nekomeさんの「夢一夜」はどんな展開?!
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2009/06/13 19:53
nekome様

大丈夫ですか?
無理しないで下さいね。

心配です(;ー;)

下の兄さんちょっとセクハラですね^^;大丈夫ですか?

うふふ
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2009/06/13 16:55
ねぇねぇ~nekomeさま~熱どーよ~どーなの???
セクシーが座薬をぐりぐりしにいきますので~
はやく熱さまそーぜ!!!
無理しちゃいかんww

チーン♪
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2009/06/13 10:30
凄いスケールの夢ですね・・・。
地球と同じ大きさに・・・@@;

どくん、・・・・・あっ!今わたしの髪の毛に1本白髪が増えました
〓■●_バタッ   〓■_⌒Y⌒Y⌒ヾ((● 



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