７月４日

２２時４３分発の夜行列車に乗った
そう今日からヴァカンス
イタリアはブーツみたいな形をしてるんだけど
そこでいう踵あたりに行く予定

私の住む場所は北イタリアなんだけど
南イタリアまでは約１０時間ほど電車で揺られて
次の日の朝９時５３分到着予定

日本ならありえないことだけど
この国は電車の時間が死ぬほど不正確で
あってないようなものだ
３０分の遅れなどは遅れたことにならない
まーゆっくり行こう・・・

珍しく予定通り(それでも１０分ほど遅れて)到着した
列車に乗っていざ出発！

ところで夜行列車は勿論寝れるようになってるわけだけど
大体が４人部屋でドアを開けると左右に２人ずつ
上下に寝れるようになっていて梯子が真ん中についてる
とってもシンプルな寝台列車なんだけど
私の寝場所は左下だった

ドアを開けた途端・・・というか
もともと枕が変わると寝れない人間の私は
確実にこの時
ぜーーーーーーーーーーーーーーーーーったい寝れない
という事を確信した
なぜかというと


くっさーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい！！！

親と３人の子供ずれの一人１５・６歳の子が一人一緒に寝れないわけで
私と同じ部屋になったんだけど
その子の足が・・・・・臭いんだ！！！
夏なのにナイキのごっついスニーカーなんか履いてるからだよ！

部屋は私とそのコだけでどうしたものか考えに考えた
１、我慢して一緒に寝る
２、臭いんだよ！って言って如何にかしてもらう
３、基本は全席指定だけど事情を言って他に移動する
さー君ならどうする？

小心者の私はどれも選ばずとりあえず眠くなるまで廊下や喫茶室など
時間を潰せるところを歩き回って夜も遅いしとうとう何処にも居れなくなった時
３、を選ぶ決意をして駅員に
すみません・・・臭いんで寝れませんとは言えないので
女性なので女性の席開いてる所ないですか？などと曖昧な理由をくっつけて
たまたま開いていた別の部屋に移動できることに成功した
(この時期はまだ満席ではないのと駅員さんがたまたまいい人だった)
やれやれ・・・
これからこの旅はどうなることやらｗ

気がついたら私は少しだけ眠っていたらしい