温泉の湯けむり-色鉛筆series-
- カテゴリ:自作小説
- 2012/02/02 22:33:35
玄関の古時計はまだ6時を廻ったばかりで
外は白々と夜が明け始めてる。
息は白く
手はかじかみ
それでも横で君は嬉しそうに
僕の脇を少し遅れて歩く。
坂道からさえ見える、あちこちの湯けむりは
静まり返った朝を少しだけにぎやかに演出している。
坂道を登り切った先に
目的地の六番外湯が見えてきた。
玄関の古時計はまだ6時を廻ったばかりで
外は白々と夜が明け始めてる。
息は白く
手はかじかみ
それでも横で君は嬉しそうに
僕の脇を少し遅れて歩く。
坂道からさえ見える、あちこちの湯けむりは
静まり返った朝を少しだけにぎやかに演出している。
坂道を登り切った先に
目的地の六番外湯が見えてきた。
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