ロッカー観察日記9
- カテゴリ:日記
- 2011/12/31 18:31:37
...。
「おっさん去っていきましたけど。」
「そーだねー。」
「そーだねー、じゃねえよ!!」
のんびり答える駅員に突っ込む。
「だいたいさっきのなんだった訳!!十文字以内で説明しなさい!!」
俺がそういうと駅員は少し考え、それから答えた。
「悪の組織。」
四文字で十分だった。
...本当か?
「嘘。」
「いっぺん死ねや!!」
へらへらと笑う駅員のすねをける。
しかし駅員にはまったく効かなかったらしくまだ笑っている。
「こいつ無敵かよ...。」
呆れながら呟くと駅員が唐突に笑うのをやめ一つ咳払いをした。
「まあ、なんでもいいからそのロッカー早くあけてよ。」
なぜに、お前が命令する。
「ほら早く。俺が開けても意味ないんだから。」
そういうと駅員は俺に鍵をグイグイと押し付けてきた。
俺もこれ以上面倒なことをしていても無駄だと思いおとなしく従う。
ガチャ。
ロッカーをあける。
そこはこの前とあまり変わらない森だった。
「で、なにがしたいんだ?」
駅員に問うと、そいつは無言のままロッカーをパタリと閉めた。
「もう一回開けて?」
と駅員に言われる。
めんどくせーな、と思いながらしぶしぶ駅員に従う。
ガチャ。
今度も木の配置こそ変わるが森のままだ。
だが、遠くのほうに何か黒い煙のようなものが見える。
もっとよく見てみようと目を凝らしていると、脇から駅員の手が伸びてきてロッカーをまた閉められた。
「なにすんだy「また開けて?」
俺の意見は無視かこのやろう。
文句を言いつつ開けると今度は違う光景が広がっていた。
森だったところは開けた草原になっており、遠くの方に神社のような建物がある。
その建物の周りには人影が5つぐらいあって何か丸いものを蹴って遊んでいる。
「ここどこだ?」
不思議に思い駅員に尋ねると駅員はまた扉を閉めながら
「平安時代。」
と、呟いた。
あとがきー
久しぶりに書きましたー。いえい。
べ、別に忘れてたわけじゃないんだからねっ/////
分ってる人もいるかと思いますが時代がだんだん現在に近づいてきてます。
そのうちアインシュタインさんをだします。(爆)
実はこの物語でアインシュタインさんが駅員さんに次ぐ重要人物だったりするわけですよwww
やっとでたあああ!!
はやく次でないかなーーーーーーー