Ange 1
- カテゴリ:自作小説
- 2012/03/26 22:36:32
鬱蒼と生い茂る木々の中、その屋敷はあった。
幽霊屋敷と呼ばれ、中に入った者は生きては帰れぬと噂がささやかれた。
真実をみつけた、仲間達の話し。
1.
好奇心、暇つぶし、ちょっとした気まぐれ。
誰もが近寄らない屋敷に立ち寄ってみた。
「なぁー。何もないって、ぜってぇー。」
「寄道。面倒、起。怒、ボス。」
ラダは、”面倒を起すとボスに怒られる”と乗り気ではなかった。
が、ニィナはせっかくの良い暇つぶしを、逃すつもりはなかった。
「どうせ、つまんねー噂に尾ひれがついてるだけさ。
幽霊なんて、どこにもいなかったって土産話にするだけさ。」
アジトに帰ってから武勇伝として喋りたい...様子だった。
ラダ達は諦めて放っておくことにした。
と、いう訳で屋敷の中にはニィナだけが入って行った。
外でラダとギンガムは見守っていた。
「物好。」
「ワウ。」
これから恐くなるのかしら><
童話みたいに可愛らしいモンスター出ないかなってつい期待しちゃいます^^