あの時、なんとなく分かってた
- カテゴリ:日記
- 2011/09/24 23:02:36
さかのぼる事、平成18年の9月24日。
当時、父はALSという難病のため、入院生活を余儀なくされていました。
発症は平成16年ごろ・・・
ALSという病気は、国からも「難病」として指定されていて、今現在も治療法が不明のままであります。
かかる確率は、10万人に1人らしい。
その中の一人に父はなってしまった。
さて、その平成18年9月24日、私は夜勤でした。
出勤前に、父が入院している病院に行って・・・感じました。
「もう、長くないな」
この仕事をしていると、患者の様態を見ただけで、そう感じてしまう事が出来るのです。
当時は、脳出血も併発していて、意識はもう無い状態。おそらく、明日までもつかどうか・・・
不思議と聞こえました「仕事に行け」と。
父は元自衛官ということもあり、責任感の強い人でした。
最後の「心の言葉」を聴きながら、出勤しました・・・
・・・明日は、父の命日です。
後悔してしまうもの・・・
私も両親とも「その瞬間」には傍にいてあげられなかった…
でも後悔はしていません!とみんなには言っているものの・・・ウソです。
やはり「ありがとう、おつかれさま」といって送ってあげたかったなぁ…T_T
人には,寿命があるのは,頭では,わかっているのですが,その場に居合わせると,この世の無常を感じます。
合掌